壊れるまで頑張るメカニズム。高評価に味をしめたらもう戻れないスパイラル
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは
大原敬子:
先ほどあなたが言った言葉でね、「わたしは頑張った」って言ってんです。
相談者:
あー、すごく頑張りました。
大原敬子:
ねえ
相談者:
もう
大原敬子:
でも、その「頑張った」ってのは一般的に言うと、無理をして頑張ったのよね?
相談者:
はい
大原敬子:
でも、当初の3ヶ月ぐらいの職場の人達は、ほかの社員と比べて、「おお、あの子すごいな」と思った新鮮さが、褒めたんですね、承認で。
相談者:
はい
大原敬子:
すと、あなたは、これだけ頑張ったんだから、もっと頑張ればもっと褒めてくれると思ってしまう。
相談者:
はい
大原敬子:
だけど悲しいかな人は・・あなたが3ヶ月間頑張ったその姿が・・あなただと判断してしまったら、
相談者:
はい
大原敬子:
その次からは、向こうは?・・褒めることが当たり前になってしまって、そうでしょ?、もう、それがあなたなんだから。
相談者:
はい
大原敬子:
すと、ミスをしたら叱られますよね?、でも、あなたの場合に、わたしは頑張っていて、精一杯、毎日、毎日、ヒーヒーして頑張ってるのに、その上にさらにミスをしたら怒るのかってことが、あなたの燃え尽きた原因だと思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
その原因はですね、あなたと理想とするもの。もしかしてあなたをうさぎちゃんとしましょうか。
相談者:
・・はい
大原敬子:
すと、うさぎはダメだと。弱くて優しくて。
これじゃやっていけないと。対等に・・人と?、張って頑張るには、
相談者:
はい
大原敬子:
ライオンかな?、キリンかな?ってあなたは考えるんです。
そうして、うさぎのあなたが・・ライオン・・もしくは、キリンとか・・変えたときに、どうなります?
人は、あなたをうさぎと見てないんですよ?。そうすると・・キリンだったときには・・スピードもっと早くしなよ!・・と思ってしまう。
相談者:
・・
大原敬子:
でも、うさちゃんが・・頑張ったって・・キリンのように早くはできないですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
でも、入社した当時、あなたの理想は・・ライオンかもしれない。
相談者:
・・
大原敬子:
或いはキリンかもしれない。
相談者:
はい
大原敬子:
で・・3ヶ月頑張って来ると、人はあなたをうさぎさんが努力した、ライオンのような生き方とか。
うさぎさんが頑張って、キリンさんのようにって思ってないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
もうあなたは、ライオン。
或いは、あなたはキリンって見てるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
それが、3ヶ月過ぎてからの、周りの、変わり方なんです。分かります?
相談者:
・・
大原敬子:
そうすっとこれがずっと続きますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
もう相手は、うさぎと思ったら、あ、うさぎという範囲と対応でするんですけども。
あなたは自分といううさぎを嫌ってるんですね、すごく。
相談者:
はい
大原敬子:
頑張って・・ライオンになろうとかね?・・だからあたしは頑張ったってのは、そこなんです。
つまり、人との関係ではなくって、自分はダメだけども、ああいう姿でやることが・・頑張れなんですね。
で、ちょっと訊きますけども・・あなたの場合の頑張りはなんですか?
相談者:
担当してる人が、
大原敬子:
はい
相談者:
まちまちいるんですけど、
大原敬子:
うん
相談者:
ま、それを全部こなそうとしたりとか(苦笑)・・会社の中で、全員と仲良くしようとか・・
大原敬子:
ね。
相談者:
&#△%
大原敬子:
大変ですよね。
鹿になったりうさぎになったり、全部なってるわけでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
それできない、絶対に。
相談者:
ですよね(苦笑)。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
もしあなたがね?
