ローン減税と繰上げ返済はどっちが得?給料が減る息子の計画に口も金も出す母
テレフォン人生相談 2018年8月7日 火曜日
息子が4年前に3千万で家を購入。
頭金なし、35年ローン、月6万3千、賞与月加算22万。
出向に伴い給与が下がるので借り換えのために2百万を用意してくれるように頼まれた。
私が援助して繰上げ返済した方がいいと思うが、息子は住宅ローン控除を使いたいらしい。
どっちが得か?
ちなみに、この質問は回答が難しいので却下され、以下に変更。
心配症の私の言葉が過ぎて、息子が怒ってしまった。
息子とどう接すれば?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女65歳 夫は3年前に67歳で他界 別居の一人息子36歳独身のサラリーマン
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、お願いします。
今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですか?
相談者:
今日は子どもの住宅ローン、の事でちょっと・・お聞きしたいし、あの、子どもの・・あの、対応の仕方にも・・ちょっと、お聞きしたいんですけど。
今井通子:
はい。あなたは、おいくつ?
相談者:
65歳です。
今井通子:
65歳。ご主人は?
相談者:
3年前に亡くなりました。
今井通子:
・・何歳で?
相談者:
うんとお、60う・・7歳です。
今井通子:
7歳で。
相談者:
はい
今井通子:
はい。
で・・お子さんは息子さん?
相談者:
息子お、1人で、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、今、36歳で独身で、
今井通子:
はい
相談者:
都会の方で・・サラリーマンしています。
今井通子:
はい
相談者:
で、まあ、4年程前に、家を購入したんですが、
今井通子:
はい
相談者:
仕事がどうも上手く行、行ってないらしくて、
今井通子:
はい
相談者:
子会社へ出向しなきゃいけなくなったみたいで、
今井通子:
はい
相談者:
で、ま、家のローンは、銀行から・・借り換えを、勧められて、月々の支払いを、少しでも減らして、したいので200万ほど、今、「用立てて欲しい」という事を、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、言って来ました。
今井通子:
はい
相談者:
んでその時に・・子どもが、
「公務員の試験でも受けよかな」って言ったので、
今井通子:
ええ
相談者:
ついわたしぃ、
「公務員の試験なんて簡単じゃない」って、「夢のような事言わないで、現実を見なさい」って言ってしまって、
今井通子:
はい
相談者:
で「これから給料も減るだろうし」、「家を売って実家に戻ってもローンは残るだろうし」・・
今井通子:
はい
相談者:
「仕事が見つかるかどうかも分からないよ」って言ってしまったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら息子が、「今まで自分なりに頑張って来た」と。
今井通子:
はい
相談者:
「仕事も今辞めるとは言ってない」って。
今井通子:
はい
相談者:
で「これからも自分なりに頑張ろうと思っていたんだけど」・・
今井通子:
はい
相談者:
「これでイザとなったら」あのお・・「死ぬ覚悟が出来た」って言われて、
今井通子:
はい
相談者:
わたしはホントに酷い事言ってしまったんだなと。
今井通子:
うん
相談者:
反省したんですが、
今井通子:
はい
相談者:
わたしいつも、マイナス思考なんですね。
どうしてもネガティブな事しか、思い浮かばないんですね。
今井通子:
はい
相談者:
じゃこれから・・どう子どもにい、話し掛けたらいいのか?という事が分からなくて、
今井通子:
はい
相談者:
それを教えていただきたい事と、
今井通子:
はい
相談者:
であの・・ローンなんですが、ボーナス時、だけでも今・・「繰り上げ返済した方が」、わたしは「いいんじゃないか」って提案してるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
子どもは「10年間のローン控除があるから」、
今井通子:
うん
相談者:
それま、「それは」、「もらいたい」って言う、言うんですね。
今井通子:
はい
相談者:
だから、こじ、あの・・どちらが・・特なのかなと思ったりとかして、それも教えていただきたいなと思いますし・・
今井通子:
あ、ちょっと待って(苦笑)・・きゅ、急に聞かれても・・
相談者:
アハハ(苦笑)
今井通子:
分からないんですけど(苦笑)。
とりあえず順を追って・・
相談者:
はい
今井通子:
あのまず・・あのお、息子さんはどういう方なの?
