小1本人は嫌がる普通教室から支援学級への異動。悩むお母さんに19の質問

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
あの、今、加藤先生がおっしゃったように、

相談者:
はい

大原敬子:
わたしは一つだけ・・

相談者:
はい

大原敬子:
え!?・・この子、素敵じゃない?いい子じゃない?と思ったのは、

相談者:
はい

大原敬子:
「僕は」・・「あのクラスに行きたくない」って言えてるって事ですよね。

相談者:
・・あー、そうですね。

大原敬子:
自分で・・意思は持ってますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
でね?、一番大事な事は、

相談者:
はい

大原敬子:
よく、子育ては、「神は」、「細部に宿る」っていうんですね。

相談者:
・・うん

大原敬子:
親が、細かいところ、こんなところというところに、

相談者:
はい

大原敬子:
心を配っていると・・そこに神が宿って行くっていうのがあるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
それで、今聞きましたけど・・まず、学習障害なんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
3つあるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
その1つに、文字が上手く書けないって事が、あるんですね。
もしかしたら、文字を・・

相談者:
はい

大原敬子:
形に捉える事が苦手なのかもしれないんです。

相談者:
・・あ、そうですね。あの、おっしゃってました、心理の、先生もそういう風におっしゃってました。

大原敬子:
てことは、

相談者:
はい

大原敬子:
その方は、確かに、学習障害ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
ただし・・大事なことは、流れを見してあげると・・

相談者:
はい

大原敬子:
子どもは形にハマって行くんです。

相談者:
うーんーん

大原敬子:
その時に、ご両親は・・

相談者:
はい

大原敬子:
鉛筆を、2B 、3B、HB、ちゃんとそれを揃えていたかどうか?

相談者:
うーん

大原敬子:
柔らかい鉛筆であればあるほど・・綺麗に走るんですね。

相談者:
うーん

大原敬子:
そういう事、神は細部に宿るって、そういう事なんですね。

相談者:
はあ

大原敬子:
だから、文字が書けない、書けないって言葉で教える事ではなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
その、鉛筆を変えてみたらいかがでしょうか?
それから言葉も・・「こう書くのよ」じゃないんですね。

相談者:
うん

大原敬子:
「”あ”、っていう字はね?」って、「こうして曲がってね」って、「ほら、左側に”あ”っていう字は重たいでしょ?」・・

相談者:
うん

大原敬子:
「だから大きく膨らむところは」・・「右側に行くのよ」って事でバランスを教えると・・

相談者:
うん

大原敬子:
子どもは瞬間に絵で分かるんです。

相談者:
あー

大原敬子:
だから、ほんとに、瞬時、それが出来る子もいれば・・

相談者:
うん

大原敬子:
こういう学習障害で・・要するに文字が書けないお子さんっていうのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
形に出来ないところを、形に、教える事によって、違って来るんですね。

相談者:
うんうん・・はい

大原敬子:
それが一点です。次はですね?

相談者:
はい

大原敬子:
あの子、変な子っていうのはね?・・日常生活が出来てないんです。
今、わたくし申し上げますけども・・

相談者:
はい

大原敬子:
答えていただけますか?

相談者:
はい

大原敬子:
まず、自分で顔洗いますか?

相談者:
あ、洗います。

大原敬子:
箸をきちんと持って、ボロボロこぼしませんか?

相談者:
・・多少、少しはこぼしますが・・箸は・・

大原敬子:
じゃ、ダメです。

相談者:
あ、ダメですか。

大原敬子:
こぼすって事はそうなんです。あとで教えますね。

相談者:
うん、はい

大原敬子:
フォークとナイフ使えますか?

相談者:
は(わ)使えます。

大原敬子:
・・ハサミは使えますか?

相談者:
ハサミは、えーとお、上手く切れません。

大原敬子:
それから、え、ティッシュで・・

相談者:
はい

大原敬子:
ティッシュをつかま、つまめますか?、つな、つまむ。

相談者:
あ、つまめ、つまめます。

大原敬子:
鼻をかむ事出来ますか?

相談者:
あ、出来ます。

大原敬子:
鉛筆は上手に持てますか?

相談者:
・・鉛筆持てます。

大原敬子:
で、左巻き、右巻きってぐるぐる書けますか?

相談者:
巻く事は出来るんですけど、

大原敬子:
うん

相談者:
ちょっと形は歪(いびつ)ですね。

大原敬子:
うん、と思います。
折り紙・・ありますね?

相談者:
はい

大原敬子:
折る事出来ますか?

