結婚50年を吐き出す勢いのマシンガン。まとめ方に感動し、ラジオと同じ声に感動

テレフォン人生相談 2021年7月20日 火曜日

夫のモラハラに耐えつつ長年の裏切りに遭う。
この内容でご主人の方にリスナーの同情を集めてしまう相談者。

かぶせ喋り、文を最後まで言わずに次の文に移る。
追っ手が迫って来てるのか?

話にまとまりがない自覚はあるようだけど、それよりも聞く姿勢。
75歳になるまで誰にも言われたことないのかしら。
❞ちゃんと聞いて❞

おかしすぎるのが相槌ちのタイミング。

高橋龍太郎 「相手をボロクソに言ってるんだけど、それは相手を疎んじてるっていうこととは違う」

これが言いたいことの一つのかたまりなんだけど、
途中の何の結論も言っていない前段「相手をボロクソに言ってる」ところで、
相談者 「分かります、ええ、ええ、分かります」

 

そして、鼻につく、
私も本で読んだ、
私もやってきた

 

実は一人だけ相談者にそのことを伝え続けた人がいる。
言うまでもない。
夫。
だけど、いかんせん、妻に似て伝える言葉を持たない。

夫「客に酌をするな」
妻「お店でお酒を出すということは、なんちゃらかんちゃら」

ヤキモチを正論で言い負かす野暮。

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女75歳 夫80歳 別居中 結婚50年 長男49歳と次男48歳は家庭持ちで孫もいる

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いいたしますう。

今井通子:
はい

相談者:
ドキドキして・・

今井通子:
今日はどういったご相談・・

相談者:
夫のモラスハラスメント?

今井通子:
はい

相談者:
一番極端な。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あなたおいくつ?

相談者:
75歳です。

今井通子:
75歳

相談者:
はい

今井通子:
ご主人は?

相談者:
80歳になりました。

今井通子:
で、お子さまいらっしゃいます?

相談者:
はい。男の子2人います。

今井通子:
もう、独立されてるんでしょ?

相談者:
ええ、あの、2人共、あの、子どもおります。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
えーっと、ご長男おいくつ?

相談者:
えーっとね、49

今井通子:
ご次男は?

相談者:
48

今井通子:
よんじゅ・・あ、年子さんでいらっしゃる?

相談者:
年子ですね、はい

今井通子:
あ、なるほど。
ご結婚何年目くらい?

相談者:
ちょうど・・50年になります。

今井通子:
あ、50年?

相談者:
はい

今井通子:
今ご相談になってるってういうことは、

相談者:
はい

今井通子:
元々じゃあないわよね?

相談者:
モラハラですか?

今井通子:
うん

相談者:
いえ、最初っからです。今、今・・その時代は、モラハラとかそういう言葉なんにも知らないので。

今井通子:
はい

相談者:
本を買って来て見たり。
も、ピッタリって、かん・・当てはまるんですよ、すべてが。

今井通子:
なるほど。

相談者:
例えば、屋上で?・・あの、植木鉢を、わたしが持っていったときに、それも別居してからなんですけれども。
で、たまたま、わたし屋上にいたときに、屋上のドアがパッと開いて・・植木鉢を持ってるだけで、
「何やってんだあ!」って。
こっちはわけ分かんない?
も、これはまだ可愛らしい、感じ?
それで、あの、ずうーっと・・ずう・・ま、なにしろ、お嫁に来たときから、あの、両親、親たちもきょうだいもそういう人だったったんですよ。
わたしに対して?小姑もいて?・・両親もいて。

今井通子:
そうするとお、だ、大家族の中に・・

相談者:
ええ

今井通子:
ポツンと1人お嫁に来ちゃったってことですね?

相談者:
ええ、お見合いで、本人もよく知らない?

今井通子:
うーん

相談者:
ええ、だから、最初からもう気い使って、気い使って。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
その最初っから、なんか突然、怒鳴るような、ご主人だったの?

相談者:
あ、それはなかったです。
ただ、あの、話し掛けても、話し掛けて、こう・・今、無視って言葉あるんですけど、話し掛けても返事もしない人だったんですよ。

今井通子:
無口っていうこと?

相談者:
無口。

今井通子:
返事しない、無視っていう状態?

相談者:
ええ、そうそ、え、そうです、そうです、そうです。

今井通子:
うん・・

相談者:
・・

今井通子:
で、そのあと・・そのお、「何やってんだ」になるのはいつ頃なの?

