番組史上最長一人語り。バイト面接の挨拶代わり「大丈夫ですか?」に苛まれる
テレフォン人生相談 2020年3月13日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女48歳バツイチ 夫45歳 子供は中2と小5
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・あのお、はじめまして。
今井通子:
はい
相談者:
あの、どうぞ、よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あ・・えーとですね、あの、新しくう、あのお、アルバイトとかを、始めさせてもらったんですけれども、
あの、そちらのほうで・・やっぱ女、女性の、園、なんです・・けども、
あのお「大丈夫ですかあ?」みたいな感じで、こ・・あの・・あ、面接を受けるときに・・も、あのお、
「大丈夫ですか?」、「大丈夫ですか?」って確認され、れ、ることが多くて、
あのお・・PTAとかそういうところでも、あの、女性の、園だったりするのが・・あの、怖いと言いますか?
あのお・・そういう気持ち、いつも持っていて、いつも、1人、でいるんですけれども・・
あのお・・そういうこれから先・・そういうことでは・・ダメだなと・・思っているので、
何か自分の中で引っかかり、みたいな物があるのかな?って・・そ、その言葉がすごく気になって、最近しまっていて、
大丈夫かなっていうのが・・ありまして、電話させてもらいました。
今井通子:
あのお、最初のその面接のときに?
相談者:
はい
今井通子:
「大丈夫ですか?」っていうのは、何に対して言われた?
相談者:
な、なんかですね、あの、職う、場、「あなたは大丈夫ですか?」みたいな感じで、あの・・職場あ、女性ばっかりなんですけど、
なんか女性ばっかりで問題があったみたいな感じ、の職場で・・
で、子供を持って、で、子供を育てて、行くうち、この・・幼稚園だとか・・その、PTAとか、ママさんとかあ、との触れ合いの中で・・とても怖いというふうに感じるう、ことが多くて・・
上手くなかなか、こ、こう、心をひろ、ひ、開けない自分がいる、いるといいますか・・
あのお、でもこれじゃいけないなあ、と思って、いたんですけど、なんか、あのお・・子供がなかなか、こう、新しい、クラスに、馴染めなかったりとか、
こう、意地悪を、受けて、あの、5年生のときに・・こう、「お母さん・・なんかあ、キツいよ」みたいな、こ、あのお、でもそれは、あのお・・あの、そこの、学校を・・卒業して、ちゃんと、先生方とか相談して、ま、そこは・・クリアできてると思ってるんですけれども、
あのお・・子供の、頃から、あのお・・小学校4年生ぐらいから、あの・・自分でアルバイトとかをしたりして、
でえ・・家があ、貧しかったので、
あのお・・それと、両親が共働き、で、夜までいなかったので、小学校4年生ぐらい、から、お金が、こう、お、置いてあって、それを、あの・・小さい妹と・・一緒に、ス、スーパーみたいなとこに行って買い物をして、
家事を全部う、やらなければいけなか・・ったの、ことがありまして、
でえ・・その、あ、と・・であの、一家、が、その、事業してた、ものが、あのお、潰れまして、
あのお、負債を抱えて、あー、18から、二十歳ぐらいのときに、わたしが、1千万ん、以上の、借金を、あのお、肩代わりすることになりまして、
それで、夜も昼も働いて、で、土日も働いて来たんで、ま、所謂ずっと働いて来たみたいな状況が続いて・・ま・・り、バツイチで離婚してるんですけど、一度目の結婚、えー、今2度目の結婚で、小学校5年生と、ちゅ、中学校2年生の・・子供育ててますけど・・
なんでしょうか?あのお・・子供を育てる・・て行くうちに・・わたしの小学校時代から、幼少時代から、すべて・・違うんじゃないかと、あの・・自分が子供を育、て・・てて、矛盾を感じるっていうか、わたしは・・ちゃんとしてないんじゃないかっていう・・そういう葛藤で・・すごく人が、怖いです。(苦笑)分かんないですけど
今井通子:
はい。あの、まずですね、あなたおいくつ?
相談者:
はい・・48です。
今井通子:
48歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
45です。
今井通子:
45歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人はこれ自営ですか?それとも会社にお勤め?
相談者:
あ・・えっと勤め人です。
今井通子:
お勤めね?
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身は、
相談者:
はい
今井通子:
さっき、ちらっとおっしゃってたんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
ご結婚が2か、あの・・
相談者:
はい
今井通子:
2回目なのね?
相談者:
はい、2回目です。
今井通子:
はい
最初何歳で結婚されたの?