相談者:
折り紙は、折れないです。

大原敬子:
はい
卵・・あるでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
それ、割る事出来ますか?

相談者:
あ、卵は割れます。

大原敬子:
出来ます?

相談者:
はい

大原敬子:
自分の頭洗えますか?

相談者:
あ、洗えます。

大原敬子:
・・今度はスキップ、運動です。スキップ出来ますか?

相談者:
スキップ出来ます。

大原敬子:
カスタネットでいいですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
リズム感が取れますか?

相談者:
あ、それは出来ます。

大原敬子:
出来ます?

相談者:
はい

大原敬子:
それから、輪ゴムで・・

相談者:
はい

大原敬子:
一つの、束ねを・・

相談者:
はい

大原敬子:
くくる事出来ますか?

相談者:
あ、出来ません。

大原敬子:
・・それから、えー、自分で・・

相談者:
はい

大原敬子:
服を着れますか?

相談者:
・・洋服う、は、着れるんですけど・・あのお、ボタンだったり、

大原敬子:
そうですよね?

相談者:
ファスナーっていうのが、出来にくいです。

大原敬子:
はい。それからね?、暑い寒い時に、

相談者:
はい

大原敬子:
自分で・・あ、脱ぎ替え出来ますか?

相談者:
・・最近やっと、ちょっと出来るようになったんですが・・

大原敬子:
うん

相談者:
小さい時は、やらなかったです。

大原敬子:
今、これだけ見ても・・

相談者:
はい

大原敬子:
指先がすごく弱いですよね?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
弱くないですか?

相談者:
弱いです。

大原敬子:
指先、脳に行っちゃうんですよ。脳に行くんです。

相談者:
はあー、はい

大原敬子:
そしてね?じゃ、テーブルで・・

相談者:
はい

大原敬子:
雑巾絞る時に、

相談者:
はい

大原敬子:
きちっと絞れますか?

相談者:
絞れません。

大原敬子:
それは全部お母さまが、

相談者:
はい

大原敬子:
ほんとはなさる事だったの。

相談者:
ああー

大原敬子:
今なら間に合う。

相談者:
あ、分かりました・・はい

大原敬子:
例えば・・よくみなさんね。
「え?箸は持てますよ」って。持つ事出来ます。

相談者:
はい

大原敬子:
ちゃんと持って、たぶん口からボロボロ出るはずなんです。
落ちちゃうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
それが小学校に行くと・・

相談者:
うん

大原敬子:
みんなが「嫌だあ、あの子」ってなってしまうんです。

相談者:
ああ

大原敬子:
つまりね?

相談者:
はい

大原敬子:
文字が、上手に書けない、形が取れないお子さんに・・

相談者:
はい

大原敬子:
生活、今パターンありましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
それが、みんなとついて行けない時に・・みんなはそこで、差別しちゃうんですよ。

相談者:
あーあ

大原敬子:
これは、お家で出来る事なんですね。

相談者:
分かりました。

大原敬子:
それも、怒る・・怒る事じゃなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
あ、もう、「お箸上手に持てたね」って、「素敵よ」とかって言ってあげるんです。

相談者:
うーん

大原敬子:
えー、筆箱の中は、あなたは、常に、鉛筆はきちっと柔らかい鉛筆を用意しとくんですね。

相談者:
あ・・いつも心掛けてます、それは。

大原敬子:
・・
心掛けてる、ではなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
えと、お子さんと一緒に、

相談者:
はい

大原敬子:
「今日、鉛筆どう?」「あ、随分使ったわね」って、「じゃ、お母さんこれ・・」
どういう風に、やっ・・鉛筆削りでやってるの?それとも・・

相談者:
あ、鉛筆削りで、

大原敬子:
うん

相談者:
一回持って帰って来たら・・

大原敬子:
うん

相談者:
鉛筆削りで一緒に・・あの、上手く使えないので、

大原敬子:
うん

相談者:
「こうやってやるんだよ」って見せながら、毎日やってるんです。

大原敬子:
あのね、「こう言った」「ああ言った」「そう言った」
子ども(言葉?)は分からないんです。

相談者:
・・ああ

大原敬子:
あなたが・・

相談者:
はい

大原敬子:
持ちますね?・・ポロって落としちゃうんです。
「あ、落ちちゃった」って。
「ダメだあ、この親指でこれ押さえなくちゃ、上手く回らないね」って。

相談者:
うーん

大原敬子:
それを、「こうするんだよ」って。子どもは、一瞬に、瞬間にその映像見ちゃうわけです。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすっと、さっきも、先ほども申しましたように、筆圧・・指先が弱いですから・・

