作られた明るさがコミュニケーションを破壊する。自発的な感情で人と関わること
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
大原先生が「無防備」っておっしゃったので、
相談者:
はい
加藤諦三:
僕と言ったこととちょっと違ったほうに受けとられるといけないので、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、説明していま、す、とくけども、
「あなたが無防備だったのは、自己蔑視して」から、「るからだ」っておし、申し上げたんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
大原先生「無関心」っておっしゃったんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
これ同じことなんです。
相談者:
ああ
加藤諦三:
自己蔑視してる人っていうのは自分に捉われていますから。
大原敬子:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
相手に関心が行かないんですよ。
相談者:
・・あーあ・・分かりまし・・
加藤諦三:
それからもう1つ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
本当は恥ずかしがり屋だったんですよね?
相談者:
あ、そうです。はい
加藤諦三:
・・本当は恥ずかしがり屋で・・人に近づくのが難しかったんです。
相談者:
あー、はい。今もそういうところがあります。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど・・物凄く成長、したでしょ?
だって今・・「恥ずかしがり屋」って僕が言ったとき「そうなんです」って・・
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が恥ずかしがり屋だって・・45歳の今、分かったんです。
相談者:
あー・・
加藤諦三:
だからどんどん、どんどん、あなたがね?
相談者:
うん
加藤諦三:
無意識の意識化ができてるんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
別の言葉で言うと、どんどん、どんどん自己実現できているの。
相談者:
ふん
加藤諦三:
物凄いいい方向に進んでますよ?
相談者:
これから何をこう・・
加藤諦三:
これから大切なのはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
自発的な感情で・・人と関わっていくことです。
相談者:
あー
加藤諦三:
人に対する怒りの、例えば、間接的、表現として明るさを振る舞うとか・・
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
人に見せるために、明るく振る舞うとか。
相談者:
うん
加藤諦三:
寂しいから・・周りに人を呼ぶとか。
相談者:
うん
加藤諦三:
そういうことじゃなくて、自発的な感情で、人と関わって行く。
相談者:
あー、分かりました。
加藤諦三:
はい、よろしいでしょうか?
相談者:
はい、すいませんありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい。ありがとうございまあす。
加藤諦三:
意識と無意識の乖離・・これがコミュニケーション能力を破壊します。
内容からは外れますが、放送を聴いていて、加藤先生が大原先生を紹介した時に、相談者の安心した様な息づかいと、直ぐに涙声になったのが分かりました。
本当に、大原先生で良かったと思います。
同感です。
明日の担当はウルベです❗今から明日の相談者さんがお気の毒で仕方なく思ってしまっている私です。