60年前の性被害。要介護4の母を見舞う叔父への嫌悪感をどうすれば?

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、こちらこそ、よろしくお願いいたします。

坂井眞:
今、72歳で、60年前とおっしゃったからあ。問題の、ことがあったのは、小学校、の、高学年ぐらいん時?

相談者:
小学校の六年生から、中一ぐらいですね?

相談者:
ああ、一回とか、そうじゃないんだ。

相談者:
そうです。

坂井眞:
あんまりあのう、話したくなかったらい・・そう言ってくださいね?

相談者:
はい

坂井眞:
それ、どのぐらい続いたの?

相談者:
叔父に性的・・いたずらというか。
3、4回、だと思います。

坂井眞:
あああん・・◆#$

相談者:
で、最初は、分からなかった・・

坂井眞:
あ、

相談者:
っていうか。よくわからなかった・・◆#、だん・・

坂井眞:
何されてるのかよくわかんなかったっていうことかな?

相談者:
え、そ、そうです。

坂井眞:
うん

相談者:
で・・

坂井眞:
で、そのうち、「あれ?」ということか。

相談者:
ええ、そうです。
で・・できるだけ自分で、一度は・・(吸って)とにかく、「一緒に行動はしたくない」っていうことも、親に言ったこともあるんですね?

坂井眞:
うん、うん。

相談者:
で、も・・何を言ってるのかわからない的なあ、感じでえ・・

坂井眞:
つまり、あなたが、「こんなことされる」とまでは、言わなかったからあ、

相談者:
うん

坂井眞:
ご両親も、何のことかよくわかんないって。そういうこと?

相談者:
ん、まあ、でも・・遠回しに言った記憶はありますけど。

坂井眞:
あああ・・

相談者:
逆に・・妹には、嫌だっていうことは言ってますけど。具体的なことは言えないんですよね。

坂井眞:
うん、うん。
でもなんとなく、あなたがあ、その叔父さんを嫌ってるって事は、妹さんはよく知ってるんだ◆#ね?

相談者:
◆#$%□&▽何かがあって、嫌になってるっていうのも、

坂井眞:
うん

相談者:
分かってるっていうの・・

坂井眞:
わかってるよね。

相談者:
(吸って)あのう、

坂井眞:
うん・・

相談者:
今、やり出したことではなくって、

坂井眞:
うん

相談者:
途中の段階で言ってますからあ。

坂井眞:
うん

相談者:
育つ過程の中で・・

坂井眞:
うん。
それは、本当に60年前の、一年くらいの間に、きっと3、4回って話なんだと、

相談者:
うん

坂井眞:
今、理解しましたけどお。

相談者:
はい

坂井眞:
で、あなたとしては、それは大きな心の傷になっていて。

相談者:
嫌なことなんですね・・ん。

坂井眞:
何年経ったって、それは忘れないよね?、そういう・・

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、あなたとしては、とにかく、できるだけ、距離を取って、

相談者:
うん

坂井眞:
会わないようにして。

相談者:
ええ

坂井眞:
なんとかやり過ごしてきたんだけど。

相談者:
ええ

坂井眞:
で、最初お話になったお母様が、退院をして自宅に来て。
今、要するに、お母さんとあなたの、二人暮らしってことだよね?

相談者:
いえ。妹、が、いますけど。

坂井眞:
あ、妹さんも同居してる?

相談者:
妹は、仕事してます。

坂井眞:
あああ、なるほど。
妹さんも同居してるんだ。

相談者:
んええ・・

坂井眞:
妹さんは、結婚されてるの?

相談者:
してないです。

坂井眞:
じゃあ、あなたたち姉妹二人と、お母様が、療養して・・三人で暮らしてるって感じ?

相談者:
そうです。

坂井眞:
あ、そうですか。
さっき、ちょっと、話出てたけど。お母様、介護、4だけどもお。

相談者:
ええ

坂井眞:
弟さん。まあ、つまり、その、叔父さん、が来るとお、普通に会話はできるんですか?

