番組史上最高の資産家登場。せびる弟を放蕩息子と呼べば同じパラサイトの自覚
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
あ、よろしくお願いします。
塩谷崇之:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
はい
塩谷崇之:
加藤先生おっしゃったように、弟さんとの関係性。
相談者:
うん
塩谷崇之:
そして、その、あなた自身が、これから、ま、弟さんを含めて、
相談者:
うん
塩谷崇之:
どういうふうに生きてくのか?っていうところにね?
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
恐らく・・一番のあなたの悩みがあるんだとは思うんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
その前提としてのね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
そのお金の部分。ちょっと確認させてくださいね。
相談者:
ええ、え
塩谷崇之:
お父さんがいろいろ財産を持っておられて、
相談者:
ええ、不動産でね。
塩谷崇之:
不動産を持っていると。
相談者:
ええ、マンション貸して。
塩谷崇之:
で、あなたが住んでいるマンションもお父さんの、マンション?
相談者:
ええ、そうです。
塩谷崇之:
で、弟さんが住んでるマンションも、お父さんのマンション?
相談者:
そうです。
70世帯あって、
塩谷崇之:
うん
相談者:
同じ建物の、
塩谷崇之:
うん
相談者:
下にいます。
塩谷崇之:
そうなんですよね。
相談者:
うん、うん、弟がね。そばにね。
塩谷崇之:
だから・・あなた自身も、
相談者:
うん
塩谷崇之:
或いはその弟さん自身も、
相談者:
うん
塩谷崇之:
自分自身の財産があって、
相談者:
うん
塩谷崇之:
そこからの収入で生活してるってわけじゃないよね?
相談者:
じゃないです。父の、はい
塩谷崇之:
あー、すべてお父さんの財産で。
相談者:
そうなんですよ。
塩谷崇之:
うん。で、あなた自身も、収入っていうのは、特にないわけ?
相談者:
ないです、もう、年金で。
塩谷崇之:
うん
弟さんのほうは?
相談者:
仕事してましたね。あの、現役のときは。
塩谷崇之:
仕事してたときは良かった?
相談者:
ただし、そういういろんな、あの、問題が起きると、
塩谷崇之:
うん
相談者:
援助してたんです。
塩谷崇之:
あー
相談者:
そばにいるし、も、親は親だからね。
塩谷崇之:
あー、じゃ、お父さん、結構甘やかしちゃったんだね?
相談者:
も、ほんとに、だから(含み笑い)放蕩息子って・・
塩谷崇之:
うーん
相談者:
例えがあるんですけどね、それも・・
塩谷崇之:
なるほどね。
相談者:
絵に描いたような。
塩谷崇之:
うーん、で、今、結局お父さんが老人ホームに入って認知症になって、
相談者:
であたしが全部ね?
塩谷崇之:
あなたがね?、うん
相談者:
で、須(すべから)く、業務やってますよね。
塩谷崇之:
うん、それで、弟さんからすると、自分を甘やかしてくれる人をね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
それまではお父さんが、やっ、いろいろ甘やかしてくれてたのを、
相談者:
うん
塩谷崇之:
その役割をあなたに求めてる(含み笑い)・・
相談者:
あ、確かにやってます、そうです。
塩谷崇之:
ていうような状態になったんですよね?
相談者:
そうです、今更ね?でも、も、半年もね?
塩谷崇之:
うん
相談者:
生活費をこうこうして、今更、急にね?
「じゃ半分に減らすわよ」ってね、そのね、生活費?
塩谷崇之:
うん
相談者:
できないですよね。
塩谷崇之:
うーん
相談者:
それでね、家賃が入ってるからね、「全部あたしが、いいように」ね・・「引き下ろして」ね・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
「なんかやってるんじゃないか」と、その、売り言葉に買い言葉でね、そういうことも、喧嘩したときにね、言うんですよね。
だから、聞きたいのは生前贈与ってありますよね?
塩谷崇之:
はい
相談者:
で、今のうち、もうね?、父も名前ぐらいは書けるんですよ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
こういうこと、ゴタゴタすんの嫌だから、もう半分、折半にしてね?
塩谷崇之:
ただね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
お父さんんー、は、ま、名前ぐらいは書けるんだろうけども、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
そういうことについて、今、正常な判断能力は、ちょっとなくなってきてる、状態なんでしょ?
相談者:
うん、できないです。
塩谷崇之:
で、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなたは、お父さんの財産を、管理する、立場にあるわけですよ。
塩谷崇之:
うん
塩谷崇之:
それでね?
相談者:
うーん
塩谷崇之:
そのお父さんの財産から上がった収益を、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなたと、弟さんで、分けてもいいっていう話になってんの?
