年子3人に見る女のしたたかさ。捕獲したつもりが生き生き単身赴任の夫が悔しい

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
これ・・策士、策に溺れる(*)んですよね。あなたは。なぜか?って言うと・・

(*)策士策に溺れる: さくしさくにおぼれる
巧みな人ほど策をめぐらせ過ぎて却って失敗するという戒め。

相談者:
はい

大原敬子:
悔しさが、こみ上げるっていう事は・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分に悔しさがあったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これは。

相談者:
はい

大原敬子:
どういう悔しさか?っていうと、あなたの方が一方的に彼を好きだったんではないか?と思ってるんですね、わたし。

相談者:
・・ああ、はい

大原敬子:
で、彼を捕まえるために・・お子さん、この年子産んだんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、先にですね?

相談者:
はい

大原敬子:
ある、第三者の人たちの・・に、見せえ、つける・・

相談者:
はい

大原敬子:
わたし達は、彼とはこんなに仲がいいのよっていう事が、この1年おきの出産です。

相談者:
・・

大原敬子:
ほとんどの方が・・

相談者:
はい

大原敬子:
もう、年を空かずに産んだ時は、

相談者:
はい

大原敬子:
女性はですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
得てして夫を捕まえる時が多いんですね。
これは一般的には合ってるかどうか知りませんよ?

相談者:
はい

大原敬子:
ただ、今の話で、悔しさがこみ上げるっていう事を、

相談者:
はい

大原敬子:
・・よーく分けて行くと、

相談者:
はい

大原敬子:
あの時に、ああしなければ・・こうはなってなかった・・
この時に、こう、やっておけば・・っていう、過去の自分に対する・・行動ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それが良かれと思ってやった行動が、

相談者:
はい

大原敬子:
すべて上手く行かなくなった時に、

相談者:
はい

大原敬子:
自分に怒りを持って来るんですね、怒りを。

相談者:
はい

大原敬子:
ところが・・次に始末が悪いのは・・その時に・・関係っていう立場でありますから・・

相談者:
はい

大原敬子:
相手がそれに同意してくれたなら、あなたは、悔しさがこみ上げるんではなくって・・相手が、同じ土俵に乗ってくれますから・・

相談者:
はい

大原敬子:
喧嘩出来るんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
喧嘩を出来れば、自分の感情を吐き出せれるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
相手が土俵に上がって来ないんですよね。

相談者:
はい

大原敬子:
その時どうするか?っていうと・・責める事出来ないですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
もっと言うと・・絡んでも・・夫が・・その絡みに、掛かってくれないっていうのが今の状況だと思ってるんですね、わたしは。

相談者:
あ・・は、ホントにその通りです。

大原敬子:
これは女同士として聞いて下さいね?

相談者:
はい

大原敬子:
「またあなたの子どもを産んだわ」って、きっと彼は喜ぶだろう・・と思って産んでるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
本当は・・あなたの心の中に、世間に対して、或いは、ある女性かもしれませんけれども、その当時から。

相談者:
はい

大原敬子:
誰かをターゲットにして、「わたし達はこんなに仲がいいのよ」の、一番・・形になるのは、お子さんが次から次へと産む、生まれる事なんですね?

相談者:
うーん

大原敬子:
彼が望んだなんて絶対あり得ないですから。

相談者:
・・

大原敬子:
あなたが・・これが良かれと思って産んだんです。

相談者:
あ・・

大原敬子:
もっと言うとね?