相談者:
・・ちょっと短気は短期なんですが(苦笑)。
今井通子:
あーそうなんですか。
相談者:
はい
今井通子:
あの・・家は・・ご自身で買われたのよね?
相談者:
そうです。
今井通子:
ええ、お母さまとか、お父さまが援助してないのね?
相談者:
援助してないです。
今井通子:
はあ、偉いじゃないですか。
相談者:
んー、あの、始め「いらない」って、「大丈夫」って言って・・
今井通子:
で、それはどれぐらいの物?、物件は。
相談者:
3千万ぐらいかな?と思うんですけど。
今井通子:
あ、3千万?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
で、3千万の物を・・最初お、は、じゃ、どういうローンにされたんだろ?・・一部、支払った?
相談者:
いや、あのお、まるっきり、ローンみたいです。
今井通子:
何年ぐらいの?
相談者:
35年、です。
今井通子:
35年のローン、はい
相談者:
はい
今井通子:
月々おいくら払うの?
相談者:
6万3千って言ってました。
今井通子:
6万3千円。
相談者:
はい
今井通子:
ボーナス月は?
相談者:
22万。
今井通子:
22万、はい。
えー、それが・・んー、今、何年目?
相談者:
今、4年ぐらいです。
今井通子:
4年?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
でこの・・要するに出向になる前の、給料と、出向してからの給料が、違うわけね?
相談者:
多分、まだ、そ、あの、決まってないらしくて・・
「いくらになるかちょっと分からない」って言ってるんですけど。
「どのぐらい減るのか分からない」とは言ってるんですけど。
今井通子:
あ、まだ出向してるわけじゃないのね?
相談者:
あ、そうです、あの、ん・・あの出向の話が出てるという事です。
今井通子:
で、どれぐらい差がありそうっておっしゃってた?
相談者:
あー、それもあまり詳しくう・・教えてくれないので、
今井通子:
ええ
相談者:
本人も、まだハッキリ分からないんだと思います。
今井通子:
あ、そうなんですか?
相談者:
はい
今井通子:
・・で、そうすると?・・今・・ここで息子さんは、何をしようとしてんの?、その200万を含めて。
相談者:
あのお、住宅う、ローンの、
今井通子:
うん
相談者:
借り換え?・・
今井通子:
はい
相談者:
をやって。10年間のローンの控除?
今井通子:
はい
相談者:
それを、受けたいみたいですね。
今井通子:
うん
相談者:
でわたしは、としては・・ある程度ボーナスを、一括返済して・・
今井通子:
はい
相談者:
それをちょっと楽になるんじゃないかな?っていう考・・えで、ちょっと提案したんですが。
今井通子:
あれ?・・元々、だって、毎月6万3千払っててえ、
相談者:
はい
今井通子:
それで尚且つボーナス時期には22万払ってるわけですよね?
相談者:
はい
今井通子:
・・そうするとお、これで、生活は、今までは、大丈夫、だ・・ったんですね?
相談者:
なんとかやってたみたいですね。
今井通子:
うん
でその、ボーナスを一括で繰り上げ、返済をしてしまうっていう事は、
相談者:
はい
今井通子:
ボーナスいくらぐらいなのかな?
相談者:
や、あの・・すいません、それは・・わたしが、援助しようかなと思ってます。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・これはじゃ・・えー、おいくらかあ・・分からないけど。大体ま、100万とか・・一括して・・払っちゃおっていう事ですか?
相談者:
そうです、そうです。
今井通子:
うん。そうするとお母さんとしては、いくらぐらい払うつもり?