相談者:
うん、なってないです、全然。うん
塩谷崇之:
じゃ、それはやっぱりお父さんのために管理してるわけでしょ?
相談者:
ええ、遺言も書いてないですしね。
塩谷崇之:
うん
相談者:
何もそういう意思の、疎通もできてませんからね。
塩谷崇之:
うーん
相談者:
うん
塩谷崇之:
そうすると、あなたはそうやってお父さんの財産を管理する立場にあるんだから、
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
それを、お父さん、にね?、承諾も得ずに弟さんにそれを、分けてあげるっていうのは、まずいですよね?
相談者:
だって法定相続人で先生、2人しかいないですしね。
塩谷崇之:
いや、違いますよ。相続人っていうのは、
相談者:
はい
塩谷崇之:
お父さんが亡くなったあとの話でしょう?
相談者:
ええ、ええ、え、だか、今ね?
塩谷崇之:
お父さん生きてるんですから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
お父さんが、弟にあげ・・だから自分の息子にね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
小遣いをあげるのは、それは・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
お父さんがちゃんとした判断して、判断能力を持って判断をしてやるんだったらいいですよ?
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
うん、だけど、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなたが勝手にそれを弟さんにあげるっていうのは、本来はやっちゃいけないことですよね。
相談者:
うーん
塩谷崇之:
お父さんが生きてる限りは。
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
だから、あなたは、
相談者:
うん
塩谷崇之:
お父さんの財産を管理してるんであれば、
相談者:
うーん
塩谷崇之:
それはお父さんのためにやんなければいけないことであって、
相談者:
うん
塩谷崇之:
そこであなたが情を入れてね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
弟にいくら、あー分けてあげるとか、
相談者:
うんうーん
塩谷崇之:
それは、本来しちゃいけないことですから。
相談者:
あー
塩谷崇之:
そこはきちんとね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
毅然として対応しなくちゃいけないわけですよ。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
で、毅然とした対応をしなくちゃいけないんだけれども、
相談者:
うん
塩谷崇之:
片やあなたは、
相談者:
うん
塩谷崇之:
ま、弟が、こ、困ってるんだから、なんか、助けてあげたいなっていう気持ちもあり、
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
そんなお金のことで、
相談者:
そうなんです。そこなんですよ。
塩谷崇之:
争いたくないと。うん
もしそうであれば・・
相談者:
ん、うん
塩谷崇之:
逆にあなたは、
相談者:
うん
塩谷崇之:
お父さんの財産を管理するっていう立場を、
相談者:
うん
塩谷崇之:
手放して、
相談者:
はい
塩谷崇之:
お父さんの財産は、だから、誰かほかの人に委ねる。
相談者:
うん
塩谷崇之:
後見人に委ねるとか。
相談者:
ええ、ええ、ええ・・それはどうふに、決めたらいいんですかね?
成年後見人ですか?そういう・・
塩谷崇之:
成年後見人を、ま、
相談者:
立てる?
塩谷崇之:
例えばその、税理士さんとかね?
相談者:
うんうん
塩谷崇之:
そういう人に、お願いすることもできるし、
相談者:
うん
塩谷崇之:
或いはあなた自身が後見人になった場合にはね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
然るべき人がね?弁護士とかが、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
後見監督人っていうのにつくことになります。
あの、監督人って裁判所がね?・・後見人を監督するための、
相談者:
はあ
塩谷崇之:
人をつけるんですよ。
相談者:
ええ、ええ、ええ・・それ、うん
塩谷崇之:
でその後見監督人が、
相談者:
聞きました前、ええ
塩谷崇之:
きちんと、その後見人であるあなたのね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
財産管理を、監督することになるんですね。
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
だ、そこであなたが・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
ね?いくらかわいい弟だから、或いは、その、おー、可哀想な弟だからといって、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
そっからお金をね?、弟さんのほうに流出させるようなことをしないようにっていうことを、きちんと監督する人が、つくんですよ。
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
うん
相談者:
はい
塩谷崇之:
だから、
相談者:
ええ、ええ
塩谷崇之:
そういう人がつくことによって、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
あなた自身もね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
お父さんの財産を、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
好き勝手に動かすことはできなくなるし、
相談者:
うん、うん、うん、うん
塩谷崇之:
弟のほうも、無茶な要求はできなくなるわけで。
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
そうすることによってね?
