テレフォン人生相談　2023年11月27日　月曜日

バクチが儲からないのはゼロサムだから。
プレイヤー全員の損得を合計（サム）するとゼロになる。
だからFXもバクチ。

ゼロサムなら損にも得にも中立なハズだけど、バクチには胴元がいる。
最初にあなたの賭け金から胴元が抜くわけだ。
比較的良心的な競馬でも３０％、宝くじだと半分以上を抜く。

残りをプレイヤー同士で奪い合うわけで、期待値は必ずマイナス。

期待値がマイナスというのは、１回２回勝つことがあっても、続ければ続けるほど負けるという意味。

そういう意味では胴元がいないFXは（手数料とかのせいで）マイナスには違いないがゼロに近い。
バクチのカテゴリの中では比較的勝つ可能性は高いと言えよう。

投資？
投資はみんながハッピーにもなれるし、最悪全員がアンハッピーにもなります。

 

夫婦だけど関係性は似てるかしら。
金額で少しは気が楽になれ・・ないか。

FXでビギナーズラック。借金街道まっしぐらの年下夫と尻拭いし続ける甘々女

 

パーソナリティ： 　加藤諦三
回答者：　坂井眞（弁護士）

相談者：　女５４歳　彼４５歳　と同棲

今日の一言：　人間関係依存症。この関係は望ましくないとわかっていても別れられないことです。

加藤諦三：
もしもしい？

相談者：
あ、もしもしい。

加藤諦三：
はい、テレフォン人生相談です。

相談者：
よろしくお願いいたしますう。

加藤諦三：
はい。
最初に、年齢を教えてください。

相談者：
54歳です。

加藤諦三：
54歳。
結婚してます？

相談者：
してません。

加藤諦三：
ずうっと一人ですか？、それとも、離婚して一人？

相談者：
ずうっと一人です。

加藤諦三：
ざ、そうですか。
今は、お一人で暮らしてんの？

相談者：
男性のパートナーと、一緒に、

加藤諦三：
ああ、そうですか。

相談者：
暮らしています。

加藤諦三：
はい、その男性の、パートナーというのは、

相談者：
はい

加藤諦三：
何歳ですか？

相談者：
40うう、5歳です。

加藤諦三：
45歳。

相談者：
はい

加藤諦三：
いつ頃からですか？、一緒に生活しているのは。

相談者：
10年になります。

加藤諦三：
10年・・

相談者：
はい

加藤諦三：
はい、わかりました。それで、どんな、相談でしょうか？

相談者：
一年ほど前からあ、

加藤諦三：
はい

相談者：
F X、を、はじめまして。

加藤諦三：
はい

相談者：
普通の・・F X、ではなくて。ギャンブル的な、FX・・

加藤諦三：
はい

相談者：
を、やるようになってしまってえ。◆＃＄％

加藤諦三：
ギャンブル、的な、

相談者：
はい

加藤諦三：
FX、具体的に言うと、どういうことでしょうか？

相談者：
通常の、F X・・は、 きちんとやれば、負けることもありますけれども、

加藤諦三：
はい

相談者：
利益も出せるようになっているんですがあ。

加藤諦三：
はい

相談者：
指標とか、経済的な影響でえ、急に円高になったり、円安になったりした時に、

加藤諦三：
ええ

相談者：
金額が、すごく、プラスになったり、マイナスになったりっていう、のが・・すごく大きい金額になるときがあるんですね？

加藤諦三：
はい

相談者：
そういうのを、やっている、感じなんです。

加藤諦三：
はい。
あなた自身がですね？

相談者：
私がまず初めにFXを始めて。

加藤諦三：
ええ

相談者：
パートナーに、勧めました。

加藤諦三：
はい

相談者：
で私は、もう今は、やめてます。

加藤諦三：
じゃあ、その、あな、たが、

相談者：
はい

加藤諦三：
始めた、きっかけというのは、どういうことですか？

相談者：
はい。
私は、お小遣い程度に、一日500円とか1000円とかあ、

加藤諦三：
はい

相談者：
プラス、出せば、ひと月で、1万円とか2万円の、お小遣いがちょっと増えるから、やってみようっていう形で、や・・

加藤諦三：
ああ、ひと月1万とか2万の、

相談者：
やりました。

加藤諦三：
あれですね？

相談者：
はい

加藤諦三：
はい

相談者：
はい。
で・・パートナーにも、

加藤諦三：
ええ

相談者：
そういうので、ちょっとお小遣い稼ぎができるんじゃないかっていうことで。

加藤諦三：
ええ

相談者：
勧めてしまいました。はい。

加藤諦三：
それでええ、このパートナーは、深入しているわけですね？

相談者：
はい。
すごく負けたときに、奇声をあ・・出したりとかあ。足でドンドン、床を叩いたりとかあ。

加藤諦三：
うん

相談者：
そういうことがあったので、「やめて」ってえ、言ったんですね？

加藤諦三：
ええ

相談者：
で一回、それは、落ち着いて、やめたんですけど。

加藤諦三：
ええ

相談者：
ただ、もう一度・・始めてしまってえ。

加藤諦三：
はい

相談者：
今度はもう、スマホを、握りつぶすような感じになったりとかあ。

加藤諦三：
◆＃＄％

相談者：
握りこぶして床叩いてえ、「ああああ！！」っていう感じで、大きな声を出して。

加藤諦三：
ええ

相談者：
本当に、 豹変っていうのが・・「こんな感じなんだ」って思うくらい、普段穏やかな人があ、変わってしまってえ。

