二世帯住宅を出た両親。和気あいあいだった両家に亀裂。元凶は相談者の劣等感

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、どうもこんにちは

大原敬子:
あのお、お話を聞いていてね・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの言葉の中で、あ、これは事実だろうなと・・

相談者:
はい

大原敬子:
思うこと。

相談者:
はい

大原敬子:
1点は、あなたのご両親ですね。

相談者:
はい

大原敬子:
人が、家から出る・・

相談者:
はい

大原敬子:
今まで住んでいた物の執着なくして出るときっていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
非常に心は整理できてるんですね。

相談者:
・・ん、はい

大原敬子:
ご両親何歳ですか?

相談者:
2人共70になりました。

大原敬子:
70歳で、

相談者:
はい

大原敬子:
人生もう1回新しい家(うち)にとか、

相談者:
はい

大原敬子:
娘から出て、ていうことがね、余程でなくてないんですね。

相談者:
・・はい・・&#△%

大原敬子:
じゃ、なぜそこまで追い詰めたのか?っていうのを、責めるわけではないんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
原因はあなたです。

相談者:
はい

大原敬子:
それ1点ね。

相談者:
はい

大原敬子:
そしてもう1つなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ん?と思ったのはね、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の両親と、

相談者:
はい

大原敬子:
夫の両親って言いましたね。

相談者:
はい

大原敬子:
夫の両親とは問題起きてないんです。あなたが・・

相談者:
はい

大原敬子:
「こんなにひどいのよ、わたしの親は」っていうことで、あなたが同情もらってるだけなんですよ。

相談者:
ん、はい

大原敬子:
それがあなたの性格なんです。
なぜそれを・・あえて、夫の両親に言ってしまうのか?
非常にあなたが感情的で・・

相談者:
はい

大原敬子:
ヒステリックで、

相談者:
はい

大原敬子:
もう、収まり切れない。
ひどぉーい!と思ってしまうと、
「そうね」、「そうね」って話を聞いてくれる人に、

相談者:
はい

大原敬子:
みんな喋っちゃうんです。

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
そして怒りが、もっともっと、増大してくんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ですから今日の相談で、1件目は、自分の両親、

相談者:
はい

大原敬子:
2件目は、夫の両親、ではなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
もう、両親の問題だけですよね?
そして次は・・この問題の原点、蒔いた種のように花が咲くんです。

相談者:
はい

大原敬子:
この原点は、蒔いたあなたが原因です。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃなぜここまで引っ張るか?って。

相談者:
・・うん

大原敬子:
あなたが・・

相談者:
はい

大原敬子:
あー、損したと思ってるんです。
(笑)

相談者:
・・うん

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
ん、まあ・・

大原敬子:
できるならば元に戻りたいぐらいに思ってるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、悩みは・・

相談者:
はい

大原敬子:
人が、どんなに正論を言っても、

相談者:
・・はい

大原敬子:
本人が、スコッーンと納得しない限りは・・

相談者:
はい

大原敬子:
悩みは解決できないんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
その悩みの原点は何かというと、

相談者:
はい

大原敬子:
感情です。

相談者:
はい

大原敬子:
その感情を、あなたが・・なるほどって、分かればいいわけですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
ですから、あなた自身は・・今から・・あのときに、こういうことを、母は嫌ったのかしら?とか。

相談者:
うん

大原敬子:
今、こんなにわたしを捨てて、行ったお母さんだけど・・今、後悔はなんなのか?ってことです。

相談者:
はい・・

大原敬子:
後悔は・・

相談者:
うん

大原敬子:
もっと楽したかった、お母さんいて(苦笑)、と思いますよ。

相談者:
そうですね・・&#だったと思います、ほんとに。

大原敬子:
そうです。すごい!そうなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃ、気付きましたよね?

相談者:
はい

大原敬子:
でももっともっと・・

相談者:
はい

大原敬子:
あのときこうすれば良かったと・・思うことを、全部、思い出して、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の、頭の中に刻みつけることよね?

相談者:
はい・・

大原敬子:
そして、波は必ず・・

相談者:
はい

大原敬子:
落ち着きます。

相談者:
はい

大原敬子:
そのときにあなたが変わってれば、親子です。

相談者:
はい

大原敬子:
必ず・・お母さんも・・歩んで来ます。

相談者:
はい

大原敬子:
今は、出て行ってどのくらいですか?

相談者:
5年は経ちました。

大原敬子:
その間音信不通?

相談者:
いや、あのお・・わたしがちょっと・・その間にちょっと・・心のほう壊して・・

大原敬子:
うん、そうでしょうねえ、うんうん

相談者:
自分1人じゃどうにもならなくなったときがありまして・・

大原敬子:
うん

相談者:
(涙声)そのときに、なんか近くに、誰もいなかったので・・(泣)
母親と父親にやっぱり、頼ってしまったんですね。

大原敬子:
うん、どういうふに変わったの?

相談者:
あの・・下の子が幼稚園生だったので、

大原敬子:
うん

相談者:
お迎えにどうしても行けなくて、

大原敬子:
うん

相談者:
「迎えに行ってほしい」と、

大原敬子:
うん

相談者:
言いましたら、

大原敬子:
うん

相談者:
(鼻をすする)あの・・ためらうことなく・・普通に、暖かく・・「いいよ」と言ってくれまして・・

大原敬子:
うーん

相談者:
そこから、少し・・付き合い、出したんですけど、

大原敬子:
うん・・で今は?

相談者:
子ども達が、お祖父ちゃん祖母ちゃんの存在を、

大原敬子:
うん、うん

相談者:
知ったというか、分かるようになって来て(鼻をすする)、「行きたい」って言うんですよね。

大原敬子:
うん

相談者:
それなので、たまに、連れて、行くような、感じですね。

大原敬子:
行くんですよ。親子だから。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、子どもの節々にね?

相談者:
はい

大原敬子:
お母さん元気でいて良かったってことです。

相談者:
はい

大原敬子:
「あのとき、ああだこうだ」は言わなくても分かります、親は。

相談者:
(鼻をすする)はい

大原敬子:
子どもになっていいんですよ、あなたも。

相談者:
はい

大原敬子:
夜でも電話して、あげたらいいんじゃないかしらね。

相談者:
はい、うん

大原敬子:
メールじゃなくって。

相談者:
はい

大原敬子:
これで答えになりますでしょうか?

相談者:
すごくよく分かりました。

大原敬子:
ありがとう。

相談者:
はい

大原敬子:
加藤先生にまとめていただきますからね。

相談者:
はい、はい

(再びパーソナリティ)

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