人間関係がうまく作れないのはなぜか?その本質に迫る
テレフォン人生相談 2014年12月10日 水曜日
相談者: 女38歳 夫43歳 娘7歳
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
今日の一言:
自我の確立ということは使い分けが出来るということです。
相談者:
私・・が、人間関係を上手くう、
加藤諦三:
うん。
相談者:
を、作り出していけなくてえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
主人だったりい、
加藤諦三:
うん。
相談者:
子供のことだったりい、
加藤諦三:
うん。
相談者:
ま、ご近所だったりい、色々取り巻く環境の中でえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
うまく、こう、対応、出来ないもんですからあ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
他のお・・人たちがこう・・やってるように、うまく人付き合いが出来なくて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
母親だし、妻だし、嫁だし、色んな、ま、場面、場面を使い分けなきゃいけないんだけど、
加藤諦三:
うん。
相談者:
そういうのが・・うまく出来なくて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
・・苦しい・・です。
加藤諦三:
ふうん。
具体的に言うと、例えばどんな・・
相談者:
もう、これは、今始まったことでなく、何年か、前からもう、こうなっているんですけども、
加藤諦三:
うん。
相談者:
いい様にいかなくて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
避けられてしまったり、無視されたりとかあ、ていうのが・・なるのでえ・・
1回ちょっと、そういうのでえ、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
ちょっとトラウマになったことがあってえ、
加藤諦三:
トラウマみたいだったのは、具体的にどんなこと?
どんな事件?
相談者:
えーと、何年か前なんですけどもお、
加藤諦三:
うん。
相談者:
やっぱりこう、保護者の・・集まりっていうのがありましてえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
そこにい、ちょっと遅れて行ってしまったんですけどもお、
加藤諦三:
うん。
相談者:
そのときに、あのお、ちょっとしか遅れてなかったんだけど、なんか、私が来たら、ザワザワとなって、空気が変わったんですよ。
加藤諦三:
うん。
相談者:
で、それがあ、私のことだかを、言ってるような内容のことだったみたいでえ・・
で、私が、来た・・ちょうど、私がそこに来ちゃったっていう・・感じで・・
そのときを境にい、
加藤諦三:
うん。
相談者:
子供の、世話とか、そういったのも、出来なくなかったりとかいうことも、ひと時ありましたけどもお、
加藤諦三:
うん。
相談者:
これじゃいけないと思ってえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
なるべく考えないようにしてえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
それで、そういう風に思っちゃうと、
加藤諦三:
うん。
相談者:
子供にも伝わってえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
◆△%&
加藤諦三:
子供はなんか・・目が合っただけで、お互いに、何を言ってるのか分かるとか、そういうような関係にはなっていないということね?
相談者:
完全にではないですけどもお、
加藤諦三:
うん。
相談者:
学校関係の話は、
加藤諦三:
うん。
相談者:
話しなくなりました。
・・
だから、
「何か、あったの?」、って聞いても、
「別に何もないよ」、って。
加藤諦三:
うん。
相談者:
で、たわいも無い普通の話は、したり・・はするんですが・・
加藤諦三:
たわいの無い話はするの?
相談者:
はい。
・・
ただ学校の話になると、
加藤諦三:
うん。
相談者:
頑なに、口を閉ざすんですよ。
加藤諦三:
うん?
相談者:
聞かれたくないのか・・言いたくないみたいで、
加藤諦三:
うーん。
ご主人とは?
相談者:
主人はあ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
ちょっと仕事・・等で、ちょっと色々トラブル・・ありましてえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
正直・・してない、というよりも、今は出来ないという状況だなっと思ってえ・・
加藤諦三:
うん。
相談者:
ううん。
加藤諦三:
なんか、今、あなたの一番・・そのお、さっき人間関係上手くいってない、主人とも、近所とも、って色々言いましたけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
学校関係がすごい気になってる・・ということはないですか?、特に。
相談者:
学校関係者とかあ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
からが、私、完全に・・無視っていうか・・なんか、いないような・・空気のような存在になっていて、
加藤諦三:
で、今、こういう状態で、
相談者:
はい。
加藤諦三:
どう、人に対応していていいかよく分かんない、どうしましょうかあ?、とういう相談ですね?
