兄に任せて20年。母に対する扱いが不満で自分が介護したい
テレフォン人生相談
2015年4月14日 火曜日
パーソナリティ: 勝野洋
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男51歳 妻46歳 長男19歳(別居) 長女16歳 次女11歳
勝野洋:
今日は、どんなご相談ですか?
相談者:
はい。
一言で先に言ってしまうと、子どもの権利というか、母・・の、介護をしたい・・と思ってまして、それをする方法・・今、悩んでおります。
勝野洋:
子どもの権利・・
えっと、あなたおいくつですか?
相談者:
わたし、51歳です。
勝野洋:
家族構成を教えてください。
相談者:
はい、妻と、長男。
勝野洋:
奥さんはおいくつですか?
相談者:
46です。
勝野洋:
で、お子さんが?
相談者:
えー、長男が、19歳で、離れて暮らしております。
あと、長女が16歳、次女が11歳です。
勝野洋:
はい。
相談者:
◆△%&
勝野洋:
3人ですね。
あなたは、会社員ですか?
相談者:
あの、自営です。
勝野洋:
自営ですね。
それで?
お子さんの権利という・・
勝野洋:
えっとお、わたし、あのお、20年・・前にですね、
勝野洋:
はい。
勝野洋:
養子をして、こちらの方の地域に、来たんですけれども、
今日の相談は、
勝野洋:
はい。
相談者:
わたしの産みの母・・もとの家の、母の、事です。
勝野洋:
はい。
その産みの母って言うけど、おいくつですか?
相談者:
80歳です。
勝野洋:
はい。
相談者:
昨年の、春、父が死亡しまして、あのお、それまでえ、3年ほどお、母が、あのお、介護をして、来たんですがあ、父が亡くした後、秋に、母が、脳内出血で倒れましてえ、
勝野洋:
はい。
相談者:
手術・・もせずに、あのお、落ち着いてですね、
勝野洋:
はい。
相談者:
その後のリハビリも、すこぶる、調子良くて、今か、今かと待っている状態でした。
勝野洋:
はい。
相談者:
でー、兄の方が、面倒看ていたんですがあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
あ、わたしと兄と、2人兄弟です。
勝野洋:
お兄さん、おいくつですか?
相談者:
兄は55歳です。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、わたしがあ、一人、あのお、まあ、養子したことで離れて暮らしていますのでえ、まあ、母の面倒も、父の面倒も、まあ、兄が、中心でやってきたんですがあ、
勝野洋:
はい
相談者:
ま、もう少しで退院できると思っていましたし、公共の補助金を使って、あのお、自宅の方にですね、手すりを設けたりとかっていうこともしているよ、っていう話も聞いていたものですからあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
安心していたんですがあ、母から、えー、病院の公衆電話からですね、わたしの携帯に電話掛かってきてえ、
勝野洋:
はい。
相談者:
ま、あのお、ずっと、始終、泣いていたんですが、
勝野洋:
はい
相談者:
あのお、母の・・言い分ですと、何か、山の上の・・辺ぴな所の施設に、入れられたくないと。
勝野洋:
はい
相談者:
えー、なんとかしてくれと、いうふうに、わたしに泣きついて、来ました。
勝野洋:
はい
相談者:
母をなだめながら、色々聞いたところ、何かそのお・・老人ホームのような施設に、兄が、あの、連れて行こうとしていると。
でもわたしは、暮らし慣れた、あの、家に帰りたいんだと、言っていましたのでえ、
勝野洋:
はい
相談者:
まあ、今まで、あまり、兄に我がままを言っている姿を見てなかったのでえ、
勝野洋:
はい
相談者:
ここは一つ、わがままを、言っていいよと。
言って、あのお・・なだめたんですが、
勝野洋:
はい。
相談者:
ちょっと、わたし、兄と、2年ほど疎遠になっておりましてえ、
勝野洋:
はい。
相談者:
最終的には、まあ、わたしにも、それから、母の友だちたちにも、何の連絡もなく、ある日突然、病院から居なくなってしまいましてえ。