相談者:
あの、主人が?・・えーっと結婚して5年目?

今井通子:
はい

相談者:
お姑さんが亡くなられたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
亡くなられて?、次の1年目?、ま、5年目なんですけども、
なぜか主人が、わたしほんとに普通の、サラリーマンの家(うち)にお嫁に来たんですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
「何か、お店をやってくれ」って言われたですよ、「俺は」・・の「サラリーマンをやる」。

今井通子:

相談者:
わたし、「お店をやってくれ」・・

今井通子:
はあ

相談者:
て言われたんです。

今井通子:
はい

相談者:
どうしても頼まれたから。

今井通子:
はい

相談者:
「じゃ、お酒を置け」って言われたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
そこから、夫のそういう、なんか・・変な言葉っていうか、
「お店にお酒を置け」って言って、お店終わると、
「お客さんにお酌するな」って言って、そういう・・そういうのが始まったんです。

今井通子:
あ、「お酌するな」ね?

相談者:
「するな」って。

今井通子:
はい・・はい

相談者:
そいで、そこであたしが喧嘩になるわけです。

今井通子:
はい

相談者:
「誰がお酒、置けちゅったの?」って。

今井通子:
はい

相談者:
お店でいくらで買える、ね?、お酒が、

今井通子:
はい

相談者:
ん、ん、ね?、お店くれば、そのね?、その、代償としてこっちが、やっぱり気持ちで、お酌するのが、商売なのよってこと、説き伏せて。
そういうので、もう、ずうーっと、もう、へろへろになるくらい?

今井通子:
うん

相談者:
うん、そっから、す、もうすごく、記憶に、しっかりもう、昨日のようのことのように思い出しますけれども。

今井通子:
で、このときはあ、ご主人は、ちゃんと喋るわけね?

相談者:
・・・ま、無口、ですけれども。
ま・・喋るって、もう、と、ペラペラは喋んないんですけども。
ま、&#

今井通子:
いや、ずうっとだって・・
あの、疲れてるぐらいお互いに、喧嘩するわけなんでしょ?、口喧嘩でしょ?それは。

相談者:
あ・・ああ、そういうことね?

今井通子:
うん

相談者:
あ、そういう、あれね、あ・・ま、ペラペラまでは言いませんけど、それ言うたら、ま、黙るんですけど。
「誰がお酒置けちゅったの?」ってことで・・もう、お店があったからわたし頑張って来て、お店辞めてるときは絶対夫と、もう、べっ、も、別れるときだって思ってたんですよ。
ある時期から。

今井通子:
はい

相談者:
言っても言っても?、どんなに言っても、こう、い、い・・あの分からない?、分かってくれない?

今井通子:
・・あの、お店はじゃ、辞められたんですね?

相談者:
辞めました、はい
今、丸7年なります。

今井通子:
7年前?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
それで・・あっ、あと大事なこと言った・・30何年間不倫やってたんですよ。

今井通子:
・・はい

相談者:
それでわたし、後半になって気が・・「なんか変だな、あの方と」、と思いつつ?
そいで、あのお・・その・・女の人を何気なくヤマを賭けて言ったら、素直に
「ごめんなさい」って謝られたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
それで・・相手に、「あなた、こう」、「この方が、わたしにちゃんと」謝っ・・「認めたわよ」って言ったら、夫も認めたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
それで・・長男も次男も、で、あと、夫とわたしと、こ、テーブルについて、話し合ったときに、
「誰の肩持たなくてもいいのよ」って。
「お母さん実は、今までも、あんた達には」ま「いいお父さんを見せてたけれども、ほんとはお母さん、こやって苦しんで来た」・・
「苦しんで来たの」って、「裁判所も行って来てるし、もうじき裁判所から、呼び出しが来て、2人のほう、どうのこうの、それも、証人も来るのよ」って言って・・
そして、会話が始まったときに、夫がもう、すんごい言葉を使ったんですよ。
子どもが聞いた。
わたしは、もう&#△、言葉はしょっちゅう聞いてるんですけれども。
「お前のこと、刺すぞぉー!」ってすんごい言い方、そした次男が
「お父さん!、そんなこと言う人、この家(うち)いていいのぉ!」・・て、そっから話が始まって・・
それで、そこで、あっ・・今しか言うときがないと思って「実は」って、「お母さん、こうこう&#△もう離婚したくて」って、て、不倫の話、子どもに不倫の話も言ってなかったんですよ。
それで「実は、こういう人と」ま、子ども達も知ってる、「こういう人と、こういう人と、こうこうこうで」、そこでわたしも、もうつい、洗いざらいって、昔からのこう、家族のこととか、全部子どもの前で初めて言ったんですよ。
で、「離婚だ」「離婚だ」って言いましたから、そこで、じゃ、「子どものいる前で印鑑押してください」ちゅったんですよ。
そしたら、「うんうん」ちゅったんですけども、子どもの前で、いっ、もう、無理矢理、「もう離婚だ!」って自分からも言ったから、じゃ、何しろ「ハンコ押して」って・・ハンコ押してもらって、その、離婚届は、7年前のは、いまだに、持、持ってるんですよ。
それで、子ども達も、ま、協力してくれて・・別居っていう形に、行ったんですよ。

