夫婦で腹をくくった2年前。反抗にちょっと自信を失くしたお爺ちゃん愛に太鼓判

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、お願いしますう。

坂井眞:
お孫さんという話なんだけれども。

相談者:
はい

坂井眞:
もう・・あなたあ、方夫婦の、つまり、ま、お祖父さんお祖母さん・・血縁関係(苦笑)でいうとね?

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
の、養子になってらっしゃるわけだからあ、

相談者:
はい

坂井眞:
あなた達ご夫婦の、子どもとして育てるっていう・・

相談者:
そうですね。

坂井眞:
ことですよね?立場的にはね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、法律的には、親権はこちらにあるってことになりますでしょう?未成年だもんね。

相談者:
はい。ええ、え・・はい

坂井眞:
だから、そういう立場で、まあ・・血のつながりで行くと孫なんだけど、ま、

相談者:
ええ

坂井眞:
子どもをどう育てて行こうか?っていう(苦笑)、そういう話に・・

相談者:
ん、そうです。まあ

坂井眞:
ん、なるんだと思いますが。

相談者:
はい

坂井眞:
それでえ・・今起きてることは、その、

相談者:
ええ

坂井眞:
学校行かなくなって、

相談者:
はい

坂井眞:
「そんな生活続けるんだったらゲームやらせないよ」と言ったら、

相談者:
うん

坂井眞:
カッとなってゲーム機をその、お孫さんというかお子さんが、

相談者:
はい

坂井眞:
壊しちゃって。
で、反論して来たので、思わず胸ぐら掴んで倒しちゃったと。

相談者:
はい

坂井眞:
で、まだ反抗して来たから、お尻を蹴ってしまったっていう

相談者:
はい

坂井眞:
そうおっしゃってたけど、

相談者:
ええ

坂井眞:
そのときの、反論とか反抗して来たっていうときは、お子さんのほうは・・

相談者:
はい

坂井眞:
別に暴力的なことは何もなかったんですか?

相談者:
・・あの、着ていたジャンバーを脱いで、

坂井眞:
うん

相談者:
ま、それで、わたしのほうに、いー、振り回すっていうかね?叩くような・・

坂井眞:
あーあ、なるほどね?

相談者:
うんそういう、ええ

坂井眞:
ま、ちょっとそういう行為はあったけどお、

相談者:
はい

坂井眞:
殴りかかって来るとかいうようなことではなかったって、こういう感じですかね?

相談者:
ん、んん、まあそうですね。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
なんでこんなこと訊いてるかというと、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたとしても、単にその、ゲーム機を壊したから、カッとなっちゃったのか?

相談者:
ええ

坂井眞:
もっとなんかあったから胸ぐら掴んで・・え、さらに反抗して来たからお尻を蹴ったって言うから、何かあったのかなと思って、

相談者:
ああー

坂井眞:
そのときのことを、あんまりはっきりおっしゃらないんだけれども、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
聞かないと、状況分からないから、

相談者:
はい、はい、え

坂井眞:
できれば具体的に教えていただきたいな?と思ったわけ。

相談者:
前々からね、

坂井眞:
うん

相談者:
もう1週間・・学校行くっていう日があ・・なかったんですよね?

坂井眞:
うん

相談者:
うん、だから、も、休みがちい、で、学校とも相談しながら、

坂井眞:
うん

相談者:
んあ、いたんですよね?ほいで・・部屋なんか、まあ、ほんとに、散らかってて、漫画の本が、あったり・・(息吸って)着てる物は脱ぎゃあ脱ぎっぱなしっていうような

坂井眞:
うん

相談者:
そんな状況だったり、いろいろしたもんですからね?

坂井眞:
うん・・うん

相談者:
「もっと・・しっかり、生活しなきゃダメだ」っていうようなことで、度々、口では、えー、は、言ってたんですけどね?

坂井眞:
うん

相談者:
うん・・

坂井眞:
まあ、だけど、それは、親として、言って当然だよね?

相談者:
うん、まあ(苦笑)

坂井眞:
アハ(苦笑)ま、言い方にもよるよね?

相談者:
&#△

坂井眞:
子どもには子どもの考えがあるからね?

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
だけど、親から見たら、「学校はちゃんと行きなさいよ」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「部屋片付けなさいよ」ぐらいなことは、言いますよね?

