夫婦ケンカの原因を妻の不幸な生い立ちに求めながら男がのたまう理想の夫婦像

テレフォン人生相談 2019年11月27日 水曜日

子どもが生まれてから妻が冷たくなった。
ひと月前に喧嘩をしてからは無視をされるなどエスカレート。
自分は努めて明るく振る舞っているのだが・・

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)

相談者: 男44歳 妻37歳 結婚7年 娘6歳

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもしお願いします。

ドリアン助川:
はいよろしくお願いします。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今日どんなご相談ですか?

相談者:
はい。妻との関係についての相談です。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
何が起きてますか?

相談者:
結婚して、えー、子どもが産まれるまで、は、順調だったんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
子どもが産まれてから、妻の態度が冷たくなり、

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい
それでもお、今、結婚7年目でして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
去年ぐらいまでは・・その、冷たい中にも、あの、旅行お、行ったりすると、まあ・・なんて言うんでしょ?えー、仲良くなれて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・だったんですけれども、
ここ1ヶ月ぐらいですね・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう急に、あのお・・無視や、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えー、挨拶をしても・・そつない(*)・・返事だったり・・

(*)そつない: そつが無い、そつの無い
落ち度がないこと。無駄がないこと。
たぶん、男は「つれない」と言いたかった。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい
えーっと、それでえ、娘が6歳になるんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっと娘の方にも・・影響が出て来てるんじゃないかな?と思って、えーっと、今日相談した、わけです。

ドリアン助川:
ん、なるほど。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、えっと、失礼ですが、

相談者:
はい

ドリアン助川:
おいくつでしょう?あなたさまは。

相談者:
えー44歳です。

ドリアン助川:
44歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
結婚、7年目?

相談者:
はい、7年目です。

ドリアン助川:
7年目

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、初めての結婚ですか?

相談者:
はいそうです。

ドリアン助川:
はい。奥さまおいくつでしょう?

相談者:
えー、37です。

ドリアン助川:
37歳

相談者:
はい
ドリアン助川:
7つ下の、奥さんなんですね。

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
はい、恋愛結婚ですか?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
はい。で、えーと、お嬢さんが6歳?

相談者:
はい、そうです。

ドリアン助川:
はい。他にはお子さんいらっしゃらない?

相談者:
いません。

ドリアン助川:
はい
結婚当初は・・ま、あのお・・ごく普通の仲の良い・・

相談者:
はい、そうですね。

ドリアン助川:
二人だった?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、何かその頃から、食い違いがあったとか・・話しが合わないとかそういうことはないんですか?

相談者:
えーと、全くなかったです。

ドリアン助川:
全くなかった?

相談者:
はい

ドリアン助川:
うん。で、お、お子さん産まれて?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お子さんが産まれてから・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
ま、何か奥さんの心が自分から、少し離れて行ったなと。

相談者:
そうですね、はい

ドリアン助川:
ふうん・・それは、お、お子さんが何歳ぐらいの時から感じ始めました?

相談者:
えーっともう、産まれてすぐぐらいですかね?

ドリアン助川:
あー産まれてすぐぐらいから?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ふんー、あのね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、よくここ判断しなきゃいけないとこだと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなたに対してのみそうなのか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
或いは奥さんが今ちょっといろいろ人生の中で・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
抱えちゃってることとかね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ま、或いは、ま鬱なんて言葉もありますけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
そういったモードに入っていて・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
全体的に、こ、エネルギー低下して行ってるか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
そ、ど、どう、思います?

相談者:
妻・・がですね、あの、ちょっと、このせいにした、したくないんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、産まれた時から、あの、施設で育ってるんですよ。

ドリアン助川:
あー、はいはい

相談者:
なのでえ、結婚当初から感じてたのはあ・・ま、人間嫌いっていうんでしょうかあ・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお・・他の人・・他人を、信じられないようなところが、ちょっとあってですね、

ドリアン助川:
あはい

相談者:
えーと、それでもおおお・・わたしはあのお・・ん、ま、支えたいと思って・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、「わたしを信じてくれ」っていうふうに(含み笑い)・・やって来たんですけれども、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
もうそれがこう、やっぱりあなたも信じられない・・というような状態になってるんじゃないかな?と、わたしは推測してるんですけど。

ドリアン助川:
ふうーん・・奥さんはあのお、ま、どういうことなのかっていうのは分かりませんけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
お父さんお母さんとは一緒に暮らせなかった人なんですね?

