善悪を超える会社の掟。仲間意識のない異分子が総スカン。高センサーはアノ病

テレフォン人生相談 2022年2月19日 土曜日

相談者「指示はするけど自分は他のことしてえ」

アンタの中での上司ってのは、一緒に汗かいてくれる人かしら。

 

マネジャー向けの研修なんかで、
”あなたは突然明日から一ヶ月休めますか?”

もし、業務が回るならあなたは優秀なマネジャー。

じゃ、あなたは要らないのかというと、そうではなく、マネジャーの仕事は非定形業務だと言いたいわけ。

来期の計画を立てたり、
人の配置とか育成を考えたり。

なにより必須の仕事は自分の後継を育てる。
じゃないと、マネジャー本人も上のポジションに行けない。

あるいは火消し。
部署を飛び越えた交渉やら、謝罪やら。

普段は昼行灯(ひるあんどん)みたいな上司が、部下のやらかしたミスに、顧客に出向いて頭を下げる。
頼りになると思わない?

 

相談者 「1人で行動することが好きでで、人と関わると疲れるので、合わせるっていうことがすごくわたしにはストレス」

ああ・・

あのね、センサーの感度がいいの。
合理センサー、
正義センサー、
べきセンサー

きっと公共マナーとかも気になるよね。

センサーを弱めることはできないけど、振る舞いへの回路を切ることは意識すればできるようになるよ。

だけど、一人が好きなら、別にいいんじゃないかしら。

今井さん言うように、ご主人や息子に訊いてみて。
そのままでいいって言うかもしれんし。

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)

相談者: 女56歳 夫63歳 息子30歳

今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いいたします。

今井通子:
はい・・今日のご相談はなんでしょう?

相談者:
はい、わたし自身のことなんですが、

今井通子:
はい

相談者:
今まで・・学生卒業してずっと、仕事は続けて来たんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、何ヵ所か職場は変わってるんですが、

今井通子:
はい

相談者:
どうしても、上司の方と・・

今井通子:
はい

相談者:
合わなくてえ、

今井通子:
はい

相談者:
まあ、居づらくなって、辞めるという形なんですが、

今井通子:
はい

相談者:
特に男性の上司とうまく行かなくてえ、

今井通子:
はい

相談者:
で、なぜか、それによって、こ、同僚とも、敬遠されてしまってえ、

今井通子:
ええ

相談者:
孤立してるっていう状態で、結局自分が・・こ、居づらくなってるって、特に喧嘩をしたりするわけではないんですけどもお、

今井通子:
はい

相談者:
あの、やはり、直接わたしが納得できないことを、上司に・・話す、タイプなので、

今井通子:
はい

相談者:
やはり、それを、皆さんが・・意見をするとか告げ口してる?

今井通子:
はあ、はあ

相談者:
ていうふうに取られて、なんか・・わたしだけ・・ちょっと、こ、除外されてるように、自分では、感じるので、

今井通子:
はい

相談者:
で・・今も、仕事、前職辞めて半年経つんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、次・・時期を見てえ、

今井通子:
うん

相談者:
あの、仕事はしたいかなとは思うんですけどもお、

今井通子:
はい

相談者:
ま、ちょっと自分がどのように、関わってい、いいのか?、今までのやはり、自分の行動っていうのが問題があるのかな?、と・・悩んでまして、

今井通子:
はい

相談者:
で、相談・・させていただきました。

今井通子:
分かりました。
まずお年はおいくつですか?

相談者:
56歳です。

今井通子:
56歳・・ご結婚されてます?

相談者:
はい

今井通子:
ご主人おいくつ?

相談者:
63歳です。

今井通子:
63歳・・お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
はい
30歳で、男性です。

今井通子:
お1人?

相談者:
はい

今井通子:
ご主人はまだ、お勤めだ、かあ、自営だかですか?

相談者:
はい・・はい・・してます。

今井通子:
どっち?

相談者:
勤めに、出てます。

今井通子:
お勤めね?

相談者:
はい

今井通子:
分かりました。
すと、まずねえ?

相談者:
はい

今井通子:
どういうことで揉めたの(苦笑)?

相談者:
うーん、男性の、上司だったんですけどお、

今井通子:
はい

相談者:
その上司の方が、まあ・・わたしから見て仕事を、してくれない?

今井通子:
・・はい(苦笑)

相談者:
こ・・指示はするけど自分は・・ほかのことしてえ、

今井通子:
ほかのことって何?