今井通子:
・・え?そうすると、今日のご相談は・・

相談者:
も、&#

今井通子:
あなた自身が、離婚をしたほうがいいか?

相談者:
はい

今井通子:
悪いか?を・・検討してくださいっていうことね?

相談者:
あと、わたしが、ここまで気持ち持ってるってことは、相手が全然、なんとも感じてないって感じなんですよ。
それを・・

今井通子:
いや、その・・お相手の方はよく分かったんですが、

相談者:
ええ、ええ

今井通子:
今日の、ご質問はなんなんでしょう?

相談者:
ええ、それで、こういうふうにわたし思ってるんですけれども、どよよ、どのように・・

今井通子:
あ、分かりました。

相談者:
その、そういうこと、ごめんなさいね。ほんとにもってまわって・・

今井通子:
はい。今日はですね、精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので、

相談者:
あ・・ありがとうございます。ありがとうございます。

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

相談者:
ありがとうございます。

(回答者に交代)


「結婚50年を吐き出す勢いのマシンガン。まとめ方に感動し、ラジオと同じ声に感動」への26件のフィードバック

  1. こんなに聞き取りにくいものを完璧に文字起こしして下さって
    管理人さん、いつもいつもありがとうございます。

    それにしても、奥さんがこの喋り方だったら
    旦那さんが返事をしなくなるのも無理はないような気がする。
    何が質問なのかもわかりにくいのだから返事のしようもないだろうて・・・。

  2. 確かに、相談者さんにも問題が…
    別れたいと言いながら別れないねはなぜ?

    今井先生の小さなため息に、笑いました^^

  3. 管理人さんいつもありがとうございます。文字起こし大変ですね、毎回楽しみにしていますが、さすがに今日のは、余りに、早口で、真面目に聞いていられませんでした。今日は早い時間に、管理人さんが文字起こししていて、聞きながら、管理人さんの大変さがわかりました。

  4. 人の話しも聞かずにしゃべりぱなし、離婚する気は無い。
    旦那の愚痴と苦労話しを聞いて貰いたい相談者です。

  5. リアルタイムで聴いてましたが、喋りがうるさすぎて途中でやめました。こんな風に旦那に話してたら無視したくなる…高橋先生は普段こういう方に接してるから慣れていて、ゆっくり説き伏せる感じが印象的でした。本当にテレ人聴いてるの?

  6. パーソナリティーや回答者の先生方も相談されてくる方々の話を
    じっくりとちゃんと聞いて欲しい
    と思った。確かに今日はとても早口な相談者さんでしたが、やっぱり相談したい人はとにかく自分の思いを聞いて欲しいんだよね。
    長々と愚痴になってしまう人も
    いると思います。
    それを迷惑そうな態度を取ったり話を遮る素振りを現したり
    キツイ口調になったり……
    一日中何人かの相談者相手でウンザリしたくなることもあるだろうけど。そういう態度ってラジオから伝わってくるもの。リスナーにもわかる。後味悪い。
    いろんな人がいるんだから、 
    一方的に喋りたい人だとわかったらもう少し優しく気長に最後までちゃんと聞いてあげて欲しいと思った。
    だから《傾聴》のみのテレフォン
    もあるんだよね!

    相談者さんこれからは、やりたいことたくさん見つけて、楽しまれてください!

