（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
最後元気な声になって来ましたね。

相談者：
はい（笑）ありがとうございました。

加藤諦三：
あのね、今、大原先生との・・

相談者：
はい

加藤諦三：
お話の中でね？

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたのことが、すごく分かったことの１つは、

相談者：
はい

加藤諦三：
あなた、６０年間・・

相談者：
はい

加藤諦三：
ずうーっと長いこと・・

相談者：
はい

加藤諦三：
本当の感情を抑えて生きて来たんじゃないですか？

相談者：
あ・・あはい・・先生どうして、分かるんですか？アハハ（苦笑）

加藤諦三：
なんでそれが分かったかというと・・

相談者：
あ、うん、うん（鼻をすする）

加藤諦三：
大原先生が・・「あなた今、自分がしたいことが・・分からなくなってんですよね」と。

相談者：
はい、はい

加藤諦三：
義務に従ってるときに自分を感じられるんだと。

相談者：
はいはい

加藤諦三：
こうおっしゃった。

相談者：
はい

加藤諦三：
それで・・今のことが分かったんです。

相談者：
はい。あーそ・・

加藤諦三：
分かったっていうこと、ないこと、かっていうと、
あなたが長いことお・・

相談者：
はい

加藤諦三：
本当の自分との感情・・を、抑えて生きて来てるから。

相談者：
あ・・はい、はい

加藤諦三：
自分自身との断絶が長くなったんです。

相談者：
あ、それで自分自身が分からなくなってしまったんですね。

加藤諦三：
そういうことです。

相談者：
はい、はい、はい

加藤諦三：
だ、それで・・実際の自分の感情が分からなくなってしまったんです。

相談者：
はい・・＆#△・・はい、その通りです先生、はい（泣）

加藤諦三：
結婚してるときも、いろんなこと・・

相談者：
ありました、はい

加藤諦三：
これで・・

相談者：
姑とも、ありました。はい

加藤諦三：
ずうーっと抑えて・・

相談者：
ずっと抑え、はい

加藤諦三：
だけどあなたの無意識には・・

相談者：
はい

加藤諦三：
My unconscious、わたし自身の無意識に・・

相談者：
はい

加藤諦三：
何があったか？というと、

相談者：
はい

加藤諦三：
・・憎しみと怨みなんですよ。

相談者：
あー、情けないですう。

加藤諦三：
情けなくない！

相談者：
そうですか？、はい（涙声）

加藤諦三：
これ、からです。

相談者：
はい

加藤諦三：
もう６０歳とも考えられるけれども・・

相談者：
はい

加藤諦三：
まだ６０歳です。

相談者：
はい

加藤諦三：
・・これから・・自分が分からなくなった自分から、

相談者：
はい

加藤諦三：
あーあ・・自分というのはこういうもんだっていうのが分かって来ますよ。
そのためには、

相談者：
はい

加藤諦三：
・・あなたの自分の無意識をあなたが気付かなきゃいけない。

相談者：
はい

加藤諦三：
で、今、気付きました。

相談者：
はい・・教えていただけました。はい

加藤諦三：
その気付いたことを次は認めなきゃいけないんです。

相談者：
はい、認めます。

加藤諦三：
じゃ・・

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたは認めました。

相談者：
はい。認めます。はい

加藤諦三：
これで人生が・・大・逆転。

大原敬子：
うん

相談者：
あ、そうですか。ありがとうございます。

加藤諦三：
これを認めたらね・・

相談者：
はい

加藤諦三：
本当の友達も出て来ます。

相談者：
・・はい

加藤諦三：
今日あなたはね？

相談者：
はい

加藤諦三：
本当に自分に対する、自我境界の拡大があったんです。

相談者：
はい

加藤諦三：
わたしはこういう人間だという、自我意識。

相談者：
はい

加藤諦三：
それがどんどん大きく広がったんです。

相談者：
・・はあいー

加藤諦三：
・・必ず変わります。

相談者：
ありがとうございます。

加藤諦三：
６０歳

相談者：
はい

加藤諦三：
素晴らしい人生を、歩んでください。

相談者：
はい
ありがとうございました先生、大原先生にもよろしく・・

加藤諦三：
どうも失礼します。

大原敬子：
お幸せに。

相談者：
センセありがとございましたあ。

大原敬子：
ありがとうございました。

加藤諦三：
はい

最も理解する必要があるのは、うつ病ですけれども、最も理解されないのもうつ病です。