父と私を食い尽くし一人愛欲に走る母。辛さぶつける相手がいない25歳自立前夜
テレフォン人生相談 2021年10月15日 金曜日
病弱の夫を支えながら娘を医者にする。
父兄向けの塾のセミナーにでも登壇しそうだが、外から見れば賢母も娘が語るとこうなる。
もっとも、親離れできない相談者に大原さんも拍子抜け。
現場に入って半年。
思うに今ちょっと仕事に行き詰まってるんじゃないかしら。
もうレールもない代わり、ここから先は点数で合否が決まるような明確なゴールもない。
母親の言うがままだったとはいえ、悲劇にならなかったのは期待を現役で退けるだけの地頭が相談者にあったればこそ。
いや、滋賀医科大学(国立)の医学部看護学科だって多くの親が羨むレベルなのだけど。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女25歳 一人暮らし 父は他界 母57歳 交際相手30歳
今日の一言: 自分でない自分で生きて来た人は生きる方向性を見失っています。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お世話になります。
加藤諦三:
はい
最初に、年齢教えてください。
相談者:
はい。えー25歳です。
加藤諦三:
25歳ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
まだ独身ですか?
相談者:
はい、独身です。
加藤諦三:
今、住んでるのはお父さんとお母さんと一緒?それとも1人・・
相談者:
あ、いえ、一人暮らしです。
加藤諦三:
一人暮らしですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
でお父さんとお母さんは?
相談者:
あっ、と
加藤諦三:
な・・
相談者:
父は死別しておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
母は57歳・・です。
加藤諦三:
57歳ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
きょうだいは?
相談者:
わたくしの実の父と母の間は、1人です。
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?
相談者:
母あ、に対する気持ちの整理、と、
加藤諦三:
あー、はい
相談者:
今後の自分の、どうするか?ということです。
加藤諦三:
はい
今一人暮らしって言いましたけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
何年ぐらいですか?お母さんと別れて。
相談者:
半年前に仕事を始めて、それ以来一人暮らしです。
加藤諦三:
母親との関係で1人、で暮らしてるっていうんではないんですもんね?
相談者:
はい・・ないです、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
どちらかというと一人暮らしを始めて、交際相手ができたりとかして・・いろいろ考えて自分の、すごく不満が多かったり、そういうことに対して、やっぱり母との間に、原因があるんじゃないかと思って。
ま、そろそろそこら辺をはっきりしたいと最近、考えてました。
加藤諦三:
うーん
相談者:
元々あの、父、が、あの、わたくしが、1歳、2歳くらいの頃にあの、病気をしまして、その後もずっとあの、病気が続いていて、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたくしが、えっと、高校3年生んときに仕事を完全に辞めてしまって。
加藤諦三:
はい
相談者:
元々、そんなに仲の、すごくいい家族ではなかったですけど、どんどん険悪になって行って。
で、母が、結構、あの、父のことで、こう、イライラしたりとかそういうのがすごく多くて。
加藤諦三:
はい
相談者:
もう「早く死ねばいいのに」とか。
加藤諦三:
ああ
相談者:
「くそじじい」とか、「畜生」とか、そういうことを毎日言ってるのを聞いて・・
加藤諦三:
毎日?
相談者:
わたくしとしては、あのお、自分も中学、高校生で・・父親が一方的に悪者で母が、被害者だと思ってたんですね。
加藤諦三:
あー、はあ、はあ
相談者:
すごく母に肩入れしてしまって。
わたしも邪険にしてしまったし。
母の言うことはなんでも鵜呑みにしてたんです。で・・職業選択も・・母はとにかくう、医者になれっていう・・
加藤諦三:
はい
相談者:
人なんですね。
でもあの、わたし自身医者になりたくな、なかったんですね。
・・なんですけど、やっぱり、なんかこう、使命感もあったんですよね。母を助けなきゃみたいな&#△
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
で、結局あのお、大学に入って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ただ中学生高校生大学生と行く間も、毎日そういう・・暴言聞いたり、わたし自身やっぱりちょっと、こ、調子崩して・・摂食障害っていうか、ま、そういうふうになったりとかもしてたんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
なんですけど。
わたしい、の辛いことは、受け止めてくれるような人に言うことできず・・
加藤諦三:
要するにあなた、物心ついてからずうっと孤独だったんで、すよね?
