落ちこぼれ専業主夫トレーダーと教員妻。一致する価値観が不満の種という皮肉
テレフォン人生相談 2021年4月5日 月曜日
今の体制を極めれば良くない?
だいたい子育て夫婦がどうしてそれぞれの収入で損得なんか考えてんのよ。
世帯収入でしょ?
就職せずにいられるのは妻のおかげ。
フルで働けるのは夫のおかげ。
なんでこうならないのやら。
晩婚にありがちな損得で成り立つ戦略婚の成れの果て。
これでも読んでまだまだ感に浸って。
9時就寝2時起きで家事まで引き受ける男が結婚21年で気づいた「やっぱし変」
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男52歳 妻49歳 長男11歳 次男5歳
今日の一言: 修羅場は早く作れ。デヴィッド シーベリー
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に年齢教えてください。
相談者:
はい、52歳です。
加藤諦三:
52歳、結婚してます?
相談者:
はい、してます。
加藤諦三:
奥さん何歳ですか?
相談者:
49です。
加藤諦三:
49歳、お子さんは?
相談者:
男の子が2人いまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が11歳で、次男が、5歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました、そいで、どんな相談ですか?
相談者:
妻のことでちょっと相談なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし、専業主婦みたいな形で、
加藤諦三:
うん
相談者:
妻がまあ、仕事をフルタイムで仕事をしてるような、状況なんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、一応、専業主婦と申し上げましたけども収入がまるっきりないわけではないので、
加藤諦三:
はい
相談者:
生活費の、7、8割方わたしが出して、足りない分を女房が出してるっちゅうような形なんですが。
加藤諦三:
7、8割っていうことは、ほとんどがあなたの収入っていうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど奥さんは・・仕事で、大変忙しい状態ということですね?
相談者:
そうですね、毎日帰りは8時前後お、帰宅するような感じで。
加藤諦三:
朝は何時ですか?
相談者:
朝、朝は、7時半から8時の間に、出掛けて行って・・
加藤諦三:
出掛けるの?
相談者:
ええ
加藤諦三:
すごい忙しいですねえ?
相談者:
ええ
加藤諦三:
どんなお仕事ですか?
相談者:
小学校の教、員をしてます。
加藤諦三:
ああ、教員・・それで・・休日も忙しいの?
相談者:
休日は土日は家(うち)にいます。はい
加藤諦三:
そうすっと子どもとは、土日だけですね?
相談者:
そうですね。朝ご飯食べるのと、ま、帰って来てから寝かしつけるぐらいしか接点っていうのは特にないですね。
加藤諦三:
あー、ですよね。この8時っていうのは、
相談者:
ええ
加藤諦三:
毎晩?
相談者:
毎晩です。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
食事は夕飯はいつもわたしが用意するんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
先に、ま、子どもと食べちゃって、
加藤諦三:
うん
相談者:
お風呂に入ってる頃、大抵帰って来て、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、1人でその作っといた物を食べて、
加藤諦三:
うん
相談者:
食べ終わったらば、まあ、食器ぐらい洗ってくれますけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
子どもがお風呂から出たら、寝かしつけて、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのまま自分もお風呂入って寝ちゃうような感じですね、ほぼ毎日。
加藤諦三:
うーん
それで今日のあなたのお・・相談というのはどういう、ことですか?
相談者:
え・・家事とか生活費の負担がなんか不公平じゃないかって思うんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
毎日の暮らしのパターンってのは、ま、朝ご飯は、まあ、7時、ぐらいに家族4人で食べて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、それぞれ、彼女は、勤務先行って。長男は小学校行って。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたしは保育園に送って行って。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、帰って来たら、わたしはその、朝ご飯の片付けをして、
加藤諦三:
はい
相談者:
洗濯物を干して、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、実はあのお・・株式相場で収入を得てるんで、
昼間は、ま、パソコンとテレビを見ながら、ま、お昼を挟んで3時ぐらいまで・・パソコンとテレビ見てるような感じで。
で・・&#
加藤諦三:
ただこれ、収入はそれほど安定してるわけじゃないですね?
相談者:
確かに、うんと取れるときもありますけども、大体、ま・・年間で300万を下回ったことはないんで。
加藤諦三:
平均すると月30万ぐらいは入ってるということです・・
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
うん
相談者:
25万から30万ぐらい・・
加藤諦三:
ぐらい
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、奥さんももちろん当然、収入があるわけですよね?
相談者:
ええ、収入は、ま・・700万前後あると思います。
加藤諦三:
ふうん
奥さんの意識とするとお、
相談者:
ええ
加藤諦三:
一番、大きいのが仕事なのかな?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしのこと夫っていうよりも、なんか、父親の延長みたいな感じで?
加藤諦三:
はい
相談者:
自宅一戸建てに住んでますけども、
加藤諦三:
あはい
相談者:
これ結婚するに当たって、わたしが、ま、購入して住んでるとこですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
彼女が言うのには、結婚をしたんだから、男がみんなそういうのは当たり前で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「わたしは結婚しなきゃ」、別に、「父の建てた家(うち)に一生住めた」わけだから
加藤諦三:
ええ
相談者:
これ、用意してくれるから結婚をしてやったんだ、みたいな言い方をするわけですよ。
加藤諦三:
うーん・・
そいで、今日の相談というのはあ、
相談者:
え
加藤諦三:
どういう
相談者:
え
加藤諦三:
ことですかあ?
