キャリア17年。母だけに向く娘の精神的DV。最後にポロッと男がのたまう自信
テレフォン人生相談 2019年6月15日 土曜日
相談者が言う娘のDVというのは、物を壊したり、母への口答えだったり、夜の9時、10時くらから始まる暴言で、朝早い母親の睡眠を邪魔をすること。
小5くらいから始まったというから、かれこれ17年続いていることになる。
相談者 「わたしが娘に大きな声掛けると、カミさんが嫌がるんですね」
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男66歳年金暮らし アルバイで働く妻64歳 契約社員の一人娘28歳 3人暮らし
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし?あ、よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
えーっと娘え、の、ま、自立・・というか、母親に対する暴力う、受けたんですけども。
今井通子:
あ・・お嬢さんの母親に対する?
相談者:
暴力。
今井通子:
暴力?
相談者:
はい
今井通子:
あなたおいくつですか?
相談者:
66歳です。
今井通子:
66歳・・奥さまは?
相談者:
64歳です。
今井通子:
64歳
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんおいくつ?
相談者:
28歳です。
今井通子:
28歳
相談者:
はい
今井通子:
お子さんお一人ですか?
相談者:
そうです。
今井通子:
そうすると現在この・・ご3名で・・住んでらっしゃんの?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
で、お嬢さんは、今何か、されてますか?
相談者:
契約社員として働いてます。ただ・・
今井通子:
あなた自身は?
相談者:
わたしは、あの、無職です。
今井通子:
もう、あの、リタイヤされた?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
で、奥さまは?
相談者:
アルバイトしてます。
今井通子:
アルバイト
お嬢さんの・・奥さまに対する、暴力?
相談者:
ええ
今井通子:
は(わ)、どんな・・ちょっと・・いくつか、事例をあげていただけますか?
相談者:
例えばですね、
今井通子:
はい
相談者:
夕食食べたあと、それぞれ、部屋に籠って・・
今井通子:
はい
相談者:
わたしも娘もですね。
今井通子:
はい
相談者:
えー、カミさんもあの・・ゆっくりしてる時に、
今井通子:
はい
相談者:
突然、夜の9時頃から、あの・・ま、娘がカミさんとこに行って、
今井通子:
はい
相談者:
テーブルを投げたりとか・・あと、暴言吐いたりとかするんですね。
今井通子:
その内容は、なんか、言葉では・・
相談者:
「どうして産んだんだ」とか。
今井通子:
ああ
相談者:
「生きてることに意味がない」とか。
今井通子:
うん
相談者:
「仕事が面白くない」とか。
今井通子:
はい
相談者:
「仕事辞めたい」とか。
今井通子:
はい
相談者:
特に・・自分の存在理由が分かんないっていうか、まあ・・生きててもしょうがないとか・・そういう事が大、大きな理由みたいですね。
それを、こう、母親にぶつけるっちゅうか・・それがあるみたいです。
今井通子:
これで・・お奥さまが怪我なさって、なんか、こう・・病院に行ったりとか入院された事あります?
相談者:
仕事をしてるもんですからね?
今井通子:
ええ
相談者:
朝早いんですよね。
で、夜あのお・・9時頃、10事頃にそういう・・騒ぎを起こされると・・眠れなくて、あのお・・か、精神的に参ってしまうんですよ。
し、傷害を受けたっていう事はないですけどもね。
今井通子:
あ、身体には、傷害は受けてない?
相談者:
え、心理的なダメージが大きいですね。
今井通子:
はい
過去のことなんですが、
相談者:
ええ
今井通子:
まず、お嬢さんはあ・・小さい時・・小学校の頃はどんなお子さんでした?
相談者:
4年から5年に掛けてちょっと変わったんですけども。
5年からちょっと・・あの、暴れて暴力振るうようになりまして。
今井通子:
はい
相談者:
でえ・・
今井通子:
この時は何?、母、お、お母さんに、殴りかかったりっていうこと?
相談者:
あ、注意するとお・・なんか暴れんですね。
殴りかかる・・殴りかかる・・ってわけでもないですけど、なんか物壊したりとかしました。
今井通子:
母親に暴力って、そ、おっしゃったけど(含み笑い)その・・
相談者:
ああ
今井通子:
お母さんに、を、傷つけるのではなくう?
相談者:
母親、母親がなんかこう手を掛けたら、それ振り払うみたいな感じですね。
今井通子:
なるほど。
で、も、物を壊す?