相談者:
そうですね、はい

ドリアン助川:
うーん、で、施設で育って。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、18歳までそこに居たってことですか?

相談者:
えーと、そうですね、はい

ドリアン助川:
そう、うん。で、それから、仕事はされたんですかね?

相談者:
仕事してます、はい

ドリアン助川:
仕事、で、今もしてます?

相談者:
えーと、今はあの、パートお、というか・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの、はい・・同じ職ですけれども・・

ドリアン助川:
あ、そうですか。

相談者:
あの・・

ドリアン助川:
うん

相談者:
手伝いに行くような感じで。はい

ドリアン助川:
はい、はい・・んで・・お嬢さんに対してはどうなんですか?

相談者:
愛情を注いでると思います。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
何かあの、思い当たる・・ことっていうのは、ないんですか?、なんか・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
ちょっと余計なこと言っちゃったとか・・

相談者:
はい、はい・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あのお、ま・・夫婦ですから喧嘩もしますので。

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーっと、喧嘩の時にですね・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
子どもにとって一番、良くないことは・・夫婦、の仲が悪いことだと。

ドリアン助川:
うん

相談者:
その次に良くないことは、どっちかの親がいないことだと。

ドリアン助川:
うん

相談者:
一番いいことは・・親が仲がいいことだと。

ドリアン助川:
ふん

相談者:
で、わたしは「一番いいこと」・・「親が仲良くすることだよ」と、いう風に・・妻に、言ったことがあるんですけども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
妻は・・仲良く出来ないんだから・・一緒にいない方がいいっていう風な考えに、至ったような気がするんですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
はい

ドリアン助川:
・・うん

相談者:
喧嘩の時にも・・「仲良く出来ないんだったら、お前の親と一緒じゃないか」みたいなことを言っちゃったこともありますね。

ドリアン助川:
あー、あなたがね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん

相談者:
うーん

ドリアン助川:
なんか奥さんの気持ちが冷めてっちゃうようなことを、あなたも言ってたんですね。

相談者:
あそうですね。

ドリアン助川:
ねえ?

相談者:
はい

ドリアン助川:
そしてまた、ね?当然夫婦とはいえ、価値観違いますから。

相談者:
は、はい

ドリアン助川:
そこどう、こう、手取り合ってくか?っていうとこだと思うんですけども。

相談者:
はい

ドリアン助川:
「俺と同じ価値観になれ」って言われてもねえ?

相談者:
・・うん、そうですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん
でえ・・奥さん今、どんな感じなんですか?

相談者:
・・もう1ヶ月前、に、あの、喧嘩をし、た時に、

ドリアン助川:
はい

相談者:
その、言い合いになった時に・・
「もう一緒にいたくない」という風に・・言ったので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、わたしは、こ、この1ヶ月間ん・・かなり考えて、
ま、努めて明るく?、うーん・・ちょっとその・・ま、妻は相変わらず冷たいんですが・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
そこでえ・・その前みたくう・・そのお・・怒る、ようなことは絶対せずに、

ドリアン助川:
うん

相談者:
ま、でも・・それも逆に・・うーん・・も、妻にしてみれば、な、なんでしょう?・・い、嫌になっちゃって来てるような感じが・・しますね。

ドリアン助川:
「上辺だけ明るく振る舞いやがって」みたいに思ってるかもしれませんね。

相談者:
う、そうかもしれません。

ドリアン助川:
も、芯がずれちゃってんのに。

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
も、「もう、無理なんだから」みたいな、そういう・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
態度お、お、ですかね?

ドリアン助川:
ま、でもね?多かれ少なかれ、あらゆるカップルが、この問題を直面すると思うんですよ?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい
で、こっから先やってけるかどうか?ってことなんですよね?

相談者:
・・そうですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
まあね・・すべて波風立たずに・・過ごしてる、家族って、滅多にないと思いますがね?

