夫の遺品から思いもしなかった親しい女性。顕在化する無意識に在った虚しさ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
さっきい・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたが・・「虚しい」って言ったんですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど・・今、あなた「虚しい」って言ってますけれども・・

相談者:
はい

加藤諦三:
実は・・

相談者:
うん

加藤諦三:
今までの結婚生活中も、あなたは虚しかったんです。

相談者:
うーん

加藤諦三:
今、虚しいというのは・・

相談者:
うん・・うん、うん

加藤諦三:
たまたま、彼の死を通して、

相談者:
はい

加藤諦三:
気がついただけで、

相談者:
うん

加藤諦三:
心の底の、無意識では虚しかったんです。

相談者:
そうですね、か・・ふうーん

加藤諦三:
あなたは結婚生活中も、虚しかった。

相談者:
はい・・はい・・はい

加藤諦三:
これは間違いないと思いますけれども・・

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
どうですか?

相談者:
そう・・だったのかもしれないですね。はい

加藤諦三:
それえ、を認めてくれれば、もうあとはもう、全部、解決してます。

相談者:
そうですか、ありがとうございます。

加藤諦三:
だって・・解決したじゃないですか?・・結婚生活中虚しかったんですよ。

相談者:
(鼻をすする)うーん、はい

加藤諦三:
だけど、ホントは虚しいんですけど、無意識で、

相談者:
うん、はい

加藤諦三:
虚しいと思う気持ちを・・押さえ込んで、

相談者:
はい

加藤諦三:
意識の上では、虚しくないと、いうふうに・・

相談者:
うん

加藤諦三:
思っていただけの話なんです。

相談者:
ふうーん

加藤諦三:
そいでこの男性は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
恐らく、あなたも、

相談者:
はい

加藤諦三:
幼なじみも・・

相談者:
はい

加藤諦三:
好きではないですよ。

大原敬子:
うん

相談者:
ふうーん

加藤諦三:
つまりね?

相談者:
はい

加藤諦三:
この男性も、あなたも・・

相談者:
うん

加藤諦三:
幼なじみも・・

相談者:
うん

加藤諦三:
全員・・自分として生きてないんです。

大原敬子:
うん

相談者:
うーん

加藤諦三:
説明すると・・

相談者:
はい

加藤諦三:
3人とも、意識は、愛。

相談者:
うん

加藤諦三:
無意識は、く、虚無感。

相談者:
・・うーん

加藤諦三:
だって良かったと思うでしょ?

相談者:
うん

加藤諦三:
無意識が意識化されて、

相談者:
うん

加藤諦三:
あなたの意識領域が拡大したんです。

相談者:
・・そうですね。

加藤諦三:
で、あなたも今まではあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
意識と無意識が乖離してたんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
もう一度言います。
意識は愛・・無意識は虚無感、復讐心で・・でこの相手の、女性もそうなんです。

相談者:
・・うーん

加藤諦三:
だからこの、3人みんなおんなじなんですよ。

相談者:
・・うん

加藤諦三:
隠された敵意を持って・・

相談者:
うん

加藤諦三:
みんな虚無感を持って・・

相談者:
うん

加藤諦三:
表は愛で・・なんにもない。

相談者:
うん

加藤諦三:
別の言葉で言えば・・自己疎外された3人が・・芝居をやっていたっていうだけの話です。

相談者:
ふうん

加藤諦三:
そう思いません?

相談者:
結果としては、そうですよね。

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
(鼻をすする)うん

加藤諦三:
で、良かったじゃないですか?・・60歳、まだ若い。

相談者:
(苦笑)そうですか。

大原敬子:
フフ(笑)

相談者:
はい

加藤諦三:
これからは・・

相談者:
・・はい

加藤諦三:
無意識の虚無感ではなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
無意識も・・愛で。

相談者:
はい、切り替えるのは、すぐには難しいけど。

大原敬子:
そうですよね・・うん

相談者:
でもたぶんこれが・・わたしにとって・・

大原敬子:
うん

相談者:
・・いいほうに向かってくとは思います(泣)。

加藤諦三:
そうです。

大原敬子:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
これから、が・・あなたの人生・・

大原敬子:
うん

加藤諦三:
輝いていきますよ。

大原敬子:
うん

相談者:
はい・・そういうふうに・・

大原敬子:
うん

相談者:
して行きたいと思います(涙声)。

加藤諦三:
そういうふうに、生きてください。

相談者:
分かりました、ありがとうございます。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうござい・・

大原敬子:
お幸せに。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
自分があるということは、意識と無意識が統合されていることです。

 


「夫の遺品から思いもしなかった親しい女性。顕在化する無意識に在った虚しさ」への6件のフィードバック

  1. また今日も加藤諦三による、相談者の人格否定、有無を言わせない一方的な決めつけで終わりました。
    電話で5分そこらしか話してない方の何が分かる?
    絶対に分かる訳がない。相談者も返答に困ってる事がこれまでも何回もありましたよ。
    もはやリスナーを不快にさせるだけの老害。呂律もろくに回ってないのに加藤諦三氏を使い続ける意味はなんでしょうか?
    相談者は勇気を振り絞って電話してるのに可哀想でなりません。

  2. 加藤先生と大原先生の心理的観点からの分析でした
    相談者の相談は亡くなった旦那さんの浮気を知ってしまったと…
    原因は「虚しさから虚無感」との指摘でしたね
    あくまでも無意識化だからね…相談者は亡くなったとは言え浮気の事実を受け入れないと虚しい感覚になるわな~自覚できるかな~?無意識化だし…
    感覚的には「無気力とか意欲が湧かない」やらそんな感じだけど
    意外と声も元気だし…ただ意識化で「憎いやら許さない」とか余計な感情があるので
    悪循環に陥るし…情緒不安定ぎみになって
    過ごしていたなら、ちょっと大変だね
    鬱状態になる傾向があるから心配です
    鬱病ではなく鬱状態だから比較的に軽いけど…両先生の指摘を相談者は
    認めてくれたから良かったですけど
    まだ60歳だし世間では初期高齢者なんだけど穏やかな歳をとりながら
    人生を送って欲しいと思います

  3. 仮に相談が放送の2倍3倍の長さであっても、それだけで「虚無的な結婚生活だった」なんてなぜわかるんだろう 
    まして「そこに気づけば人生が開ける」のだとしたら、加藤先生は天才精神科医になれるし、そうでなければカウンセリングやメンタルクリニックに通う軽症患者の大半が、加藤方式で簡単に完治する、ということになってしまわないか
    加藤先生の回答に納得したり感動することもあるけど、今回はケムに巻かれたような感じがした

  4. 以前読んだ新聞の投書欄で、長く単身赴任だった父親が赴任地で突然亡くなり、その後現地に女性がいたことが発覚した、娘はとてもショックを受けて父親に幻滅したが、母が「お父さん、家族のために働きづめでこんなに早く亡くなって可哀そうだと思ってたけど、遊んでてくれて良かった。」とホッとしたように言ったので、父への思いが変わった、とのことが書かれてあった。もちろん妻である母親の本心ではないのかもしれないけれど、なんかものすごく大きな愛情というものを考えさせられた。
    とにかく亡くなった方の携帯は中身を見ずに初期化、廃棄を・・・

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