相談者:
うんん、そうですね。
加藤諦三:
それでえ、育った環境、家の雰囲気、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういうことからすれば・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お医者さんになるということ以外の選択肢っていうのは元々なかったんですよね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
で、あなたは、お母さんに対して非常に従順だったわけですよね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
で、あなたは従順な見返りとして、
相談者:
はい
加藤諦三:
保護を求めていた・・
相談者:
保護というのは、食べ物とか家とかそういうことですか?
加藤諦三:
うん、そういうことですよね。
そうすっと・・今は何をしてるわけ?
相談者:
今は研修医で、あのお・・ま、仕事をしてます。
加藤諦三:
ということは、そのまま・・母親の、
相談者:
はい
加藤諦三:
望みを叶えたということですね?
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
で、母は、今はあの、仕事は、特に働かず。
加藤諦三:
はい
相談者:
何回か整形したりとか。海外旅行結構行ってたりとか。
母にも、恋人がいる・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「生きて来て分かったけど、人生で一番楽しいことは恋愛だ」って、本人が言ってるんですね。
加藤諦三:
そうすっとあなたは、物凄いその、従順に生きたっていうことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
2つ特徴があって、
相談者:
はい
加藤諦三:
1つはお母さんに対する敵意だね。
相談者:
はい
加藤諦三:
従順の裏に隠された敵意がある。
相談者:
はい
加藤諦三:
もう1つは・・無力感。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
この2つが今のあなたの根底にあるもんじゃないのかな?
相談者:
はい・・そうです。
加藤諦三:
で今日の相談っていうのは・・
相談者:
はい・・ま、今の交際相、手と・・今、じゃなく・・
加藤諦三:
交際相手何歳?
相談者:
あの30です。
加藤諦三:
30、はいはい
相談者:
はい
あの、うまく行きたいですし、こんな・・虚無感とかそういうことのせいで、母親じゃない、なんの責任もない相手にこういう話を垂れ流して、
加藤諦三:
ええ
相談者:
嫌な思いにさせたりとか、
加藤諦三:
ええ
相談者:
するのは嫌なんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
それを、断ち切りたいっていう・・感じですね・・
加藤諦三:
そうすると・・どういう・・励ましが欲しいというか・・
相談者:
うんー、ま、&#△%
加藤諦三:
本当の意味であなた励まされたことないもんね?