相談者:
あ・・最初は20う・・あ、31です。
今井通子:
最初31で結婚して・・
相談者:
はい
今井通子:
何年?
相談者:
あの、6年・・
今井通子:
はい
相談者:
半付き合ったんですけど、
今井通子:
あ、あ、違う
相談者:
結婚・・
今井通子:
結婚して何年?
相談者:
あ、結婚して1年半で・・
今井通子:
1年半で別れちゃった?
相談者:
はい、はい、1年半も、つ、1年半、3ヶ月ぐらいです、はい
今井通子:
はい
で、その後、何年ぐらい、空いた・・
相談者:
あ、何年も空かなかったです。すぐ・・運命のようにバタバタと・・半年ぐらいで・・
今井通子:
あ、じゃもうすぐに、
相談者:
はあい
今井通子:
今のご主人と?
相談者:
ええ
今井通子:
結婚されたわけね?
相談者:
結婚、はい
今井通子:
そうするとお子さんは、今何だっけ?小学あ、え?
相談者:
あ
今井通子:
中2と・・
相談者:
と、小5です。
今井通子:
小5でしたよね?
相談者:
はい
今井通子:
それで今、お話をずうっと伺ってたんだけれども、
相談者:
はい
今井通子:
まず最初にあなた・・新しくアルバイトを始め、られたのよね?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
で、その、最初の面接のときに・・
相談者:
はい
今井通子:
「『大丈夫ですか?』って何回も」聞か、「いろいろ聞かれた」って・・
相談者:
あ、えっと、&#△%
今井通子:
言われたんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
その「大丈夫ですか?」って何回も聞かれたその、内容は、なんだったの?
「女の園だけど大丈夫ですか?」って、どこでも聞かれてるっていうこと?
相談者:
そうです。それで、
今井通子:
うん
相談者:
わたし、気がついてしまって、なん、とも言えない、大丈夫なのかな?わたしって・・それまであんまり考えてはなかったんですけど。
今井通子:
あ・・はい、そうすると。
相談者:
&#△%、ええ
今井通子:
で、ご両親が負債を抱えました。
相談者:
はい
今井通子:
で二十歳で、1千万でしたっけ?
相談者:
そうです、1千何百万
今井通子:
これは、
相談者:
はい
今井通子:
あなたの名義っていうか、あなたが、負債を抱えたわけ?
相談者:
あ、いえ、両親が負債を抱えたので、
今井通子:
うん
相談者:
わたしが、こう、売れる物は売ったり。
その、消費者金融的なところに・・ん、借りに行ったりとかして、わたしの借金に、してしまったり、半分は。
(大きく息を吸って)で、あとは両親、が・・だから一家離散みたいにみんなバラバラになってしまって。
それで各々、働いて返すみたいな・・形で。
今井通子:
ん?
そうすると・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたがあ、その、借金の、
相談者:
肩代わり
今井通子:
半分を肩代わりしたってこと?
相談者:
そうですね、半分以上は。
今井通子:
はい
相談者:
ずっと生活費とかも、母の生活費とかも面倒看てたので。
あのお、お、父だけ、そのとき、一家離散なったときは、父だけこう、単身、で・・別のところに。
1回離婚してるんです。両親も。
今井通子:
はい
相談者:
今は、仲、直りはし、しましたけど。
して、わたしはただ、働くだけの、人生を・・結婚、ギリギリするまで、
今井通子:
うん
相談者:
やっていて・・
今井通子:
うん、で、ん、要するに今、
相談者:
はい
今井通子:
ここにご相談になりたいのは何?
相談者:
あ、えーと・・今後、どうやって、克服して、行ったらいいのか?
自分が今まで、暮らして来、て・・当たり前だと思ってたことが・・当たり前ではなくて・・でも今後?・・それでまともに子供が育って行くのか?、とか・・どういうふうに自分を持ってったらいいのか?・・ま・・
今井通子:
今、そ、その辺は悩んでらっしゃいますが、
相談者:
はい
今井通子:
ちょっとポイントを決めるとお・・
相談者:
(鼻をすする)はい
今井通子:
えー先ほどね?、えー、
相談者:
はい
今井通子:
ま、お話、で頑張ってたのはよく分かるんですが、
相談者:
はい
今井通子:
あの、特に女性が怖くて、
相談者:
はい
今井通子:
一緒にはい、いられなくて。
相談者:
そうです。
今井通子:
で、今回、アルバイト先が・・女性の園で、
相談者:
はい
今井通子:
えー、あなたが・・女性の集団の中で・・
相談者:
&#△
今井通子:
やってたりしてる・・す、するのに・・どうやって?