相談者:
はい

大原敬子:
握る事が弱いんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすっともう、「嫌だ」って、やっちゃうんですよ。

相談者:
うんうん、はい

大原敬子:
すと、お母さんが、揃えてるわけでしょ?
もう一度、神は細部。
も、とにかく・・とにかく、ゆっくりと。

相談者:
はい

大原敬子:
あ、この子は・・指先が弱いんだなって。
この指先をしっかり持つ訓練をしとくと、

相談者:
はい

大原敬子:
生活・・が出来るんです。

相談者:
はい

大原敬子:
つまり学校の先生は・・

相談者:
はい

大原敬子:
文字だけでは・・

相談者:
はい

大原敬子:
別クラスとは言わないはずなんですね。

相談者:
うーん

大原敬子:
それ、生活態度が出来てないから。生活習慣が。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
すと、周りも「何々ちゃんがね?、給食あれ、こぼしちゃった」とかって・・手が掛かるから。

相談者:
はい

大原敬子:
手が掛かるから・・

相談者:
はい

大原敬子:
ただそれだけなんです。
今日から・・

相談者:
はい

大原敬子:
今わたくし申し上げましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
それだけやっただけでも・・

相談者:
うん

大原敬子:
お子さんは・・

相談者:
はい

大原敬子:
相当伸びて行きます。

相談者:
分かりました。じゃ、やってみます。

大原敬子:
やってみます?
それで最後にですね?伺いたいのは。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
お母さん・・あの、お家の中・・整理してます?

相談者:
・・やっては、い、いると思うんですけど・・

大原敬子:
あの、買い物・・など行きます?お子さんと一緒に。

相談者:
あ、行きます。

大原敬子:
その時に・・

相談者:
はい

大原敬子:
物置くのに・・どの順番で置いたら・・物が壊れないのかを、話してあげるんです。で、子どもがね?

相談者:
ああー

大原敬子:
買い物ってのは、「あの品物が欲しい」ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
欲しい品物の時は、ジーッと見ています。

相談者:
うん

大原敬子:
「ここに上に置いちゃうと折れちゃうからね」とかって。
そうすると子どもは、考える事を覚えるんです。

相談者:
あー、はい

大原敬子:
だからすべて・・学問は・・生活の基盤が出来てない時には伸びないんですね。

相談者:
はあ・・分かりました。

大原敬子:
分かります?

相談者:
・・分かりました。

大原敬子:
今一番大変なんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
あの、まだこの年・・代に、

相談者:
はい

大原敬子:
1年間掛けて・・あ、この子と、この触れ合う時間はね?・・もう少ないんだわと、思って。

相談者:
はい

大原敬子:
それでこの子はいつか伸びるんだと、加藤先生おっしゃったように。

相談者:
はい

大原敬子:
伸びるならば・・わたしが、してなかったんです、これ考えてみると、違います?

相談者:
うん・・うーん

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
手が掛かるから自分がやってしまったんじゃないでしょうかね?お母さんが。

相談者:
そうですね・・そう、そうだと思います。

大原敬子:
その方が早いから。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
でもお子さんは、折角生まれたその手、指先を、使わずに・・

相談者:
うーん

大原敬子:
行ってしまうの。

相談者:
・・はあー

大原敬子:
そして「僕は」、「何にも出来ない」ってなっちゃうんですよ。

相談者:
うんうん

大原敬子:
で、お母さんは、「いや困ったわ、この子は不器用だから」
不器用な子て、いないんですよ。

相談者:
はあ・・じゃ、芽を摘んでしまったのは、わたしかも、しれないですね(涙声)・・

大原敬子:
それを受け・・責めるんじゃなくって、

相談者:
うん

大原敬子:
「そうか」・・「初めて気付いた」って。「6歳で良かった」って。
6歳だからこの範囲を教えられるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
中学校でもこれ出来ないんですよ?、あなた。

相談者:
あ、そうですね。ち、小さいうちだからこそ出来るって事ですね?

大原敬子:
中学で教えるのはとても難しい。

相談者:
はい

大原敬子:
「こんなの折っていられない」って言うんですもん。て言いながら折れないんですよ?

相談者:
うーん

大原敬子:
じゃどうします?

相談者:
うん

大原敬子:
良かったね、早く気づいて。

相談者:
はい

大原敬子:
まず生きるってこと、いう事?

相談者:
はい

大原敬子:
で、人間の知恵っていう事?

