高齢母と二人暮しの介護職との結婚を強く反対する母。覚悟を示せば終る話
テレフォン人生相談 2017年6月19日 月曜日
彼との結婚を考えているが、経済力と家庭環境が気に入らない両親が猛反対。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女30歳 父65歳 母66歳
今日の一言: 私が私自身になることが人間の最大の責任です。親への責任はその次です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
あ
相談者:
よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
最初に、年齢教えてください。
相談者:
はい、えー30です。
加藤諦三:
30歳。結こーん・・してます?、独身ですか?
相談者:
は(わ)、してないです。独身です。
加藤諦三:
ですか。そうすと今、お一人で暮らしてんの?
それともご両・・お父さんお母さん?
相談者:
あ、両親と、暮しております。
加藤諦三:
両親ですね?
と3人で、暮してるわけですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
はい、えーとお・・付き合って、1年ん、少しになる彼氏がいるんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。その、彼と結こーんをしたいなと思うんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
うちの両親に反対をされておりまして、
加藤諦三:
・・はい
相談者:
はい。それでえ、も・・
加藤諦三:
反対の理由はなんですか?
相談者:
えっと、彼のお、家庭環境お・・経済環境、になります。
加藤諦三:
はい、はい。お父さんお母さん何歳ですか?
相談者:
えー母が、66。
加藤諦三:
はい
相談者:
父が、65、です。
加藤諦三:
65・・うーん、んで、その彼の家庭環境、経済環境っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
その・・を理由に反対するっていうことは・・あれですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご両親が・・自分の娘は・・を・・お嫁にやるのにい、
相談者:
はい
加藤諦三:
相応しくないというような・・そういう、意味ですか?
相談者:
あ、そうですね、はい
加藤諦三:
んー
相談者:
何も、そこお、を、選ばなくてもいいんじゃないかという・・
加藤諦三:
あ、他にももっといるんじゃないかということね?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
で・・相手の方、何歳?
相談者:
は(わ)、えっと38歳です。
加藤諦三:
38歳
相談者:
・・はい
加藤諦三:
んで、恋愛い、して、1年んちょっと、って言ってましたよねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・んで、あなたがあの、結婚しよう・・と、あなたの方から思・・ったあ、わけ?、それとも彼の方から・・
「結婚、したい」ということで言って来たの?
相談者:
えっと、双方ですね。
両方、です。
加藤諦三:
双方・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ふうん・・そうすと・・双方・・あなたの方から、見ると、
相談者:
はい
加藤諦三:
この人となら、上手くやってかれる。
相談者:
はい
加藤諦三:
相手から見ると・・あなたな、となら上手く行って・・行くだろうと。
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、いう・・ことですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたそのお・・間(かん)で。
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんとお母さんの言ってる家庭環境、
相談者:
はい
加藤諦三:
の違い、から来る・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ものの考え方・・
相談者:
はい
加藤諦三:
感じ方の・・違いみたいなものは感じたことはなかったんですか?
相談者:
そうですね、やはり他人ですので、違いは、ありますけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
そこまでそのお・・拒否するような、ことは一切ないですし、
加藤諦三:
単・・
相談者:
こういう考えもあるんだなという・・感じだけですね。
加藤諦三:
あー・・単純に言って例えば生活習慣みたいなもので・・えー「こういうのやだ、なぁ」とか、例えばあ・・趣味なら趣味・・の話になってね、
相談者:
はい
加藤諦三:
お互いの、おたが・・んー、歌が、す、好きだったとすると、
相談者:
はい
加藤諦三:
「えー?こういう歌好きなのぉ?」とかって・・こうなんか・・その、そういうズレは・・なかったですか?
相談者:
そうですね、あのお・・わたしい、の性格的に、
「こういうのどお?」って新しいの、勧められると、
「あ、そういうのも面白いね」って・・いう感じで。
加藤諦三:
うんー
相談者:
認めえ、ますし、
加藤諦三:
うーん
相談者:
向こうもそういう感じで、
加藤諦三:
うーん
相談者:
「あ、そういう考えもあるんだ」っていう・・
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
うん、そうですか。
それでえ・・ま、家庭環境、経済環境で・・だけどあなたとしてはやっぱりその、ご両親の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その反対っていうのは、かなり重くも、なってるわけですよね?