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
あなたは、情と、
相談者:
うん
塩谷崇之:
責任との間の、この(含み笑い)、
相談者:
うん
塩谷崇之:
間(はざま)でね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
どっちを優先すべきか?っていうことに、悩まずに済む状態を作ることはできると思うんですよね。
相談者:
え、はい
塩谷崇之:
その代わり、
相談者:
うん
塩谷崇之:
監督人がつくっていうことは、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
今あなたが管理してるお金・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
ある程度、あなたの裁量で動かせたかもしれないけれども、
相談者:
ええ、ええ、え
塩谷崇之:
そこは、かなり厳しくなりますよ。ほんとに必要な、支出しかしちゃいけないってことになる。
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
厳しいことになります。
相談者:
うん、監督ね?
塩谷崇之:
うん
相談者:
それは、その裁判所に行って、
塩谷崇之:
そうですね。「後見人を」、あ、「つけてください」と。
相談者:
後見人を立てる。はい、&#△%
塩谷崇之:
で、選択肢としては、
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなた自身が後見人になるという選択肢と、
相談者:
あたし自身が後見人、はい
塩谷崇之:
あと、「誰か適切な人をつけてください」っていう、
相談者:
うん、うん、うん、はい
塩谷崇之:
ふうに、申請するっていう2つの選択肢があります。
相談者:
2つ、はい、分かりました。
塩谷崇之:
で、あなた自身が、
相談者:
うん
塩谷崇之:
後見人になるんだと、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなたは財産管理に関しては、まあ、素人ですから、
相談者:
ん、もちろんゼロですね、もう。
塩谷崇之:
うん、ちゃんとそれは「厳しい人を監督人に」、
相談者:
ええ、ええ、ええ、え、委ねますね、その人に、はい
塩谷崇之:
「つけなくちゃダメですよ」って裁判所から言われるはずです。
相談者:
はい分かりま・・
塩谷崇之:
でもそれによって、あなたのやるべきことというのが、
相談者:
うん
塩谷崇之:
はっきりしますから。
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
うん
あとは、あなたが自分で、自由に動かしていいお金の範囲で弟さんを、支援してあげるとか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは経済的、には、今までのようにはいかないかもしれないけれども、
相談者:
うん、うん、うん
塩谷崇之:
精神的な部分で、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
支援してあげるとか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう、お金の管理っていう部分を離れた弟さんとの関係をね?きちんと作っていけば・・
相談者:
うん・・うん
塩谷崇之:
これから、10年、20年ね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
2人きょうだいで、生きてく中でね?
相談者:
(鼻をすする)はい(涙声)
塩谷崇之:
可能性っていうのが出てくるかもしれない。
相談者:
うん、はい、あ(泣)
塩谷崇之:
ま、いろいろ心配、ではあるでしょうけれども、
相談者:
うんうんうーん
塩谷崇之:
今までのようにね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
なんとなくこう、お父さんの財産に、ちょっと言葉はあれですけれども、寄生するような形でね?
相談者:
え、そうです。あたし自身がそうですからね。今。
塩谷崇之:
それ・・うん、寄生しながら、それを・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
お互いになんかこう、取り合いっこしてるような、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
変な人間関係、ではなくなって、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
あなたも弟さんもそれぞれが自分の財産を自分の責任で管理をするっていう立場になるから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
今の状態とはまたちょっと違った立場になるかもしれない。ね?
相談者:
もうね?
塩谷崇之:
はい
相談者:
全員がパラサイトしてますね、あたし自身も。
塩谷崇之:
ええ、パラサイトですよね。
相談者:
父に。ええ、もう
塩谷崇之:
うん
だからね?やっぱりね、
相談者:
怖いです。
塩谷崇之:
パラサイトしている者、同士で、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
人間関係を作ってくっていうのは(含み笑い)、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
すごく難しいですから。
相談者:
ですねえ。
塩谷崇之:
まずね?自分たちが、パラサイトしてるんだということを・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
きちん認識し、
相談者:
ええ、ええ
塩谷崇之:
そして、パラサイトしていいとこと、いけないところを、
相談者:
はい
塩谷崇之:
きちんと峻別し、
相談者:
うん
塩谷崇之:
それで、残された・・
相談者:
自分も甘いですね。
塩谷崇之:
うん
相談者:
やっぱり依存してると思います。
塩谷崇之:
あはい、そうですねえ。
相談者:
ありがとうございます。
塩谷崇之:
その辺りをちょっとよく考えてみてください。
相談者:
あはい
塩谷崇之:
もう一度じゃあ、加藤先生に代わりますんでね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
ちょっと待っててください。
(再びパーソナリティ)
相談者は、後見人も監督人も立てないと思う。
すべからく
を誤用してた
自分の金ではないけど…管理してる金を渡さなくなったら
弟から刺されるんじゃないかと
回答者のはなしきいててひやひやしちゃった。