モヤ相談にはモヤ回答。死を恐れる22歳へ。精一杯咲かなかった人は散るのが怖い
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちは、先生よろしくお願いします。
大原敬子:
あ、こちらこそ。あのね?、言葉の中にね?
相談者:
はい
大原敬子:
事実があると。フロイドが言ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
死にたいっていうのとね?
相談者:
はい
大原敬子:
死ぬのが怖いは全然違うんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
「死にたいよー」っていうときにはね?、甘えられる相手、
相談者:
はい
大原敬子:
わがまま言っても、受け入れてくれるときには、「死にたいよー」って。これ、別のコミュニケーションなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが死ぬのが怖いってことは、
相談者:
はい
大原敬子:
叫んでも・・
相談者:
はい
大原敬子:
誰も助けてくれないで、
相談者:
はい
大原敬子:
僕はなんとか生き抜こうという、気持ちなんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
ていうことは何か?っていうと、常に・・不安と、緊張があるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
毎日がね?
相談者:
はい
大原敬子:
無意識ですよ?
で、あなたの心の中を、訊いてみます。いいですか?、答えてくださいね。
相談者:
はい
大原敬子:
まず・・自分の身の回り・・
相談者:
はい
大原敬子:
手首とか足でもなんでもいいです。
絡まれてるほうが安心しますか?どうですか?
相談者:
そうですね。
大原敬子:
あー、なるほど
相談者:
ブレスレットをお・・
大原敬子:
うん
相談者:
昔い・・ま、大事な、
大原敬子:
いっぱいつけてました?
相談者:
はい、友だちにもらってからあ・・出かけるときは、大体つけてます。はい
大原敬子:
次行きますね。
相談者:
はい
大原敬子:
夢ですけどね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、追いかけられる夢、見たことありますか?
相談者:
ありましたね、なんかあ・・
大原敬子:
うん
相談者:
夢で、
大原敬子:
もう1回確認しますよ?
相談者:
はい
大原敬子:
いっぱい、巻きつけられると安心する。
それから・・
相談者:
はい
大原敬子:
追いかけられる夢・・
相談者:
は(わ)見たことあります、はい
大原敬子:
で、次にですね。
蛇とかね?
相談者:
はい
大原敬子:
いろんな虫が、ぐにゃぐにゃ、ぐにゃぐにゃで、固まって・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの足の下に、こう動いてるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そういう夢は?
相談者:
・・んん、足元じゃないですけど、壁らへんでえ・・
大原敬子:
うん
相談者:
いっぱいいるっていう夢見たことありますね。
大原敬子:
これ3つそうですね、間違いなくね?
今度は別です、実際です。
相談者:
はい
大原敬子:
「夜が明けるの嫌だなあ」と思うときあります?
相談者:
特に寝るときとかあ・・
大原敬子:
うん
相談者:
目が開けなくなっちゃう・・
大原敬子:
(苦笑)開けなくね。
翌朝は死んでるかもしれないと。
相談者:
うん、で、
大原敬子:
うん
相談者:
朝が来るのは、怖くないんです。
大原敬子:
あ、なるほどね。
今度は親子関係訊きたいんですけども。いじめられたときに・・
相談者:
はい
大原敬子:
どういうふうにいました?
相談者:
学校の友、えー、人が、
大原敬子:
うん
相談者:
「中国人だ」って言ってきて、いじめられたって、言ったんです。
大原敬子:
そのときお母さんが言った言葉はどういう言葉ですか?
相談者:
一緒に学校に行って、
大原敬子:
うん
相談者:
先生に、話(はなし)し◆#$%□
大原敬子:
話し&#△、なるほどね。
相談者:
&#△%
大原敬子:
あなたはね?
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんを絶対否定、しなくていいんです。
ただ、あなたの無意識の中で、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんが好きなあまりに心配掛けてはいけない気持ちがあるんですね。
あのね、ボールビー(*)が言ってるんですけども、
(*)ジョン・ボウルビィ: John Bowlby 英 精神科医 1990年83歳没
相談者:
はい
大原敬子:
子どもの心っていうのは・・抱いたとき・・すべてが始まるっていうんです。人生が。
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんはあなたを絶対愛してました。
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・お母さんの愛し方は、お互いに精神的苦労があったってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
◆#$、あなたの場合に、子どもですから、もっと求めるものがあるわけです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・それを要求する頭もないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
さきほどの、絡まれるって好きですよね?あの「僕」、こう「好きですよ」って、「ブレスレットも」っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
あれ心理的にですね、常にベタベタと・・
相談者:
はい
大原敬子:
触れてほしいっていう欲求のときになるんです、これ。
相談者:
はい
大原敬子:
それを、あなた「ほしいですね」っておっしゃってましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
それから、追いかけられる夢、
相談者:
ナイフで持って、追、追いかけられる夢(苦笑)見て・・
大原敬子:
そのナイフは誰だと思いますか?
相談者:
はい?
