姑が逝き暴言夫に躁うつ病を疑い家を出た女に刺さる大原敬子の涙の訴え

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちはよろしくお願いします。

大原敬子:
あのね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
これは見方にもよるんですけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
人はとかく、行き詰まってしまうと・・

相談者:
はい

大原敬子:
精神科とか・・心の病気になってしまいますけども、

相談者:

大原敬子:
一応それは今日置いといて。

相談者:

大原敬子:
なぜかっていうと・・全部あなたには支援がいるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
「出て行け」と言ったら・・親類の方が、見てくれている。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、義理の、お兄さんが、「ほら、お金をあげる」って。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの場合は全部・・「苦労したわよね」って、「大変だったわよね」って。

相談者:
はい

大原敬子:
痛みは分かってくれる。

相談者:
はい

大原敬子:
そしてあなたの考え方は非常にですね・・素朴でもう、ホントにね、実直でね。

相談者:
はい

大原敬子:
お世辞も言えないけれども・・勤勉に、働いてる方なんだなあっての思うんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
だ、言葉に一つも疑いはないんです、わたし、分かる。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・夫からすると・・

相談者:
はい

大原敬子:
夫61歳ですよね?

相談者:
はいそうですね。

大原敬子:
一番今・・あの、精神的に動揺す、する時です。
で、聞きたいのは・・お祖母ちゃんの49日の間・・あなたはどういうことしてましたか?

相談者:
あ・・毎朝・・あの、お膳ですね?、精進料理・・を、あのお、あげてました。

大原敬子:
その時にどういっ、何か言葉かけてるの?お仏壇に。

相談者:
あ、お祖母ちゃんには、

大原敬子:
うん

相談者:
今まで一生懸命働いてもらったので「ホントに、ありがとうございます」って、「これからは、ホントゆっくり休んでください」って・・毎朝、それを拝みながら、お膳はあげていました。

大原敬子:
拝みながら?、ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それで49日はちゃんと形通り、実直で・・

相談者:
はい

大原敬子:
ホントに真面目な方ですから・・

相談者:
はい

大原敬子:
やることはやったんですよね?
あなたにとってはお祖母ちゃんで、亡くなった、死者に対する、礼儀・・

相談者:
はい

大原敬子:
礼節です。
夫は、死者じゃないんです。お祖母ちゃんが。

相談者:
あ、ああ

大原敬子:
だからもしかしたら、

相談者:
はい

大原敬子:
お祖母ちゃんの枕とか・・

相談者:
はい

大原敬子:
浴衣とか、着も、分かりませんよ?

相談者:
ええ

大原敬子:
それを、ちゃんとこれ、「お父さんどうしようかね?」って。
「洗っちゃおうかしらね?」って、「でもお祖母ちゃん&#△どうするの?」って言ってくれると夫は・・ああ、共有、共感出来ると思うんですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
そうすっと「いいよ、もう、おふくろのことだからいらない」って、彼自身が自立して行くんです。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
だけど・・お祖母ちゃんのこれ全部ね?、綺麗にね?

相談者:
はい

大原敬子:
すること?、お祖母ちゃんいらなくなった物全部片付けちゃうとか、例えばですよ?

相談者:
ええ

大原敬子:
そういうことで・・あ、亡くなった方の対処。

相談者:
はい

大原敬子:
まだ、その亡くなった方を、自分のこう、懐に入れたい人間の、差があるんですね、生活の中で。

相談者:
あーあー、はい

大原敬子:
だから、「お前に何が分かるぅ!」って、その何が分かるってのは・・絶叫です。

相談者:
はい

大原敬子:
自分の言ってることもね?

相談者:
はい

大原敬子:
理不尽って分かってるんです。

相談者:
ああ

大原敬子:
でも、あの、お祖母ちゃんがあの畑で・・あのね?、あぜで・・

相談者:
はい

大原敬子:
お祖母ちゃん・・腰をかがめてやってるって思った時に・・

相談者:
ええ

大原敬子:
お祖母ちゃんの・・使った鎌とかね?