あたしは、このうさぎでいいんだと思ったなら・・うさぎの感覚で会(合?)うんですよね、◆#と。
相談者:
はい
大原敬子:
そこが無理がないってことなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ことが起きると、瞬時、あなたうさぎになっちゃうんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうするとたちようができなくなってしまうんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それが・・わたしは頑張ったのにっていうのが・・そういうところなんです。
相談者:
・・
大原敬子:
で、次にですね。
「うまく行かなかった」ってあなたおっしゃってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
動物に例えれば、どういう人になりたかったの?どういう動物に。
相談者:
・・エヘ(苦笑)
大原敬子:
あなたをうさぎとしましたら。
うさぎできましたか?
相談者:
いえ
大原敬子:
そこなんですよ。
失敗したときに、うさぎだったら傷つけないようにしようとか。
あるがままの強さってここなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
無理をして自分を、演じたり。
ああ、ならなければ、わたしはダメな人間になるっていうことを作りあげてしまうと、
相談者:
はい
大原敬子:
ことが起きてしまうと・・素のあなたに戻ったときに、パニックになってしまうんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
それが、うまく行かなかったって意味なんですよ。
相談者:
なるほど(ため息混じり)
大原敬子:
うん
相談者:
ほんとの自分を知られたくなくて、
大原敬子:
うーん
相談者:
パニックになっちゃうと。
大原敬子:
そうなんです。
それでね?
相談者:
はい
大原敬子:
今あなたが、今考えてみてね?・・この電話をお切りになったあと・・待ってよ・・あたしはあの職場で、誰もできないで、あたしだけできることないかしら?っての、探すのが仕事なんですよ。
相談者:
なるほど。
大原敬子:
仕事は与えられるってことじゃないんですからね。
相談者:
はい
大原敬子:
もしあたしだったら・・今わたしが抵抗なくできること。
・・で、三日坊主でなくて続けられること?・・それを、わたしの、1つの・・能力として持っていきます。
その間に、職場の何があるか分かりますよね?・・あの人こういう仕事をする。あの人、分かってくれるでしょ?見えて。
相談者:
はい
大原敬子:
見えて来たとき、こちらのもんですよね。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
わたしは自分が能力ないから・・仕事だったら、朝早く行きます。30分前に。
仕事を探します。植木から何から水変えたりして。
とにかく誰も褒めてくれなくっても、これでお給料もらってるんだと思って、自分の場所を作ります。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると・・自分ができる能力を、持って来ますよね?、そのうちに信頼が出て来るんじゃないかしら。
相談者:
・・うーん
大原敬子:
仕事っていうのは、与えられることもあるけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
まず自分が、ほんとに誰もが・・見過ごしてしまう物を、探したときに、わたしは、やった!と思うんですね。
相談者:
・・うーん
大原敬子:
まず、今日、電話を&#△%めしたらね、わたし何ができるかしら?って書いてごらんなさい。
相談者:
・・
大原敬子:
なんですか?
相談者:
・・姉がうつ病なんですけど。
大原敬子:
はい
相談者:
そのお世話、を、今してたり、
大原敬子:
はい
相談者:
話を聞いてあげることですよね。
大原敬子:
すごいことじゃないですか。
相談者:
はい
大原敬子:
ほかには?できることっていうのは?
相談者:
友達と話すときとかは、結構笑わせたりできます。
大原敬子:
はい、それから?
相談者:
マッサージ(苦笑)
大原敬子:
わあ、すごい、ええ・・それから?
相談者:
歌あ、が、ちょっとだけ得意とか。
大原敬子:
あなた、これ見ただけでも、女性の鏡じゃないですか。
母なる心を持たなければ、介護はできませんよね看病は。
相談者:
そうですね(苦笑)
大原敬子:
マッサージもそうでしょう?
相談者:
はい(苦笑)
大原敬子:
歌を歌ったら、あなた上手なんでしょうね。
も、母なるものを持ってるじゃない。
なんであなた劣等感あるの?これで。
相談者:
ンフフ、なんでしょうね。
大原敬子:
ねーえ
いい物いっぱい持ってるじゃないですか。
相談者:
ありがとうございます。そうですか・・
大原敬子:
今自分のある物を全部書くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・もう一度・・自分の道を・・歩いてみて欲しいなと思うんです。
素晴らしい!女性ですよ、これ、ほんとに。
相談者:
はい
大原敬子:
で、気づいたあなた一言どうぞ。
相談者:
気づ&#△(苦笑)
大原敬子:
わたしってどんな人?っての、あなたどう思いました?