相談者:
はい

大原敬子:
もっと言うと、自分の安全地帯を、このお子さんの数で勝負したんですね、きっと。

相談者:
うん

大原敬子:
彼は一人でも良かったんです、実は。

相談者:
・・

大原敬子:
あなたが一人では出来ない何かがあるんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
ていう事はわたしは・・もしかしたら結婚する前から・・

相談者:
はい

大原敬子:
彼は結構優柔不断だったんじゃないかな?と。
もしかしたらあなたの中に、彼の心の中に、わたし以外の誰かがいると、あなたが思ったかもしれないって事ですね。

相談者:
ふうーん

大原敬子:
「悔しさがこみ上げる」これが一番の答えなんです。二番目の答えが、

相談者:
はい

大原敬子:
お子さんが、

相談者:
はい

大原敬子:
ホントに・・1年、1年、1年で産んでるって事。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの意志です、これは。

相談者:
・・

大原敬子:
で、産んだ時に、

相談者:
はい

大原敬子:
これが全部成功に回ってれば、悔しさはこみ上げて来ないんですよ。

相談者:
・・うん

大原敬子:
全部自分が、こう、子どもを産んだ時に、夫はこうしてくれるだろう。

相談者:
はい

大原敬子:
次の子を産んだ時に、夫はこういう言葉を掛けてくれるだろう。

相談者:
はい

大原敬子:
何々、夫はこうしてくれるだろうっていう事が、全部外れちゃったんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
その時に・・自分だ、っていう原点を持てば・・今、夫との関係もあまり良くないんですよ。

相談者:
・・

大原敬子:
夫は夫で、何だか分からないの、あなたが、求めてるものが。

相談者:
うん

大原敬子:
つまり今日の相談の土台はね?

相談者:
はい

大原敬子:
母親とか・・

相談者:
はい

大原敬子:
妻ではなくって。

相談者:
はい

大原敬子:
女として、あなたは、この悔しさの感情を出してるんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
んで夫は勝手にね?・・単身赴任、してしまった。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・わたしはまだ子ども3人抱えてますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
どんなご事情か分かりませんけども、自分にとっては・・束縛と拘束になってしまって、自分で?

相談者:
はい

大原敬子:
自分がどうにもならない状況に、追い込んでしまったっていう事が・・今あなたがキーって急、急に、キーってなってしまうところなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
違う!、違う!、こんなはずではなかった。
これだけ3人産んで、「子どもは」「君ありがとう。僕の子どもを産んでくれたね」って・・

相談者:
うん

大原敬子:
「僕も何か手伝うよ」とか・・

相談者:
うん

大原敬子:
いう事をあなたは求めていたんです。違いますか?これ。

相談者:
(息を吸う)

大原敬子:
夫は甘えたいタイプですから、この人は。

相談者:
・・

大原敬子:
自分の事はハーレムのように、

相談者:
うん

大原敬子:
何でもやって欲しいんです、夫は。

相談者:
・・うん

大原敬子:
でも、僕に、君が作った世界を・・

相談者:
はい

大原敬子:
こうしてやって欲しいって妥協策は、この方には無いんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
僕を構ってくれる、女性はいいけれども。

相談者:
うん

大原敬子:
僕にこうしてくれっていうのは嫌なんです。

相談者:
ああ

大原敬子:
でもあなたは、こうして欲しいんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
だって、「あなたと」・・「の間の、3人の子どもを、産んだわたしを」・・

相談者:
うん

大原敬子:
「あなたはどう思ってますか?」って事を、あなたは常に・・

相談者:
うん

大原敬子:
彼に・・見せつけた・・って言ったらキツいかしらね?・・彼に・・

相談者:
(ため息のように)んー

大原敬子:
考えさせる、っていうのかしらね?
とにかく、言葉では出さない、あなたは。

相談者:
はい

大原敬子:
この形を見て、あなたは考えて下さいって事を・・

相談者:
あー、そうです。

大原敬子:
やってるんじゃないかと思うの。

相談者:
そうですね・・

大原敬子:
で、彼が、単身で行ってますね?