相談者:
そうですね。1年、まあ(震えた声)・・結構時間を掛けまして、
加藤諦三:
んはい
相談者:
両親の方に。
「彼え、と会ってくれない?」という風な、説得はして来たんですけれども、
加藤諦三:
あはい
相談者:
やはりちょっとそれが通じずに、
加藤諦三:
うんー
相談者:
はい、で、先日もお、ちょっとそういう話をしたところ、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、母親が・・
「お母さんは最初にい・・言った意見を、変えるつもりは一切ないから」という風に言われて。
加藤諦三:
うん・・あ、「変えるつもりはない」って、ハッキリと、「反対」と言ってんですね?
相談者:
あ、そうです。
加藤諦三:
うーん
相談者:
で、「もしその結婚・・したいって、行くんだったら、好きにしたらいいけれども・・もう、こっちからも連絡取らないし、あなたからも連絡、取らなくていい」と・・言われて、ま、「娘はいなかったものとして考える」ってえ・・言われましてえ(震えた声)
加藤諦三:
あー、ちょっと普通の反対よりも、そ・・す、かなり、も、物凄い反対なんですね?
相談者:
そうですね、母親がちょっと、元々の性格があ
加藤諦三:
はい
相談者:
何ていうんですか、頑固というかあ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
意固地なので、まあ・・義理とか、そういう礼儀は通ってるんですけれども普段は。
加藤諦三:
はい
相談者:
その、間違・・ってても謝るっていうようなあ・・ことはしない母親なんですよ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい。
で、父親はもう、母親のお、意見・・をそのまま、受け入れるというか・・
加藤諦三:
あーなるほどね。
相談者:
はい、じ、あまり決定権がない父親あ、なので。
加藤諦三:
うーん、そうすと、あな、あなた・・は(わ)もう、は、母親、は、中心の家庭で、育って来た・・んですね?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
母親中心の家庭ということはその具体的にじゃなくて、ものの考え方とか何とかをも含めてえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ難しく言えば・・主権的人物が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
母親で。
相談者:
はい
加藤諦三:
他の人は・・それに従っていたと。
だからあ・・家庭環境が違うというと、そ、凄く・・もっともらしい理由だけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
これは口実で、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・30歳のあなたは・・できたら、結婚しないで家に居て欲しいってことじゃないの?
相談者:
・・あー
加藤諦三:
本音は。
相談者:
◆#そう・・ま、反対ではもう・・
「結婚するんだったら出て行け」という・・ように言われて。
加藤諦三:
・・うん、だから、
相談者:
はい
加藤諦三:
それは怒りは大きいよね?
だって・・じゅ、自分の保護下にあって、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の言うなりになると思ってた子・・人が、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分に逆らうんだから。
相談者:
はい
加藤諦三:
この怒りは多いですよ。
だって、あなたの自由はあんまり認めないでしょ?
相談者:
そうですね、はい。それはわたしも二十歳の時に・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっとまあ、「好きな仕事に就きたい」っていうので、
加藤諦三:
うん
相談者:
#$家を飛び出した・・んですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。も、それもかなり親は反対を受けたんですけれどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
「もう好きにさせて」という感じで反抗期だったんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん、分かりました。そうするとまあお母さんがそういう支配的で、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに自分の保護下から、子どもが、あのお、育って行くことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あまり好まないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
これは好まない母親ってのは結構多いわ・・本音の部分で好まないって母親は結構多いわけですよね。
相談者:
あーはい
加藤諦三:
んで、お父さんは、その母親に従っていると。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
で、今、あなたの、気持ちとしては、
相談者:
はい
加藤諦三:
この今の・・付き合ってる彼と、
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり、結婚して、したいということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのスタジオに、心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)