傘寿不倫。妻もいぶかるバッグに見つけたブツの使い途。咎めるべきか健康の源
テレフォン人生相談 2021年6月17日 木曜日
:
喜寿(きじゅ)77歳
傘寿(さんじゅ)80歳
米寿(べいじゅ)88歳
:
咎める: とがめる
うちの母も行ってるリハビリ型デイサービス。
だからというわけでもないけど細部に突っ込みたくなった。
火曜日と金曜日。
逢い引きはどういうルートかしら?
帰りの送迎バスで彼女の家で一緒に下ろしてもらう?
で、彼女に送ってもらって帰ってくる。
いくらなんでも悪目立ちだ。
じゃ、一度帰宅してから彼女宅へ。
でもそれなら別にリハビリに合わせる必要はない。
アタシは分かる。
夫が自然に身ぎれいにできるのはその週2回だけだから。
にしても、社交的でない夫の出掛け先に長期間気づかないなんてアンタも関心がなかったのかなって思ったの。
性愛が生き甲斐なのは言うに及ばず。
やめさせたとしてそれを埋めるものは何もない。
夫にはアンタみたくバカ言い合える友だちもいない。
健康オタクだけを続けられるかしら。
第一、アンタに気持ちが戻ってくるわけでもない。
もう笑うしかない。
相談者: 女77歳 夫79歳 結婚55年 子供3人は独立している
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
えーと、主人の浮気。
柴田理恵:
あー、そうですか、あなたおいくつですか?
相談者:
77です。
柴田理恵:
ご主人おいくつですか?
相談者:
79です。
柴田理恵:
79。え?お子さんは、いらっしゃるんですか?、上から教え・・
相談者:
もう独立してます。
柴田理恵:
あ、独立して・・
相談者:
3、人いますけども。
柴田理恵:
はい
えっとご主人の浮気ということなんですけれど・・
相談者:
と、2年前、カラオケに、行きまして、
柴田理恵:
うん
相談者:
知った人なんですね。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
相手の方は、
柴田理恵:
はい
相談者:
1つ年上の、
柴田理恵:
はい
相談者:
あ、持病を・・お互いに・・
柴田理恵:
うん
相談者:
慰め合うゆうか。フフフフ(苦笑)
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
そんなんも仲良しで。
柴田理恵:
はい
相談者:
うちの主人は、ま、ガンの・・手術してるんですね。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
おかずをもらって来たり、
柴田理恵:
うん
相談者:
隠すんですよね。それもわたしに。
柴田理恵:
うん
相談者:
ほんで朝早くわたしが起きないうちに食べてるみたい。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
ほいで、着信・・発信の記録は、
柴田理恵:
うん
相談者:
消すように主人に言ってるみたいです。
柴田理恵:
向こうの、その女性は、あの・・
相談者:
独り身です。
柴田理恵:
よ、お1人なんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
は、は、は
相談者:
旦那さん亡くなって。
持ち家で独り住まい。
はい
柴田理恵:
で、そこに、ご主人が入り浸っ、い、い、あ・・こう、出入りなさってるわけですね?
相談者:
そう、そう、そう。火曜日と金曜日、行きよったんですけどね。
柴田理恵:
え?
相談者:
きょうら(?)家出して行っとるみたいですけどね。
というのがね?
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、男性の避妊具のコンドームが、バッグから見つかったからね。
柴田理恵:
はああ!!!
相談者:
うん・・うん、どういう使い方しよるか知らんけど。
柴田理恵:
ご主人元気ですね!!
相談者:
いえ、どういう使い方しよるんか分からんけど、こんなもん持ち歩くんじゃないって、バレたもんですから、バツが悪くて。
むこうから・・さい・・掛かって来とるときに「どうして電話くれるんですか?」言うたら、
柴田理恵:
うん
相談者:
「『お家直してくれる』言うから」とか言うてね。
柴田理恵:
あっ、女・・
相談者:
ヘヘヘ(苦笑)・・あの・・
柴田理恵:
あの、要するに向こうの女性から、
相談者:
うん
柴田理恵:
あなたのお家に、あのお、電話があるわけですか?
相談者:
大体、電話、携帯にね、主人の。
柴田理恵:
あ・・あ・・
相談者:
そいでね・・
柴田理恵:
ご主人の、
相談者:
うん
柴田理恵:
携帯に電話があって、
相談者:
あ、そう、はい
柴田理恵:
それをあなたが、とったわけですね?