相談者:
まあ、話は、とりとめのない・・話というかあ・・でも私も、できるだけ距離を置いてて、

坂井眞:
うん

相談者:
何かをするふり、してえ・・ 出たり入ったり、その部屋からはしてたんで。具体的に・・

坂井眞:
ああ、わかりました。じゃあね、

相談者:
うん

坂井眞:
もうちょっとわかりやすく聞くんだけどお。

相談者:
うん

坂井眞:
あなたが最初、お母さんがこんな状態だってことは伝えなきゃいけないっていうのは、やっぱり、きょうだいのことだから。

相談者:
うん

坂井眞:
ちゃんとそういうことは伝えてえ。

相談者:
うん

坂井眞:
で、一回、覚悟をして、見舞いも受け入れたのは、自分にとってはとんでもない叔父さんだけど。

相談者:
うんん。

坂井眞:
お母さんにとっては一人 しかいない弟だからっていうことで・・見舞いにくる・・

相談者:
そんな、深くは、考えなかったけれども。(苦笑)

坂井眞:
うん。まあ、あのう、

相談者:
まあ・・連絡は、しないといけない・・

坂井眞:
理屈をいえばね?

相談者:
そうです。

坂井眞:
うん。そういうことだよね?

相談者:
ええ

坂井眞:
なんで、こういうことを聞いているかというと。(苦笑)
お母さんご病気になって、自宅療養をね?

相談者:
ええ

坂井眞:
介護4で、してるからあ・・前、そんなに来てなかったのに、急にそんな、月に一回も来るようになったのかな。なんでかなあ?、と思ったんだけど・・

相談者:
いや、そうじゃなくって・・

坂井眞:
うん

相談者:
でも・・もともとおおおお、お盆とかあ、

坂井眞:
うん

相談者:
お正月とか、そういう、なんていうか、

坂井眞:
行き来は、

相談者:
区切り・・には、来てる感じでしたけど、

坂井眞:
ああ・・◆#$

相談者:
来るってわかったら、私は、出ちゃうことができるのでえ。

坂井眞:
なるほどね。
そうすると、今回に限ってきているわけじゃなくて。もともと、きょうだい。お母さんと、おと・・その、叔父さんの、きょうだいの関係は、悪くないから。

相談者:
んそうです。

坂井眞:
まあそういう・・お盆とか、正月とか。

相談者:
そうです。

坂井眞:
には・・交流があったんだね?

相談者:
そうです。

坂井眞:
で、そうすると・・見舞いに来るっていうのも、そんな、おかしな話じゃないんだ。

相談者:
そうです。おかし、くはない・・

坂井眞:
なるほどね。
で、そうすると、あなたとしては、「どうしたもんか」って思っちゃうよねえ。で・・

相談者:
っていうか、これが・・またあ・・一ヶ月もしないでえ、くるようになったら嫌だなっていうのが、もう、本当に・・いつも、一回目にお見舞いに来てから、一ヶ月も間が空いてなかったっていうのが・・(吸って)もう、「えっ?!」ていう・・

坂井眞:
うん

相談者:
え、自分が、考えていなかったので。(ため息)

坂井眞:
お母さん元気な時は、そんなに、月に一回も交流してないから、

相談者:
◆#$%□&▽*+ないです。

坂井眞:
増えちゃうんだけど。

相談者:
うん・・

坂井眞:
まあ、体調悪いんだから「見舞いに来る」って言われたら、そういうこともあるかなっていう感じなんでえ、なんとも・・「来るな」とも言えないって話だと思うのね?

相談者:
◆#$%□&そうですね・・

坂井眞:
で・・これ、どういう話かというと。

相談者:
ええ

坂井眞:
まあ、お母さんと、そのおお、問題の、叔父さんの、きょうだいの関係で、

相談者:
うん

坂井眞:
お母さんが・・療養しておられるから、弟が見舞いに来るっていうのは、ある意味・・それだけ見れば、悪いことではないじゃない。

相談者:
ええ、そうです。はい。

坂井眞:
させてあげたい・・

相談者:
◆#$%□

坂井眞:
だけど、あなたとしてみたら、いくら昔のこととはいえ、心に深い傷を負うようなね?