相談者:
えー、エヘヘ(苦笑)
大原敬子:
結構、見捨てたものではないと思ってませんか?
相談者:
そうかも、しれないんですか、ね?(苦笑)
大原敬子:
もっと・・しっかり言って。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしは・・
相談者:
捨てたもんじゃないんですね。
大原敬子:
そうです。
相談者:
はい、エヘヘ(苦笑)
大原敬子:
そうよ!
じゃあ、加藤先生に代わりますね。
(再びパーソナリティ)
明るく元気に振る舞うのは怒りの間接的表現?支離滅裂な加藤ワールド。
うさぎ?ライオン?キリン?鹿?職場が動物園に変わっちゃった大原ワールド。
ワケワカメw
「無意識に怒り狂ってる人こそそれを隠すように無闇に明るく振る舞ってしまう」ってことでしょ?
別に支離滅裂じゃないと思うけど。
動物の話は例え話だし。
褒められて伸びる人いますよね。
でもそれがピークの状態なら伸びしろ無いのに期待されるのは苦痛なのね
人生いろいろ、退職理由もいろいろですが、退職した会社は、高校卒で入ったのか、高専卒か短大卒で入ったのか、ちょっと気になるところです。
高専卒か短大卒で入って退職だった場合、短期離職になるのでちょっと心配ですが、とりあえず適応障害を治療してから社会復帰して欲しいです。
いつも更新ありがとうございます。
この相談なのですが、
カテゴリーが離婚の悩み相談になっていましたのでお知らせしておきます。
細かくてごめんなさい。
ホントだ!
アリガト m(__)m
お姉さんがうつ病だと
お世話をしている相談者さんにも
何かしらの影響は、出てきても
おかしくないですよね?
頑張った自分を誉めてあげて、これからはゆっくりと自分らしく愉快に行けるといいね。
「劣等感は心の触れ合う人がいないこと」だったんですね。ちょっと驚きました。
大原先生の動物の例えはもういいかな。
相談者に善性や知的向上心がある前提でせつせつと語り、訴え、自らを舞台俳優みたいに演出し、相談者が劇的・感動的に立ち直るシナリオなんですよねいつも。まあそれも一つの方法なのは解るんですが、ごくたまに自分らの説を否定された時の激怒が凄まじいので、苦手なコンビではあります。
本当に管理人さんの仰る通りで、大原先生のたとえ話はちっとも理解の助けにならない
わかりにくい話をあの早口でたたみかけてくるから、相談者もリスナーもこんがらがる
「反骨精神」って好意的に語られることが多いけど、実のところは劣等感からくる反発心なことが多い訳で
侮られたくないから一生懸命頑張る、それこそ人一倍頑張るから結果も出やすいし、プレーヤーとしては優秀と評価されがち
ただし、基本的に原動力が敵意だから、人を信頼しないし対等な関係が結べない
マネージャーとしてはパワハラ系になる、あるいは目ざとい部下を自分の地位を脅かす存在としてつぶしにかかる、なんてよくある話
「偉くなるのが幸せとは限らない」なんていうけど、少なくとも、自分の心の葛藤が解決されないうちは、どれだけ偉い立場に立っても心の安息は得られないんだろうと思う
まあ、そんなのを上司に持つと本当に悲劇なんだけど
褒めてもらえないと自分がダメだと感じてしまう。うまくいってないと途端にダメ人間と苦しむ。幼少期から好かれるために知恵を出さなきゃいけなかった。他人と比べるからいつも優劣がついてしまう。それで劣等感と優越感に縛られるということだと思います。
同じ境遇の人は一杯います。明るい未来に進めますように。