相談者:
うん、まあ、&#△%

坂井眞:
それ自体がそんなにおかしなことだとは思わないんだけど。
自分のことを考えて、相当口うるさく言ったと思います?それとも、結構我慢してたんだけど・・ま、時々・・機会を見て言ったっていう程度なのかな?どうなんだろ?

相談者:
まあ、口い、うるさく言、言ってたんじゃないですかね?

坂井眞:
ふうん・・そうすると、お子さんのほうとしてもちょっと溜まってたのかな?

相談者:
かもしれないです。

坂井眞:
うん

相談者:
それはあると思います。

坂井眞:
うん
まあ、だから・・

相談者:
ていうのは、ま・・

坂井眞:
うん

相談者:
「わたしのようなあ・・者になってほしくない、もっとしっかり勉強してえ、しっかりしたところに、就職して」、ていうようなそういう部分では、あの、思ってたもんですからあ・・

坂井眞:
うん、うん

相談者:
(息を吸って)あの前の、お、親が、親だ、だったからね?

坂井眞:
うん・・うん

相談者:
だから「もっと」、う、「しっかりしなさいよ」っていうことは、言ってました。

坂井眞:
あの、そのお気持ちは、よく分かるけど、子どものほうから見たら、「あんたは自分でできないでいて・・子どもにだけ、そういう高い要求をするのか?」って聞こえちゃうかもしれないよね?今みたいな話。

相談者:
ええ、まあ、そうですね?

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
でもその辺、今、冷静におっしゃるんだったら、

相談者:
ええ

坂井眞:
ちょっとその辺のね?・・

相談者:
はい

坂井眞:
良かれと思って、言ってても、相手にとっては、プレッシャーってこともあるわけだから。

相談者:
はい

坂井眞:
これを機会にその辺、変えるっていう手もあるかもしれないですよね?

相談者:
そうですね、ええ

坂井眞:
うん

相談者:
まあ、さっき話(はなし)したようにい・・可哀想な子でえ、

坂井眞:
うん

相談者:
小さいうちに、引き取ってしばらく家(うち)にいて、ほんで、再婚んん、して、そこについてって、そこでまた、虐待に遭ったり・・

坂井眞:
はい、はい

相談者:
ん、学校も、ころころ変わったり、

坂井眞:
ええ

相談者:
生活う、が、ね?、落ち着かない・・

坂井眞:
はい

相談者:
くて、いたもんですから。

坂井眞:
はい

相談者:
可哀想だから・・

坂井眞:
ええ

相談者:
「しっかり育ててあげたいな」っていう、部分は・・たぶん、あったと思うんですよね?

坂井眞:
ええ、それはおっしゃる通りだと思いますよ。

相談者:
たぶん、ていうか・・

坂井眞:
その、お孫さん、お子さんにとっては、

相談者:
はい

坂井眞:
ほんとにありがたい・・お祖父ちゃんお祖母ちゃんがいたっていうことなんですよ。

相談者:
・・

坂井眞:
そういう面で見ていらっしゃる、あなたがいるっていうことは、そのお子さんにとって、お孫さんにとって、本当に素晴らしいことだから。

相談者:
・・はい

坂井眞:
その、今、たまたまこうなっちゃったっていうことで、

相談者:
ええ

坂井眞:
あまりそんな引く必要ないと思うんですよ。

相談者:
あー、なるほどね。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、普通に親子関係・・中学生の男の子とやって行く上では、いろんな問題起きて当たり前じゃないですか?

相談者:
んまあ、はい

坂井眞:
で、そこのやり方はちょっと考えてみるということと。

相談者:
はい

坂井眞:
で、その背、後に、そのあなたのその深い気持ちがあるっていうことを、それ、口で言っても、ダメだから。

相談者:
はい

坂井眞:
そういう気持ちで?

相談者:
ええ

坂井眞:
接して行く?、だから、今、度のその、事件っていうのかな?をきっかけに・・

相談者:
ええ、はい

坂井眞:
「この子のために」って思いが強すぎて?

相談者:
ええ

坂井眞:
「この子の立場をちょっと見ていなかったのかもしれない」っていうようなことがあるんだったら変えていけばいいし。

相談者:
はい

坂井眞:
で、根っこのところで、「自分はこの子をどうしたいんだ?」っていうよな・・その基本的な方針は今お聞きしてわたしは感じるところがあったので、

相談者:
はい

坂井眞:
そこを?・・しっかり持って・・それはだって、「最初来たとき楽しく学校行ってた」っておっしゃってたじゃないですか?

