親をコントロールしながら食欲旺盛なヒッキー10年の女31歳

テレフォン人生相談 2020年5月1日 金曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女31歳独身 一人っ子 農業手伝いの元教師の父67歳 看護師の母61歳

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
もしもし?よろしくお願いします。

今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですか?

相談者:
生き方の、相談でお願いします。

今井通子:
はい
あなたはおいくつですか?

相談者:
31歳です。

今井通子:
ご両親いらっしゃる?

相談者:
はい。実家暮らしで、います。

今井通子:
じゃ、まだお1人なのね?

相談者:
あ、そうです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
お父さまおいくつ?

相談者:
67歳

今井通子:
67歳

相談者:
はい

今井通子:
お母さまは?

相談者:
61です。

今井通子:
61歳?、はい
お、ごきょうだいは?

相談者:
一人っ子で、いません。はい

今井通子:
あ、一人っ子ですか?、はい
お父さまお母さま、何か・・お仕事されてる?

相談者:
父が、あの、教師だったんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
退職して、

今井通子:
はい

相談者:
今は農業の、あの、アルバイトみたいなので、

今井通子:
あーは、はーあ

相談者:
やってます。

今井通子:
で、お母さまは?

相談者:
看護師で、今も行ってます。

今井通子:
あ、看護師さんをしてらっしゃるのね?

相談者:
はい・・はい

今井通子:
で、あなた自身は?

相談者:
10年くらい、無職なんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
引きこもっているような状態で・・

今井通子:
10年間?

相談者:
はい

今井通子:
この「引きこもってる状態でいます」って、ご自身がおっしゃるからお訊きするんだけど、

相談者:
はい

今井通子:
なぜ引きこもってらっしゃるの?

相談者:
仕事お、を、20う、1歳か22歳までは行ってたんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
4箇所くらい行って、長続きがしなくて、辞めえ、ていまして、

今井通子:
はい

相談者:
やっぱりこう、仕事お、を、なかなかこう、覚えられなかったり・・
ま、それが、あの、一番なんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
自分自身が、努力、して、何かをするっていうことを、今まで、して、来なくて、
仕事お、を、続けるっていうことに対してこう、自分が、甘いというか、怠けというか・・に、勝てなくて・・仕事、行って、辞めてを続けても、親に何も、言われえ、なかったっていうことで、それで、あの(ため息)、ま、今まで、親に甘えて、来てしまったっていうことなんですけども。

今井通子:
じゃ、親御さん達は別に、その、なんか、「仕事探したら?」とは言わら、れないのね?

相談者:
最初の頃は、「ハローワークに行ったら?」とか、「こういう仕事、行ってみたら?」とかは言ってたんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
だんだん、わたし自身が、積極的に動こうとしなくて、

今井通子:
はい

相談者:
ま、結構、その、いろいろ、問題行動みたいなのも、あの(ため息混じり)、わたし自身ありまして、

今井通子:
はい

相談者:
あの、なんかこう、2階からこう、ちょっとこう、飛び降りてみたりとか・・

今井通子:
それは何?自殺するために?

相談者:
いえ、ちょっとこう、仕事行ってないっていうことで、ちょっと悩んでまして、人ともあまり会わなくなって、なんかこう、自分の中でモヤモヤしてたことがあって・・
2階といってもそんなに、高くはないんです。ま、2メートルとかぐらいなんで。尻餅をついたぐらい、だったんですけど。

今井通子:
はい(苦笑)

相談者:
でもそれでちょっと、両親をちょっとびっくり、させまして、

今井通子:
はい

相談者:
「仕事に行け」っていう、感じでは言わなくなって、
も、今は完全にもう、親は、放置しているというか・・

今井通子:
うーん、あなた自身の日常生活っていうのは、

相談者:
はい

今井通子:
どんなふうなんですか?例えば・・あなた自身がちょっと主婦みたいなことしてるとか・・

相談者:
2年くらい前までは、

今井通子:
はい

相談者:
食器洗いとか洗濯とか・・掃除機とかは一応してたんですが、

今井通子:
はい

相談者:
自分自身がその、だんだんそういう、仕事をしなくていいという生活に慣れえ、てしまいまして、

今井通子:
はい

相談者:
家事でさえも、全く今はしてない状態です。はい

今井通子:
うーん
そうするとあなたが、しなくていいように、いいように、お母さんとお父さん丸め込んでるっていうこと(含み笑い)?

相談者:
そうですね。
もう、完全に、自分自身の心がこう、もう人間じゃなくなっているような、気がしまして・・
両親の心を、なんか、こ、コントロールするというか、

今井通子:
うん

相談者:
支配するというか、脅すというか。

今井通子:
うん

相談者:
そういう、生活に慣れて、自分がしてしまって、

今井通子:
うん

相談者:
自分がしていることが、親に、とってはどういうことなのか?とか、世間的に見てどういうことなのか?っていうのが・・分からなくなって、しまってまして、

今井通子:
うん

相談者:
自分自身のこの、我儘の心というか?、も、悪の、心を(苦笑)、なんか、こ・・すき・・

今井通子:
あ・・悪だっていう認識があんのね?