相談者:
あ、仕事以外のゲームしたりい、

今井通子:
あ、ゲーム?

相談者:
あと・・ま、酷いときは、職場でお酒を飲んでる・・

今井通子:
あらららら

相談者:
ときがあったので、

今井通子:
はい

相談者:
それをやっぱりわたしはあ、

今井通子:
はい

相談者:
嫌だったので、

今井通子:
はい

相談者:
おかしいということを、同僚の人たちにも、話はしたんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
でも、上司だからっていうのでみんな・・見て見ないふり?(苦笑)

今井通子:
うーん、&#・・

相談者:
でも、それはわたしにはどうしてもお、許せなくてえ、

今井通子:
ええ

相談者:
直接もう・・話すしかないなと思って、ま・・それがまあ、もうかなり・・若いときなんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
で、その、結構・・揉めてえ、

今井通子:
はい

相談者:
まあ、最終的に・・上司が・・ま、謝ったんですけど、まあ、わたしもそこまで・・で、いられなくなったので、同僚からは・・
「一緒に働くことができない」って言われまして、

今井通子:
ん?・・上司はとりあえず謝ったんでしょ?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
でも、周りの、同僚からは、「そんな上司に楯突くような」?「人とは、働けない」って言われたん・・

今井通子:
ほお
これって、何対、1ぐらいだったの?

相談者:
・・5対1ぐらいですね。

今井通子:
じゃ、5人の、同僚たちから、

相談者:
はい

今井通子:
まあ、要するに上司に楯突くような奴とは、付き合えないみたいな。

相談者:
はい、上司を売ったっていうか。ま、もっと、上のほうまで、

今井通子:
うん

相談者:
まあ・・行っちゃったので、話が。

今井通子:
ええ

相談者:
そういう人とは働けないっていうことを、

今井通子:
うん

相談者:
ま、それがずうっと根にはあります、やっぱり。

今井通子:
これってあれですかあ?・・5対1の5人は、男性だった?女性だった?

相談者:
男性1人で、女性が4人でした。

今井通子:
おーお・・で、同僚たちが、

相談者:
はい

今井通子:
「付き合えない」って言われたので、

相談者:
はい

今井通子:
あなたが・・ご自身が、辞められたの?、それとも辞めさせられたの?

相談者:
・・まあ、結局、辞める方向に、(ため息)、わたしとしたら、持って行かれたのかなと思って。

今井通子:
でも最終的には自分で辞表を出したの?

相談者:
・・はい、そうです。

今井通子:
あ、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
うん・・元々あなたの性格なんだけど、

相談者:
はい

今井通子:
自分ではどういう性格だと思ってます?

相談者:
・・1人で、最終的に、決めるのは自分だから、

今井通子:
うん

相談者:
人に相談してもお・・

今井通子:
うん

相談者:
最終的に決めるのは自分だから相談しても無駄だっていうのがどっかにはあって、

今井通子:
うん

相談者:
それだったら直談判じゃないですけどお(含み笑い)。

今井通子:
うん

相談者:
言って、自分が納得したいっていうのはあります。

今井通子:
・・うん

相談者:
で、結構、学生のときからですけど、

今井通子:
うん

相談者:
1人で行動することが、好きで(苦笑)・・今もそうなんですが、買い物に行ったりい、

今井通子:
うん

相談者:
するのも・・1人がいい。

今井通子:
うん

相談者:
1人の世界がいいっていうのが、基本的にあります。

今井通子:
うん・・なるほど。

相談者:
で、人と関わると、疲れるので、

今井通子:
うん(苦笑)

相談者:
合わせるっていうことが・・すごくわたしに、は、ストレスで、

今井通子:
うん

相談者:
自分、が出ないっていうか、

今井通子:
うん

相談者:
そういう性格はあります。

今井通子:
・・ご自身で気づいてるかどうか分かんないんだけど、割と完璧主義?

相談者:
・・ま、そう言われるんですが、自分ではそう・・

今井通子:
あー、言われるんだ、やっぱり。

相談者:
(苦笑)言われるんですが、

今井通子:
はい

相談者:
でもそうではないんですけど、結構ハードルは高いって言われます。

今井通子:
ふうん

相談者:
んも、相手に求め過ぎるっていうのは・・

今井通子:
うん・・ま、

相談者:
あの・・

今井通子:
自分にもでしょ?そうすっと。

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
で、そうなると、今日のご相談はなんなんですかね?