相談者:
う、そうなんですよ。1学期は・・

坂井眞:
うん、それはやっぱり・・

相談者:
うん

坂井眞:
彼としてもホッとしたんじゃないのかな?そういうところに、来られて。

相談者:
「なんで僕を・・捨てたんだ」っていうようなね?

坂井眞:
うん

相談者:
ま、早く会いに、行けれなかったもんですからあ、

坂井眞:
うん、うん

相談者:
事情があって。

坂井眞:
うん

相談者:
(息を吸って)「僕は捨てられた」っていうよなそんな、言い方をするんですよね?

坂井眞:
うん

相談者:
うん・・

坂井眞:
でも、それはだんだん分かって来るんじゃないんですか?まだね?・・養子にして2年、ぐらいっておっしゃってたでしょ?

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、あなた達が・・夫婦で養子にして、

相談者:
はい

坂井眞:
自分のところから、学校に通わせて養育してるってことは事実じゃない?

相談者:
え、そうです。はい

坂井眞:
で、こういう事件が起きてもそこは変わらないよ?と。

相談者:
はい

坂井眞:
「わたし達が、あなたの、親だよ?」っていう姿勢を見せていけば・・

相談者:
はい

坂井眞:
それは伝わりますよ、だって彼はやっぱり、そういうのには敏感だと思いますよ?

相談者:
うん・・

坂井眞:
すごく苦労してるはずだから。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、ちょっと、ま、今回の、ことで、反省すべき点はして。

相談者:
はい

坂井眞:
で、彼に対する深い愛情は変わらず持って。

相談者:
ええ

坂井眞:
長い目でやっていけばいいんじゃないかと思う。あなたの基本的な方向性を・・しっかり、ご自分の中で?・・

相談者:
ええ

坂井眞:
つかまえておくっていうか、

相談者:
はい

坂井眞:
ぐらぐらしないで、

相談者:
ええ

坂井眞:
もうさっき自分でおっしゃってたけどね?
「この子ほんとに苦労してたんだから」と。

相談者:
(鼻をすする)ええ

坂井眞:
そういう気持ちでやっていけばいいんじゃないかな?と思いますけど。

相談者:
はい、分かりました。

(再びパーソナリティ)


「夫婦で腹をくくった2年前。反抗にちょっと自信を失くしたお爺ちゃん愛に太鼓判」への7件のフィードバック

  1. 色々あった子だから真人間に育てたいという気持ちも分かるんですが、ちょっとハードル上げすぎじゃないかな?と思いました。
    虐待の傷もまだ癒えず親とも離れた子が毎日普通に登校して真面目に生活してたらそれは逆に頑張りすぎというか…。
    生きてるだけ、学校行くだけで今は精一杯なのではないかな。おじいちゃんおばあちゃんがいて良かった。

    1. 虐待は精神的であれ、肉体的であれ、一度受けてしまうと一生傷を負うと思いますし、今後結婚したらお子さんにも虐待しないか今から心配です。
      ご相談者さんは精一杯頑張ってしつけていると思いますが、養子というか孫はちょうど思春期・反抗期世代だけに、大変な部分もあると思います。
      18歳成人ですから成人まであと4年、しっかりいい養親・養子関係を築いていってくれたらと思います。大変でしょうけど頑張って欲しいです。
      ところで、僕は来週から単発の仕事があり、2週間番組を聴けないので、9月5日から再びとなりますが、どういう展開になっていくでしょうか。

  2. 祖父母がどれだけ良くしてあげても子供は母親を求めているものですから、相談者も虚しさを抱えてやり切れないこともあるかと思います。
    ですが、孫も、自分を愛し今日まで育ててくれたのは誰なのか言葉だけではなく行動でもって自分を守ってくれたのは誰なのかに気づきく日が来ます。

    1. 9才迄、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんを父母と思って生活してきた孫に

      「なんで僕を捨てたんだ」

      と、責められても切ないよなぁ〜

  3. まだまだ話せないいろんな事情がありそうで、
    あり余って相談してきたおじいちゃんには
    坂井先生じゃあ、まったくの役不足でしたね、、、
    大原先生か三石先生にお願いしたかった

    祖父祖母から捨てられたあげく虐待され、今度は
    実のお母さんに捨てられた、と感じてる
    中学生思春期の自暴自棄か

    おじいちゃんの愛情が伝わるといいです

コメントはお気軽にどうぞ。

名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。