相談者:
はい

大原敬子:
知識、すべて、生活の中から・・土台が・・出来上がって初めて・・

相談者:
はい

大原敬子:
学問の方に行くんです。ね?

相談者:
はい

大原敬子:
だから、あのお、おちらこちらに行くのも大事でしょうけれども・・

相談者:
はい

大原敬子:
まず、これをやってみて下さい。

相談者:
分かりました。やってみます。

大原敬子:
ね?頑張って下さい。先生いかがでしょうか?

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「小1本人は嫌がる普通教室から支援学級への異動。悩むお母さんに19の質問」への11件のフィードバック

  1. 今日は、加藤先生の言うこと
    ドンピシャだと思った。

    相談者も、学校も、
    「みんなと同じことが、同じ時期にできることが当たり前」だと思ってる。
    1学年だって、誕生日が学年の初日と、最後なら365日違う。そして、そもそももってる能力が違うし(優劣ではなく)、伸びる時期が違う。
    相談者は、この子はあれができない、これができない、って、入学前から決めつけている。

     一番大事なことは、
    「勉強を嫌いにさせない」
    「学校を嫌いにさせない」

    ノートの使い方(ページを飛ばす)とか、文字の大きさ、とかなんとか、細かいこと言ってると、間違いなく字を書くことが嫌いになるし、勉強が嫌いになる。嫌いな勉強をしなきゃいけない学校が嫌いになる。
     どんな字でも、「元気いっぱいな字だね!」「上手に書けてるね!」って認めてあげること。他のこともしかり。

    本人が普通学級がいいなら、そうすべき。少しの発達障害や、知的障害(私は相談者の子がそうだとは思わないが)なら、普通学級でいけると思う。

    大原先生のアドバイスも良かったと思うが、、相談者が心から、子どもに対する見方を変えてくれるといいのだが…。それだけが少し心配だな。
     そういう相談者に対して、本当は、学校側が、加藤先生や大原先生的な視点でいてくれるといいのだが、学校側が支援学級をすすめるようでは、いまいちな学校なのかな。

     とにかく、相談者は、加藤先生の言葉を、心に刻みこんでほしい!!!

  2. まだ1年生だから、優しく細やかに見てあげると、本人も喜ぶと思います。お母さんにかまってもらえて。

    こどもを勉強好きにするコツがあって、ひざに抱っこして、一緒に鉛筆を持って、字を書いてあげると、うれしくて、勉強好きになります。絵本の読み聞かせも。
    少し大きくなったら、ひざに抱かなくても、後ろから、一緒に鉛筆を持って、書いてあげる。
    対面だと伝わりにくいお母さんの温もりが伝わって、こどもは、ほっこりするんです。

    お母さんは、こどもを評価する立場ではなく、一緒に問題解決する立場だということを再認識する、とてもいい回だったと思います。

    まだまだこれからです。これからの成長が楽しみですね。

  3. 学習障害も発達障害も脳の機能障害です。まして知的と診断が下っているのに、偏見の目?なんのこと?
    器用、不器用あるけど、育て方関わり方で伸びるのも勿論そうだけど。
    3歳からSTOT心理療育通ってペアレントトレーニング受けて病院でのPTリハビリ受けて就学に備えて家庭で出来ること全部やってたって、追いつけない子はいる。
    発達の凸凹が大きすぎて、苦手が本当に出来ないから。訓練してスモールステップで出来るようになったことはあっても、ノートに黒板の内容を書き写すは学習障害じゃ無理な子には無理。

    関わり方の問題、とか決めつけるな、じゃなくて。
    そういう苦手を抱えながらも、自己肯定感を失わないでどう生きていくサポートをしていくか、が問題であって。
    その子を知りもしない専門家がこうしてないでしょ、こうして、と話すだけ話して。
    質問者の質問したことに全く答えてくれてない。
    全くひどい内容ですね。

  4. 私の兄は、完全に知的障害ですが、母親の愛情と手助けで、生活面と学習面ではあるレベルには達し、一応会社で長年働けてました。
    何よりも素直で真面目なところがいい、と上司に言ってもらいました。
    一方、知的レベルは、兄よりずっと上なのに、親から愛情を与えられなかった知的障害の人は、同室の人のお金を盗み続け、会社からも信用されず、辞めさせられました。

    知的レベルでは劣っても、愛情を受けて育った人間は、真面目に根気強くがんばれます。だから、知的な面だけで、悲観的に考えないでください。
    その子自身の伸びしろを大切にしてあげてください。
    ついついできないことに目がいくでしょうが、とりあえず、お母さんもお子さんも、笑顔で過ごせますように。
    愛情をもらって育った人間は、基本的に人間を信じるし、周りの人間は自分を信じてくれる人を助けたくなるものなので、何かしら、助けてくれます。
    本当に、捨てる神あれば拾う神もある、のです。

