テレフォン人生相談　2020年6月25日　木曜日

パーソナリティ： 　柴田理恵
回答者：　坂井眞（弁護士）

相談者：　男６９歳　妻６４歳　長男４０歳バツイチ　長女３６歳　次女３３歳は家庭持ち

柴田理恵：
もしもし？テレフォン人生相談です。
こんにちは

相談者：
あ、こんにちは

柴田理恵：
え、今日はどんなご相談ですか？

相談者：
息子の、おー・・

柴田理恵：
はい

相談者：
ことで・・

柴田理恵：
はい

相談者：
相談したいと思います。

柴田理恵：
はい。あなたは、おいくつですか？

相談者：
え、わたしは６９歳です。

柴田理恵：
６９歳、あの、ご結婚、奥さまはいらっしゃいますか？

相談者：
はい、います。

柴田理恵：
何歳ですか？

相談者：
６４歳です。

柴田理恵：
６４歳、で、息子さんは何歳ですか？

相談者：
４０歳です。

柴田理恵：
４０歳、はい
ほかにお子さんは何人かいらっしゃるんでしょうか？

相談者：
あと２人、娘が２人ですね。

柴田理恵：
娘さんが２人。

相談者：
はい

柴田理恵：
その、方はおいくつでしょうか？

相談者：
３０う・・６と３３・・

柴田理恵：
あ

相談者：
ですかね？

柴田理恵：
はい
２人とも女性の方で、じゃもう結婚なさってるんですかね？

相談者：
そうですね、みんな・・結婚して、出てますけど。

柴田理恵：
あ、はい、分かりました。
えーと、じゃ、息子さん・・一体どうなさったんでしょうか？

相談者：
えーと、先月う、会社を、解雇されえ、たという・・

柴田理恵：
はい

相談者：
ことで、

柴田理恵：
はい

相談者：
のが、あ、理由がそのお、会社のお金を着服してる・・たということが、発覚して、

柴田理恵：
はい

相談者：
えー、解雇されたということで・・

柴田理恵：
はい

相談者：
連絡が来て、

柴田理恵：
はい

相談者：
それでえ・・会社のほうが、

柴田理恵：
うん

相談者：
あー、警察のほうに、届けを出すと、なってるということで・・

柴田理恵：
はい

相談者：
連絡が来たもんですから、

柴田理恵：
うん

相談者：
う、まあ、どういうふに・・対応したらいいかなと、思いまして・・

柴田理恵：
ふうーん・・あの・・使い込みっていうのは・・いくらぐらい・・使っちゃったんですか？

相談者：
えーっと、大体１５０万ぐらい・・

柴田理恵：
はあ・・

相談者：
というような、ことを言、ってました。

柴田理恵：
あの、原因はなんだかお分かりになるんですか？

相談者：
ま、あのお・・離婚してまして、

柴田理恵：
はい

相談者：
養育費とかを、その・・払ったり、

柴田理恵：
はい

相談者：
えー、で、ええ、ええ、その離婚したときに、ま、家から出て、

柴田理恵：
うん

相談者：
えー、友達の、アパートに・・

柴田理恵：
はい

相談者：
ま、とりあえず、お世話にな・・ってた・・んですけど、

柴田理恵：
はい、はい、はい

相談者：
どうもそのまま、いたみたいで、

柴田理恵：
はい

相談者：
せ、生活う、費と・・まあ、そういう・・

柴田理恵：
ん

相談者：
ん、ことで・・「つい、着服した」・・

柴田理恵：
あー

相談者：
というふ、ことを、ま、言ってるんですけど。

柴田理恵：
でもあのお、会社にお勤めなんですよね？

相談者：
そうです。そ、そ・・

柴田理恵：
うん

相談者：
もちろんその会社に・・先月まで・・は、勤めていたということです。

柴田理恵：
はーん、じゃ、ま・・お給料も・・あって・・給料も・・

相談者：
そうですね。

柴田理恵：
あ、あるのに、その、プラスアルファそんなにお金が必要だったってことなんですね？

相談者：
そうですね。

柴田理恵：
ふうん・・んで、で、そのお金、ひゃ、使い込んだお金はどうなさったんですか？

相談者：
んもう、な、あー、げ、お金はないということで、

柴田理恵：
はい

相談者：
えー、「今、手持ちに２万円しかない」という、ようなその、ことだったもんですから、

柴田理恵：
はい

相談者：
ま、事情をよく聞いて、

柴田理恵：
はい

相談者：
あ、対応策を考えなきゃいかんなと思ったもんですから、

柴田理恵：
はい

相談者：
ちょうど、ま、相談して、アハハ（苦笑）

柴田理恵：
はあ

相談者：
というような・・

柴田理恵：
じゃこれから、帰ってらっしゃるんですね？お宅のほうに。

相談者：
そうですね、今日夕方には帰って来ると思います。

柴田理恵：
あー、そうですか。