相談者:
まあ、1500万ぐらい。
今井通子:
あー、なるほど。
で?、ところが・・なんか200万がどーのってありましたよね?
相談者:
あ、なんかあの、
「200万」なんか・・あの、「切り替えるのに、必要だから」・・「用立てて欲しい」って言われたんですが、
今井通子:
ていう事はこの、借り換え・・息子さ、あなたの方は、繰り上げ返済をした方がいいと思っていて、
相談者:
はい
今井通子:
息子さんの方は、借り換えー・・をして、
相談者:
はい
今井通子:
その10年間の・・あのローンの、
相談者:
控除。
今井通子:
控除を、
相談者:
受けたい。
今井通子:
と、受ける・・た、め、に、
相談者:
はい
今井通子:
その借り換えをする際に、
相談者:
はい
今井通子:
とりあえず、その・・例えば「先払い200万は必要です」みたいな、
相談者:
はい
今井通子:
何かがありますよっていう事?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
なるほど。
お母さんの方は・・せっかち?
相談者:
せっかちです。フ(苦笑)
今井通子:
そのお、そこまで待てないと。
相談者:
んま、そ、そうなんです。アハハハ(苦笑)
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
でこれは、どっちが得かを知りたいっていう事ですか?
相談者:
そうですね。
今井通子:
これあの、物件(苦笑)・・とかその・・
相談者:
あー
今井通子:
個々違うから(苦笑)
相談者:
あーそうですか。
今井通子:
この資産を、直接今ね?・・
相談者:
はい
今井通子:
ここでっていうのは難しい・・
相談者:
あ
今井通子:
と思うんですが、
相談者:
はい
今井通子:
とりあえずここで見えて来たのは、お母さまの性格と・・
相談者:
はい
今井通子:
それから、ね?、息子さんの方の意思。
相談者:
はい
今井通子:
うん・・とがちょっと違ってますね。
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
うん・・ま、その辺の事のご相談・・と、
相談者:
と・・
今井通子:
うん
相談者:
あのお、今後、子どもに、どういう風に声掛けしたらいいのかという事ですね。
今井通子:
うん・・息子さんとはそうすると今・・かなり・・上手く行かなくなっちゃったの?、あの・・あなたがなんかポンポンポン言っちゃったので。
相談者:
そう、アハハ(苦笑)
今井通子:
フフフ(苦笑)
相談者:
怒ってます、ウッフ(苦笑)
今井通子:
あ、怒ってんのね?
相談者:
怒ってます。
今井通子:
はい・・じゃ息子さんの方は、そう、あの、マイナス思考じゃないわけね?
相談者:
息子は全然、マイナス思考じゃないです。
今井通子:
うん
相談者:
もうあの・・あの子といるとわたしが、明る、明るくっていうか、心が軽くなるような感じなんですけど(笑)。
今井通子:
あーあ、そうなの?
相談者:
はい
今井通子:
うん
相談者:
わたしの方が・・どうしてもネガティブな考えで、こういう事何かあると、すぐ、悪い方へ、悪い方へと・・いっちゃうもので。
今井通子:
えーえ・・そうすると死ぬ気で云々は・・ん、間違っても息子さんが、ん、亡くなるような事は、っていうか、自殺しようとするような事はない?
相談者:
とは、わたしは信じてます。
今井通子:
うん・・じゃあ、その・・ん、まとめて言うと、
相談者:
はい
今井通子:
今日のご質問をもう一度。
相談者:
もう一度、あの・・
今井通子:
あの、1つにまとめて欲しいな。
相談者:
あー、じゃあの、一番心配な・・あのお・・子どもとの接し方ですね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
どうやったら・・あの、どういう言葉を掛けたら・・あの、いいのか?って事が、を、教えていただきたい。
今井通子:
分かりました。
今日は弁護士の大迫恵美子先生がいらっしゃいますので・・伺ってみたいと思います・・
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
先生、よろしくお願い致します。
(回答者に交代)