    1. ↑共感します。
      すごく素敵なご家族ですね。

      大切なことは、本人に「僕はあれもこれもできない」という自分自身へのマイナスイメージをもたせないこと。

      そのためには相談者が、子どもに向き合う構えを変える必要があります。どうしても、「できないことをできるようにしよう」とすると、ダメ出しや指摘が多くなります。そうすると、本人は自信をなくし、親を含めた周りの人を、大袈裟にいえば敵、そこまでいかなくても、信じることができなくなっていきます。

      本人が、自分を好きでいられるように、周囲の人を信頼できるような、心を育てること。そういられたら、幸せじゃないでしょうか。

      加藤先生が言うのは
      「発達障害のある○○くん」というフィルターで見るなということ。
      「発達障害がある」というフィルターを通すと、全てのことがそう思えてくると思う。

      子どもは、それぞれ成長する時期も伸び方も違うけれど、必ず成長します。
      周りと比べず、その子それぞれの成長を、日々見つけることを意識して、(意識しないと気がつかないものですよね。)過ごしてほしいものです。

      私も、他の方のコメント、すごく心に響きました。相談者さんが、このサイトを見ることはないかもしれませんが、同じ境遇の方に参考になったらいいですよね。

      長々と失礼しました。
      相談者さんと、そのお子さんに幸あれ!

  5. 最近は、ラジオの回答者より、ここのコメント送信者の方の方が優しく、的確に、述べられております。
    本日も上段の方々の発言がとても心に残ります。

  6. うちの息子は小4で普通学級と支援学級を行ったりきたり。就学児前の検査で理解力が他の子より低下していて、教育委員会にどうしますかと聞かれ、支援学級をえらびました。学校には出来るだけ友達と関わりを持たせてほしい事を伝え、苦手な科目以外は普通学級で過ごしています。
    あとは、本人にとって1番いい環境を一緒に考えて、見つけることが大切かもしれません。

  7. 鉛筆にグリップとかつけていないんじゃないだろうか?
    指先が器用でなくて、持ち方が安定しなくて力づくで鉛筆を押さえつけるような状態になっていると、文字の大きさも安定しないし疲れるから集中もたないという可能性あると思う

    ノートも使いやすいのを…ああいや、小学校だったら、学校指定のを使わざるを得ないかなあ…

    要はそういう道具の工夫でも楽になるかも、と思う

  8. 同じような子どもを育てた母親です。
    たまたま、このラジオを聞いて、少し心配になり、コメントしました。
    このお母さんは決して加藤先生が言うような「決めつけてる、」とかではないです。
    心配で、そう感じたから相談してるんです。

    私も「あなたの思い込み、決めつけてる」と何度も言われ、傷つきました。

    私は息子を3年生まで通常クラスに在籍させ、その後特別支援学級へ移しましたが、もっと早く、障がい受容し、早く特別支援学級へ行かせるべきだったと後悔しています。
    特別支援学級へ行くことは、決して不幸なことではなく、本人のペースで学習し、成長し、今では立派に企業で働いてます。大原先生が言うような、家庭での訓練、本人にとって、幸せなんでしょうか?
    ゆっくりでも出来ることを伸ばしてあげて、理解してくれる場所で生きていくことも幸せだと思います。
    家庭は、楽しくリラックスしたり、のんびり過ごす場所で、訓練する場所になると、辛いのでは?

    無理をして、2次障害になってしまった方を沢山見てきたので、発達障害や知的障害の事をよく知らない、思い込みの強い人の意見に振り回され親も子も、殺伐とした雰囲気で過ごして欲しくないなぁ、
    というのが、個人的意見です。
    加藤先生や大原先生の話を聞いていると、まるで、障がい児や特別支援学級へ行く子は、不幸みたいな印象を受けました。

    それぞれ、特性や個性であり、本人たちは、素敵な生き方や、考え方、自分のことも肯定してる人も沢山います。個々に合わせた環境に身を置くことがその人らしく生きる場所であると思います。ありのままを認めることを理解することが多様性を認める社会だと思います。

    無理して、健常児にする必要はないと思います。

  9. それのことはうちの姉も同じで支援学級嫌がってます。理由は勉強が簡単なんでしょ?とか普通高校受験できないしどうせ支援学校進学だから嫌だとか言ってます。少しつらいですね

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