相談者:
え、家事と、生活費の不公平感があって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
このまんまだと、これはどんどん高まる一方だから、
加藤諦三:
はい
相談者:
いずれわたしが我慢できなくなれば離婚とか、そういうことになっちゃうのかなあと・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ていうことと、
家事についても、
加藤諦三:
はい
相談者:
3時過ぎには今度、洗濯物畳んだり子どもを迎えに行ったり・・
加藤諦三:
はい
相談者:
習い事も・・2つほどしてるんで、それの送り迎えをしたり、
夕飯も作ったり、
加藤諦三:
はい
相談者:
子どもお風呂に入れたりっていうこともみんなそれなんですけども、
さらに生活費が7、8割負担で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
これって・・なんか非常に(苦笑)、いいように使われてるなっていう・・
加藤諦三:
分かりました。要するにい、最後にあなたが言った「いいように使われている」っていうのはあ・・気持ちの中の・・大きな部分に・・占めてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の気持ちをどうすべきか?っていうことですね?
相談者:
はい、はい、はいそうです。
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
あ、はい・・はい、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
寝かしつけが一番大変なとこじゃん
そこはやらないんだ
うーん。
相談者がやってる家事育児を、フルタイムで仕事をしながら、こなしている女性は、世の中にたくさんいる。
家の中の役割が一般的な家庭と性別が逆なだけで、相談者が、生活費を7~8割出すのが不満なら、奥さんに出してもらえばいいんじゃない。
なんか、「家族を養ってやってる」って言いたいし、その立場は維持したい、でも正直、家事育児をほぼ全部やるのは不満、って自分勝手だなと思ってしまう。
「家事育児は自分がやってて、奥さんに養ってもらってるんですよー」ってなればいいだけ。なんか、表面的にだけ、世間体だけ良く見せたい変な男のプライド持ってて、器が小さいと思った。
専業主婦で、家事育児をしている女性は、家事育児の対価を夫から払われない。無報酬なのだよ。ある意味相談者は、貴重な経験をしていると言えるし、そういう家庭の中の役割などについて、柔軟な考え方や家族のあり方を考えるチャンス。
なんか、変なプライドは捨ててほしい。
最後は、お互いに相手に対してどれくらい愛情が残っているか、じゃないかな。
夫婦ともども金の動きをオープンにすればどうかな。
そうすれば、夫のお金・妻のお金という意識や自分だけが生活費出してるという感覚も無くなるし、離婚のときも共有財産は折半だし。
それと、株やってるなら、そういう所帯じみたこというのは人間が小さく見える。
奥さんに働いてもらって生活の安定を作り、自分は博打(人によって意見違うかもしれないが)やってるんでしょ。
そういう生活やらしてもらってるなら、文句言わず家事ぐらいやれば。
そして、資産が大きくなったら、お手伝いさん雇ってやるわ!ぐらいな気持ちで。
チマチマと稼ぐだけなら、普通に働けば。
シンプルに家庭に入れるお金の割合だけはちょっと不公平かなと感じました。
うつ病は回復後もバリバリ元通り働くのは難しい場合も多いそうですし、怠けや遊びとはまた話がちょっと違う感じ。
専業/兼業、主婦/主夫を問わず、家事育児の側から家庭を「支える」労働の重要性がもっと評価されていくといいなとも思いました。
夫婦間の話し合いがうまくいくことを祈ります。
「修羅場を避けていい人生を送ろうと思ったら大間違いですよ」
ホントその通り!! 経験済み!
まず30万は丸々使える金額じゃないよね
生活費と言っても家賃光熱費学費学習費含まれてるのかも微妙だし
見栄張りたいのがバレバレで逆に弱味になってるの付き合い辛いタイプだな
相談者さんのダメな感じはよくわかるけど「変なプライドは捨てよう」プライド持たないと今の生活に耐えられないと思う。奥さんがもうちょっと寄り添ってあげたら良いのに。息子と一緒に聴いてて、息子は「旦那可哀想やな」と言ってた
そうですね。
うつ病で退職して、その引け目もあるけど、でも一家の主でありたい、というのは根底にあるでしょうね。
奥さんがそれだけ、仕事に打ち込めるのは、実際相談者が家事育児をしてくれているからであって、そこは相談者は誇りに思っていいし、生活費も出してるってとこで、奥さんから労いや感謝の言葉があったり、そういう気持ちが伝わってくれば、相談者の気持ちも違ってくるのかな。
ほぼ、相談者が生活費出してて、奥さんの収入は家族にとってどういうものなのだろう。
相談者が生活費をほぼ負担している代わり、奥さんの収入は、こどもの教育資金として貯めておく、夫婦の老後の資金として貯めておく、そのあたりの認識が夫婦で共有できてないから、相談者はモヤモヤしてるんだろう。世帯収入として考えて、生活費をどちらが、どのくらいの割合で出す、貯金はこのくらいしていこう、と話し合えばいいんだと思う。
修羅場の後で、相談者の立場がますます悪くなっていない事を祈る‼
それは無いと思います。
良くなっているか、離婚しかないです。
修羅場をくぐるというのはそういうことなので。
年齢柄、体力が子供に追い付かない。嫁に助けて欲しいけど、家事を引き受けた立場上それも頼みにくい。
‥この辺かもね。相談者の核心とは。高齢出産夫婦だし、不惑過ぎて自分のプライドで鞘当てする辺りも「高齢出産夫婦あるある」だし。
一般的ジェンダー役割交換夫婦と高齢出産夫婦のハイブリッド。全うすれば出版でもユーチューバーデビューで活躍の幅が広がりそう。