相談者:
え、そう、そう、そう
柴田理恵:
うん、ふん、ふん
相談者:
あの、見てみたら毎日掛かってるから・・掛けてみたら、
柴田理恵:
うん
相談者:
女の人が出て、
柴田理恵:
うん
相談者:
ほいで「どうして毎日くれるんですか?」言うたら
「家、直してくれるから」って。
柴田理恵:
ふうん
相談者:
え?とか思ったら、「2年前に車庫も直してもらって」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
言うから、それからのお付き合いだったんでしょうね。
柴田理恵:
あーあー
相談者:
わたしが気づくんが遅かった。
フフフフ(苦笑)
柴田理恵:
あーあー
相談者:
この頃気づいて。フフフフフフフ(苦笑)
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
ほいでね・・
柴田理恵:
そらあ、あれですねえ?
あ、んで、その話は・・息子さんとかに、なさいました?息子さんとか娘さんとかも。
相談者:
できんのですよ。息子の、お嫁さんが、
柴田理恵:
うん
相談者:
その・・女の人の家から50mぐらいんとこです。
柴田理恵:
・・うん
相談者:
近くに住、住んでるから、
柴田理恵:
住んで、うん
相談者:
笑われる思って、言えないんですよ。フフフ(苦笑)
柴田理恵:
じゃあ、誰にも相談できずに?
相談者:
・・そうなんですね。友達とかは言って、
柴田理恵:
うん
相談者:
笑ってるんですけど。ほいでリハビリ行ってるんですね。主人、あの、なんか・・身体揉まれて気持ちがいいんかしらん、そのリハビリの袋ん中から避妊具見つかったんですけどね。
ほんで、
柴田理恵:
え?(苦笑)
相談者:
ヘヘヘヘ(苦笑)、あの、
「大事なとこは、(ため息)揉んでくれへんから、続きやってるの?」言うて、冷やかしてやったら、余計怒りまし、て、(笑)
柴田理恵:
ハハハ(笑)
だってリハビリって・・ん、マッサージというよりも、
相談者:
うん。いいえ。
柴田理恵:
痛いところ一生懸命動かすとこですよ?
相談者:
週刊誌のね、
柴田理恵:
はい
相談者:
エロ、エロいのもいっぱい、7冊ぐらいあったから、もう、わたしは・・怒って、隠してやったんですよ。
柴田理恵:
うん
相談者:
それも怒っての、ウッフフフ(笑)
柴田理恵:
げん・・
相談者:
それ教科書にしよったみたい。フフフハハ(笑)
柴田理恵:
あー、元気なあ、旦那さんですねえ。
相談者:
いや、それで元気を、保っとるんかもしれんからね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
あんまり言うても・・思うんですけど。
柴田理恵:
うーん
相談者:
とにかくわたしが原因で怒る、ように、イライラ、イライラして、
柴田理恵:
うーん
相談者:
怒るから、
「わたしはなんにも悪いことしてない、男、男友達もおらん、なんでそんなにガミガミ言うの?」言うたら、
柴田理恵:
うん
相談者:
フ、今度は沈黙です。フフフフフフフ(笑)
柴田理恵:
あーあ、え?、じゃあ、奥さんもさーあ、
相談者:
うん
柴田理恵:
あの、ボーイフレンド作ればいいんじゃないですか?
相談者:
・・いや、両方がしたら家が割れて(?)しまいそうで。(笑)
柴田理恵:
そんなことないですよお
相談者:
いやいやあるんですよ、例が。
柴田理恵:
え、結婚何年生ま・・何年ですか?
相談者:
55年
柴田理恵:
55年も一緒にいたわけじゃないですかあ。
相談者:
ん、そうな・・上手なんよね、誘うのが。
柴田理恵:
あーあ
相談者:
うん、わたしはそういうことできん。
柴田理恵:
も、昔からモテる人なんですか?
相談者:
・・
柴田理恵:
ご主人。昔からモテる?
相談者:
いや・・昔はダメ・・今頃になって・・
柴田理恵:
アハハハハ(苦笑)
相談者:
アハハハハハハハハ(笑)ちょっ
柴田理恵:
ん、恋愛結婚ですか?・・見合いですか?お見合い?
相談者:
あの・・知人の、紹介みたいなんです。
柴田理恵:
へえー
相談者:
うん
柴田理恵:
じゃずっと、お2人仲良かったんですか?
相談者:
・・いや、もう、ほどほどです。
柴田理恵:
ほんと?でも、
相談者:
うん
柴田理恵:
お子さん3人いらっしゃるんですよね?仲良く。
相談者:
お、おるけど・・
柴田理恵:
うん
相談者:
もう、イビキがうるさいから言うてお互い別々に寝てますしね。部屋別に。
柴田理恵:
フフフフフ(苦笑)
相談者:
フフフ(苦笑)部屋がもう・・
柴田理恵:
ま、そんなもんですよね。
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
うーん
相談者:
うん
柴田理恵:
ふうん、じゃ・・
相談者:
それで、
柴田理恵:
うん
相談者:
今日は、
柴田理恵:
うん
相談者:
2、3日、休めます言うて・・書いとるんですけど、これ放っといて、も、ほうがいいんでしょうかね?
