人づきあい

お隣は選べない分譲マンション。ピアノ禁止されてないし vs 苦情A4一冊分

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2021年5月15日 24件のコメント

（回答者に交代）

大迫恵美子：
もしもし？

相談者：
もしもし？

大迫恵美子：
はい、こんにちは

相談者：
こんにちはあ

娘：
うんやあ

大迫恵美子：
えーとですね、あの・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
隣近所との、トラブル、ほんとに難しいですよね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・まあ、あなたのほうはこれ、お家、お買いになったっということですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
当然、あの、お隣もお買いになって住んでるってことですよね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
ええ、ま、なかなかね、買った家を処分して出て行けとか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、あなたのほうも出て行くっていうのは、相当難しい話だと思うので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・それをお買いになった、

相談者：
はい

大迫恵美子：
は、ま、販売したところ・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
との関係で、

相談者：
はい

大迫恵美子：
このお、騒音問題の、処理の仕方、

相談者：
はい

大迫恵美子：
例えば、その、音の遮断のね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
構造上何か問題がないのか？とか。

相談者：
はい

大迫恵美子：
そういったことについては・・え、お聞きになったことありますか？

相談者：
あの、わたし達はないんですがあ、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
と、隣の方あ、ま、特にうちがうるさいっていうクレームを入れてるんですけど、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
「上もうるさい」、「下もうるさい」・・ていうことで、

娘：
あい、あい・・あい・・あい

大迫恵美子：
ええ

相談者：
な・・あの、言ってるみたいなんですよね。

大迫恵美子：
はい

相談者：
それで、壁が薄いんじゃないかってことで、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
管理会社さんに言って、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
なんか調べてもらったようなんですよね。

大迫恵美子：
はい

相談者：
そしたら、「構造上問題ないです」っていう返答だったみたいです。

大迫恵美子：
・・ま、「管理会社」って盛んにおっしゃってるんですけどね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、管理会社っていうのは、まあ、あの、管理組合の委託を受けて、

相談者：
はい

大迫恵美子：
いろんな管理をしてるだけでしょ？

相談者：
あ、あの、施工主さんっていうんですか、が、

大迫恵美子：
あー

相談者：
わざわざ、あの・・隣に、足を運んで、説明したみたいです。

大迫恵美子：
あー、はい
なかなかね、その、できあがってる物の補強、の工事をするとかっていうのは非常に難しいことかなとは思うんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・うーん、１つはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
過去のね、いろんな、その

相談者：
はい

大迫恵美子：
騒音トラブルって・・えー、結構、非常にひどい・・い、結果になってしまってる物もあるのでね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、そういう物を考えると、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、そこで言われてることはやっぱり相手のことを知らないとかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
それから相手に対して悪意を、感じたりすると、

相談者：
はい

大迫恵美子：
益々その、気にならない音・・も、どんどん気になるようになって来るというふうに言われてますので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
なるたけその隣との、関係を、

相談者：
はい

大迫恵美子：
感情的に悪化させないようにしなきゃいけないんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・そのためには相手のことがよく分かってるとかね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
或いはまあ、ま、よく挨拶をするとか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そういうような形で・・えー、人間関係をなるたけ、拗らせないように、いー・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
注意しておかなきゃいけないっていうことがあるんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
なかなか、そのね、うるさがってる人を出してしまうっていう方法はないので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、あなたが言ったように「出てってもらいたい」っていうのはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、実現の可能性はほぼないんじゃないのかなと思うんです。

相談者：
うーん
ピアノって弾いていいことになって、たら弾いてもいいですよね？
それでなんか怒られても・・我慢しろってことです、か、ね？

大迫恵美子：
あの、「弾いてもいい」って言われたっていうことなんですけど、それはどういう意味なんでしょうね？

相談者：
弾いてもいいというか、禁止しないっていう書かれ方です。

大迫恵美子：
あの、そういう規則っていうのはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
管理組合があってね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
皆さんその、管理組合の構成員になって、そこで、規則を決めてるんじゃないかと思うんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その中で決まってるってことなんですか？

相談者：
はい

大迫恵美子：
禁止しないっていう、ことなんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、それは要するに、いー・・なんかすごくね、そのお、防音の、たい、あれができてるとかっていう、ことなんですかね？