相談者:
はい
今井通子:
付き合って、行ったらいいか?
相談者:
どうしたらいいのかなっていうのが・・嫌われてしまう、ような気がして、います。
今井通子:
要するに、あなたがどうやったら、
相談者:
はい
今井通子:
女性の、集団・・究極よ?
相談者:
はい
今井通子:
究極、女性の集団に、
相談者:
うん
今井通子:
溶け込めるかっていうことですかね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
・・今日はですねえ・・
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で作家で翻訳家の・・
相談者:
はい
今井通子:
三石由起子先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
今井先生、三石先生、最高です。
今日もウルベでなくて本当に良かった❗
相談者さん自信持ってください!親御さんの借金を二十歳前後から夜も昼もずっと働き続けて返されたんだもの❗凄い方です❗
それにしても何があったんだろうか?感情的に泣いていらして。
春愁?
変な女。
女の園と言われるような職場じゃ、速攻で嫌われるね。なんか知らんが優しくしてくれる男上司がいたりして、ますます嫌われそう。
でも、赤の他人相手に、こんだけ要領を得ない相談もとい自分語りをしゃらしゃらと続ける厚顔さがあるんだから、平気だよ。
三石さん、今井さん、思ったより優しかった。まあ、キツく言っても悲劇のヒロインに拍車がかかるだけだし、それ聞いてんのも嫌だしね。
不幸をネタに上手く生きる女、不幸をガソリンに不幸を生き抜く女、不幸も生きるために上手く活用して生きていけるね、と、今週の不幸女の相談2件を聞いてつくづく思った。
残念でした、当て外れな答えでした。
ホント、ウルベじゃなく三石先生でよかった。
今の状況を話してるかと思えば急に生い立ち話し出し、かと思えば今度は子育てになったり・・あー忙しい⁉️
もっと泣かせてほしかったろうが、最強二人はそんなに甘くなかったわけ。
電話切った後、消化不良だったろうね。
はい、お疲れさまでした。
相談なんか二の次で、誰かに自分の半生を聞いてもらいたかった。口から止めどもなく言葉が溢れ出ている様でした。
なんだかよくわからない人でした。
人が怖いなんていうわりには、再婚した時は、前の結婚からすぐに(運命のように再婚した)なんて言うし。自分の身の上を話したり、結局何をいちばん相談したいのかわかりませんでした。とにかくとめどもなく話すので、少し苦痛でした。ですが、三石先生のアドバイスで、元気になったようでした。
句読点のない喋り方って、こういう人のことを言うんだろう。
息継ぎする間がない感じがして、聞いていて呼吸が苦しくなった。
それにしても三石センセーのポジティブ思考は毎度のことながらすごい!
これは他の回答者にはない強烈なキャラだな~。
三石先生の、料理上手い人、下手な人のくだり、すごく説得力がありました。
今井先生や三石先生のような、強い女性、好きです。
情報がパンクしたまま進まざるを得ないような人生を感じる。周囲の人間に恵まれず、精神力が削られて行ったのね。でも就職先が求める人材は(当然だけど)意思疎通がまともな人間。カウンセリングを勧めたいが、時間もお金も余裕がないんだろうな。テレ人で思いのたけをぶつけるぐらいいいんじゃないか。人材を消耗品として扱う社会の残酷さ冷酷さを伺わせる相談と、ここのコメント欄だった。自身も消耗品として扱われる一方で、いざネットに臨むと何故か自分が「消耗品を扱う側」になったような錯覚を覚えて冷笑嘲笑を顔の見えない相手にぶつける。そして憂さを晴らした後に、再び消耗品に戻るかのように仕事に出かける。そんな乾いた社会。
特に後半に同感。
想像力と自省の欠如を感じる。
弱い犬ほどよく吠える。
本当に心が弱いのは、どっちだ。
他をおとしめることで、ようやく立っている人間と、
他をおとしめることなく、なんとか自力で立とうとする人間と。
すごく的確な回答だと感じました。
「この相談者が欲しい回答」ではないけど、「この相談者にとって、今一番必要な回答」を的確にしていますね。
その回答を、相談者がきちんと受け止めて、活かせるかどうかはわからないけど…
彼女が自分で話しているように、本当に子供のころから修羅場をくぐってきたような方だったら、きっとお二人のお言葉を理解できると思います。