相談者:
・・ん、わたしが今まで、こう、して来た・・思って来たことは間違ってるのかな?っていうのは・・あって、

今井通子:
うん

相談者:
で、やはり変えたほうがいいのか?、それとも、違う・・考え方があるのかな?っていうのを教えていただきたい、ていうのがあります。

今井通子:
なるほどお、分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、シンクロの銅メダリストで・・メンタルトレーニング上級指導士の、田中ウルヴェ京さん、に、来ていただいてますので・・伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)

「善悪を超える会社の掟。仲間意識のない異分子が総スカン。高センサーはアノ病」への13件のフィードバック

  1. 相談者さんの言い分が正論なのはみんなわかってる。
    分かってるけども、語尾を押し出すようなあの口調で詰め寄られたら
    周りで聞いてるだけの人でも疲れてしまうだろう。
    正義が勝つ!のは戦隊ヒーローの世界の中だけだ。
    あまりよろしくない人ともだましだましやっていくのが
    社会であり大人の処世術なのだという事がよくわかりました。

  2. 上司の行動は非常識だけど、自分に被害がないならほっとけ。波風立てるだけ損!正義マンは嫌われるだけ。長いものには巻かれろ。
    ウルベさん、回りくどい。相談者のやってることは間違ってるとハッキリ言ってほしかったな

    1. ウルベさんを批判してもいちゃもんこない。
      加藤を批判すると必ずいちゃもんくる。
      やっぱり加藤信者はキチガイだな(笑)

    2. 人にはグラデーションがあって白か黒かでは割り切れないって話をウルベ先生はしてるのに「相談者のやってることは間違ってるとハッキリ言ってほしかったな」って、先生の言ってることを何も理解できてない上に相談者と同じ過ちを犯してるんだわ…
      ボクちゃん国語の成績微妙でしょう。

  3. 悪い人じゃなさそうだし、嫌いじゃないな。
    自分をよく分かっているようだし訓練重ねていくうちに、相手の気持ちの分かる素敵な人になっていくと思います。
    信念を持ったこういう人達のおかげで社会が発展していくんでしょうね。

  4. ウルヴェさん、いい回答を出したと思います。会社も少数精鋭、薄利多売で厳しい戦いを強いられていますが、何とか頑張って欲しいところです。
    ご相談者さんも頑張って欲しいなあと思います。もちろん、理想は余裕を持って後継者を育てることなんですが、このご時世、厳しいですよねえ。

  5. 管理人さんの言うあの病って
    アスペルガー?なのかな?
    もしそうだとしたら、受け入れて前向きに
    注意しながら、きっと理解してくれる大切な人とも出会えると思うから、万人によく思われなくてもいいので、自分らしく楽しく仕事もできる環境をみつけてほしいな。

  6. この相談者、50代半ばまで、この了見の狭さでよくやって来れたもんだ
    勤務中に酒呑んでた上司はさすがにどうかと思うけど、他の上司ともことごとく衝突してる時点で何か感づかなかったんだろうか
    「正義マン」というよりは生まれ持っての特性だろうけど、正直気づくのが遅すぎるし、子育て時期に息子とどんな会話してどう接してたのか、息子はどう育ったのか心配になる

    正直、相談者は組織で仕事をするには向いてないし、絶対管理職にしてはいけないタイプ
    「なぜわかってもらえないんだ」って言うけど、周りはみんな「あんたが何もわかってないから」だと思ってるだろう
    「チームとして最大のパフォーマンスを出す」ためにどうすればよいか、ってことが理解できるかどうか

    そんな相談者にも届く言葉と説き方を持ってるウルヴェさんはすごいなと思う
    「人を見て法を説く」ことができる、さすがメンタルトレーナー

  7. 56歳の相談者。定年も近いし、元々ここらで退き時だったかもしれぬ。管理職は、ヒラには想像もつかぬ仕事をこなすこともある。上司の飲酒もその一環だったかも。個人的な話だが、私の元上司が「ある重役と取引する際にポケットマネーから大枚はたいた」「昼間から酒飲んで作業している工場で渡り合った」と呟いていたのを思い出す。その元上司も胃切除したので、決して健康的な世界ではない。そんな世界とは此方から願い下げだ、私は穏やかに老後を生きると思えば良いのではなかろうか。

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