相談者:
そうですね。そうですね。

ドリアン助川:
もう、これ一つ一つ・・乗り越えて行くべきことだと思うんですよ?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ただ・・あなた自身に相当の忍耐が必要かもしれませんけども。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい
それでは今日の回答者、紹介いたします。

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
え、シンクロの、銅メダリストで、

相談者:
はい

ドリアン助川:
メンタルトレーナーの、田中ウルヴェ京さんです。よろしくお願いします。

相談者:
はい、はい

(回答者に交代)

「夫婦ケンカの原因を妻の不幸な生い立ちに求めながら男がのたまう理想の夫婦像」への15件のフィードバック

  1. ウルヴェ、本音、ホントの自分をさらけ出すす。
    ドリアン、こんなもんかと覚悟する。
    この回答で腑に落ちるのか。
    娘への影響を心配しているのに・・・
    喧嘩の中身とか突っ込んで聞かないから、上っ面だけの回答しかできない。

  2. 申し訳ないけど ドリアン助川が言うレベルの事は既婚男性なら誰でも思い付くと思います。
    相談者の上から目線の夫婦論は、口に出さないほうが良かったですね。奥様の生育環境を言及しても過去は変えられないのですよ。
    変えられるのは自分と未来だけです。

  3. 相談者は、奥さんより優位に立っているつもり。生い立ちは変えられないのに、奥さんが人を信じられないとしても、彼女の責任でも何でもない。彼が理想を語るのは、意地悪なだけ。うざいレベルでは無い。

    回答者次第では、彼にすべて包み込む優しさが、これこら芽生えるかも分からない。
    せっかく相談してくれて、彼が変わるチャンスだったのになぜウルヴェ先生なの?

    とても、残念です。

  4. もっと辛辣な回答が必要だったと思う。
    相談者は明らかに妻を見下している。
    『お前の親と同じ』は絶対に口にしてはいけないレベルの発言だった。何とかやり直してもらえるように妻に謝罪するべき。
    ただ、『両親の仲が良い事が、子どもにとって最良』は全くその通りだと思う。それに協力してくれるように、もう一度妻にお願いしてみて欲しい。

    1. 私もそう思います!
      絶対に言ってはいけないことを奥さんに言った。奥さんは一生忘れない。相談者に絶望しているけど子供がいるから今一緒にいるだけだと思います。

      両親の仲が良いことが子供のため、と、奥さんが得られなかった肉親の愛を重要視するようなことを言いながら、自分の言うことを聞かせようとしてるだけだから。
      侮辱を上塗りするようなやり方で、自分をもっと大事にしろと伝えてくる夫。素直に気持ちを伝えられないし、上からものを言おうとするし、冷たくなって当然だよ。

      男のつまんないプライドが、いかに周囲を傷つけ悲しませ、無言の軽蔑につながるか、この人は知らないまま死んでいきそうだな…。
      吐け口に相応しい嫁には執着して、離婚もしなさそうだし、愛の無い家庭に子供が育つと考えるとやり切れないな。
      ウルヴェ、書き起こし読んでも何言ってるか意味がわかんない。厳しく指摘してくれる先生ならよかったのに。

  5. 毎度の事だがウルベさんの回答は、故障して誤作動している機械の調整の仕方を技術者に伝達しているみたいだ。

  6. この相談者の男、奥さんの生い立ちだけで生きられてる。
    他に何にもない空っぽ男が、子どもにとっていいこととかほざくな!
    子どもにとっていいことは、あんたみたいな父親と離れることだよ!

  7. せっかく相談してきたのに、この回答者ではお気の毒。
    ウルベさんの甘えたような口調、自分の言葉に自分で笑うところ、不愉快です。

  8. はなさんに同感です。
    毎回ウルヴェさんは、最初にいくつか質問して、あとは笑いながら自分の言葉を言う…の繰り返し。何の解決にもなってない。
    ウルヴェさんが回答者だと、聞いていても不愉快になりますね。
    相談者さんが可愛そう。

  9. 管理人さま
    いつも拝見しております。
    途中で、双眼鏡が喋ってしまっていて、クスクス笑ってしまいました。

  10. 子供にとって一番いいのは、両親が揃っていることーーって。
    そういう養育環境にいた自分はまっとうな
    人間で、そうでない妻は、憐れむべき欠陥人間だと言ってるに等しい。
    どんだけ傲慢で、思い違いをしてるか。
    44歳で、そんな考えじゃ、他人と家庭はやってけないでしょ。
    奥さんはこんな奴は早く見限ったほうがいいと思う。

  11. これは解答になっているのか…?という ウルヴェさんのお答え。
    せっかく相談してこられたのに、ちょっと残念に思いました。

    言ってはいけない一言を奥さまに吐く相談者。
    日常の中で 他にも同じような発言があるのでは と思いますが、それをすることで自分を保っているような節が。
    相談者が変わることが、円満への近道なような気がします。
    いくら理想ばかり言っても、上辺だけではどうしようもないので。

  12. ひどい
    私なら生涯許さないし、子供とも会わせず、孤独というものを味わせてやりたい

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