相談者:
母親の大切なものを壊したりとかしまいました。
今井通子:
はい
で、それが5年生から始まったんですね?
相談者:
ええ、ゲーム好きで・・友だちも、少なかったんですけど、いましたけども、
今井通子:
はい
相談者:
こ、学校お・・勉強あまり・・出来てなかったですね。
今井通子:
うん
中学校の、頃は?
相談者:
やっぱり、こう、あの、ま、私立、私立の中学校通ったんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
結構不登校だったりしまして、
今井通子:
はい
相談者:
よくあの、母親あの・・車で・・学校まで連れてったんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
あと、友だちい・・が、いたかどうか?・・っていうのは、む、仲がいいか、実際どうか分かりませんけども・・少数しかいなくて、
今井通子:
はい
相談者:
ま、家では、ま、ゲーム、ゲームとかですね、
今井通子:
はい
相談者:
そんなんが好きでした。
今井通子:
はい
高校になってどうですか?
相談者:
やっぱり変わんないですね、基本的に。
今井通子:
変わらず?
相談者:
暴力う・・多かったですね。
今井通子:
うん
相談者:
母親しか・・心許せる友だちいなかったみたいで。
今井通子:
うんで、何?、何かにつけてお母さんに当たってたっていうこと?
相談者:
んー、いや・・
今井通子:
あなたにはどうなの?
相談者:
わたしには当たりません。
今井通子:
あなたには当たらない?
相談者:
ええ、あの、母親あ・・が注意すると・・
今井通子:
はい
相談者:
注意に対して・・
今井通子:
はい
相談者:
色々あの、アクションを起こすっちゅうか、暴力振るうっちゅうか。
今井通子:
うん、うん
相談者:
そういう、そういう事が多かったですね。
今井通子:
うん
相談者:
行動次第っていうか、その通り。
今井通子:
それで、それがね?、小学校から続いていましたあ、
中学校も高校も変わらず続いていた?
相談者:
はい
今井通子:
これってえ、どこかに、何かを、相談に行ったりはしませんでした?
もうそのまんま・・
相談者:
いや、しました。
ん、何を言われたかっていうと、やっぱり、こ「距離を置くように」っていう事お、が中心だったと思います。
今井通子:
あー、そうですか。
相談者:
ええ、母親と、子どもがね?
今井通子:
はい
相談者:
やっぱり、母親も・・孤独な存在ですし・・娘も孤独な存在ですし。
やっぱりお互い必要としてた面があんですよね。
今井通子:
先ほどちらっとね?
現在なんですが・・
相談者:
はい
今井通子:
「どうして産んだ?」とか・・
相談者:
はい
今井通子:
「仕事が」も、これ「面白くない」「辞めたい」とか、
相談者:
はい
今井通子:
「生きていても」、「仕方がない」?
相談者:
はい
今井通子:
みたいな事をおっしゃってるっていう、お話なんですが、
相談者:
はい
今井通子:
今そうすると、こ、あの、あなたの、お家の、家計はどうなってんですか?
相談者:
あ、基本わたしの年金と、
今井通子:
うん
相談者:
妻の、アルバイト収入ですね。
今井通子:
はい
相談者:
◆#$%□&▽*+
今井通子:
お嬢さんは自分で、自分、働いて・・えー、自分のお金は自分で・・
相談者:
使ってます。
今井通子:
使っている?
相談者:
はい
今井通子:
あなた方の・・あなた方が、あの、そうすると生活の面倒は看ているということ?
相談者:
そうです。
今井通子:
衣食住?
相談者:
食住ですね。
今井通子:
(苦笑)食住ですね?
相談者:
はい
今井通子:
はい、というような・・
相談者:
&#△%です。
今井通子:
形なんですね?
相談者:
はい、はい
今井通子:
というような事でえ・・今日お、の、ご相談はそうすると、まとめて言うと、どうなります?
相談者:
娘が暴力を振るう・・んですね、妻にね。
今井通子:
うん
相談者:
それをこう・・距離を取らせるのが、いいっていう風に聞くんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
その通り・・わたしもあのお、娘に言ってるし、
娘もあの、新しい・・勤めてる会社で、友人関係作って、
今井通子:
ええ
相談者:
人間関係作って、
今井通子:
はい
相談者:
妻以外の・・親しい仲間を作りに行ってるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
ま・・そういう事でいいのか?その他になんか、わたしもやるべき事があんのか?
