仕事も諦めた介護が無くなってみれば生きがい。渡された時薬とプロ裸足の趣味
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは、中川です。
相談者:
あ、こんにちは・・お世話になります。
中川潤:
あなた、でもお、聞いてて偉いなあと思ったんだけども。
相談者:
はい
中川潤:
お独り身になられてからね?
相談者:
はい
中川潤:
ご両親、があ、介護がいるようになってから、
相談者:
はい
中川潤:
その面倒を、さっきのお話だと自宅で3年以上面倒を看てて、
相談者:
はい
中川潤:
で、施設に、入られ、たというのは、ん、ん、何年ぐらい前なの?
相談者:
2年前ですね。
中川潤:
週に2、3回は行ってた・・ていう・・
相談者:
そうです。行ってました。
中川潤:
う、期間っていうのは、どれぐらいあったの?
相談者:
1年ちょっとですがね。
中川潤:
うーん
そうすっとその1年ちょっとの間っていうのは・・
相談者:
はい
中川潤:
あなた、その、3年間、もう、ほら、夜中に起こされるの何され、ね?
自分の生活のリズム自体がね?
相談者:
うん
中川潤:
お父さん・・お母さん、合わせなきゃいけなかったのがやっと、施設のほうで面倒看てもらえるようになって・・そっからは解放されたでしょ?
相談者:
はい。嬉しかったですけど、
中川潤:
うん
相談者:
ちょっと淋しくもなりましたね。
中川潤:
あー、淋しくもなっちゃったのね。
相談者:
はい
中川潤:
うん
相談者:
身体的には楽ですけどね。
中川潤:
うーん・・うん
相談者:
精神的にはちょっとやっぱり1人ポツンと家にいると・・なんとなく淋しいという思いはあったんですけど・・
中川潤:
ていうことはあなた・・離婚されたあとは・・
相談者:
はい
中川潤:
ずうっとご両親と一緒に暮らしてたの?
相談者:
そうです。
中川潤:
・・あ
相談者:
あのお、好き勝手して、
趣味が写真なんで、あの、仕事お、がないときは、もう、写真ばっか撮ってました。
中川潤:
あーあ、そうなのか。
相談者:
ええ、個展やったり、
中川潤:
はい、はい
相談者:
写真集を作ったり。
中川潤:
はい
相談者:
もう、あの、どっぷりと・・ハマってましたけど。
中川潤:
うーん
相談者:
で、12年前にあの、リーマンショックで、
中川潤:
うん
相談者:
リストラの、無差別な標的になって、
中川潤:
うーん
相談者:
ま、自分としては、不安があったんですけど
中川潤:
うん
相談者:
独立う、をしたんです。
中川潤:
うーん
相談者:
最、初はうまく行かな、かったんですけど、
中川潤:
うーん
相談者:
途、途中であの・・軌道に乗って来て、
中川潤:
うん
相談者:
5年経った時点で、父親あ、と、母親あ、認知症が・・現れて、来たんです。
中川潤:
なるほどね。
相談者:
自分の自営だから調整、できますから、
中川潤:
ふうーん
相談者:
親の世話も、あの、サラリーマンよりは・・
中川潤:
できるからね?
相談者:
できたと・・
中川潤:
ええ
相談者:
思いますから。
中川潤:
それで、さっきみたいなことができたわけだね?
相談者:
はい
中川潤:
うん
相談者:
良かったなと・・
中川潤:
ふうん
相談者:
思います。
中川潤:
だからね・・
相談者:
だから会社は大きくできなかったけど、
中川潤:
うーん
相談者:
親の介護はできたんで、
中川潤:
うーん
相談者:
自分としてはもう、あの、満足なんです。
中川潤:
うーん
わたしちょっと、今のお話聞いてて思ったのは、
相談者:
はい
中川潤:
あなた1人で暮らしてた時期がないんだよ。
相談者:
・・あー
中川潤:
若いときに一人暮らししたことはある?
相談者:
・・ああ、あの・・
中川潤:
結婚前に。
相談者:
寮に入った・・とき・・が、期間あり、ありますね。
中川潤:
それも寮ですか?
相談者:
寮です。
完全に1人で、アパート暮らしつうのはないです。
中川潤:
ないんでしょう。
相談者:
はい
中川潤:
・・だからね、そこにも1つあるんですよ。
相談者:
あー
中川潤:
あなたの中のその、潜在的なところなんだけども。
相談者:
うん、うん
中川潤:
あの、まったくの、ひ、1人・・の状態・・
相談者:
うん
中川潤:
1人で日常を過ごすと・・
相談者:
うん、うん
中川潤:
いう期間を、あなた経験されたことがないから。
相談者:
あ、ないですね。
中川潤:
うん・・でね?