相談者:
うん・・

坂井眞:
ことをされて。
それを、あなたが・・我慢しなきゃいけないっていうことでも、ないわけだ。
それが、あなたが嫌な気持ちになるっていうのも、当然なことなの。

相談者:
うん・・

坂井眞:
だから、

相談者:
はい

坂井眞:
どこでバランスをとるかっていうことなんですけども。

相談者:
ええ

坂井眞:
一つはね?

相談者:
はい

坂井眞:
あなた、が、まあ、妹さんもいらっしゃるんだけど。妹さんは、普段、仕事しておられるということなんで。

相談者:
ええ

坂井眞:
あなたが、家にいて。お母さんの・・その、面倒、看ておられるんだから。

相談者:
ええ

坂井眞:
あなたにとっては、来られるのは、本当に・・もう、とても耐えられないっていうんだったら。

相談者:
ええ

坂井眞:
一月に一回来るなんていうのは、もう、全部・・「そんなのは耐えられないから、いやだ」と。

相談者:
あ、はい。

坂井眞:
断ったっていい話だとは、私は思います。

相談者:
あああはい

坂井眞:
それは、あなたが、面倒を看ておられるんだから。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、

相談者:
はい

坂井眞:
そういう気持ちになるんだったらあ、

相談者:
ええ

坂井眞:
「私は、月に一回なんて来てもらったら、とても、もう、心が持たないから」、

相談者:
ええ

坂井眞:
あのう・・「お見舞いに来てもらいたくない」って、言ったっていい話だと、私は思います。

相談者:
はい

坂井眞:
だって、あなたがいないとお母さん療養できないんだから。
あなたが調子崩しても困るでしょう。

相談者:
はい

坂井眞:
で、もう一つはあ、さっきお聞きした、妹さんが家にいらっしゃるならば。

相談者:
ええ

坂井眞:
妹さんが・・それとなく、知って、おられるようだからあ。

相談者:
ええ

坂井眞:
「私は、あの叔父さんの顔を見るのは、もう、とても耐えられないから」。

相談者:
ええ

坂井眞:
ただ、お母さんの、ために、弟とお母さんが、話をする機会が・・あってもいいと思うから。

相談者:
ええ

坂井眞:
「あの人が来る時は」、

相談者:
はい

坂井眞:
「あなたが相手して」て、妹さんに頼めない?

相談者:
・・(吸って)ああ、やっぱり、それしかないですよね?

坂井眞:
その二つしかないと思うの。

相談者:
ええ。そうですね・・

坂井眞:
妹さんにお願いをして・

相談者:
うん・・・

坂井眞:
で、妹さん・・が、それとなくわかってると思うんだよね?
そういう話されてるから。

相談者:
うん・・い、うえに、嫌だっていうことは、

坂井眞:
うん

相談者:
よくわかってると◆#$%・・

坂井眞:
だから、もう、我慢してやったけど、もう、私、ほん・・で、今日、ご相談のようにね?

相談者:
ええ

坂井眞:
「びっくりするぐらい落ち込んじゃった」と。

相談者:
うん

坂井眞:
「だからとても、耐えられないから。私が・・会わなきゃいけないんだったら」、

相談者:
うん

坂井眞:
「もう、断るしかないと思ってる」と。

相談者:
あはい。

坂井眞:
「だけど、お母さん・・には、弟と話す機会があってもいいと思うから」、

相談者:
ええ

坂井眞:
「もし・・私が嫌ってる、叔父さんが来るときは」、

相談者:
んええ

坂井眞:
「あなたが相手してください」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「私、出かけますから」と言って、

相談者:
はい

坂井眞:
なんとか了解してもらうか。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それができなければ。もう、あのう、

相談者:
ええ。はっきり言うってことですよね?

