医者に掛かったのは耳掃除だけ。全盲独女55歳を苛む異常なまでの先生不信
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
今まで、お医者さんに掛か、ったのは・・最後、自分で記憶してるのはいつ頃?
相談者:
えっと2、3年・・前・・
高橋龍太郎:
2、3年前?
相談者:
ええ、はい
高橋龍太郎:
そのときは何で掛かったの?
相談者:
あの、耳鼻科で、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ちょっと、あの、耳、耳掃除をしてもらう・・ので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
それは、前にも掛か、てた、ことがあったので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ま、この程度のことで終わるだろうっていうのが、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
分かってたので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
・・なんとか行けたんですけど。
高橋龍太郎:
うん
それはあんまり怖くなかった?
相談者:
いや怖いけど・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
前にも、行ったことがあったので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ま、この程度で済むだろうっていう・・予測がついてたので、はい
高橋龍太郎:
予測ができていた?
相談者:
うん
高橋龍太郎:
その、耳鼻科の1回目のときは怖かったの?
相談者:
怖かったです、やっぱり。
高橋龍太郎:
それは何年前なの?
相談者:
20年前ぐらいになりますね、初めて行ったのはね。
高橋龍太郎:
うん。それ以外はお医者さんは行ってないの?
相談者:
それ以外は行ってないです。
高橋龍太郎:
例えば・・その、行政から・・健康診断・・
相談者:
うん
高橋龍太郎:
来てください。えー、この、年、女性だとこの年齢でこういう検査がありますよっていう通知が来て、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
それこそ、人間ドックに近いような案内を、行政の無料サービスがやってるんだけど、それは行かないの?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それは・・病院じゃないけど・・なんで行かないの?
相談者:
やっぱり怖いです。
高橋龍太郎:
怖いっていうのは、さっき・・なんか、傷みと結びつけて、「怖い」「怖い」っていうお話をしてたけど。
何か痛いんじゃないか?と思っちゃうの?
相談者:
・・そうです。
高橋龍太郎:
今あ、そうだね、多くの・・検査って・・ほとんど、傷み、ないんじゃないかなあ?・・レントゲンの検査、CT、MRう・・傷みって、ほとんどないと思うよお。
一番痛いのが、それこそ・・採血じゃないの?
採血のときのチクンという傷みだけじゃないの?
相談者:
・・あー
高橋龍太郎:
だから、傷みのある検査って、逆に想像するほうが難しいぐらい検査は・・ほんとに傷みなしで・・どの検査もできるよ。
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
&#△
高橋龍太郎:
だから、多くの検査が・・まず痛みはないだろうっていうのが1つと、それから、今は・・訪問看護と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから・・訪問診療っていう2本立てがあって、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
要するに自分が行かなくても・・
相談者:
うん
高橋龍太郎:
看護婦さんやお医者さんが、地域を回る医療っていうのはすごく今、活発になってんの。
相談者:
あー、はい
高橋龍太郎:
だから・・とりあえず、そういう・・えー、地域のお・・ま、例えば、健康チェックみたいな物をやってえ、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
異常値があったとしても、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
えー、例えば病院に行くにしても、そんなに・・怖い、痛い検査はないし、
その出た結果を・・治療しようっていう場合も・・まあ、まあ、地域のその、訪問システムを活用すれば・・
相談者:
うん
高橋龍太郎:
そんなに大きい病院で、何か、偉そうな先生が出て来て、「ああせい」「こうせい」ていう、指図するっていう医療は・・そんなに、自分で向き合わないでも済むような気がするけどな。
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
うーん
ま、昔は確かに、いー、まあ、そうだね、お医者さんっていうのは・・えー、白衣着てちょっと偉そうにっていう雰囲気だったけど、今の若い先生は物凄くフランクで、相談相手になってくれるし、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
たぶんあなたが考えてる、その怖さっていうのは・・ほとんど感じさせないような若い世代のお医者さんが増えてるような気がするけど。
相談者:
・・そうで・・例えば、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの、「痛い」って言ったり怖がったりすると、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの、怒られるんじゃないかとか、
高橋龍太郎:
いや(苦笑)いやいや・・
相談者:
そういう不安・・
高橋龍太郎:
痛いとか、怖がったりすると怒るっていうお医者さんもまず、そんないないと思うよ。
相談者:
だ、だった、いないと思うのは、頭では分かってるんだけど、
高橋龍太郎:
うん、うん
相談者:
やっぱり感情がついて行かなくて怖いんですよ!(ため息)
高橋龍太郎:
うん。ま、気持ちはすっごくよく分かるけど、だからそういう・・訪問診療みたいなものを活用すればいいんじゃないの?
相談者:
訪問診療ですか?
高橋龍太郎:
うーん、それから・・どうやってもらえるかを、調べようと思ったら・・行政に行って、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
相談してみると、こういう医療が、活用できる、こういう・・看護が活用できるっていうような・・いろんなアドバイスは得られるから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まず病院に行くより先に・・そういう行政の・・その、ほ、ま、言ってみれば保健所みたいなところに先に相談に行って、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そっから繋げてもらうのがいいんじゃない?