相談者:
ええ

大原敬子:
そういう物が、もう彼にとっても、もう毎日がお祖母ちゃんいるんですよね。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
だから、「お前が何が分かる」っていうのは・・

相談者:
ええ

大原敬子:
息子と母親との関係だったと思うんですよ。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
それが、あなたの真面目さ勤勉さは、亡くなりました、
だから、こう扱いしました。

相談者:
はい

大原敬子:
食べ物も変わりました、とかね?

相談者:
ええ、ええ

大原敬子:
全部が、い、もう、極端に・・

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
49日の間に・・

相談者:
ええ

大原敬子:
ぼろぼろ、ぼろぼろと・・とお、お祖母ちゃんのぬくもりが消えてったってのかしらね?

相談者:
ああ

大原敬子:
そうすると、

相談者:
はい

大原敬子:
せめて自分は一人で夜泣きたいんですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
61歳でも息子、息子さんだと思うんですよ。

相談者:
はい(涙声)

大原敬子:
泣ける場もないんですね。

相談者:
ええ(涙声)

大原敬子:
そうすると・・「出て行けえ!」っていう言葉が一番なんですね。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
責めて、君に要求は出来ない。

相談者:
ああ

大原敬子:
出来ないでしょ?、出来ないんだったら・・出てってくれと。
それは、「君が嫌いだ、出て行け」ではなくって。

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
もっとお祖母ちゃんとの・・

相談者:
ええ(涙声)

大原敬子:
心のふれあいを・・

相談者:
ええ

大原敬子:
・・息子として(涙声)・・

相談者:
はい

大原敬子:
触れていたかったんじゃないかなと(震えた声)、わたしは思うんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、わたしは今、息子さんいたたまれないのは、周囲からもう「病院に行け」と言われてるんですよ。

相談者:
ええ・・そ、はい

大原敬子:
どういう風に生きて行くかってことですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
突然、母親が亡くなってしまって(涙声)。

相談者:
ええ

大原敬子:
お祖母ちゃんの・・着ていた服を・・

相談者:
(鼻をすする)はい

大原敬子:
・・懐に抱えて(涙声)、

相談者:
ええ

大原敬子:
お祖母ちゃんの匂いを嗅ぎながら(涙声)・・

相談者:
ええ

大原敬子:
この49日は・・送りたいと思ったかもしれない(涙声)。

相談者:
あ、はい(鼻をすする)

大原敬子:
分かります?

相談者:
・・はい

大原敬子:
当たってるかどうか分かりませんよ?
だけど、そういう気持ちは・・

相談者:
はい

大原敬子:
半分あると思った時に・・あなたの今のこの感情が、どうなるのかなと。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたがまだご主人さまと・・上手く行ったらっていうならば、病院よりもそれですよね?

柴田理恵:
そおね・・

相談者:
ああ、はい(鼻をすする)

大原敬子:
いかがでしょうか?

相談者:
はあ・・はい分か、ありがとうございます。

大原敬子:
分かってくださいます?

相談者:
ええ、ホントにもう精神的におかしいっていう頭しかなかったもんですから

大原敬子:
寂しいんです。

相談者:
ええ。いつまでも・・ね?

大原敬子:
うん

相談者:
「お祖母ちゃん、お祖母ちゃん」って、「お祖母ちゃん頼ってばっかりで」みたいな・・

大原敬子:
(鼻をすする)

相談者:
感じのことも、やっぱり・・言ってましたので。

大原敬子:
あ、そうだったんだ。

柴田理恵:
ふうん

相談者:
ええ

大原敬子:
あのね?

相談者:
ええ

大原敬子:
男の人が一番泣きたいのは・・

相談者:
ええ

大原敬子:
母なるものなんですよ(涙声)

相談者:
はい

大原敬子:
お祖母ちゃんはそこにいるよってことです。

相談者:
ええ

大原敬子:
・・その・・心の生き方かな?

相談者:
・・はい

大原敬子:
それが・・彼を強くするんだと思うんです。

相談者:
は、はい

大原敬子:
だから、ぜひね?

相談者:
はい

大原敬子:
今は・・あなたが変われば・・

相談者:

大原敬子:
この夫の、今はなんだっての、全部がそうなの、もう焦燥感、喪失感のね?