相談者:
そうですね、もうなんか、自分のこの、ズルさというか・・

今井通子:
うん

相談者:
頑固さというか、はい
今まではその、親あ、を支配してたんですけど、そういう世間的な、一般的な人とも関わるう、ことを、完全に今避けてしまって、

今井通子:
うん

相談者:
はい、も、家の中で、もう、自分の世界、に、なってるので・・

今井通子:
そうすると、あなたの・・

相談者:
はい

今井通子:
家の中での・・1日の、

相談者:
はい

今井通子:
時間帯、スケジュールっていうか、どうなってる?

相談者:
あ、そうですね。だい、たい、朝は、8時頃、父と母が・・仕事お、にも行って家からいなくなるので、

今井通子:
はい

相談者:
その頃に・・起きて来て、朝ご飯を食べて・・

今井通子:
あ、これってじゃあ、何?お母さまが作っといてくれんの?

相談者:
あ、そうなんです。

今井通子:
あら!

相談者:
いつも、味噌汁、とかご飯を作ってます。はい

今井通子:
ちょうど「お母さんいなくなったぞお」、「じゃあ、ご飯食べに」・・

相談者:
そうです。

今井通子:
「起きようかあ」・・

相談者:
あそうです、そうです。

今井通子:
みたいな感じで起きて来るわけね?

相談者:
その通りです。はい
大体はあの、母が仕事行く前に、わたしに、必ず、言葉を掛けて、

今井通子:
ええ

相談者:
「今から行ってくるけん」とか・・

今井通子:
はい

相談者:
「ご飯できたよ」とか・・

今井通子:
はい

相談者:
声を、掛けてます。

今井通子:
ふうん

相談者:
で、それで起きて、

今井通子:
あはい

相談者:
も、誰もいなくなったら、も、自分の時間、しめしめという感じで(含み笑い)・・

今井通子:
んふうん

相談者:
ご飯を、とにかく、家の、食べ物を、

今井通子:
ええ

相談者:
父の、食べ物であろうが、母の、食べ物であろうが・・も、自分がこう、食いあさって、

今井通子:
うん

相談者:
食べまくって、

今井通子:
ええ

相談者:
テレビを見て好き放題して・・父が、お昼頃、1時頃にそのアルバイトから帰って、来るので・・その頃までは、も、 自分の好き放題食べて・・

今井通子:
あー、そう

相談者:
テレビ見てよ・・

今井通子:
8時から13時までは、そうするとリビングルームにいるっちゅうことかな?

相談者:
というか、居間なんですけども、はい

今井通子:
うん、うん居間に・・

相談者:
そうです。はい

今井通子:
いて。
朝ご飯は食べましたあ、

相談者:
はい

今井通子:
だけどテレビを見ながら、

相談者:
はい

今井通子:
まだなんか、その辺にある物食べたりして、

相談者:
もう、そうなんです。

今井通子:
だから・・ゴロゴ・・

相談者:
食欲が、とにかく、はい

今井通子:
ん、あ、食欲はすごいのね?

相談者:
すごく食べます。はい

今井通子:
じゃ、太ってる?

相談者:
はい完全に。あの、太ってます。

今井通子:
大体、どれぐらい?

相談者:
身長が150センチで、

今井通子:
はい

相談者:
体重が、60キロ近いです。

今井通子:
あーはあ
超、太ってるってわけでもないですね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
そうすると13時頃は、お父さん帰って来ました、はい、その後は?

相談者:
はい・・そしたら、もう2階に上がって、

今井通子:
フフ(苦笑)はい

相談者:
ひたすら、家の食べ物、お菓子だったり、ご飯だったりを、2階に持って上がって、パソコンしながら食べて、

今井通子:
ええ

相談者:
母が、6時頃戻って来るので、

今井通子:
はい

相談者:
またその頃・・「ご飯だよ」って、呼ばれて、

今井通子:
はい

相談者:
下に降りて・・とかいう感じで・・

今井通子:
はい

相談者:
また食べて。
そして・・あとはもう、また2階に上がって、ひたすら、またパソコンしたりとかして、

今井通子:
はい

相談者:
9時頃に寝て、とにかく、ぐうたらな生活をしてます。

今井通子:
ふうーん

相談者:
はい

今井通子:
それで今日のご相談は何でしょう?

相談者:
自分のこの・・世界だけで、生きて、自分自身の、本質というか、世間から見てどういう、人間なのか?っていうのが分からなくなっているので・・現実を見るお言葉を、アドバイスというか、はい、いただけたらと思います。はい

今井通子:
要するに、「大人の現実の人間に」・・

相談者:
あ、そうです。

今井通子:
「戻れ」と・・

相談者:
はい、そうです、その通りです。

今井通子:
言って欲しいということですね?