相談者：
いえ、防音・・の、部屋ではないです。

大迫恵美子：
特別その、普通のマンションに比べてね？

相談者：
はい・・はい

大迫恵美子：
防音がしっかりしてますよっていうことをうたってるっていうことなん、ではないんでしょ？

相談者：
あ・・でも、この、お部屋を決めた理由が、ピアノを、その、禁止されてないからっていう理由なんですよね。

大迫恵美子：
それはだから、販売するところとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたとの話し合いでは、ここは禁止する条項はついてないんですよねっていう・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ことなのかもしれませんけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
管理組合の規則みたいな物は、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その、みんなの、民主的な手続きで決めることになってるのでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、要望があればもちろん改正に、されたりすることもありますし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それからまあ・・常識の範囲内っていうか、まあ、その、近隣との、おー、ま、なんていうんですかね、マナー、では、マナーというよりはもっと強いですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
その、使い、方の問題としてね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
うるさくないように使いましょうっていうのは・・ま、あることだと思うんですよ。

相談者：
はい

大迫恵美子：
だからその・・規約の中に、ピアノは禁止するというのが入っていませんよということ・・だけでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
どんなにうるさくても、「うるさい」と言っちゃいけないってことにはならないと思うので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
だからそこはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
その、話し合って調停で決めるとかってことになるんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・あの、わたしはほんとにこの、相隣関係っていうんですけど、隣近所とのトラブルの難しいところはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
法律で決まってるからとか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
条例でこうなってるからっていうことをどっちか一方が言って、

相談者：
はい

大迫恵美子：
まあ、どっちか一方の言ってる通りになったとして、

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう片方が、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それで、すっかり、心から納得するのかどうかっていうところが、とても難しくてね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
・・別に脅かすわけじゃないけど、その騒音の関係での・・トラブル、の・・激烈な結果になっちゃったことっていうのは過去にあったものだから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
だから、あの・・もう弁護士としてもあんまり無責任なことは・・言えない、わけなんですよ。

相談者：
うーんーん
それじゃ、もう、調停で、話し合って、気持ちに折り合いをつけるしかないってことですよね。

大迫恵美子：
もう・・ほんとにね、穏便に済ますように努力しないと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたのほうはまったくそんなつもりないし、むしろあなたのほうは被害者意識が今はあると思うんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
恐らくはもう、相手はすごく被害者意識持ってますよ？

相談者：
うーんーん

大迫恵美子：
で、あの、その「ピアノは」ね？、「禁止されてませんよ」って、その、売る側はそう言ったかもしれないですけど、

相談者：
はあい

大迫恵美子：
隣は、その、売る側の人の物じゃないわけで、隣の人の家（うち）の物なわけですからね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
別に、売ったところの、が、支配してるわけでもないし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
管理会社はあくまでも、住民全員の総意である管理組合の、仕事を委託を受けてやってるだけの、ところですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、結局は、その規則だとか使い方だとか、その、所有権の、制限の問題とかは全部、その、民主的な手続き、管理組合の手続きで決めて行くことになってるので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
誰かが決めてくれて、もう、それに・・「決められた通りにわたしはやってるだけだからなんの問題もないんだ」って言ってもダメなんですよ。

相談者：
うーんーん

大迫恵美子：
だから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そういうね？あのお、「いや、買うとき、そういうふうに言われたから」っていうことを振りかざしても・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
全然問題の解決になってないのでね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、それを、あまり言ってもね、隣との関係では、解決にならないと思いますよ。

相談者：
うーんーん・・分かりました。

大迫恵美子：
あの、ほんとにね、「隣との相隣関係を」ね、「どういうふうに解決したらいいですか」っていう相談ぐらい・・弁護士を困らせる相談はないんですよ。

相談者：
うーん

大迫恵美子：
その、結局どっちも所有権があってね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そのお、所有権は、ま、絶対なわけですから、そこに、住んでる、人をね？、あの、どっか行かせちゃうこともできないし、

相談者：
はい

大迫恵美子：
で、自分はそんな、高い、一生に一度ぐらいの買い物してるのにね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、それ、出てっちゃう、ことも簡単にできないし。

相談者：
はい

大迫恵美子：
と、我慢し合うしかないんだけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、大体そう、こういう問題になってるときに、

相談者：
はい

大迫恵美子：
わたしばっかり我慢してるってお互いに思ってんですよね。

相談者：
はい

大迫恵美子：
だからあ、すごく拗れてしまって、
で、ほんとに、あの・・ムカムカしてる、も、ほんとに頭に来ちゃう、夜も眠れないぐらいの、ことで、いるぐらい、だったら・・まだマシなんだけど、

相談者：
うん、うん、はい

大迫恵美子：
あの、ほんとに事件になってしまうようなことのないようにはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
しなくちゃいけないので。

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、ま、ほんとに、大変です、だろうなあと思いますけど。なかなか法律の、その、うまい決め手のない、分野なんですよねえ・・

相談者：
分かりました。

大迫恵美子：
はい

相談者：
ありがとうございます。

（再びパーソナリティ）

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