相談者:
ええ

大原敬子:
絶叫です。

相談者:
はい

大原敬子:
「寂しいよお!」ってことです。

相談者:
はい(鼻をすする)

大原敬子:
ね?・・分かってくださいますか?

相談者:
あ、はい、ありがとうございます。

大原敬子:
ほんで1年経って、彼が変わらなかったら・・

相談者:
ええ

大原敬子:
あなたが好きなように怒ってもいいんじゃないかしら?

相談者:
あ、はい

大原敬子:
今はしばらく、わたしが・・

相談者:
ええ

大原敬子:
この、息子のね?

相談者:
ええ

大原敬子:
亡くなったお祖母ちゃんとしたら・・

相談者:
ええ

大原敬子:
手を合わせて(涙声)・・

相談者:
ええ(鼻をすする)

大原敬子:
しばらくの間、間は・・

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
息子に時間をくださいと(鼻をすする)・・

相談者:
はい

大原敬子:
お願いすると思います。

相談者:
あ、はい(鼻をすする)

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
先生いかがでしょう。

(再びパーソナリティ)

「姑が逝き暴言夫に躁うつ病を疑い家を出た女に刺さる大原敬子の涙の訴え」への19件のフィードバック

  1. この旦那、情けないね。
    自分の気持ちくらい素直に言えよ。それもしないで「出てけ」とは…。大原先生のいい話で終わったみたいだけど、いい年した駄々っ子の気持ちを考えていかなきゃなならないなんて、相談者は苦労するよね。
    まわりに支援者がいるからいいというけれど、まともに生きてきた相談者だから助けてくれる人がいるのは当然。
    この旦那が電話してきたら、大原先生はなんて言うのだろう。
    「奥さんに素直に甘えなさい」か、「いい年して甘えるな」かな。

  2. 相談者の旦那さんはまるで 子供。
    61歳児。
    母親の世話を妻に丸投げしておいて、母親が亡くなったのはお前のせいと言わんばかりの暴言。

    そして男に優しく女に厳しい回答者。

  3. 男の子は、母親が好きすぎて、照れて距離を置く。
    女の子は、わりと素直に甘えて、くっついてくる。
    育っていく過程で、そんな違いもあるような気がします。
    昔の男の子なら、なおさら、お母さん大好きなんて言わなかっただろうし。
    好きなのに、それを母親に表現してこなかったことが、大きな後悔につながってるんでしょうね。

  4. 春になったら、農作業が忙しくなるから、今すぐ精神科に通って治療始めたほうが良いよ。相談者一人で農作業するって大変そう。

  5. 相談者の旦那の気持ちを見事に汲み取った回答なのだろう。旦那が聞いたら泣いて喜ぶと思う。相談者も得心がいったようだし、文句はない。
    しかし、久しぶりに大原さんの胡散臭さが全開ですな。「分かりませんよ?」「当たってるか分かりませんよ?」と言いつつの泣きながらの回答。
    お母さんは「突然」亡くなったんだっけ!?

    1. 大原先生はステキな回答だったと思います。
      でも柴田理恵さんはテレビの涙イメージと違っていつも冷たい気がする。

      1. 失礼ながら、私への返信タブを使っておられるので言うけど、あなた振り込め詐欺に気をつけなはれ。
        柴田さんについて言えば、テレビでこういう役割に回ることはないし。印象を単純に比較するのは無理がある。

      2. そりゃ柴田さんパーソナリティだからね。
        真剣に向き合おうとするから自ずと冷静になるでしょうよ。
        他のパーソナリティもそう変わらないよ。

  6. 読んでいて涙が出ました。
    今32歳児の旦那の行動が頭をよぎります。
    ウチの旦那にも少しずつ通じるものがあります。2歳児の子供にヤキモチ?焼いてきてわたしに構って欲しい!と絶叫してきます。
    正直アホらしくてくだらなくてなんでこんな奴と結婚してしたんだろう?と、思いますが、この話を読んだら1ミリくらい旦那に優しい気持ちを持てました。ありがとうございます。