相談者:
はい、そうです。はい

今井通子:
今日は、精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので・・

相談者:
あ 、はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)


「親をコントロールしながら食欲旺盛なヒッキー10年の女31歳」への15件のフィードバック

  1. 障害者て障害特性で周囲の人をコントロールするよね。だからこういう人達とは関わりたくない。

    1. 明らかに、決めつけですね。

      そもそも、その名前、人権侵害です。

    2. そういうことは言わない方が、身のためです。
      貴方が、もしもこの先、事故や病気で障害者になったら、今のその言葉が自分に刺さって、とてつもなく辛いですよ。

  2. それほど頻繁にある訳ではないが、相談者が明るく元気な声で「ありがとうございました。相談してよかったです。」と言って電話を切る瞬間が、この番組を聴くリスナーとして、一番嬉しくなる時である。

    高橋先生や今井先生が仰ってたように、この相談者は受け応えがしっかりしているし、パソコンも不得手ではなさそうなので、パソコンのヘルプデスクオペレーターような仕事が案外向いているかも知れない。

  3. 頭の良い人だなと思った

    埋れさせておくのは勿体ないのでどんどん社会に出て頑張って欲しい

  4. 出来ない仕事ばかりやってそう、っていつの話だよ
    こういう人は初対面だと感じよく振る舞えるし、ゴールが見えてれば頑張れるタイプだと思う。
    だから短期のアルバイトやったらどうだろう?スーパーでソーセージの試食販売的な。美味しそうに食べてたら皆買うかも!

  5. 確かにADHDの傾向はあるのかもしれないけど、回答者の質問も、誘導してしまっている部分もなきにしもあらず(忘れ物が多かった?ミスが多かった?など)だし、みんな多かれ少なかれ、忘れっぽかったり、失敗したりはあるもので、それが許容範囲を越えているものなのか、ラジオの短いやりとりで判断は難しいですね。回答者のいう通り、専門の医療機関につながり、改善の一歩になればいいと思いました。
    きっと、常に生きづらさを感じながら生きてきたのでしょう。
     でも、みなさんがおっしゃる通り、話す文章の組み立て方、客観視ができていることからも、頭は良く、しっかりしている印象。ただ、その頭の良さが、「ずる賢さ」の方にいって親をコントロールする理由付け、自分を甘やかす理由付けに繋がってると感じました。
     結局、本人が変わりたいかどうか。親から言われて、とかでは動かない。
    幸いに、まだお若い。
    なんでもいいんだけど、
    やはり自分に向いていそうなことから、そしてハードルを低く低く設定して、頑張ってほしい。
    動いてみれば「今日はこれができた」が一つずつ増えていくはず。
    そして、自信をつけていく。
    この方はきっと変われると感じる。
    でも、ちょっとひねくれてる印象も受けるので、素直さ、感謝の気持ち(まずは親に対してね。)を持てるようになるといい。
    今まで、他人とのコミュニケーションで嫌な思いをしてきたのかもしれないけど、世の中にはいい人もいます!
    頑張ってほしいです。

  6. 賢さは、文章だけでも伝わってきました。
    医療、事務、営業、接客、販売はきっと難しい。

    完全マニュアル化された仕事、淡々とこなす単調な仕事、変化を好む人が嫌がる仕事が合いそう。
    電話オペレーター、パソコン修理系、職人。最初の1年は苦労して辞めたくなってもマニュアルが一度叩き込まれば、会社で重宝される主みたいになれそう。

  7. 一番上コメントは刺さる一方で「社会はこんなもんだよな」という諦めもある。自分も相談者と同じ「社会からはじかれた」人間。でも人間扱いされなくても仕方ないのかな。特に氷河期世代は。「自分らエリートに迷惑かけられるのも、生活保護も困る。自分らの目障りにならない場所で生きて」と無言の圧は感じる。一番上の人のような優性階級の方は一定数はいるし、相談者みたいな「はじかれた側」は住み分けするしかないかと思う。優性階級の方もコロナで更に生存競争は激しくなるけど頑張って頂きたい。

    1. ↑同感です (ま、詐欺までしないまでもw)
      そこまでこの相談者を評価する理由が納得できない

      1. 父親が元教師、母親が現役の看護師ということで、経済的に困らずに生きていけるという考えがあると思う。一人っ子なので、ほかのきょうだいに(働けよ)と言われることもない。きちんと話はしているけど、この方は、この先も働かないだろうなと思う。

  8. 厳しい家庭だったりで、子供の頃つらい思いをした反撃で、親をコントロールするようになったのでしょうか?
    いくらお金や生活に困らないと言っても、美輪明宏さんの言う人糞製造機の人生じゃ、自分も満たされないでしょうね。
    もう親に仕返しは、やめて自分の人生を生きられるといいのにと思いますが。
    まぁ、いずれ親の介護などしなきゃいけなくなると思いますが…あ、でも親は、この娘に介護して欲しくもないかも。

  9. 写真の方、80kg以上はありそう。
    大方の人が想像する150cm・60kgはこんなイメージなんだろうな...

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