目を付けられた金づる。尻拭いに頭抱える母親。カモに育てたのは誰ですか?
テレフォン人生相談 2021年1月30日 土曜日
会社で話すなり、話広めてみ。
息子だけじゃないから。
こういうの、若いうちに一度痛い目に遭うのは無駄ではないんだけど30万で手を打てよって感じ。
どころかそこからドライブがかかって最後は消費者金融で100万。
同僚がサイコパスなのは疑いないが、息子も何か病名がつきそう。
NOと言えない心理的作用を加害恐怖という。
加藤諦三 が〆の格言でこう言った回。
「利用されるということと、認められるということは全く違います。」
究極のお人よし。タダで働きながら銀行カードローンで社長に金を貸す男の生い立ち
相談者: 女50歳 夫47歳 長男21歳 次男19歳 4人暮らし
今日の一言: ズルさは弱さに敏感である。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
50歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
47です。
加藤諦三:
47歳、お子さんは?
相談者:
21と19の、2人です。
加藤諦三:
あ、そうですか。で今4人で暮らしてんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
っと、21の息子が・・同僚に、貸したお金が、
加藤諦三:
はい
相談者:
返って来なくてどうしたらいいか・・
加藤諦三:
はい。その同僚に、っていうのは、21歳の、お、お子さんは働いてるわけですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、会社に勤めてるわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
普通のサラリーマン?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。
ほいで貸したお金っていうのはどのぐらいの・・
相談者:
全額で、300万、です。
加藤諦三:
あー、全額で300万・・
ていうことはあの、1回に、20万・・もういっかい別のときに、70万とかそういう感じ?
相談者:
最初5万とか10万とか・・少量の金額で貸してて、
加藤諦三:
て、だんだん大きくなってったわけね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、最後に、だんだん大きくなって・・
相談者:
はい
加藤諦三:
一番最後はいくらになってた?
相談者:
消費者、金融のほうに・・連れてかれて、そこから・・
加藤諦三:
はい
相談者:
自分の、名前で・・借りて、
加藤諦三:
ああ
相談者:
渡したりしてるお金が・・ありまして・・
加藤諦三:
うん、それがどのぐらい?
相談者:
し、それが100万
加藤諦三:
100万ね・・はい
で、あなたに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
こ、こういう、そのお、目に遭ってるんだということを
相談者:
はい
加藤諦三:
言ったのはいつですかあ?
相談者:
貸してから半年ぐらい経ったときい・・
加藤諦三:
うん、ど・・
相談者:
&#、わ・・
加藤諦三:
5万から始まって、100万になったわけですよねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
消費者金融に連れて行かれて、100万、貸した、それの、ときにあなたに話したわけね?
相談者:
・・話し、たっていうか、期限があって、その日までに、お金を、返さないと・・どんどん、どんどん金額が上がってくう、ので、その・・その日までに返さなきゃいけないっていう・・ので焦って来て、その、ときに、なんか様子がおかしいからわたしは・・訊いたんです。そしたら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
やっとこう、話をしてくれて・・
加藤諦三:
あー、なんか様子がおかしいということであなたが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
問い質したときが、こういうことだったわけね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そいでこの、さっき同僚って言いましたけど、同僚との今までの関係っていうのどういう関係だったの?
相談者:
・・仲のいい・・
加藤諦三:
ん、仲のいいね。
相談者:
それに、友達みたいな・・
加藤諦三:
仲のいい友達と・・彼が言ってたの?あなたがそう感じてたの?
相談者:
そうですね、電話とか掛かって来たりして・・
加藤諦三:
うん
相談者:
話をしたりしてる様子見ても、笑ったりしてるから・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あー「仲良いんだね」っていう感じで、見てました。
加藤諦三:
うーん
その同僚、からすれば、21歳の息子さんはいいカモな・・だけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
昔からこの、人にいいように利用されるようなところはあったんですか?
相談者:
いや、そういうことはない、ですけど・・
加藤諦三:
・・だけどお、あるとき突然、消費者金融にまで連れて行かれてね?
相談者:
はい
加藤諦三:
こういうように、ほん、とに、舐めたあ・・いいカモの扱いを・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ある日突然、されるってことは考えにくいんですよね。
相談者:
はあい
加藤諦三:
小さい頃から・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いじめられたり・・お勤めが始まってから・・同僚がやらな、きゃなんない仕事を、勝手に同僚から言われて、
相談者:
はい
加藤諦三:
休日を・・返上して、働いたとか、なあんか、小さい頃から、周囲の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ずるい人間のカモになっていたっていう・・ことが・・ないと、ちょっと・・考えにくいですよね、これは。
相談者:
うーん
加藤諦三:
貸したっていうのは、ただ・・なんか、証拠が残ってるわけじゃなくて・・おま「お前いくら、持って来い」と・・
相談者:
通帳に残ってますね。
加藤諦三:
・・5万円のときから?
相談者:
毎日のように、こ、口座から引き落として・・るようで。
その通帳見ると5万、3万・・
加藤諦三:
で、もう通帳がなくなったということですよね?
相談者:
そうです・・
加藤諦三:
通帳がなくなって、今度は
「じゃあ、消費者金融に、行こう」って言って連れて行かれたっていうことですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
うーん
で、今日のあなたの相談というのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
この300万円を・・
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしたら取り返したら、い、いいかってこと?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
えー、今日はあの、スタジオに弁護士の野島梨恵先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
この坊やちゃん、この先の人生でどれ程お金をむしりとられるのかしら?心配だ
書き起こしを読んで犯人が母親の推理小説みたいで(あぁ、人間…)って思った。
この息子自身も知能に問題があるのでは?