出金履歴が物語る同僚のATMと化した働く認知母。総額は貸した相手の良心頼み
(回答者に交代)
坂井眞:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
あ、はい、お願いします。すいません
坂井眞:
さっきおっしゃってたけど、これは、ま、お母さんのこと、ですよね?
相談者:
はい、そうです。
坂井眞:
で・・ちょっと前提の話をしますけど、
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんが、
相談者:
はい
坂井眞:
今、ちょっと、あの、認知症になっちゃってるんだとおっしゃ、ってたですよね?
相談者:
あ・・はい・・はい
坂井眞:
1ヶ月ぐらい、前だと。
相談者:
一ヶ月前、はい
坂井眞:
でえ、そうすると、あの、お母さんのことなので、
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんがどうしたいのか?っていうのが・・
相談者:
はい
坂井眞:
大事、大事というか、そこで決まるんで・・
相談者:
あ、母は「返してもらいたい」と本人にも、その相手にも、
坂井眞:
言ってる?
相談者:
そのときに言ってて、わたしも、その貸してるっていうのを知ったので。
坂井眞:
うん・・あ
相談者:
で、返してもらいたいとは思ってると思ってます。
坂井眞:
あー、そしたら、
相談者:
はい
坂井眞:
「どうしたもんか?」じゃなくて、お母さん「返してもらいたい」って言ってんだから、
相談者:
そうです、その・・
坂井眞:
か、返してもらいたいって話で、いいんじゃないかな?
相談者:
い、いんですが、その返してもらえるのかな?っていうのが、ちょっ、なんの証拠もないので・・
(息を吸って)それを・・
坂井眞:
で、
相談者:
どうすればいいのかな?っていうのが、はい、そうです。&#△%
坂井眞:
はい。で、そうやって言っていただくとクリアになるよね。
相談者:
あ、すいません(苦笑)お願いします。
坂井眞:
ヘヘ(苦笑)そういうご相談だよね?結局ね。
相談者:
(苦笑)そうです、はい。すいません
坂井眞:
はい、うん
なんか遠慮がちにおっしゃるから。
相談者:
あ、すいません(苦笑)
坂井眞:
だって・・よくあるじゃないすか。
「友だちにお金貸したけど」、
相談者:
はい
坂井眞:
「もういいよ」って言うんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
別に周りの人は・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
どうこう言う必要ないよって話だから。
相談者:
そうですよね、はい
坂井眞:
だけどお母さん「返してもらいたい」って言うんだったら、
相談者:
あ、そうですね(苦笑)。なんとかしないといけないですね。はい
坂井眞:
じゃあ、ね?、娘としてはお母さんのために、
相談者:
はい
坂井眞:
返してもらおうって、そういう話ですよね?
相談者:
はい。そうです。
坂井眞:
うん、分かりました。
相談者:
ぜひお願いします。
坂井眞:
はい
相談者:
すいません
坂井眞:
で、そう言っておいて申し訳ないんだけど。
相談者:
はい(苦笑)
坂井眞:
うん(咳払い?)お金を貸しました。
相談者:
はい
坂井眞:
「返してもらっていません」。
相談者:
はい
坂井眞:
で、「返してもらいましょう」って言って・・相手が・・すぐに応じてくれないような場合は、例えば訴訟になりますよね?
相談者:
はい
坂井眞:
裁判を起こしたりしますよね?
相談者:
あ、はい
坂井眞:
そういう場合に請求する側、「返してください」と言う側が、
相談者:
はい
坂井眞:
何を、おー、裁判で、立証しなくちゃいけないのか?って。
いくら、貸す約束があって、実際に相手に、いついつ・・貸しましたということを、
相談者:
はい
坂井眞:
おー、言うだけじゃなくて、立証しなくちゃいけないわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
で、だから、
相談者:
はい
坂井眞:
「なんにも証拠がないんですけど」とおっしゃってるのは、
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
それがないんだからあ、できないんじゃないのか?っていう、
相談者:
はい
坂井眞:
ご心配なわけでしょ?
相談者:
そうです(苦笑)。
坂井眞:
で、それはね?
相談者:
はい
坂井眞:
理屈ではその通りなんです。
相談者:
はい
坂井眞:
だけど後半になると、
相談者:
はい
坂井眞:
退職するにあたって会社の人も立ち合って、
相談者:
はい
坂井眞:
その借りた人・・も同席して、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、「お母さんからお金を、借りた、でしょ?」って「返してくださいね」と言ったら、
相談者:
はい
坂井眞:
その借りた人は、
相談者:
はい
坂井眞:
「『確かに借りています』っていう借りてることも認めました」っておっしゃってましたよね?