で、何処に行ったかも分らなかったんですね。
勝野洋:
はい
相談者:
その日から数えて10日・・くらいのところでですね、
勝野洋:
はい
相談者:
兄から突然、母危篤の、あのお、メールが来まして、
勝野洋:
はい。
相談者:
でえ、ま、病院へ駆けつけたんですけども、
勝野洋:
はい
相談者:
ま、二度目の脳内出血が、前以上にひどい状態で出まして、
勝野洋:
はい
相談者:
ま、手術もしまして、一応、意識は戻ったんですが、会話は出来ず、
勝野洋:
はい
相談者:
半身不随の状態で、まあ、あまり、反応も良くないです。
勝野洋:
はい
相談者:
でえ、今は、その手術していただいた病院から、また治療の方の病院に移ったんですが、
勝野洋:
はい
相談者:
そこがあ、あまり、こう、リハビリもやってくれませんし、
勝野洋:
はい
相談者:
治療らしい治療もやってくれてるように、見えないんですね。
勝野洋:
はい
相談者:
でえ、そこの看護士さんとか、看護婦さんもよくやってくださるんですけども、
勝野洋:
はい
相談者:
その人たちが、まあ、わたし・・が、まあ、遠方から尋ねて行くとですね、
勝野洋:
はい
相談者:
あの、こんな病院に居たら、この人は、良くならないよ、っていうことを、言ってくださるんですね。
勝野洋:
はい
相談者:
ただまあ、わたし・・今まで、あのお、手術していただいた病院でもそうですし、この病院でも、やはり、ご長男が、側にいらっしゃる長男に、すべては、お話してありますから、ということで、わたしには、病状の説明もしてくれませんし、
勝野洋:
はい
相談者:
ましてや、わたしがあ、ま、こうと思う病院に、動かすということなど、ま、到底できそうにない、ように思っていまして、
勝野洋:
ええ
相談者:
でえ、今日の相談はですね、
勝野洋:
はい
相談者:
あの、わたしにも、兄と同じ、子どもの権利というのがあるはずなので、
勝野洋:
はい
相談者:
それで、まあ、あのお、母を、まあ、わたしの・・側でですね、面倒看る、方法は・・ないであろうかと。
いうことと、ま、それをするのに、成年後見人・・という制度のことも、ある人から、アドバイスを頂いたんですがあ、
勝野洋:
はい
相談者:
その辺のところを、相談していきたいなと思ってます。
勝野洋:
あなたの権利で、お母さんを側に置いてやりたいということですね?
相談者:
そうですね。
あのお、わたし、の、方で、
勝野洋:
はい
相談者:
あのお、母を預かることが出来るのかということと、
勝野洋:
はい
相談者:
兄が主で、今あ、母の、介護というか、面倒看ていますのでえ、
勝野洋:
はい
相談者:
でえ、それをするのに、ま、わたしなりに、社会協議会ですか、ああいうところに相談したりしたら、やっぱり、後見人を立ててえ、
勝野洋:
はい
相談者:
やるべきじゃないかという、アドバイスがあったんですけどお、
勝野洋:
はい
相談者:
ま、それをやれば、まあ、兄とは、もう、金輪際・・という形になってしまうのか、その辺のところがですねえ、
勝野洋:
ええ
相談者:
わたしは全然その、後見制度のことも、よく分からないですし、
勝野洋:
はい
相談者:
あ、もう一点、費用的なものもですね、
勝野洋:
はい
相談者:
そのお、兄とわたしとで、賄いきれない場合には、そのお、母の、財産を、処分するような形を、そのお、後見人の方に相談できるんだとは思うんですが、そ、その辺のところがわたしも制度が分からないので、相談したいという・・
勝野洋:
お母さんの財産っていうのは・・
相談者:
ま、父、父が亡くなって、◆△%だのでえ、
勝野洋:
はい
相談者:
あのお、母が、家屋敷を相続したと思うんですが、
勝野洋:
はい
相談者:
それもまだ、明確には、わたし、あの、確認しておりません。
勝野洋:
それはお兄さんが、ご存知なんですね?、そういうのは。
相談者:
ま、兄が主になってやったと思います。
勝野洋:
そのことも・・財産のこと・・結構あるんですか?
相談者:
まあ、あのお、ま、比較的、一等地と言われる所の土地・・建物なのでえ、処分をすれば、結構な財産だと思います。
勝野洋:
土地、建物ですね?
相談者:
はい
勝野洋:
分りました。
(回答者に交代)