相談者:
あー
高橋龍太郎:
うん
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
うん
まず病院行かなくても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まず、自分の、持ってる症状と、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから、困ったことを・・保健所に相談に行って、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
保健所の保健師さんから、窓口を少し開いてもらうっていうようにまず・・第一段階を、踏まえればいいんじゃないかな?
帰りも・・ひ、1人で帰、るのは心配だってお話もあるかもしれないけど、
大体、保健所に相談に行けば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、1人で行動が無理だったら、ヘルパーっていうシステムがあって、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それも、全部、たぶん、医療の中の込み込みで、えー、いろんなサポートしてくれると思うから、
相談者:
あーそうですか。
高橋龍太郎:
うん、だから、そんなに、世の中は捨てたもんじゃないし、怖い人ばっかりはいないと思うよお。
ま・・
相談者:
とにかくあたしあの、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
最後は、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
決めてるんですね、あの・・
高橋龍太郎:
うん、うん、うん
相談者:
あの・・尊厳死の宣言書も持ってるし、
高橋龍太郎:
うん、うん、うん、うん
相談者:
病院で・・何されるか分かんないっていう・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
怖さ、よりも、
高橋龍太郎:
うん、うん
相談者:
ホスピスみたいなところで、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
もう楽に・・穏やかに・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
過ごしたいっていうのは決まってるんですけど、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
それを、それ・・を・・ちゃんと、どの先生も・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの、聞き入れてくれますよね?
高橋龍太郎:
うん、それは聞き入れてくれる。特に、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
最後の・・自分なりの、その、死に方っていうと、ま、極端な言い方だけど、
相談者:
うん、うん
高橋龍太郎:
死に際にい・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
例えば、スパゲッティ医療みたいにあちこちから、
相談者:
あーん
高橋龍太郎:
ね?管をぶら下げてっていうようなことを、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
拒否するというのはすごく・・もうみんな、伝わるようになっていて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それはしない、っていう方向にどんどん、どんどん医療全体が変わって来てるから、
まさに、そ、そのことだったら心配しなくていいと思うよ。
「自分は」・・
相談者:
うん
高橋龍太郎:
「余分な、医療は受けたくないし、ホスピスで」、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
あの、「自分の」・・し、生を、「生と死を選択します」って言えば・・お医者さんはそれ以上介入して来ないと思うよ。
相談者:
そうですか。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ああ、それで少し安心しました。
高橋龍太郎:
少し安心した?良かったね。
(再びパーソナリティ)
相談者さんの気持ち、少し分かる気がします。
数年前から病院や医師、信頼できなくなりました。
怖いのもあります。
自分でも不思議です。
毒医師・藪医者は確かに存在します。ドクハラ・医療ミス・モラハラ看護師。初めて病院に掛かる時は不安です。良いお医者さん医療スタッフに当たった時は本当に運が良かったと思う。
この相談者の場合
愛先生の方が良いような気がするけど。
弱視の方を知っていますが
その方も過剰なまでにいろいろ敏感な方でした。
しかし、目から入る情報がないから
少ない情報でいろいろ推測することになるので
「検査ですら何をされるか分からない」と思うのは
ごく当たり前の感覚なのかなと感じます。
また雑談における
例えば「なんでやねん!(笑)」の
(笑)の部分が物理的に見えませんから
怒られた!いじめられた!と感じるのも分かるような気がします。
こういう方には穏やかに、でもストレートに話す
ということがキーポイントになってきそうです。
町の眼科で働いています。
全盲の定義っていうのがあるのですが、それはこの際置いといて…
1人暮らしの全盲の方がヘルパーさんなしに生活できるとは思えません。行政のサービス無くして生きられるとは思えません。いろんな人と関わると思うのですが。
目が見えないというのは想像絶するほどの不便と苦しみです。
そんな彼女に暴言を吐くような医療従事者がいるのかどうか?私の周りにはいませんよ。
相談者さん妄想が全てに行き過ぎるのではないかと…目が見えないからそうなりやすいと思うけど。
目が見えるって本当にありがたい事です。
片目しか見えない人も世の中いっぱいいます。
人生100年時代です。目は大切にしてください。50歳過ぎたらまず1回眼科行ってみましょう。
ちなみに眼科的に目が悪いというのは矯正視力が悪いということです。
どんなに近視でも眼鏡かけると見えるなら目が悪いとは言いません。
今日も全盲の方が検診に来てました。
ヘルパーさんと一緒に。
目が見えないという事は検査の際の器具とか機械とか一切想像もつかないわけでそりゃぁ怖いだろう。変な音とかするし。
それこそUFOに吸い上げられ、なんかされてしまうような気持ちかもしれない。
近くに付き添って説明してくれたり安心させてくれたりする人がいればいいのだけど。