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
でえ・・「手書きで借用書もそのとき書きました」と・・
相談者:
はい、書いてもらいました。
坂井眞:
いうので、
相談者:
はい
坂井眞:
それは証拠になるわけです。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
だからそのときの借用書っていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
金額は書いてあるのかな?
相談者:
書いてないんです。それは、あの、そのときはっきり分かんなかったので・・
坂井眞:
で、そうすると、そのとき借用書って言ったけど、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、正確に言うと借用書というにはちょっと中身が足りない・・
相談者:
そうですね。そうですね、はい
坂井眞:
こう、ん、ね?書き付け、つが、念書、みたいな物を作ったわけだ。
相談者:
うん・・はい
坂井眞:
え、さっき、あの、「コンビニで下ろしたのは間違いない」とか言ってたけど、
相談者:
はい
坂井眞:
それはどういう意味だろ?
相談者:
あ、それは、うちの母親が、あの「コンビニで、これ下ろして来て」って言われて、
坂井眞:
うん
相談者:
「寒い雨ん中、もう、そこへ行って下ろして来て渡したよね」っていうのを話をしてたんです。
坂井眞:
お母さんが?
相談者:
はい
それで・・コンビニでお金なんて下ろせるのかなと思いながら、
坂井眞:
うん
相談者:
で、通帳のほう見ると、その・・銀行の人に訊いたら、なんとかって書いてあるその言葉は、
坂井眞:
うん
相談者:
えーと「コンビニで下ろしたやつ、だと思いますよ」
坂井眞:
うん、うん、うん
相談者:
て教えていただいたので、
坂井眞:
うん
相談者:
・・それで、あ、じゃ、これは、あの、さっき言ってた、ことと、あの、ちゃんと、リンクしてるので、
坂井眞:
うん
相談者:
この分は、確実に、一応請求できる額かな?って思っていて・・
坂井眞:
それは何回ありますか?
相談者:
・・それはあ・・5回ぐらいですかね?
坂井眞:
5回?
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、何回か借りたということは、その、相手の人は認めてるんですか?
相談者:
はい
坂井眞:
うん
そうすると、5回あって、
相談者:
はい
坂井眞:
そのコンビニは、
相談者:
はい
坂井眞:
職場の側ですか?おかあさん・・
相談者:
多分そうだと思います。
坂井眞:
それも調べるといいよね。
相談者:
はい
坂井眞:
そうすると、その5回で合計いくらなんですか?
相談者:
その、少なくても、それでいくと、50万ぐらいですね。
で、その前のやつを全部合わせると、もうなんか・・400万ぐらいになっちゃうんですけど。それはどこまでが、本人が使ってるのかが分からないので。
ま・・そのまでは請求できないとしても・・
坂井眞:
つまり、あの、今、思わず、ちょっと、オーバーランしてしまったけど、
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
それの前の下ろしたのっていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
その借りた人との、繋がりは・・何もないよね?
相談者:
・・はい、ないです。
坂井眞:
お母さんが使うには多額すぎるとかいう、そういう話だけで、
相談者:
はい、そうです。
坂井眞:
その人から見たら
「そんなの・・わたしは知らないよ」って言われたらおしまいですよね?
相談者:
はい、ただ本人が、言うには、「通帳記入、してみて、何回も、かなりの額を下ろしているけど、何に使ってるの?」って・・訊いたんですよ。
坂井眞:
はい
相談者:
ほ、それはうちの母親に。
坂井眞:
はい、はい
相談者:
たら、「『忘れないで持って来て』って言われてるから、下ろして来て渡してた」って。
坂井眞:
じゃ、その人に貸したと言ってるわけ?お母さんは。
相談者:
て言うんです。
だけどそれがどこまで、のこと、かが・・&#△%
坂井眞:
だから100万でも多いと言ってる人に対して400万だとか言っちゃったら、ますます、
相談者:
うん
坂井眞:
「そんなの知らないよ」って言われちゃいそうですよね?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん
だからそこはもうちょっとその、裏付けが必要ですよね。
相談者:
そうなんです。
だけどどうにも、本人は・・いつ貸したっていうのをチェックしてない、以上・・ただ、毎月30万とかは、使わないだろうなと思って本人が、何に、使ってるかは、ま、分かんないんですけど、
坂井眞:
うん
相談者:
一緒に、生活している・・
坂井眞:
そこでちょっと止めてもらいたいんだけど。
相談者:
はい(苦笑)
坂井眞:
あなたが毎月使わないんだろうと思うのはいいけど、
相談者:
はい
坂井眞:
今は、こちらが請求するのにどういう証拠があるか?っていう話をしてるときに、
相談者:
そうです・・はい
坂井眞:
「お母さんはそんなに使わないはずだから、お前だ」って言われても・・
相談者:
そうですね。
坂井眞:
相手は納得しないよね?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん
相談者:
はい
坂井眞:
その辺ちゃんと分けて考えたほうがいい。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
自分の想像だけでね?