ふうん、じゃ、まだ、その、なんていうか、警察のほうに・・通報されたり・・

相談者：
うん

柴田理恵：
これからもする・・

相談者：
きょ、「今日通報するという話を」なんか・・

柴田理恵：
あー

相談者：
「会社の人から聞いた」と言って・・言ってました本人が。

柴田理恵：
あー、なるほ、えー、そうすっと、罪になったりしますよね？

相談者：
ん、そうですね。着服ですから。

柴田理恵：
ふうーん・・その・・お金を返せば・・会社・・

相談者：
（咳）

柴田理恵：
が、警察に言わないとかそういうことも・・できるんですか？

相談者：
それが、よく分からないん・・ですけど、

柴田理恵：
うん

相談者：
本人の話では、もう、その、見せしめというか、会社のほうは・・か、お金の回収よりも、そちらのほうを・・罪を・・

柴田理恵：
うん

相談者：
ちゃんと、お、してもらいたいというので、

柴田理恵：
うーん

相談者：
してるんじゃないかということ・・え、ま、よく分からないんですけど・・

柴田理恵：
はあ、なるほど。

相談者：
はい

柴田理恵：
お金・・返してもらったって、ちゃん・・あの、警察には言うっていうことですね？

相談者：
ま、そういう感じ・・

柴田理恵：
そういうことになってるわけですね？

相談者：
ですね。
返さな、くていいというわけでもないと思うんですよね（含み笑い）。

柴田理恵：
はい、はい、はい

相談者：
当然。

柴田理恵：
はい
やっぱり、返すべきだと、思うんですけれども。

相談者：
ええ

柴田理恵：
そしたらお父さん・・んは、出してあげられる・・状況なんですか？

相談者：
いや、それがちょっと、こちらのほうも年金生活なもんですから。

柴田理恵：
はあー

相談者：
今・・んとこ、いっぱい、いっぱいで（苦笑）。

柴田理恵：
なるほどお

相談者：
（苦笑）

柴田理恵：
そうかあ・・じゃ、そっちの返済のこともあるし、
そのこの先の、っていう、こともあるってことですか？

相談者：
そうですね、はい、はい

柴田理恵：
はあー

相談者：
だから、弁護士費用とかいろんな物が、諸々、発生して来る、来たり、するもんですから・・

柴田理恵：
あー、そうですね。

相談者：
はい

柴田理恵：
うん、うん・・ご自分の息子さんが・・犯罪というか、あの、そういうことになって、えっとこれから、ま、警察に関わったり、それから裁判になったりした際に、

相談者：
そうです。

柴田理恵：
どのように・・しよう・・

相談者：
対応、対処したらいいか？、はい

柴田理恵：
ん、対処したらいいか？っていうご相談でよろしいですか？

相談者：
はい、はい

柴田理恵：
あの・・

相談者：
そうですね。

柴田理恵：
費、費用の面とか含めてってことですね？

相談者：
そ、そうですね。含めてまあ、いろいろ・・

柴田理恵：
ふうん

相談者：
あれば・・分かれば教えていただいて、ま、どこに、行ったらいいで・・いいとかね？

柴田理恵：
あ、はあはあ

相談者：
えー、いう、ふうな、ことがあれば・・

柴田理恵：
はい
息子さんは、ケロっとしてるんですか？

相談者：
いやいや、「外へ出るのも怖い」とか言って（苦笑）・・

柴田理恵：
あーそうです・・

相談者：
ええ

柴田理恵：
なんーんで、そんなとこ手つけちゃったんでしょうね？

相談者：
ん、だから・・サラ金とかでえ、少し前から、借りる癖があって、

柴田理恵：
うーん

相談者：
えー、それの支払い等も・・嵩（かさ）んでたんか？・・という、気もします。

柴田理恵：
ふうーん、ちなみに、離婚原因はなんだか聞いてもいいですか？

相談者：
だから、その・・お金のことですね。

柴田理恵：
はあーあ、んー・・

相談者：
サラ金の。

柴田理恵：
最初から割とサラ金とかそういうので、

相談者：
ええ

柴田理恵：
お金を・・使ってしまうっていうことから・・

相談者：
ええ、だからその、サラ金に払うためにまた・・

柴田理恵：
借りて。

相談者：
借りるって、いう感じで・・

柴田理恵：
あー・・
じゃそういうことが原因で、離婚にもなって、
また、その離婚し・・してからも・・

相談者：
したあと・・

柴田理恵：
また・・

相談者：
その病気が出たという。

柴田理恵：
うーん、なるほどねえ・・そこをまずきちんと、す、させないとこの先あれですね。
じゃ、回答者の先生に聞いてみましょうか。

相談者：
はい、はい

柴田理恵：
はい。え、今日の先生は弁護士の、坂井眞先生です。

相談者：
はい

柴田理恵：
先生お願いします。

（回答者に交代）