敬老の日に贈る。都合よすぎる老いた舅姑が嫌い。農家の嫁という名の召し使い
テレフォン人生相談 2020年9月21日 月曜日
同居する夫の両親と離れていたくて、何かをしてあげることが嫌。
嫁いだその日に結婚に失敗したと思った相談者。
労働力としか考えられていないような38年間、女が耐えられたそのワケを黄金コンビが明らかにする。
嫁いですぐに戦力。
2回のおやつ。
休日なし。
おやつタイムって肉体系に欠かせない午前と午後一回ずつの休憩。
はい、農家。
異論は認めません。
嫁いだその日に後悔。
無言でクワ持たされたとか?
病気になったら、それまで意地悪だった姑が心配して・・
確かにホームドラマにありがち。
相談者 「病気になったら逆に厳しく当たられる私と随分違う」
(泣)
なかなかサービス精神旺盛な相談者。
相談者 「主人の弟さんが来たときにお嫁さんが姑の腕を組んで歩いてあげたりするんですけど、私はなんで親切にしなきゃいけないんだろう?って思って手が出ないんです」
あのね、3日介護とか、3日親切とか誰だってできるの。
アンタだって思ってるクセに。
そんなことで自己嫌悪とか。
今日の相談の動機なんてそんなとこでしょ。
離婚を勧める加藤諦三に、
相談者 「考えてみます」
これは社交辞令。
1ミリも考えない。
だって、これからがアンタの天下。
39年間家業に貢献してきた嫁でも舅姑の相続は夫経由。
離婚してしまえば水の泡。
やっぱり法律おかしい。
妻に家出に農作業の心配をしていた男が今井女史の追求にやっと本音
「とりあえず今年だけは」出て行った妻を労働力としか見ていない兼業農家の男
ここまでいくともはや従業員。
最初はあったお嫁さんのヤル気まで削いでしまう舅。
労働力として当てにするフィリピン人の嫁が許せない男77歳の抑圧してきた不満
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女63歳 夫65歳 長男37歳 次男33歳 義父90歳 義母88歳 義父母と同居4人暮らし
今日の一言: 幸せな人だけが不幸になれる。(タタルケヴィッチ)
(*)タタルケヴィッチ: ポーランドの哲学者 1980没
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
加藤諦三:
お世話さまになります。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
はい、63歳です。
加藤諦三:
63歳。結婚してます?
相談者:
しております。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
65歳です。
加藤諦三:
65歳、お子さんは?
相談者:
2人おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が37歳
加藤諦三:
はい
相談者:
次男が33歳です。
加藤諦三:
はい。で今は・・
相談者:
えーと・・
加藤諦三:
ご主人と2人で暮らしてるの?
相談者:
いえ、主人の・・両親が・・
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
一緒に暮らしております。はい
加藤諦三:
はい。そうすっと4人で暮らしてんですね?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
はい、分かりました、そいでどんな相談ですか?
相談者:
姑のことなんですけれども、
加藤諦三:
あはい
相談者:
結婚した当初からずっと同居は、しているんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
はっきり言ってえ、嫁え・・ということで、かなり、キツく当たられておりまして、
嫁っていうのが働くもので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ずっと姑に仕えるもので、
そういう感じで、ま、38年、9年・・仕えて来たん、ですけれども。
加藤諦三:
これ恋愛結婚?
相談者:
そうです。はい
加藤諦三:
最初は・・どうだったの?
相談者:
嫁いだその日から・・後悔してました(苦笑)。
やっぱり・・
加藤諦三:
と今何歳ですか?
相談者:
義父(ちち)が、90歳
加藤諦三:
はい
相談者:
義母(はは)が88歳です。
加藤諦三:
はい
相談者:
最近、やっぱりちょっと・・弱ってまいりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
例えばあ、主人の、弟・・さんが来たときに、お嫁さん、そのお嫁さんですね・・
加藤諦三:
はい
相談者:
とか、姑が歩こうとすると、あの、こ、腕を組んであげて、こ、寄り添うように、歩いてあげたり・・そういうことを、するんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしできないんですよ。
今まで、こんな目を見て来たのに・・なんでここまで来て・・親切に・・
加藤諦三:
ふうん
相談者:
しなきゃ、いけないんだろうって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと思ってしまって、
加藤諦三:
ふん
相談者:
手がこう、出ないんですよ。
加藤諦三:
ふん。率直に言って、好きではないって、いう言い方・・
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
不適切かもしれないけども・・
相談者:
はっきり言って・・
加藤諦三:
そうね・・
相談者:
好きではないと思います。
加藤諦三:
好きではない。
相談者:
はい
できれば、あの(ため息)、そばへ・・
加藤諦三:
離れて、離れていたい。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
ああー・・結構・・キツい・・40年弱でしたね?