相談者:
そうですね。ま、あの、結構、母親とかにも、仕事辛いときとか、「辛い」って言うんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
「もう、そうやってガッカリさせられるのはウンザリだ」とか、そういうことを言われて(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
母も酷いと思うんですよ。
加藤諦三:
ん
相談者:
こんなに・・(荒い息遣い)我慢して・・母親のためにじゃないですけど、
そういうふうに、生きたのに・・
加藤諦三:
従順に生きた、ということは自分を
相談者:
はい
加藤諦三:
失くして生きたっていうことですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
別の言葉で言うと、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の人生の方向性を見失うってことなんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・であなた今、自分でない自分で、長年生きて来て、
相談者:
はい
加藤諦三:
生きる方向性を失ってんですよね、あなた。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
それでどうしたらいいか?・・ていう、そういうことじゃないの?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
&#
加藤諦三:
今日はスタジオに幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
レールを敷かれたとしても、それに乗ってここまで来たのは自分。
ここまでのレールを敷けるのも大したものだ。
お母さんはお母さんなりに苦悩して来たのではないか。
娘に関して心配がなくなり、お母さんは自分の人生を生きようと思ってる。
恋は大事だ。独身でしょ、お母さん。
感謝しろとは言わないけど許してあげたら。
加藤先生が言うように自立の時ですね。母娘共に。
絶妙にいいタイミングなのだと思う。
↑すごく分かります。
このお母さんが批判されそうではありますが、
医師だった夫が病気になったのは、子育てが大変なときだったと思う。
大きな後ろ盾を失って、自分が全部頑張らなきゃいけなくなって、それでも子どもを医学部に入れた。
それが自分の使命だと思っていたのかな。
お父さん、変な女と結婚したよね。
稼ぎを好きに使われ悪者にされ。
この母親、欲の塊だよね。
加藤先生と大原先生の意見が分かれていたけれど
断然、加藤先生が言っていることのほうが
理にかなっている。
わたくしの実の父と母の間では一人です
ってどういう意味でしょう
亡父には前妻がいて子いるのか
母は再婚で相談者とは種違いの子がいるのか
いずれにしろ母親は本質的には奔放とまでは
いかないけど行動的なタイプで
相談者は思考や相手への思いやりが先に来るタイプ
なんでしょうね
母親なら娘の繊細な心理に寄り添って欲しかったけど
親子でも相性ってありますからね
そうですね。
母親じゃなくて彼女かもしれませんねー
学習能力と学習意欲が高く向上心もあり、身内との関係を改善したいタイプの相談者なので、今日も主力コンビの技がストライクに決まってめでたく〆られた回でした。
※…でも相談者さん、お母さん大好きならこれからもお金取られるんじゃないかな。
※…加藤先生の声が随分と若返ったような氣がする。
兄弟構成がちょっと気になるので、ちょっと「?」という感じがしてしまいました。
そう、「実父母では一人」という発言、もしかしたら異父異母兄弟、いそうな気が。
加藤さん、この発言を聞いて、「異父異母兄弟がいるの?」と聞くべきだったかも。
ともあれ、交際相手がいるようですが、結婚に向けて舵を切ってもいいと思います。
今日はパーソナリティー加藤さん、ご相談相手中川弁護士、遺産相続の相談でした。
遺産相続は金額にかかわらず、やっかいだけに、しかるべき場所で手続きした方が。
幌馬車隊という言葉がよく聞き取れなかったのでこちらで読ませていだだきました。
母親と心の決別をして物理的に距離も保って、彼氏とお幸せに、と思いました。
でも毒親の呪縛はなかなか厄介で幸せなときも脳裏にひがむ母親の顔がよぎります。
マザコン女医?
専門が精神科でないことを願う❗
なんで?
母親との確執を持つ人が辛いのは誰にも理解されないこと。友達に打ち明けても、お母さんはあなたのことを思って言ってるのよ、なんて言われてしまう。兄弟であっても母親からいつも攻撃されていた自分と、他の兄弟では母親に対する思いは違う。
大人になって初めて同じ悩みを持つ人に出会って、自分だけじゃなかったことに驚き、少し安心した。
この相談者さん、まだ若いから母親の影響から抜け出すのは時間がかかるかも知れないけど、これからは自分の為に生きてほしい。
お父さんには思い出した時に、ごめんなさいと言って手を合わせたらいいのではないかしら?
医学部へ9年間浪人してを読みました。管理人さん、いつもありがとうございます。
相談者さんの声何処かで聞いたような?再放送では無いですよね?相談内容も、こんな相談者さんみたい人がお医者さんになったら診察は遠慮したいと思ったような記憶が、間違っていたらごめんなさい。話方がお医者さんになられるような方かな?とも思いました。
前回はIT企業で鬱になったレズビアンの可能性が高いと思います。
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作り話(設定を変えすぎて)で相談するから感情の動きが不自然で、両先生もいぶかってましたね。
おそらく失恋でもして、その相手を母親に例えたんでしょうね。