あなたの老親は大丈夫?急に好きな事をやめてしまう。際限のないマイナス思考

テレフォン人生相談 2020年1月3日 金曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女78歳 夫83歳 長男52歳 次男48歳 二人共家庭持ち 孫は大学生と小学2年生

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願いいたしま、す。

今井通子:
はい。今日は、どういったご相談ですか?

相談者:
わたしがちょっと、鬱う、になってしまって、

今井通子:
はい

相談者:
あのお・・主人は、一年前ぐらいから、認知症になってしまったんです。

今井通子:
はい

相談者:
それで・・これから・・どう、主人をね?、支えて・・行ったらいいのか?、ちょっと、今、気持ちが、あの、弱くなってるっていうか、あれなもんですから、
強くなるにはどうしたらいいですか?

今井通子:
なるほど。
まず、あなたはおいくつですか?

相談者:
78です。

今井通子:
78歳・・ご主人は?

相談者:
83歳です。

今井通子:
83歳
お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
男2人です。

今井通子:
はい

相談者:
50う、2と・・

今井通子:
はい

相談者:
48です。

今井通子:
お二人共もう結婚されてます?

相談者:
はい・・してます。

今井通子:
ということは・・別所帯というか・・

相談者:
そうです。

今井通子:
独立されてますよね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
はい

相談者:
ええ

今井通子:
お孫さんいらっしゃる?

相談者:
はい。大学う・・生

今井通子:
大学生?、はい。下の・・

相談者:
のは、小学校2年生です。

今井通子:
お近くにお住まいですか?、それとも遠いですか?

相談者:
あのお、割と近く、だと思います。

今井通子:
あー、そうなんですか。

相談者:
はい

今井通子:
えー、まず、あなたは・・

相談者:
はい

今井通子:
今、ご自身で鬱だっておっしゃったんだけれど、

相談者:
はい

今井通子:
それって何時ごろから?

相談者:
去年・・ぐらいですね。

今井通子:
それが初めて?

相談者:
2度目です。

今井通子:
その前は?・・いつ・・

相談者:
その前は・・

今井通子:
何年・・

相談者:
2年・・

今井通子:
なん・・

相談者:
2年前ぐらい前なんです。

今井通子:
2年前。
医療機関に、い、いらっしゃいました?

相談者:
はい

今井通子:
で、診断されたのが、うつ病?

相談者:
はい

今井通子:
そのお、行かれるきっかけはなんでした?

相談者:
不安ん・・で、あの、夜寝れないから・・睡眠導入剤みたいなのを・・もらいたいっていうことで、あれしたら・・
「他の先生に診てもらった方がいい」って言われて、そっち紹介されました。

今井通子:
で、その・・

相談者:
一度は、治、治ったんですね、一度は。

今井通子:
はい、あの、精神科行って・・そこで今度は別な薬をそうするともらった?

相談者:
そう、別っていうか、そうですね、別の薬ですね。

今井通子:
あの、睡眠導入剤という・・役目の薬じゃなくって・・

相談者:
そうですね、睡眠薬ですかね?

今井通子:
それでえ、どれぐらいで治りました?何ヶ月ぐらいで。

相談者:
3、4ヶ月う、ですかね?

今井通子:
ま3、4ヶ月で、普通に、こ、ご自身で思うに、普通になった?

相談者:
え、それ飲まなくても寝れるようになったし・・

今井通子:
はい

相談者:
うん

今井通子:
あ、そうすると、主訴っていうかあの・・訴えとしては、眠れないっていうことだけ?

相談者:
&#△

今井通子:
他、他にはなん、なんの支障もないんですか?

相談者:
あの、気持ちが・・やっぱ不安定ですね。

今井通子:
その不安定っていうのはどういう風に?

相談者:
やりたいことが、やりたいことが出来ないっていうとおかしいけど。
うん、やろうと思ったことが、出来ない。

今井通子:
思ったほどに、動けない?

相談者:
うんそうですね。

今井通子:
はい
そうするとこの2年前から・・

相談者:
そうですね。

今井通子:
あの、眠れなくなったり、

相談者:
ええ

今井通子:
思ったほど・・

相談者:
ええ

今井通子:
動けなくなったり・・

相談者:
ええ

今井通子:
ていうのが起こって来た?

相談者:
ええ、ええ、え

今井通子:
専業主婦でらした?、元々は?

相談者:
そうです。&#△会社勤めもしましたけれど。

今井通子:
何歳ぐらいまで?

相談者:
60歳までです。

今井通子:
あっ、そうなんですか?

相談者:
ええ

今井通子:
どちらかっていうと・・サラリーウーマンだったわけですね?

相談者:
はい

今井通子:
はい
ご主人は?

相談者:
普通の、勤め・・

今井通子:
自営じゃなくて会社勤めでいらっしゃる?

相談者:
はい、はい、はい

今井通子:
で、もう、やっぱり、退官されていると思いますが。

相談者:
そうですね。はい

今井通子:
じゃあ、そう、今から、10う・・8年?前?

相談者:
はい、はい

今井通子:
あなたが、会社、勤め終わられて。

相談者:
はい

今井通子:
あとはその、ずっとご主人とお二人で、お家で過ごされてたの?

相談者:
ん、そうですね。

今井通子:
ふうーん。どんな、あ、ことをしてました?お家では。

相談者:
野菜を作ったりしてましたね。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
うん

今井通子:
お庭で野菜作り?