「2、3日、心を、休めます」言うて出て行ったんです。
あの、メモして出とるの。
柴田理恵:
あーっ!!旅行、に、行っちゃった・・
相談者:
うん、&#
柴田理恵:
か、か、なんていうか、い、い・・
相談者:
旅行じゃない、相手の・・相手の・・
柴田理恵:
相手のお家に。
相談者:
う、い、家(うち)に行ったんか、
柴田理恵:
うん
相談者:
さあ、旅館、どっかへ泊まってるんかね?
このまま放っといたほうがいいのか?
柴田理恵:
うん
相談者:
それとも、相手の家(うち)も電話番号も知ってるから、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・なんか言ったほうがいいのか?思ったり。
柴田理恵:
・・
相談者:
もう放っとこかなあ?思ったり・・2年ぐらい放っとったから、だんだん、だんだんこう・・募って来たんかなあ思て。
柴田理恵:
うん
相談者:
この辺でピシャってやるほうがいんかな?思たり。フフフ(苦笑)
柴田理恵:
うーん、ん、そうですねえ・・
相談者:
そこが、相談したいんです。
柴田理恵:
分かりました。
え、今日の回答者の先生は、弁護士の坂井眞先生です。
先生お願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
旦那さんは亀仙人だと思って暮らしてみたらどうでしょう。
でも、相談者さんもいろいろ冷やかし過ぎなんじゃない?
悩んでるという事は旦那さんにやきもちを焼いてるって事だから
好きなんでしょう。
冷やかすんじゃなくて、可愛く焼きもちでも焼いてみれば
根が亀仙人ですから、「ほったらかしてごめんよ♡」って
言ってくれるかも。知らんけど。
ヘラヘラしてないで大事にしたほうがいいよ、「いつ死ぬかわからないし、死んでしまえば後は知らなーい」っていうような無敵感が怖いです。
ずーっとヘラヘラ、クスクスしてましたね。
でも、本当の心内は怒りと悔しさでイッパイとみた。はっきりと「私は嫌です!不愉快です!」って伝えといた方がいいと思う。まぁ、やめないだろうけどね。近い将来ご主人はいなくなるでしょうから、その時になって本心を伝えてなかった・・・の方が後悔しそうです。
すご〜い!死ぬまでセックスって本当なんですね。
しかも避妊具使ってる!性感染症はやっぱり嫌ですもんねぇ。でもなんかすごいまじめだなと感心しました。
コンドームの他の使い方ってなんですか?悔しいですが私は知らぬ。誰か教えてください。
お薬何飲んでるのかな?ニンジンだけなら本当にすごい。まさかね。先日60代の男性と話した時、常備薬として、男の嗜みとして薬持ってます。といって見せてくれました!その方は第3世代のお薬を使っているそうです。そういう時代なんですね!
私だったら2回ガンやった夫がこんなに元気だったら基本的に放っておく。
きちんと最初に釘打って。わからないようにしろよ。大事なのは金使い込まないように目を光らせることじゃないですかね?
アラフィフの私。あと30年後、こんな悩みの日々送ったりしてるのか?と思うとうーん!
まあいいか。健康で生活に困ってない証拠。
人生面白がらなきゃ損。
釘打って→釘を刺して
釘打ってだと、藁人形みたいですね
ざっと読んだけどお爺さんひどいなあ。晩年の仕打ちがこれって、おばあさんどうしていいかわからなくて、感情を抑えようと、ごまかし笑いで泣いてるじゃないか。
長生きしないほうがいい人もいるんだなあ。
ずっと驚きと呆れで読んでいましたが、坂井先生の、もうその歳だと避妊具なんか要らないんじゃないかと思うのところで笑ってしまった。
お子さん全員に言って、徹底的に説教してもらったらどうですか。
こういうジジイは医療スタッフをデリヘル嬢の類と思っていそう。
食べて寝るだけの生活より、いろいろ楽しいことがあったほうがいいし、健康にもなる。
法律で禁じられていることはしてはいけない。
他の弁護士、エッセイスト、幼児研究、作家、銅メダリストがどんな解答になるか興味が湧いた。
アラ還の私に、あなたの浮気が心配だから私はまだ働く(離婚すれば経済力が必要だから)と妻はいう。
もう60なんだしそれはないでしょう、って思ってましたが。
この20年先輩の事例を拝見して、死ぬまでこういう問題はリアルにあるんだなあ、と感心しました。
超高齢化社会ゆえのお話でとても面白かったです!