相談者:
はい

大原敬子:
あんなに幸せそうだ、って思うかもしれませんけども、

相談者:
はい

大原敬子:
・・彼にとっては・・

相談者:
はい

大原敬子:
もともと彼の核がないんです。

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
だ、彼は、

相談者:
はい

大原敬子:
好きな物は絶対ないはずですよ。

相談者:
・・うん

大原敬子:
味覚音痴です。

相談者:
・・あー、は(苦笑)

大原敬子:
で、熱い、味噌汁とか・・

相談者:
はい

大原敬子:
温かいお茶は分からない。飲めればいいんです。
何でも食べます、彼は。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたにとっては、こういう男性だろう、と思って、あなたは怒りが、持って来ますけども、

相談者:
うん

大原敬子:
何にもない。

相談者:
(苦笑)

大原敬子:
(苦笑)ホントに。

相談者:
(笑)

大原敬子:
もっと言うと・

相談者:
はい

大原敬子:
もう・・ハーレムって知ってるでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
も、こちらは「手を揉みましょうか?」って、「足もしましょうか」って、色おんな美女が来て・・

相談者:
はい

大原敬子:
僕のあっちこっちも・・マッサージしてくれますね?

相談者:
はい

大原敬子:
僕は何をしても・・許される。

相談者:
うん

大原敬子:
それを彼が一番求めてるんです、今。
もう、結婚当初から。
・・そう思ったら、彼は変わってないでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
・・今も、よーく考えて下さい、あなたが勝手に作り上げた、夫像ですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
全部取り払ってしまうと、

相談者:
はい

大原敬子:
あれ?・・独身時代と全く同じです。

相談者:
はい

大原敬子:
違いませんか?

相談者:
ホントにその通りです。

大原敬子:
そしたらね?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは彼好きなんでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
あ、わたしの、彼の子を産んだ、わたしが良かったって、わたしが肯定する事ですよ。

相談者:
・・

大原敬子:
この彼が・・わたしは・・いいんだと、現実を受け入れた時に、

相談者:
はい

大原敬子:
彼が単身赴任から帰って来ますね?単身赴任して。

相談者:
はい

大原敬子:
ハーレムですよね?あなたの家(うち)も。

相談者:
・・

大原敬子:
あなたがそういう気持ちになっていれば。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
そしたらにこやかです、単純ですから。

相談者:
は(苦笑)・・はい

大原敬子:
ただ、あなたが勝手にね?

相談者:
はい

大原敬子:
自分の理想の男性を・・描いていたから・・

相談者:
はい

大原敬子:
こういう自分を苦しめたんです。

相談者:
はあ・・なんかすごく・・

大原敬子:
ね?(苦笑)

相談者:
(苦笑)

大原敬子:
分かりやすい、キツいですけどね。

相談者:
わか・・わん・・(ため息)

大原敬子:
え?

相談者:
なんかもう、ホントに図星の事を言われ・・た・・

大原敬子:
そうですか。

相談者:
はい

大原敬子:
彼は・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたを「お母様あ!」なんですよ、あなたが。

相談者:
・・

大原敬子:
男性がホントに惹かれるのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
母なるものですよ?

相談者:
・・

大原敬子:
何をしても許される・・

相談者:
あー・・

大原敬子:
人なんです。

相談者:
そういう事だね(苦笑)。

大原敬子:
そしたら、彼は・・

相談者:
はい

大原敬子:
何かあった時に・・あそこの、彼女に帰れば・・

相談者:
はい

大原敬子:
全部心が癒されて・・元気になれるでしょ?

相談者:
あー

大原敬子:
だから男性が「君はお母さんみたいだ」って、もし言ったとしたら・・

相談者:
はい

大原敬子:
「はい、いただき」、成功。

相談者:
あ・・じゃ・・

大原敬子:
それを、

相談者:
はい

大原敬子:
女で来てしまったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
もう男性は鬱陶しい。

相談者:
は、たぶん今、その状態ですね。

大原敬子:
じゃ今日から・・

相談者:
はい

大原敬子:
女性っていう物を捨てて。

相談者:
はい

大原敬子:
この彼を、面倒看てあげようと。好きならばですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
そう考えたら、なんでもないでしょ?