  7. 今日は大原先生で本当にラッキーだった。私も思わずもらい泣きしてしまった。相談者さんも視点を変えて旦那様を見れることによって改善にむかえそう!回答者がウルベだったらって思うとゾッとする。

  8. 今日は大原先生で本当にラッキーだったと思った。思わず私ももらい泣きした。相談者さんは視点を変えて旦那様を見れることができるようにアドレスされて今後旦那様とうまくいくようになれそう!
    旦那様も感情をおもいっきり爆発させることができたから、周りの人たちに迷惑かけるほど 意外に早くスッキリされるのではないかと思った。妻が相談者さんのような懐の大きな方で良かったのでは?
    もし今日の回答者がウルベだったらって思うとゾっとする。

  9. 回答者の視点を変えてみるべき、という指導により、相談者はいくばくか心が軽くなったように思う。
    回答者の推理は間違ってるかもしれないけど、相談者が心の谷底から這い上がって、少し穏やかな気持ちで旦那さんと向き合えるきっかけになれば、推理は間違っていても全体として相談は成功したと思える。

  10. 数年前、私が相談者さんのご主人と同じ位の年齢の時、同居の母が亡くなりました。
    生前の居室や遺品の整理をする際、家人と気まずいことになってしまったことがありました。その時、口には出しませんでしたが、心の中で「お前に、何がわかるんだ!」と叫んでしまったことを思い出しました。なぜ、そんな気持ちになってしまったのか深くは考えずに今日まで来ました。
    本日、大原先生の回答を拝聴し、その時の自分の気持ちがようやく理解できた気がしました。
    ありがとうございました。

  11. コメントする人は言葉遣いに気をつけよう!よそ様の方に対して、上目線で ばばあ とか 旦那 とか 父ちゃん ばあちゃん お前 とか、さらに(笑)とか 第三者の私でもとても嫌な気分になる。こういう言葉遣いを書き込む人たちって、きっと さぞ裕福で優秀な子供、自慢の伴侶といった家族に恵まれていて幸せな人たちで人も羨むほどの人たちだからこそ、テレフォン人生相談室に臨む方々に対してつい上目線で小馬鹿にしたくなって、汚い言葉遣いをしてしまうのだろうけど、後で自身のコメントを読み返して恥ずかしく思わないのだろうか?
    ドリアン助川さんは、相談者さんに対して、《あなた様》って言ってくださって、私も人様に対して《お宅さま》とか《あなた様》って言えるようになった。この場にコメントする皆さん、 綺麗な言霊でコメントしましょうよ!他人様に対して、自分自身の家族なら問題ない ばあちゃん 父ちゃん 旦那 (笑)等等、でも他人様に対する言葉遣いではない。本当に失礼だと思う。

  12. この回答聴いて良かった。私も割と早めに後片付けしてしまうようなガサツ者。
    気をつけよう。人が悼みたい期間はそれぞれだもんね。

  13. 一般的に最もよいとされる方法で
    「あの世に行った」義母を毎日欠かさず弔いしようとする妻(相談者)と
    「母の魂はまだここにいるかもしれない」と心惑う夫
    死の床の枕辺で、死後の相談をされているときと似た感情と
    生前に孝行しきれなかったという後悔が入り交じって
    夫は「母を守りたい」と、理屈では説明できない感情に翻弄されているのだろう
    妻がしてくれていることは、誠実で礼を尽くしたことだと気付いてくれればよいのだが。

  14. 動画の方で聴かせていただきました。これ。
    大原先生の温かい眼差し、心の底からのお言葉にじ~んと来ました。本当に昨今はなんでも「個人の精神やら発達やらとしてしまいがち。一番の薬は化学合成物質ではなくて人の心のぬくもりですからね~。

    しかし「1年くらい」というお言葉もあったはずですからね。しっかりと見失わずです

    この回は本当に心底感激致しました。

  15. 私も母親がなくなってるけど、うちの兄はこんなじゃなかったよ
    やっぱり病気は病気だと思う
    特に躁状態が心配
    奥さんが見守るだけで改善さてていくのか心細い
    躁状態には借金浮気事故起こしやすいよね…
    専門家に任せた方がいいと思うのだけど

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