主張をスタッフに伝えれずに悩む副主任。番組でも露呈してしまうズレ
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちはあ、中川です。
相談者:
こんにちは
中川潤:
仕事をしてる人間としてね?
相談者:
はい
中川潤:
職場あ・・との関わりい・・の問題として、も、プラグマティックう(*)、な意味で、
(*)pragmatic: 実際的、実用的、実利的
相談者:
はい
中川潤:
ちょっと、お聞き、いー・・い、してえ、お話をしたいと思うんだけども、
相談者:
あはい
中川潤:
あなた、つ・・ちょっとすごく、さっきのお話の中で気になったのは・・
相談者:
はい
中川潤:
ちょっとその、言葉尻を捕らえて、申し訳ないんだけども、
あの、「仕事の流れを、自分から把握しに行くことですか?」っていう、ご質問のし方をされたのがすごく気になったんだけども、
相談者:
あはい
中川潤:
あのね?・・ちょっと、例え話めくんだけども、
相談者:
はい
中川潤:
あの、わたし自身の経験なんだけどもね?
相談者:
はい
中川潤:
わたしい、ま、弁護士を生業(なりわい)にしてるん・・だけども、
相談者:
はい
中川潤:
わたし自身が・・あの、社会に、出たときっていうのは・・わたし、として思ったのは・・確かに、法律の勉強はわたしはして来ました。
相談者:
はい
中川潤:
だけど、実際の実務経験はまずゼロなんです・・ね?
相談者:
はい
中川潤:
あの、学生さんとおんなじレベル。
相談者:
うん、はい
中川潤:
で、わたしがやったことは何かっていうと、
相談者:
はい
中川潤:
役に立つ・・まず前提を作らなければいけない。
相談者:
・・はい
中川潤:
向こうは・・弁護士だって、来てるけども、この若造が、って、ベロ出してる、のはもう見え見えだから。
相談者:
はい
中川潤:
あ、あったり前の話ですよ、そんなことは。
相談者:
・・
中川潤:
百も承知で。
だからわたしがやったことは何かつったら、ともかく聞きまくったですよ?
相談者:
・・うん
中川潤:
それをね?・・もう、1年間・・ね、しつこく聞きまくりました。
相談者:
うん
中川潤:
会う人、会う人に、みんな先輩だと思って。人生の、まさに先輩ばっかりだもん。
相談者:
うん・・
中川潤:
うん
ともかく、一体どう流れているのか?
で、どういうことをやっているのか?
で、現場はどう動くのか?
で、そこで扱ってる物が一体なんなのか?
ということから・・あ、あ、当然始める・・のよね?
で、なんでこんな話をしたかっていうと・・あなた、さっきね?
もっと・・あなたが今置かれたポジションのところで・・もっと分かってる、人がいる、
ほいで、自分がそのラインのことを、どうも・・その人よりは把握してない、という自覚はおありなんだったら・・まずなんで、あなたのほうから・・
「教えてください」「教えてください」つってね?・・まずそこ・・把握することが・・お仕事をすることの・・最初のステップだと思うんだけど、そ・・今、今わたしが・・言ったことはどう思いますう?
相談者:
・・じゃ、そのお、自分が作業をしてて、
中川潤:
うんうん
相談者:
ま・・もう、その・・向こう側でえ・・何人かで、こう、次の仕事の・・流れを、話し合ったとしても・・後から、聞きに行く、っていう・・
中川潤:
いやいや後からじゃなくてさ、
あ、あ、あなたとしてはそのラインが、全体がまだ把握できてないんでしょ?
相談者:
・・はい
中川潤:
どうも様子からすると。
相談者:
はい
中川潤:
それを1から覚えようよ、まず。
相談者:
・・うーん・・
中川潤:
ね?
相談者:
そ、うーん・・はい
中川潤:
年嵩(としかさ)の人と・・で、ベテランの人と・・その人を・・と、ある程度、対等に話して一緒に仕事をやっていこうと思ったら、
相談者:
はい
中川潤:
まずもって教えを請わなきゃあ。
相談者:
うーん、はい
中川潤:
で、その人に、かわいがってもらうぐらい・・のことをしなかったら・・いつまで経っても、人間関係構築できないっすよ?
相談者:
・・
中川潤:
そういうことなんですよ。仕事って。
相談者:
・・
中川潤:
分かりる?