相談者:
はい
坂井眞:
これも全部相手の、す・・に貸したに違いないっていうだけでは・・
相談者:
そうですね・・そうですね。
坂井眞:
相手も硬化しちゃうだろうから。
相談者:
はい
坂井眞:
あのお・・もうちょっと、その、お、コンビニ以外のところでもね?
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんの記憶・・認知症と言ったって、いつも同じ状態じゃないだろうから、
相談者:
はい
坂井眞:
だって、ひと月ぐらい前に認知症だって言ったから、それまではお元気だったんでしょ?働いてらしたんだから。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
だから覚えてらっしゃることもあるはずだから。
相談者:
はい
坂井眞:
その辺よく・・まずお母さんの記憶をね?
相談者:
はい
坂井眞:
確認される、
相談者:
そうですね。
坂井眞:
ないし、蘇らせるっていうかな?
相談者:
はい
坂井眞:
思い出してもらう?
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、そうするともう少し分かるかもしれないし。
お母さんは、
相談者:
はい
坂井眞:
「お金貨してくれ」って言われるときに、そもそも何か聞いてないんですか?
相談者:
・・え?
坂井眞:
つまりね?
相談者:
あ、本人からですか?あ&#△
坂井眞:
そう、そう、そう
何も訊かないで、そんなにたくさんお母さんも「いいよ」って貸す・・
相談者:
そうなんですよね、はっきり言われると・・
坂井眞:
とは考えにくいでしょ?
相談者:
なんて言われると貸しちゃうのかな?っていうのは、さすがに・・ちょっとみんなで考えたんですけど・・
坂井眞:
うんいや、それ、みんなで考えてもしょうがないの。
相談者:
そうですね(苦笑)。
坂井眞:
うん、それ考えてもしょうがないじゃない。
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんがどう言われて、貸したのか?っていうのお母さんから訊かなきゃ?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん「お母さんがなんで貸したの?」っていうのを。
相談者:
・・&#
坂井眞:
すと「こうこうこういうわけで、気の毒だから貸した」とか。
相談者:
うん、うん、はい
坂井眞:
そういう話が、出て来ると、
相談者:
はい
坂井眞:
&#そういうためだったらこのぐらい金額いるとかいう話も出て来るかもしれないじゃないですか。
相談者:
あーなるほど。は
坂井眞:
雨ん中走って借りに行ってあげるようななんか義理があるとも思えないから。話聞くと。
相談者:
(苦笑)はい
坂井眞:
なんか、聞いてるはずなんですよ。
相談者:
うーん
坂井眞:
その辺お母さんに思い出してもらうとかすると、
相談者:
うんはい
坂井眞:
もう少しね?、コンビニ以外の話も・・
相談者:
あーなるほど。
坂井眞:
で、その辺が分かると、
相談者:
はい
坂井眞:
相手の人も、
相談者:
はい
坂井眞:
あ、確かにそうだってことになるかもしれないじゃないすか。
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっとそういう作業をして、
相談者:
はい
坂井眞:
みてください。
相談者:
分かりました。
坂井眞:
はい
相談者:
まずは何に使ったか?ってそういうとこですね?
坂井眞:
何に使ったか?っていうか、
相談者:
&#△%
坂井眞:
何に使ったか?じゃなくて、
相談者:
分かります、あの、母、あの(苦笑)
坂井眞:
お母さんが、
相談者:
&#△%
坂井眞:
どういう経緯で貸した、貸す気持ちになったのか?
相談者:
&#△、あ、気持ち?はい
坂井眞:
うん、で・・そんときどういう話だったのか?
だからいくら持ってったとかいう話が、あるはずなんですよ。
相談者:
うーん
坂井眞:
で、まずそれやってみないと。
相談者:
はい
坂井眞:
はい
相談者:
分かりました。
坂井眞:
はい
相談者:
ほんとにいろいろありがとうございました。
坂井眞:
はい
ちょっとお待ちくださいね。
相談者:
&#△、はい
(再びパーソナリティ)
証明できる分しか返ってこないと思う
400万円あったら介護も楽になるのにね
もしかしたら10万円くらいしか返ってこないじゃないかな
↑そうですよねぇ・・・
金額空欄の借用書なんて意味あるのかね?
お母さんはだいぶ前から少しずつ認知機能が衰えていたんでしょうね、その御歳まで健気に一生懸命働いてみえたのに・・・お気の毒です。
悪いやっちゃ、その男!