相談者:
はい。はあ(ため息)なんか気持ちがすごく(苦笑)楽になりました。

大原敬子:
ありがとう・・

相談者:
はい

大原敬子:
キツいけれども・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが好きになった彼ですから。

相談者:
はい

大原敬子:
彼は必ず、最後に両手合わせて、

相談者:
はい

大原敬子:
「お母様ありがとう」って言いますよ。

相談者:
アッハ(苦笑)

大原敬子:
間違いなく。じゃドリアン先生に聞いてみますね。伺ってみますね。

相談者:
あ・・はい、はい

大原敬子:
先生。

(再びパーソナリティ)


「年子3人に見る女のしたたかさ。捕獲したつもりが生き生き単身赴任の夫が悔しい」への8件のフィードバック

  1. この夫もアスペ風味だよね
    家庭をつくる意識ゼロ、父であり夫である自覚ゼロ
    奥さんフルタイムでお金稼いで、ボクに負担をかけないで子供3人うんで育ててくれて
    ボク得したな~これからもその調子でよろしくね~

    惚れてなくても腹たつわクソ夫w
    大病して家族の支えが必要になった瞬間捨てられればいいわw
    これまで半分家族を捨ててたようなもんなんだから
    それで頼ろうとかムシよすぎw

  2. 大原先生、お見事です。

    それにしても、この間の教員といい、ここで、号泣する女性って、たいそうお疲れなんじゃないでしょうか。 
    だって、二人とも、悩み自体はたいした悩みじゃないですよね。そんなに泣くほどでもないような気がします。
    世の中のフルタイムの主婦は、毎日の仕事、育児、家事で、心底疲れ果てているのでは?
    世の中の夫よ、もっと手伝ってあげて。
    というか、だいたい、日本の会社って、働かせすぎですよね。

  3. 大原先生、してやったりの巻。
    母親のような大きな心持ちで旦那を見られるなら、そりゃ問題はない。
    ただ、相談者の最後の「ありがとうございました」の、憑き物が落ちたかのような爽やかな言い方を聞くと、相談した甲斐はあったよね。
    相談者の心の平安が全てとするなら、とりあえずは良かった。

    「〜に、ぼわれる」は「〜に、追われる」の意ですかね。関西訛りはないようだし、東海地方かな?

  4. 東海地方在住の者です。
    ぼわれる
    東海地方で間違いないですね。
    頻繁に使っております。

  5. 北海道も「昨日犬にぼわれたさ~」とか使います。
    北海道はあちこちの混ざってるから東海由来なのかな~?
    訛りと言ったら・・・北関東訛りの72才♂の相談内容が強烈に思い出される。。。

  6. 小学校の授業参観日に、未就学児を連れて、その子の兄弟のクラスをまわるお母さんてよく見かけたけど、見る目変わっちゃったなぁ。
    コミュ力も生活力もあるけど、どっか怖いのよね、同性として。

  7. 人はどこまで無い物ねだりする生き物だろう・・
    夫が単身赴任で、相談者自分もきちんと仕事してる。(経済的にも将来は安泰。)
    子供も大きくなってそれなりに自分の時間も持てるはず。

    夫が機嫌良く単身赴任しているなんて、良いじゃな~い!
    うらやましいねぇ。

    大原先生、「夫は勝手に単身赴任しましたね」・・って、勝手に単身赴任・・。仕事ですよ!

    別に母親役なんてすること無いと思うけど。
    そうか、息子が元気に単身赴任しているのを見て喜ぶのが母親だとすれば、楽しそうな夫を「身体に気イつけてエ」と母親的に励ますのは有りかな。

    結婚生活20年間で 心の通じ合う夫婦に育てることはできなかったんだね。信頼関係は勝手に育ってくれないもんね。自戒を込めて、経験により。

  8. 男が女を追いかけてる姿って、所詮、映画やドラマの世界でしか見れないんですかね?
    現実社会では、女が男を追いかけて、結婚してもらって、女の努力で結婚生活を維持するって感じなんですか?
    相談者がなぜそこまで夫の事を好きなのか理解に苦しみます。話だけ聞いてると、全然愛されてないし、子供にも無関心な父親みたいですよね。こういう女性に限って、外では、大人しそうなママ友や夫婦仲が上手く行ってるママ友にキツく当たったりして、憂さ晴らししてそう。

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