加藤諦三：
要するに、普段、穏やかっていうのことは、

相談者：
はい

加藤諦三：
普段はなんか、じいっと、我慢してるわけですよね？

相談者：
そうかもしれない・・

加藤諦三：
それで・・ 我慢して、いるところに、

相談者：
はい

加藤諦三：
火がついて。

相談者：
はい

加藤諦三：
「うわ ー！！」って、騒ぐんですよねえ？

相談者：
はい。
「なんで、上に行かないんだあ！」とか、「なんだ、プラスにならないんだ！、マイナスになるんだ！」みたいな、感じで、騒ぎながらあ、

加藤諦三：
ええ

相談者：
大声を上げて。

加藤諦三：
（吸って）だから・・普段、怒った時に、怒鳴っていれば。

相談者：
はい

加藤諦三：
何かあった時に、急に足で、ドンドンドン・・なったりい。

相談者：
あああ・・

加藤諦三：
奇声を発したり、あああっていうことがないんで。

相談者：
あああ・・

加藤諦三：
普段、抑えてるからあ、その、抑えてた、怒りが、

相談者：
はい

加藤諦三：
怒鳴るという、ことに、繋がってるんじゃないでしょうか？

相談者：
あああ、そうなんですねえ・・
でも、ずっとそのままだとお。ただただお金がなくなってしまうだけなのでえ。

加藤諦三：
うん

相談者：
私としてはあ、もう、今すぐにでも、FXやめてほしいですしい。

加藤諦三：
うん

相談者：
「やめてほしい」って、2回・・お願いしたんですけどお。

加藤諦三：
うん

相談者：
2回目に話し合いした時にい、

加藤諦三：
うん

相談者：
「しばらくは」、

加藤諦三：
うん

相談者：
「やらないから」って言ったのにい、

加藤諦三：
うん

相談者：
最近、

加藤諦三：
うん

相談者：
隠れてやっていて。また、30万とかあ、金額・・負けて・・いたのがわかったんですね？

加藤諦三：
ええ・・

相談者：
で、それを見せられた時に、

加藤諦三：
うん

相談者：
「なんでやってるの？」って言ったらあ、もう黙ってしまってえ。

加藤諦三：
ああ、それは、きつい、ひ・・質問だね。

相談者：
・・はあ・・そうなんですか・・

加藤諦三：
彼が、 一番嫌なのは、「なんで？」って聞かれることなんですよ。

相談者：
・・はああ・・そうなんですねえ・・

加藤諦三：
うん

相談者：
私は、結構、「なんでなんで？」って、聞いちゃってます。

加藤諦三：
ああ・・だから、やめようと思ってんですもん。彼も。

相談者：
・・はい

加藤諦三：
でも、やめられないんでしょう。

相談者：
はい

加藤諦三：
それは・・ある、ことに、直面することが、怖いんですよ。

相談者：
・・あああ・・

加藤諦三：
ちょっときついこと言うけれども。

相談者：
はい

加藤諦三：
多分、彼は、この関係が、嫌なんです。

相談者：
んんん・・

加藤諦三：
別の言葉で言うと、

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたとの今の関係があ、

相談者：
はい

加藤諦三：
人間関係依存症っていうんですよ。

相談者：
はあ、人間関係 依存症。

加藤諦三：
それは、アルコール依存症とおんなじです。

相談者：
・・はあ・・

加藤諦三：
タバコでもなんでもいいです。ギャンブル依存症とおんなじです。

相談者：
はい

加藤諦三：
ギャンブルをやってるから、

相談者：
はい

加藤諦三：
自分が直面して逃げたいこと、逃げていられるわけですよ。ギャンブルやってる時は。

相談者：
あああ・・はい。

加藤諦三：
で、あなたとの関係が・・できたのは、

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたが、好きで、あったわけでは、ないでしょうね。

相談者：
・・あああ・・

加藤諦三：
寂しかったとか。

相談者：
はい

加藤諦三：
一緒に住む人が欲しいとか。

相談者：
はい

加藤諦三：
自分が、社会的にノーマルな、関係を・・作れないんで・・結婚ができないんですよ。

相談者：
ああああ・・

加藤諦三：
じゃあ、やめればいいじゃないっていうけど、やめられないんです・・そこが、依存症の、問題なんですよ。

相談者：
じゃあ、私は、これから、どう、彼と・・やっていけばいいんでしょうか？

加藤諦三：
そこが今日、あなたの、相談の電話ですね？

相談者：
そうですね。まずはF Xをやめてほしいって私は思ってたんですけどお。

加藤諦三：
うん

相談者：
やめられないんだったらあ、

加藤諦三：
うん

相談者：
もう、別れる・・ほうがいいのか？っていうのと。

加藤諦三：
うん

相談者：
あとは、自分が勧めたことなので、

加藤諦三：
うん

相談者：
私も・・ 悪いとは思ってるんですけど。

加藤諦三：
うん

相談者：
この、「悪い」っていう気持ちは、もう、ずっと持ち続けていかなければいけないものなのかあ。

加藤諦三：
うん。わかりました。今日はあのうう、

相談者：
はい

加藤諦三：
スタジオに、弁護士の、坂井眞先生がいらっしゃっているので、

相談者：
あ、はい。

加藤諦三：
ご意見を、伺ってみてください。

（回答者に交代）