相談者:
畑でね。畑で。

今井通子:
この野菜作りってどれぐらい続きました?

相談者:
・・は(わ)、あの、まあ、今でも、ちょっとやったりして・・

今井通子:
あ、今もやってらっしゃるんですか?

相談者:
うん

今井通子:
なるほど。
ていうことはもう何?、何十年ていうか、10う、20年近く?

相談者:
ええ、ええ

今井通子:
やってらっしゃるわけね?

相談者:
はい、はい

今井通子:
すごいですね。
で、今でもやってらして、今でも、そういうことはあ・・億劫じゃなく出来るわけ?

相談者:
わたしが出来なくなってしまっ、たんですね、わたしは。

今井通子:
うん、あなたはじゃあ・・畑にはもう出られてない?

相談者:
うん、ちょっと今のところは出てないです。

今井通子:
で、今度ご主人のことなんですけれども、

相談者:
ええ

今井通子:
あの、畑仕事もご主人も一緒にやってらしたの?・・で、ご主人は・・何年ぐらい前までやってらした?・・今でもやってらっしゃる?

相談者:
あの、ま、あの、採・・採って来てくれたりはしますね。

今井通子:
今でも?

相談者:
うん

今井通子:
あ・・そうなんですか。

相談者:
そうです。

今井通子:
作ってるもんなんですかね?

相談者:
トマトとかナスとか・・で、

今井通子:
ああー

相談者:
うーん

今井通子:
他は?

相談者:
まあ、じゃがいもとかね?

今井通子:
あ、じゃがいもやってらっしゃんの?

相談者:
そうですね。
家庭で食べる物ですけどね。

今井通子:
はい。で、お二人で・・じゃ、仲良く、畑仕事をやってらして。

相談者:
そうですね。

今井通子:
うん・・でえ、その・・ご主人があ、認知い・・症になられちゃったなっていうのは、いつ頃分かったんですか?

相談者:
その車の・・あれが・・免許が取れないっていうか・・それからですね。

今井通子:
えっ、だから何年前から?

相談者:
えー、3年ぐらい前から、ですかね?

今井通子:
それまでは、じゃ、奥さまも気づいてなかった?

相談者:
忘れえ、っぽいは、忘れっぽい・・くていたんですけどね。

今井通子:
で、3年前にその認知症が、分かってから・・何か治療してらっしゃいます?

相談者:
はい。お医者行ってます。薬いただいてます。

今井通子:
で、具合はどうですかね?

相談者:
特に、変わりはないですけど。
自分のことも出来ますし。

今井通子:
うん。ていうことは、そ、あの・・障害としては非常に軽いわけね?

相談者:
ま、今のとこはね?

今井通子:
うん。ただ、ご主人がなんか出来ない・・とか・・明らかに認知症のために起こってる・・事象で・・始まってしまい、困るな、なんてことありますか?

相談者:
特に、今のところはないです。

今井通子:
あ、ないんですね?

相談者:
うん

今井通子:
分かりました。
・・で、あの・・例えば・・息子さん達とか・・

相談者:
はい

今井通子:
コ、コミュニケーションはどれぐらい取れ、取れてます?

相談者:
お盆とかあ・・お祭りとかそういう時は来て一緒に・・あのお、食事したりしてますけど。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
これあの・・お二人共・・

相談者:
はい

今井通子:
あの・・ご長男も次、ごに、ご次男も?

相談者:
・・そうですね、みんなで、集まって。

今井通子:
あーなるほどね。

相談者:
うん

今井通子:
あなた自身は、た、た、例えば「鬱になっちゃった」とか、いう話はされてんの?

相談者:
ええ、してますね。

今井通子:
うん
それについて、なんか・・コメントはありました?

相談者:
・・ま、あの、薬い、ね?あれして「早く」治して、治して・・「治してね」って・・いう、ことですね。

今井通子:
うん

相談者:
うん

今井通子:
じゃあ、ご主人が、ちょっと認知障害があるらしいと?・・

相談者:
うん

今井通子:
いうお話もされてます?

相談者:
そうですねえ。

今井通子:
それに対しては?

相談者:
うん、あの、色々・・手助けしたりしてくれてます。

今井通子:
ああ、そうなんですか?

相談者:
うん

今井通子:
その手助けってどんなこと?

相談者:
農作業とかね、そんなの手伝いとか・・じゃがいも掘りとか・・色々手伝ってくれてますね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
うん

今井通子:
んで、先程のご質問は・・ご主人がちょっと・・認知症が入って来てしまい・・で、あなたはうつ病で・・今後・・あなたがご自身でどうしたらいいか?じゃなくって、
あ、認知症がなるご主人と、どう付き合うかっていうことですか?

相談者:
そう、そうですね。

今井通子:
分かりました。

相談者:
うん

今井通子:
今日はですね、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
うん・・はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたしまあす。

(回答者に交代)


「あなたの老親は大丈夫?急に好きな事をやめてしまう。際限のないマイナス思考」への2件のフィードバック

  1. 年を取ることは 
    持っていた能力を少しずつ手放していくこと
    そして残った能力をやり繰りして 
    その日が来るまで過ごすこと。
    失うものは多いけど 
    せめて心穏やかであります様に。

  2. あまり人と接していないと鬱っぽくなるときありますね、思考能力の低下といいますか。3カ月より先のことを考え無いって、今後の人生に生かせるかも!良い事聞いた、三石先生!
    確かに一年後すらどうしてるか分からないし予想もつかなかったりするから。

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