大原敬子:
僕がこの任務を果たさなければ、
相談者:
はい
大原敬子:
追いかけられて怒られるって頭があるってことです。あなたが作った心です。
相談者:
はい
大原敬子:
それから、蛇ってありますね、うにょうにょ云々って・・
相談者:
はい
大原敬子:
壁、壁とか云々っての
相談者:
います。
大原敬子:
それは・・自分の中の、抑圧です。
何か無意識に我慢してるんですね。
相談者:
はい。我慢してる物・・
大原敬子:
無意識ですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
なんかがきついんです。やっぱり。
相談者:
はい
大原敬子:
吐き気っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
イライラとか、怒りとか・・不安とか緊張とか、抑えたものですね、感情を。
相談者:
はい
大原敬子:
が、一気に出したいときに、吐き出したいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
吐き気がするってことは、無意識に、
相談者:
はい
大原敬子:
いろんな感情が・・出したい。
相談者:
はい
大原敬子:
で、死ぬのが怖いっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんのために、もっと僕は頑張らなくちゃいけないかと、あなた自分で思ってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
だけど実際は、体がついて行けないんです、今。
相談者:
はい
大原敬子:
で、今日は電話来たと思うんですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さん」って、自分で素直に、「今きついんだ」とかって喋れますか?
相談者:
話してますね。
大原敬子:
なんて話してます?
相談者:
はい
大原敬子:
疲れてるって。
相談者:
え、「死ぬのが怖くなっちゃって」とか、
大原敬子:
そのときお母さんが言った言葉はどういう言葉ですか?
相談者:
「お母さんも・・怖くないのに、あなたが怖くなってどうする」(苦笑)みたいな・・とか言ってますね。
大原敬子:
それで納得してますか?
相談者:
それは納得できてませんね。
大原敬子:
でしょ?
お母さんもそれは無理なんです。
今の、死にたいときに・・「誰でもこうなんだよ」で終わってしまうところに、
相談者:
はい
大原敬子:
心の部分が・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さまあなたに・・伝えられない。
それお母さん責めても可哀想なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
そう思わない?
相談者:
・・
大原敬子:
だからあなたが・・
相談者:
はい
大原敬子:
「そうか」
お母さんに求めるものと・・自分が精神的に成長して、
相談者:
はい
大原敬子:
そして、お母さんに、言葉を掛けられる人間になることも大事でしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
中国の人にあるでしょ?、親孝行って何かってたら、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもがね、「お母さん?、お母さん、僕親孝行かな?」って言うんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
たら、中国のお母さんがね?
「いや」って・・「あんたがね?」
相談者:
はい
大原敬子:
その裸のまんま・・お母さんが「死にたいよ」ったら、「大丈夫だよ、一緒に死のうよ」って、お母さんの心に添ってくれる人になってほしいってんですよ。
相談者:
(涙声)はい
(鼻すする)
大原敬子:
今あなたは、お母さんはいい人、頑張ってる、僕、恩を返すことを・・この23歳ではきついです。
相談者:
はい
大原敬子:
自分が今無理をしてるんだってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
ほで「辛い」、「助けてくれー」って気持ちがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、それを言える人がいなかったってことですね。
相談者:
・・はい
大原敬子:
だから、お母さんにも、「僕こんな弱気になってしまってね」って、本音が言えたら、あなたは、死ぬのが怖いって言葉がなくなるはずなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしが今あなたに求めるのは・・精神的・・親子の絆を・・あなたが築いて、あなたが築くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
精神的な自立。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが成長することが・・一番大事だと思いますけども。
加藤先生伺いますね。
(再びパーソナリティ)
結構な神回なんじゃない?抽象的で意味はよくわからないけど。
要は、あなたは、アダルトチルドレンだね、と先生たちは言いたいんじゃないでしょうか。
母親が大好き。大好きだから、たくさん愛してほしい。でも、待って、その愛し方じゃない。もっと肯定してほしいし、そのままの自分を愛してほしいの!!
という感情ですね。幼児期の子供の自分が、満たされないまま残ってるんですよ。
で、母親には、大いに期待してしまっているの。自分がして欲しい愛し方や見つめ方を、まだしてくれるんじゃないかって。
でも、それは無理なんですよ。
大抵の親は、自分がされたような子育てをするんです。
目の前の子供の反応を見て、この子の望むものを与えようと寄り添うのではなく、子育てとはこういうもの、と思ったやり方を貫くんです。
でも、自分は自分の親の育て方で大丈夫だったとしても、自分の子は自分ではないので、同じ育て方で大丈夫かどうかは、分からないんです。
そして、よく見つめていなくては、大丈夫じゃないよー!という子供のサインも見逃してしまうんです。
母親はそんなつもりなくても、もっと良い子に育て!今のままでは足りない!という非言語的なメッセージを受け取り続けてきたのかもしれない。
自分一人で海外の中学や、高校大学など、相当頑張って突っ走ってきた人生だったはずです。
もうガス欠状態なんです、たぶん。
母親の育て方では、この相談者は、追い詰められてしまったのかも。
いじめで、ズタズタになった自尊心も、家庭で埋めれなかったのかもしれないです。
今親元に帰ってきたことで、親と物理的に距離も近くなったから、余計に無意識では追い詰められてるのかな…それで相談する気になった…と、私は見て取れました。
相談者も日本に帰ってきたときに、
ウイグル族虐待、香港圧政、外国人報道記者拘束、コロナウイルス武漢発生、天安門事件30年、...