相談者:
はい、分かります。
中川潤:
ねえ?(苦笑)
相談者:
・・
中川潤:
うう、だから、あなたね?ちょっとね、肩に力入りすぎだってばよ。
相談者:
・・
中川潤:
その副主任だとかなんとか。
相談者:
・・
中川潤:
そこに。
相談者:
・・
中川潤:
で、会社が何かを期待してえ・・わたしに、そうしたんだろうって・・思われんのは、それはそら、いいんです。
だけどね?、ほんとに、まともな組織であれば、そこに期待してるのは何もすぐ使い・・ベテランの副主任みたいにして、なんとかやってくれるなんて思ってやいませんよ。
相談者:
うんうん、はい
中川潤:
ば・・任命したほうだって。
相談者:
はい
中川潤:
ある意味、あなた見込まれたと思ったほうがいいんだよ。
そこであなたが、今言ったようにその、ベテランの人たちに・・今度来たのは若いけんど、愛(う)いやっちゃと。分からんことはなんでも聞いてきよると。ね?
相談者:
・・
中川潤:
ほいで、
相談者:
はい
中川潤:
ね?教えてやるわって・・いうぐらい、の関係を作っていって、それが2年3年と続いて行く中で・・初めてやっと一緒に、仕事ができんだから。
相談者:
・・(泣?)・・はい
中川潤:
焦って何か・・そのお、リーダーシップ取ろうとしたって、そ、そんなのうまく行くわけないもん。
相談者:
(苦笑)そうですね。
・・はい
中川潤:
と思うっしょ?
相談者:
はい(涙声)
中川潤:
あのね、大事なことはね?・・あの、若いうちい、だけしかできないんですよ?
裸になれるっていうのは。
相談者:
はい
中川潤:
すべて曝け出す。
そっからすべては始まるのよ?
相談者:
・・(涙声)そうですね。はい
中川潤:
うーん、気が楽になるから。
相談者:
・・ちょっと力が、入ってたのかもしれないですね◆#
中川潤:
ねえ
力入りすぎだよなあ。
相談者:
(苦笑)はい
中川潤:
ちょっとね、加藤先生に代わりますねえ。
相談者:
はい、はい
中川潤:
はい
(再びパーソナリティ)
年齢を具体的に話さないとか、仕事を具体的に話さないとか、そういう相談はよくあるけど、それが本当に主張が下手なのか、公共の電波に具体的な話を乗せたくてわざとあやふやにしているのか、という違いはあるよな。そこの分析を誤ると適切なアドバイスもできない。自分はこの相談者は主張が下手というわけじゃないんじゃないか?はじめから具体的な話をするつもりはなく、アドバイスも一般論とか精神論とかの大雑把なものを求めてきたんじゃないかと思ったけど。
もちろん公共の電波に具体的な話を乗せたくないならこんなとこに相談するなっていうのはあるけど。
激しく同意!
この放送を23歳の時の私に聞かせてやりたかった!
あの時の私に足りなかったのはコミュニケーション能力と
腰の低さでした!
あの時の職場の皆さん本当にすみませんでした。
こんな私に叱咤激励してくださってどうもありがとうございます。
自分語り失礼しました。
自省できたら、それでOK(ウエメセすみません)
番組の趣旨は「皆さんのお役に立てれば」。管理人さんも「生き方のヒントにするのもヨシ」と述べてますから。
希望的観測といわれてしまうかもしれないけど…。より仕事ができるようになって自信を持てるようになったら意思の伝達も上手くいくようになるんじゃないかな。周りももっとついて来てくれるようになると思う。
あまり自分を責めずにあまり無理せずに、がんばってもらいたい。
パートのおばちゃん達が、ちょっと要領の悪いおとなしめの上役女子社員をいじめているって感じか?いや、いじめは語弊があるなぁ、「もうちょっとはっきり言ってよね、どうせこっちは分かってるんだけど・・・」みたいな。相談者さんももう少し自信をもって大きな明るい声で「この作業お願いしますね!」って腹を割って打ち解けていけば案外頼りになる人たちなのでは?加藤先生ももう少し優しく聞いてあげて下さいね。
20歳の時に、一番歳の近い人で8歳上、あとは40代後半以上のおばさんばかりっていう職場で働いたことがあるけど、一番力持ってるのは社員じゃなくてベテランパートのおばさんだったな。実質諸々仕切ってるのはそのおばさんだった。
おばさんが好むのって並に仕事ができて素直に応じる人。仕事出来ないのは格好の的になるし、仕事が出来すぎても妬まれてダメだし、小生意気なのもダメ。
36歳じゃ可愛がってもらうには歳が行きすぎてるし、可愛げがないのかもね。
副主任降ろしてもらったらそれはそれで出来が悪いからだ、ほら見たことかって言われてしまうし、やりづらいなら転職して一から出直した方が早いかも。