それを聞きたいんですけども。
今井通子:
なるほど。
あの・・奥さまに直接、身体に暴力、を振るうっていうより、何?、物を投げつけたりっていう事ですよね?
相談者:
それ、あと・・精神的にこう、なんかこう、何回も何回もこう・・
今井通子:
あ・・
相談者:
言ったりとかね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
ええ
それがやっぱり精神的に参るんですね、カミさんにね。
今井通子:
なるほど。で、しかもあの、朝早いのに、夜、お、あの・・
相談者:
そうです。
今井通子:
夕食が終わって?・・ちょっとみんなが・・憩(いこ)ったあと?
相談者:
そ、そうですね。
今井通子:
うん
そういう事が起こると。
相談者:
そうです。
今井通子:
よ、夜になると。
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんって、お酒飲んでらっしゃる?
相談者:
・・飲んでません。
今井通子:
あー、飲んでない。
相談者:
ほと、ほとんど飲みません。
今井通子:
はい。分かりました。
今日はですね、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
(回答者に交代)
モヤモヤする。なんか隠してないですか?
私の妹が20代後半の時、母親の肩をどついたのを、母親は私にひどいことされたって訴えてきたけど、母親は暴力振るわれたって言ってたけど、私はそうは思わなかった。
妹が小さい頃から、親の都合がいい時だけ猫かわいがりして、妹が親の愛情を求めてる時は相手してあげず、淋しい思いをさせてきた。叱るべき時に叱ることもなく、そのくせに大人になったら、急にああだこうだとうるさくて、急に親の権威を振り回すことに、妹は感情の行き場をどうしていいかわからなくて、どつくという行為になっただけだと思った。
急に被害者ヅラする母親に、私はあきれた。ずっと他人任せの子育てをして、小さい妹はいつもさみしそうだったのに。妹が大人になって、引きこもりになった時、ああ、やっぱり、と思った。
相談者さんも奥さんも、子育てする中で、娘さんに愛情を持って関わってきたのでしょうか?
私は専門家ではないので、今、娘さんに対して毅然とした態度をとることが悪いなどとはもちろん言えませんが、それでいいのか疑問が残ります。
友達が少ないことなど、娘さんのことを話す時、否定的に話していることがひっかかりました。友達が少なくったって別にいいじゃないですか?いい関係を築けてたら、それで十分じゃないですか?
うまく言えませんが、大原先生と加藤先生にも回答してほしいなあ、そしたら、このモヤモヤの正体がわかる気がします。
補足
どうして産んだんだ?→あなたが生まれてきてくれて、私はうれしい。
生きてることに意味がない→私はあなたが生きていてくれるだけでうれしいし、ありがたい。
そう答えてあげたら、どうでしょうか?
こどもは、親が自分の存在を喜んでくれていたと知るだけで、がんばって生きていこうと思えるのですが。
まず伝えあげてください。
家から出すとか、そういう話は、その後の娘さんの様子を見てからでいいのでは、と思います。
相談者さんは、自分たち夫婦が娘の犠牲者のような話し方ですが、実のところどうでしょうね。
この娘さんが28才の今、自己肯定感を持てず苦しんでいる現実を無視して「家を出てくれ」と言うのは急ぎすぎでは無いかしら。
小学校の高学年で始まった暴力と、どこかに相談したときの答えが「距離を置くように言われた」から感じ取れたのは、中学受験を無理強いしたのではないかと言うこと。そして母親の可干渉。
父親が口を滑らせた「子どものころから殴っていた」という事実も。
父親には暴力を振るわないのは、尊敬しているからでも、怖いからでもない。認めていないんですよ。
私は相談者が、奥さんとお嬢さんを小馬鹿にしているように感じてなりません。
家を出ていかせる前に、ゆっくりお嬢さんの話を聞いて、存在を認めてあげないと一生この苦しみから抜け出せないと思うのです。
三石先生、いつもと違う感じ。立ち位置が親側だったわ。
たった数10分の相談を編集してるんだから
本質の問題は推測しか出来ないよね。
三石先生って親側、子側その時々で
立ち位置変えてない?
追い出せって言う時も多いよ。
ホント?過去の相談を読み返してみますね。
もともとの原因って中学受験なのでは?
色々押しつけられ過ぎて病んでしまったのでは?とか思う。
で、解決しないまんま大人になっちゃった。
娘さんが相談した方が良かったような気がする。