相談者:
はい
中川潤:
これから、それはやってかなきゃいけないのよ?
相談者:
はい
中川潤:
好き勝手にできるけど家(うち)帰りゃ・・ね?、うるさい親父・・と、お、それなりに、いろいろ話聞いて来る、お、くれるお母さん・・
相談者:
はい
中川潤:
が、いる、親子、としての家庭・・が、ずっと、続いてて、
相談者:
はあ
中川潤:
ね?
相談者:
はい
中川潤:
その両親を今度、あなたが介護する状態になって、
相談者:
はい
中川潤:
見送る・・という状態になって、
相談者:
はい
中川潤:
・・で・・そりゃ、物の順序ですもんね。年の、お父さんお母さんから先逝きますわね。
相談者:
はい
中川潤:
で、自分が・・あ、ついに1人取り残されるような・・
相談者:
あ、そうです。
中川潤:
そういう、お気持ち・・なんでしょ?
相談者:
そうですね。はい
中川潤:
だけどね、これはね、誰しも来ることなのよ?
相談者:
はあ
中川潤:
・・あの、あなたのような、え、状況じゃなくったって、
相談者:
はい
中川潤:
いずれみんな経験しなきゃいけないことです。
相談者:
はい
中川潤:
え、みんなって、ま・・先逝っちゃう人は、その意味じゃ得しちゃうんだけども。
相談者:
あ(苦笑)&#△
中川潤:
うーん、ね?
相談者:
はい
中川潤:
・・あのねえ・・あなた写真には、今、全然興味がない?
相談者:
・・いや、あのお、撮りに、行ってますけど・・
中川潤:
行ってるんでしょ?
相談者:
はい
中川潤:
それにもっとね・・今度は仕事としてじゃなくて、
相談者:
はい
中川潤:
やってみない?
相談者:
・・あー、もっと力を入れる?
中川潤:
はいな!
相談者:
あーあ
中川潤:
情熱をお、どっかへ注ぐ・・
相談者:
あ!
中川潤:
ていうことをしなかったら人間は生きてけません。
相談者:
情熱を注ぐ・・
中川潤:
そうです!
相談者:
あー・・分かりました。
中川潤:
自分のモチベーションを上げる努力をすることだと思う。
相談者:
・・あー、したら写真しかないな。
中川潤:
!そうだよ。
玉置妙憂:
うーん
中川潤:
やろうよ!
ということでちょっと玉置せん
相談者:
そんなには&#△%
中川潤:
うん、玉置先生に替わりますね。
相談者:
はい・・はい
(再びパーソナリティ)
いい話でした!
いずれ私にも来る老後の一人暮らし・・
今のうちに 心の準備をしておかないと・・と思いました。
本当に写真集をニッポン放送に送ってほしい☆
ラジオだから聴視者が見られないのが残念だけど。
好きなことを持ってると、情熱そそげるのも持ってると、
老後や一人暮らしになった時も生きがいを失わず人生楽しめ
ますね。相談者さん生き返ったように聞こえました。
こちらまで幸せな気分になりました。
遺産を粗末に扱わないで、今後も趣味の写真に打ち込んでくれたらなあと思います。
色々大変だったと思いますが、お子さんとの連絡はちょっと密にして欲しいかなあ?
相談者さん、お疲れ様でした。
私は、三年前に母を亡くし相談者さんの話を聞いて泣いてしまいました。
私は母を自分の家に引き取り
最後は要介護五になって、皆様の手を借りて世話をしました。夜中のトイレで怒ってしまったりの後悔や後悔ばかりで二年くらい泣いてましたが
先生方のおっしゃる通り今は少し立ち直れました。今は寂しいでしょうが趣味に頑張って下さい。
こんな前向きな終わり方も久々ですね
夢中になるものって大事だなと素直に思いました
ところで、この相談者さん、以前こちらのコメ欄に来られてませんでした?
中川先生、写真ってワードになんか見覚えがあるのですが
鯖さん
スゴ!
探しましたよ、見つけましたよ。
この方です。
https://telephone-soudan.com/20210712-kato-ohara/#comment-179798
当時アタシもレスつけてるんですねえ。
確かその後ひと月ぐらいは注意してたと思うんですが・・