相談者:
はい。
(回答者に交代)
いつも拝見してます。
今回のは自分も心当たりがあり、真剣に聞いていました。
加藤先生のおっしゃった、「おそらく、周りは非常にいい顔をして、あなたをいじめたはずです。」というところは、どういう意味なのでしょうか。
ひとり周りを拒否している相談者の弱さを見透かし、攻撃していいものとして安心していじめていた、ということなのでしょうか。
よかったらご見解を教えてください。
mmmさん、
たぶん、幼少期からのいわゆる子供時代のことを指すんだと思います。
なので、いじめたのは親でしょうね。
ただ、それが原因で周りを拒否するようになったわけですから、
>周りを拒否している相談者を苛めた
というのは少し順番が違うような気がします。
「安心していじめた」というよりは、親は、いじめてるつもりなんて無いはずです。
「非常にいい顔をして」、というのは、例えば、正義、権威、常識、世間体などを柱にした子育てを指すんじゃないでしょうか。
「お前のためを思って言ってるんだよ」とかなんとか言って。
やっかいなのは、周りからは、良い親、という評価だったりするわけです。
それが、親の満たされない何かの代わりになって、さらに拍車がかかります。
いつだって、いじめは、いじめる側のなんらかの不満のはけ口に使われるわけですが、
子供にとってはたまったものではありません。
何かをしなければ、認めてもらえない。
親に迎合しなければ家庭に居場所がないわけですからね。
子供の何かが壊れていきます、というか、元々形成されないというべきかもしれません。
実は、私、自分から人を誘うことが出来ません。
飲みでも、遊びでも、なんでも。
自分と一緒だと、面白くないかも知れない、迷惑かもしれない、という思いが邪魔するんですね。
こんな理解です、あたし的に。
ふと見たこの記事に目が吸い付くようにして離れませんでした。
わたしも人間関係がうまくいきません。
わたしの性格に問題がある。というのもあるのですが、私は素直になれません。
人に誉められると素直にありがとうと言えません。何故か涙がでます。誉められるということが私にとって大きいことなのだと思います。私は今まで、友達ができたのもすくないです。自分から心を開こうとするけど、空回りして結局うまくいきません。それで勝手にモチベーションを下げてしまう質なのですね、、。本当に自分は謎な作りをしているとつくづく思います。
バイトでも言われたことがすぐに理解できないし覚えるのも遅くて正直足手まといです。なのに、先輩方はそれでも誉めてくれるんですね。そんなちょっとした一言が私は申し訳なく感じます。ありがたさを感じないといけないはずなのに、周りには嫌な人もいれば、それだけいい人がいるんだと改めて感じ涙がとまらなくなります。
人生には色々な人がいますね。
私がいい人だと思っている人も実は優しさで裏では私をバカにしてる何て考えただけで恐ろしいです。たぶんそんな世の中でも、こうして何もないようなふりをして表だけで生きている何百にんの人は得を得て自分で楽しい一日を過ごして生きてるんだろうなっておもいます。
そんな器用であり普通な人間になりたいものです。
管理人さんいつもアップをありがとうございます。
この回には「ナルシスト」のくくりから来ました。
38歳の彼女もナルシストなんですね。
幼稚園の保護者会という場は変な空気がある場でして苦手な方は多いように思います。ひそひそ話しているのが全部悪口のように感じたりするんですよ。でもそれは妄想。
家庭環境が悪くて肯定感が低いとナルシストを増幅させてしまうのでしょうね。
彼女が泣いている時良かったなぁと心から思いました。このまま頑張ってほしいです。
まるで自分と同じで、身につまされながら読みました。自分がまわりを拒否していること自覚しながら、あまり無理せず、やっていってみようと思います。どうしても人に対して「この人は私をどう思っているだろう?」と疑いの気持ちばかり持ってしまうんですよね。
管理人さん、いつもありがとうございます。
管理人さん、ありがとうございます。。