妻にラブホの許可を求められる男「ボクたちは行き先と相手を隠さない夫婦」

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたすでに人とコミュニケーションが出来なくなっています。
つまり、自分という存在が非常に不確かなんですよ、すでに。
実はあなたは、本音がなんなのか?・・自分が何をホントに感じてるか?っていうことを分からないんですよ。

相談者:
今、ま、どうしたらいい・・

加藤諦三:
いいか分かんないの?

相談者:
か分からない。はい

加藤諦三:
一つ言えることは・・行動を変えること。
奥さんに、許さないんだったら許さないような行動をすればいいんです。
あなた「許さない」と言いながら許す行動をしてるから。
で「許さない」と言いながら・・心の中で許してるから。
だからもう、何がなんだか分かんなくなっちゃってんですよ。
行動を変えてください。

(再び回答者)

坂井眞:
あなた今、自分の気持ちはどうなんだろうか?っていうことを、まず、自分で、認識しないとダメですよ。

相談者:
・・

坂井眞:
それは他人事のようにしておいて、
それで人に「どうしたらいいか?」って言ったって変えようがないですよ。

相談者:
・・

坂井眞:
行動を起こすためには・・わたしの気持ちは今、いったいどうなんだろうか?っていうことを、分かるようになんないと。

相談者:
・・

坂井眞:
嫌なんでしょ?だけど。

相談者:
嫌ですね。

坂井眞:
許せないんでしょ?

相談者:
・・ええ

坂井眞:
だったら、ホントに許さない行動を取らなきゃダメじゃないですか?ということ・・だろうと思いますけどね。

相談者:
ま、その行動・・が、どういうきっかけで・・

坂井眞:
なんできっかけがいるんですか?

相談者:
あの、ずっとそのことには触れずに来たのでえ。

坂井眞:
夫に向かって、男性と、「ラブホテルへ行きたいんですが、いいでしょうか?」って訊くのはまともか?ってさっき訊いたじゃないですか?
その話にあなたが触れるのはおかしいですか?

相談者:
あー、は、は

坂井眞:
そこでなんで「おかしくないですか?」とか「どうやって触れたらいいですか?」って、もう逃げてんですよ。
自分の気持ちに素直になってない。だから行動出来ないんだってことだと思うんで。
「言うきっかけが掴めません」と、
きっかけなんか要らないじゃない、嫌だと思ってんだから。

相談者:
・・

坂井眞:
もっとシンプルに考えたほうがいいのかなと思います。

相談者:
い、シンプルに・・いきなり切り出しても・・

坂井眞:
いつだって、思ったら、切り出していい話じゃないんですか?

相談者:
あー・・はい

坂井眞:
自分の子どもがいじめられてたら・・どんな切り出し方したらいいだろうか?って考えない、と思いますよ?

相談者:
そう、そうですね。はい

坂井眞:
そういう類のことなのに、「そんな切り出し方でいいでしょうか?」っていう質問が出て来るところに・・あなたが抱えている問題があるような気がします。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい・・はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
人は一旦行動すると、その行動の正統性を、心の中で確信します。

 

「妻にラブホの許可を求められる男「ボクたちは行き先と相手を隠さない夫婦」」への10件のフィードバック

  1. 坂井弁護士は、いつも割と面白みに欠ける回答だったが、今日の相談者に対しては、「お前、寝言言ってんなよ!」という感じで追い込んでたね。気持ち良かったよ。
    確かに今日の相談者にはイライラさせられた。
    ひょっとして、お互いさまで回答者もしっかり外でやってたりして。
    そんなわけないか。

  2. 自分の妻が他所の男と遊びまわるのを止められないなんて、何かおかしい。相談者は口が裂けても口外できない秘密でもあるのだろうか。

  3. かなり編集されていそうなので、かえって想像を逞しくさせる。
    坂井弁護士、やたらムキになっていたようだけど、何なんだろう。

    お互い、家を空けるときには事前に報告しあおう、っていう取り決めは別におかしくはない。
    男と会う、と妻が言ったときに浮気につながらないと信じて許したのも別に分からなくはない。
    ただ、浮気がほぼ確定してからの煮え切らない態度はおかしく思える。
    相談者の相談の真意は「離婚を回避するにはどうしたらいいか」ということだったんだろうな。

    それにしても、彼氏とセックスしてきていいかと旦那に訊く妻。これは理解不能。

  4. 不倫をテーマにした相談者の夫婦関係や人間性は殆ど何かがおかしい。
    普通の感覚ではない。
    恋は盲目と言うが、この妻も彼に夢中で周りが見えていないし言動もまともじゃない。
    先生方が話した様にこの相談者は自分の気持ちと向き合って心を整理して妻と話し合い、妻が行動を改めなければ探偵を使い証拠を取って妻と彼に制裁を下したらどう?
    妻の本性が分かるのでは?

  5. 本当にそんな事しようと思ったら、絶対そんな事、口が裂けても言わないと思うけどなぁ…
    あまりにも夫が自分に無関心なので気を引こうと刺激的な冗談が過ぎたとか?

  6. 不明な時間を作らないってのは結婚当初からのルールなのかしら。
    若いカップルのような束縛ルール…ルールさえ守っていれば大丈夫、という安心感で心を誤魔化し続けてしまったのですかね。

    いつもながらタイトルの付け方とアイキャッチのセンス、本当に良いですよね!

  7. たった今、ウルヴェがお昼のワイドショーのコメンテーターだったと知りびっくり仰天。テレ人辞めても大丈夫です❗ウルヴェさん。

  8. 事前通告なんてレアなケースなので妄想を逞しく考えました。

    妻は金持ちの家の御嬢さんで綺麗な人。(50だが)
    離婚されても実家に力があるので、いつ別れてもいいわ、と思ってる。

    相談者は真面目な公務員みたいなタイプ。
    判を押したような生活、真面目だが面白みのない人。
    日ごろから妻の圧力に負けており、反撃する力もない。

    そのような関係で生活を続けてきて、負け試合の理由を自分の心の中で消化してきた。

    という想像通りだったら、確かに現状どうしようもないですね。
    先生方の仰る通り、桶狭間をやってきっぱり結果だすのが一番いいかなあ。(私ならそうする)

  9. 本当に珍しく坂井先生がムキになってる。
    基本坂井先生は夫婦間のSEX問題には割と意見するよね。
    相談者は人が良い悪いのレベルじゃなく大馬鹿者。
    嫁も頭が軽い馬鹿だし。似たもの夫婦で良いのかも。
    多分坂井先生の助言効果なく嫁の言いなりだろう。

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