    1. 愚痴を話す場じゃないんだからちゃんと聞く必要なんてない。本筋に関係ないエピソードを聞いてほしいなら友だちに話したらいいんだよ。一方的に話したい人なんてちゃんと聞いてたら番組が成り立たないよ。しかもこれおそらく実際の相談者の話から相当カットされてこれだよ?何時間付き合ってあげたらいいのさ。
      今回の高橋先生のぞんざいな態度は笑いどころで、相談者にも悪い面があるのが察せられて、後味悪いどころかとてもいい味が出てる面白い回になってる。テレ人は相談者に親身になるばかりの番組じゃないんだよ、誠実な回答者みたいなものを期待してるなら、この番組は主旨が違う。

      1. また人のコメント批判してるよ。不愉快だねー。いろんな意見があってもいいじゃん

        1. そのこめんともまた批判でしょう。
          いろんな意見があっていいと思ってる人がどちらか一方の肩を持ってどちらか一方を批判してる矛盾。綺麗事言いたいなら矛盾しないようにしてみたら?

          1. あなたのようなイチャモン君に戦々恐々。みんなコメントしにくいんじゃないかな?言葉を選んで無難にまとめようとするから、突き抜けた面白い意見が出ない

    2. 限られた時間で相談する番組ですよ。しかも無料です。そんなにじっくり聞いてほしいなら、有料の所に行けばいいんです。

        1. 愚痴を話したり、聞いてくれたりする友人はいなさそう…

          管理人さん、文字起こしお疲れ様です!

    3. 番組の尺がありますから、ラジオ視聴者にもわかりやすくまとめる必要があるのではないでしょうか。
      相談者さんはいつも聞いているラジオ番組に出演し、愚痴を吐いてスッキリ!したでしょう。

    4. だから本件の相談者はテレ人に向いてない、その傾聴だけしてくれるところに掛ければいいだけ。そこの切り分けもできないんだよね75年も生きてきて

  7. 管理人さん、さぞかし大変だろうな、
    と思いながら聞いていました。笑
    「ちょっとは話聞けーーい!」
    と思わずツッコミいれてしまいました。

  8. 管理人さん、本当にありがとうございます!

    相談者75、夫80で、結婚50年。
    もっと早く決断できたのではないだろうか。
    ここまできたらもう損か得かで決めたらいいのでは?

  9. よく喋る愉快な相談者ですが、旦那さんの暴言は事実でしょうね。高橋先生の「臆病な犬のようにワンワン吠えてると思ってスルーしよう」というアドバイスが特に参考になりました。

  10. まずもって、こんな内容も口調もとっ散らかったぐだぐだしゃべりを、
    丁寧かつ迅速に文字に起こして、放送終了4時間後にはアップする、
    管理人さんの気合と職人芸に最敬礼

    内容はまあなんというか、昭和の物語ですね
    口下手で不愛想で素直じゃない旦那と、
    器用だけど我が強くて口が減らない女房の、犬も食わない夫婦喧嘩
    今回の相談はそんな女房の「私はこんなに苦労してきた」独演会

    いや、いきなり店を開かされたりと、間違いなくご苦労なさってきたんでしょうけど、
    聴衆の感想の大半は「うっせえわ」「わかったからちょっと黙れ」

    1. 「うっせえわ」「わかったからちょっと黙れ」

      なんかもう、ツボにはまった!
      そう、それそれ!!、という感じで、笑いが止まらない(笑)

      横道失礼しました(笑)

  11. とにもかくにも、人にものを『相談』とか『説明』したいと思ったら、

    【自分の頭の中に浮かんだ語句を片っ端から吐き出す】という話し方はホントにやめた方がいいですね。

    聞いてくれる人がいなくなります。

  12. この口調やとっ散らかり方も
    なんらかの精神症状や認知症の入り口だったりはしないのかな?と感じました

    1. 離婚届けに判が押してあって別居もしてるのをどうやって再構築するのか気になります
      たぶんどっちもどっちな夫婦だと思うけど

  13. ラジオで聴いていて相談者様の口調に若干疲れてしまいました…先生が話されているのに被せ気味に話す…聴いていて疲れます。相談者様の悩む気持ちも分かり誰かに聞いて欲しい、意見が欲しいと分かります。連れ添ってから毎日こんなセカセカ口調で話されたらご主人様もお疲れになりそうだしイライラしちゃいそう…

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