坂井眞:
ん、はっきり言ってえ、「もう来てくれるな」と。

相談者:
はい

坂井眞:
向こうだって、覚えてるはずだからね?(含み笑い)

相談者:
ええ・・

坂井眞:
で、あんまりそんな話したくないだろうけど、

相談者:
ええ

坂井眞:
断ったっていい話だと思うよ?

相談者:
はい、わかりました。

坂井眞:
うん。
妹さんが、「うん」と言ってくれたらね?、一番、なんか・・バランスの取れた話になるのかもしれないけど。
その二つしか、方法はないと思うからあ。

相談者:
はい、わかりました。

坂井眞:
うん。
そのどっちか、やられると、

相談者:
ありがとうございます。

坂井眞:
いいと思うよ?

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「60年前の性被害。要介護4の母を見舞う叔父への嫌悪感をどうすれば?」への12件のフィードバック

  1. とりあえずは先生のアドバイスを聞いて対応、そのようになるのでしょうか。
    とはいえ、性被害はトラウマとして一生残るだけに、大変な問題ですよねえ。

  2. お母さんにはかわいそうですが、そもそもその叔父に声をかけなくて良かったのでは(地域性とかもあるけど)。忌まわしい記憶が蘇るのは容易に想像できるし、この方が具合悪くなったら介護も不可能になるのだから。お母さんが弟に会いたいだろうという思いやりかな、叔父に関してだけ言えばそんな酷い人間に義理立てする必要無しです。あと気になったのはいとことか他の親戚の子に被害はなかったのでしょうかね。

  3. はらわたが煮えくり返るようだ。
    言うのだって悔しいもんね、それとなく嫌だということは示せても、決定的な振る舞いは難しかったことと思う。
    でも、もう、遅すぎるくらいだけど、自分の人生を一番に楽しんで欲しいから、きっぱり拒否した方が良いと思う。お母さんだって、今知らせるのは可哀想だと思って知らせないのだろうけど、もし知っていればあなたのことを一番に考えると思うから。

  4. 叔父さんが謝罪すれば少しは心が落ち着くでしょうか。

    今からでもいいのでもし性被害を語りあえる茶話会とかあればたくさん話すのもいいと思います。
    忘れたくても忘れられるものではないでしょう。

  5. そりゃ狙って来てるでしょう。
    エロ爺は80になっても頭の中はエロだらけ。昔食べた味を忘れられないと思うよ。これホントだから。
    相談者さんが70だからって、再び被害に合わないって保証はない。やばいやばい。
    出禁宣告、それでものこのこ来たら通報。

  6. 『いたずら』とかって、すごく嫌な言い方だと思う。

    受けた側の衝撃をしているわずかでも和らげるため?
    というのもあるのかも…と思いつつも、
    加害側の意識を、吹けば飛ぶような軽さにしている作用も絶対あると思う。

    『いたずら』なんて、そんな子どものおいた程度の軽いものじゃないでしょ、
    60年以上経ってもこんなに苦しい。

    個人的には、一度でもそういうことした輩には去勢必須で、死ぬまでGPS付けて氏名顔写真公表くらいのことさせたい。

    わたしも、そんな糞爺には二度と来ないでということ、言ってもいいと思う。

  7. 見舞いの時は突然来るのかな、どっちみち断った方が良いね。客人を迎えるのも大変だ、と言って。叔父が覚えてても覚えてなくても地獄だ。とにかくどこまでも無視、叔父も存在しないように振る舞ってみよう。もし出来ないなら、相談者が女としての希望をまだ持ってるという解釈になってしまう。

  8. 忘れる、考えないようにする
    冷たい言い方に聞こえるけど、PTSDにはこれしかないのよね

    被害のこと考えているうちは、自分の貴重な人生の時間と心のエネルギーを加害者に捧げ続けていることになるから

    妹に相手してもらうか
    頻繁に来られると迷惑だって言うか

  9. その爺の家族はいないのでしょうか?自分なら我慢出来ずに家族にぶちまける。爺がどんなに酷い事をしたか、思い知れと呪ってしまうな。

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