といった中国関連の報道に接するだろうし(これらは中国でどれだけ報じられているのだろう?)、無意識のうちの中国生活と死とを関連付け、死を身近に意識し、死が怖くなったとは考えられないかな?
たぶん高校生になった頃から、その辺の事情が理解できるようになってきたんだろうね。
また、相談者は中国では「日本人」と見なされることがあるかもしれないからいろいろと気をつけないといけないだろうし...
日本だったらそこそこ報道の自由が守られてるから知りたい情報は得られるし、自民党とは異なる政治思想を有しているからっていきなり逮捕、投獄されることはないし、相談者もずっと日本に居なよ。
私は、内容はともかくコミュニケーションとしては、過去最大級のひどい回答だと思いました。
確かに、明確な回答が出しにくいお悩みではあると思いますが、一連の会話が洗脳手法で進められている点には、ある意味脅威(危険)を感じます。たとえば
1)相談者のコメントを、すべて自分(回答者)の論拠に都合の良いもの、自分の論拠が正しい根拠として使う。
2)研究者の名前や専門用語、堅い表現を連発して、自分の意見に権威づけするとともに、相談者に何となく正しいような気にさせる。
3)相談者が自覚や納得しにくいことも、「気づいていない」「無意識」「夢に表れている」など、証明しようがない証拠で説明する。
などです。
(ちなみに、「そんな夢は見ません」と回答されたら、「そこはないですね。じゃあ、それに近い雰囲気の夢は、どんなものを見ましたか」と続けていけば、回答者の望むルートに戻せます。)
相談活動に(技法としての)洗脳的な要素が全くあってはいけない、とは思いません。放送時間の尺の制限もあると思います。
とはいえ、相談者の方の言葉や考えのすべてを、回答者の方々の枠にはめ込んでしまうことには、強い違和感がありました。
私なら、<生き物である以上いずれ死ぬなら、どんな状態で死にたいか。そうなっていけるために毎日できる具体的なことは何か>や、<少しでも生き延びる確率を上げるのに役立ちそうなことを、毎日必ず3つやるとしたら何をするか>をご一緒に考えるかなぁ、と思いました。
ウイグルやチベットの人々は死にたくなくても中国共産党に虐殺されている。
アグネス・チョウさんのような香港の若者も命をかけて中国共産党に抗議をしている。
死にたいなら、それらの方々に自分の立場を背のりさせてあげなさい。
「自分は、どう生きて行けば良いのかわからない」
という心の叫びはそのひとにとって死ぬほど切実。
管理人さんのコメントが理解できない。
切実という割には、自分から解決しようと頭を働かせない怠慢さが問題なんでしょw
テレフォン人生相談にかけてくるだけまだマシなんだろうけどさ
22歳って、成人してはいるけどまだまだ子供だよ。そんな中で専門の人に頼る事自体はそこまで悪くなくない?
日本、アメリカ、中国を転々。それぞれの国で自分のアイデンティティを貶される。日本では中国人だから、中国では日本だから、みたいな。劣等感と失望感と諦めが膨らんで、それが黒い霧のように青年を囲んでいる。黒い霧が自分を死に誘っている感覚がある。
青年の悩みとはこういう感じかと解釈した。国籍も、いじめを再燃させたコロナウイルスも青年のせいじゃないから、その辺りは気の毒である。管理人さんの述べる「国籍の選択期限」について、当人も理解してるとしても「前門の虎後門の狼」みたいに脅威に感じているのかもしれない。さらに気の毒だけど日米中、どこ行っても差別はあるから、その辺りは諦めるしかないんじゃないか。
自分と青年の生い立ちが重なったので書きこんだ次第。自分は国籍日本であるが、それでも出身地による差別は受けてきたこと。移住地ジプシーしてきたことが青年と重なった。でも、第三者視点から見ると「青年期特有の悩み方」ということか。確かに、自分の殻に閉じこもって「死にたくない死にたくない」とウジウジした人間に需要は無いだろうな。自分は結局そういう10代20代を過ごしたので40手前の今、周りに人がいなくなってる。そして、嘲笑されても仕方ない状況を受け入れている自分がいる。青年は自分のようにになって欲しく無いと思って書いた。
テニスの大坂なおみ選手は本籍地が大阪府、母方の祖父母が済むのは北海道ですが、結局大阪府に本社があるパナソニックのCMに出ましたねえ。