相談者:
そう、ですね。あの・・しかも、食事3、回と・・10時と3時のお茶と・・
加藤諦三:
うん
相談者:
5回は必ず一緒に、食卓を囲む、
加藤諦三:
うん
相談者:
感じで・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
そうするとお、リラックスした雰囲気の中で初めて・・会話が弾むわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど、そういう・・ことはなか、った、んですよね?
相談者:
あ、昔は、そうでもなかったんですけど・・
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
元気にい、働いてえ、さえいれば、機嫌が良くって、
加藤諦三:
うーん
相談者:
結構楽しく、やってたんですけど、
加藤諦三:
あー
相談者:
ちょっと、あの、例えば・・9度とか、熱が出て、
加藤諦三:
はい
相談者:
「休ませていただけませんか?」って言っても・・「そんな休むなんて冗談じゃない」っていう感じで・・言われてたので・・
自分としてはすごい、頑張ってやったと思ってたんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その、あとで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「いつもより能率が悪かった」って言われて、
加藤諦三:
うん
相談者:
もうホント泣きたかったです。
加藤諦三:
ん、泣・・
相談者:
もう、1回・・
加藤諦三:
泣きたいっていうより、も、ちょっ・・
相談者:
もお、死んでやろうかと思って(苦笑)。
加藤諦三:
うん
相談者:
これでもし死んだらどう思うかなあ?って、すごく思いま・・
加藤諦三:
あーそう、そう、そこだ、むし、わたしが死んだらこの人どう思うだろう?っていう。
相談者:
そう
加藤諦三:
だ、その、もう・・
相談者:
今はね、逆に、ちょっと、あの「風邪引いた」っていうとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
「早く休みなさい」・・「もしあなたに倒れられたらこっちが困るんだから」って言われます。
加藤諦三:
ん、ふうーん
それで、今日の相談というのはどういうことですか?
相談者:
ほんっとに・・嫌なんです、いろいろしてやることが(苦笑)。
それを、あの、嫌だと思わない・・で、できる方法はないか?と思いまして。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
すいません。
加藤諦三:
今日はあの、心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
結婚に失敗したと気が付いても、離婚した方が良いと分かっていても、婚家では経済的に恵まれていても、離婚できない人は少なくないと思います。
相談者さんは離婚後の生活は大丈夫なのかしら…。
先ずは「奴隷ではない自分」を思い描いてみたらどうでしょうかね。
1人アパートで仕事をしつつ暮らしている。
頼れるものは自分だけ、誰にも頼られる事なく自由と孤独を満喫している。
どうせ姑舅さんなんて、もうすぐなんだから、待ったほうがいいと思うな~。
旦那さん話しても変わんないよ。
好きなことを見つけたほうがいいと思うなあ。
「嫌だと思わないでできるようになるには?」の回答が、「嫌なら離婚」
相談者は、家族への悪口の共感が欲しかっただけだと思う。男性陣多分二人ともそれは分かっていて、それでも敢えての離婚のすすめか。
ワーワー言いながらも、離婚するほど情が無いわけでもなさそう。人生相談よりは、今は無き「ドキュメント女ののど自慢」的案件。
裕福な農家(多分この地方の農家は特産品などでまあまあ儲けている、又は都市近郊なのでマンションなど家賃収入がある)は大抵嫁次第でその家の行き先(末広がりになるか先細るか)が決まる。
相談者は自分がその主人公に納まりつつあるのを理解していない。
召使い?まあ最初はそうかもしれない。
10年20年過ぎてくると、あそこはいい嫁貰ったね、と周囲の評判も上がってくる。
そのうちあそこの嫁には勝てねえ、となってきて、カカア殿下となる。
周囲の同じような歳の嫁さんそうなってない?
なんでいつまでも召使いと思ってるんだよ。
このパターンの場合、財布握ったやつの天下だよ。
そして、爺さんや婆さんの金も相続対策と言って少しずつ巻き上げるんだよ。
貴女に逆らう人はいなくなる。
訂正:行先→先行き