通信制望む不登校娘を県外転校。無気力治らず懺悔する母に激おこの大原敬子
テレフォン人生相談 2021年5月17日 月曜日
忙しいお母さん。
進学校 ひゃっほー♪
↓
ドベ ・・
↓
不登校 え?
↓
留年 通信制とかダメ!
↓
県外転校 ホッ
↓
無気力ゲーム厨 ごめんなさぁい(泣) ←今ここ
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女46歳 夫57歳 長女19歳 次女16歳
今日の一言: わたしは何をするべきか。それが分かっているとき気が楽になります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
お世話になります、はい
加藤諦三:
最初に年齢教えてください。
相談者:
46歳です。
加藤諦三:
46歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
57歳です。
加藤諦三:
57歳、お子さんは?
相談者:
19歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
16歳が・・2人います。
加藤諦三:
男の子女の子は?
相談者:
女の子です。
加藤諦三:
両方共女の子?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
16歳の・・子お、の、相談なんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
進学校に、高校のほう通ってたんですが、
ゲームのほうにハマりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
昼夜逆転して、高校1年生の、3学期、から、
加藤諦三:
はい
相談者:
不登校のほうになり始めまして。
加藤諦三:
どのぐらい学校に行かなかったの?
相談者:
トータルは、1ヶ月ぐらいしか行ってないんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
それまではずっと普通に学校に行ってたんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
だけども、急にですね・・3学期になってから、時々休み始めまして、例えばテストのときとかに休み始めまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
成績が悪かったのでいつもビリだったんですね・・学年で。
加藤諦三:
はい
相談者:
でそれで・・ずっと休むようになりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
結局・・年度末の、
加藤諦三:
はい
相談者:
期末試験受けなかったので単位が取れずに・・そのまんま留年してしまったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
そのあと、どうするかってことになりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
本人は・・「今の学校にいたくない」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
「通信高校へ行きたい」と・・
加藤諦三:
はい
相談者:
言ったんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっとそんときわたしもですね、先走りをしてしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
隣の県の、高校のほうに、
加藤諦三:
はい
相談者:
編入できるか、ほ、どうかを相談したところ、
加藤諦三:
はい
相談者:
学年落としていいのであれば・・
加藤諦三:
はい
相談者:
引き受けてくれるっていうことになりまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
通信高校ではなくて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
普通高校のほうに、通うことになったんですね。
加藤諦三:
・・あの・・そこも、不登校になり始めたっていうこと?
相談者:
ええ、そこは、も、次はないってことが分かってるので、ま、時々、遅刻をしながらですが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
今は・・朝も送って、なんとか行ってます。
加藤諦三:
あなた自身があ、
相談者:
はい
加藤諦三:
非常にこう、アップセットしてるっていうか、
相談者:
混乱しています。
加藤諦三:
混乱してんですよね?
相談者:
&#△%、はい
加藤諦三:
要するに、なんでもないことを物凄い大事のように・・騒いじゃってるというか・・
相談者:
結局う、自分としては、
加藤諦三:
はい
相談者:
不本意なところに行ってるん、ですね、本人は。
加藤諦三:
・・
相談者:
でもわたし達が・・普通校がいいんじゃないか、っていうのと、
加藤諦三:
ええ
相談者:
正直わたしが許せなかった部分もあるんですね。
加藤諦三:
・・
相談者:
それで・・今頃になって、通信に行かせてあげれば良かったっ・・思う懺悔の気持ちがありまして・・
加藤諦三:
うん。そいで・・今日のあなたの相談というのは、どういう・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ことですか?
相談者:
で・・同じ時期に、うちの子どもと、ほかにも何人も、学校のほうを、留年してる子がいるんですね。
加藤諦三:
あはい
相談者:
だけどその子たちは全部通信高校に行ってしまってるんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
留年したくなかったので。
加藤諦三:
うん
相談者:
ただ、うちだけ、こういうような方法を、親のエゴで取ってしまったことに対して(震え声)、
加藤諦三:
うん
相談者:
(涙声)懺悔の気持ちと・・彼女が・・なかなか、先に踏み出せない、わたしもなんですが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
今までのような生活ができないといいますか・・
加藤諦三:
・・
相談者:
自分がちゃんとまずできてないです。はい
加藤諦三:
あなた自身が?
相談者:
はい、もう何もできなくて、仕事もできないし、
加藤諦三:
ん
相談者:
家の中もぐちゃぐちゃですし、
加藤諦三:
うーんーん
相談者:
で・・子どもも、
加藤諦三:
うん
相談者:
ただ学校に行って帰るだけ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
課題とかも・・出てるのも、何もしないですし、やる気があるのかないのかも分からないんですが、
とにかくもう・・携帯で、インターネットのほうにハマり込んでまして。
加藤諦三:
うーんーん
今日の相談というのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
混乱していて、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう自分の気持ちを、どう収めてったらいいかっていうこと?
相談者:
はい、それと、彼女を、どにか・・立ち直るっていうか、前を向いて、頑張ってもらうために(涙声)・・できないかなあ・・
加藤諦三:
どうしたらいいか?ということね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
加藤先生…素晴らしい
お母さんあなたの問題です、というパターンでしたね。大原先生だったから叱られちゃったけど今後に期待、親子共々お幸せに。
僕は平成最初の高校生ですが、公立・私立とも当時は選択肢が少なくて、退学された方、結構いますよ。当時は全日制や定時制が中心でしたから。
それに、内申点が絶対評価ではなく、相対評価だったので、進学校へ行くのも地獄、落ちこぼれて高校受験を逃すのもはっきり言って地獄でした。
僕は進学校希望者で受験して不合格になるも、僕が住む地方では進学校希望者の私立滑り止めを禁止されていて、二次募集で下位校に行きました。
地元に私立はありましたが、進学クラスがなく、大都市の私立では学費・寮代など、お金がかかるからと地元中学校全校で認めなかったためです。
僕が3年生になる時に進学クラスが出来たため、地元私立なら私立滑り止めOKになりましたが、2年早かったらと、恨み節を今も嘆いています。
ちなみに当時、進学校希望者で不合格になった場合、中学浪人予備校に行った方が多いです。余談ですが、少数ながら高専にした方もいるんです。
具体的には進学校再受験浪人か、5年間、または7年間勉強する高専専願になりましたが、高専は当時不可能だった公立併願も今は一部可能です。
いかに当時選択肢が少なかったか、まして1年遅れるリスクを抱えるか、でしたが、今の中学生はちょっとやる気を出せば、そんな感じもします。
そして今はネットを含めた通信制も充実しており、全日制を兼ねた通信制もあるため、格段に選択肢が増えたこと自体、正直隔世の感を覚えます、
ただ、次女が通っていた高校の留年率が高そうなことが本当に心配です。武装系のように、とにかく行けでは今は難しいことを象徴する話でした。
子供を自己満足のアクセサリーにして、振り回して。手詰まりになったら「懺悔する自分」を演じつつ「悪者にならない方法」を模索する。要は自分のエゴ本位。貴重な10代は戻ってこない。子供から一生恨まれるのは確定なんだから、本気で後悔してるなら身一つで子供の前から消え去れ。どうせ、反省もポーズで、結局何もしないだろうけど。
無自覚に子供を痛めつける親。努力家の子なのに不憫でなりません。時代劇に貧乏長屋でも親子支え合って幸せな場面がありますが、豊かな世になっても心が満たされてなければ不幸せだとよく分かりました。