結婚後に豹変した飲む・買う‥聞かされる!? 耐えきった40余年の癒し方
テレフォン人生相談 2021年5月7日 金曜日
大迫恵美子 「夫の悪口を言うために長女はいる」
だそうです。
相談者: 女69歳 一人暮らし 夫82歳は8ヶ月前に他界 子どもは2人(娘がいる)
今日の一言: 打ち明けることの癒しの力。これは免疫力を強化します。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい・・最初に、
相談者:
はい
加藤諦三:
年齢教えてください。
相談者:
69歳です。
加藤諦三:
69歳、結婚してますう?
相談者:
はい、えーと・・
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
主人は72歳です。
加藤諦三:
72歳
相談者:
でも、8ヶ月前に亡くなりましてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
今は1人、で、住んでいます。
加藤諦三:
今はお1人ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
生前、主人のことで、女遊びとお、酒癖の悪いのでちょっと、ずうっと悩まされてまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
9年間、介護したんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで亡くなってからあ、今まで主人に受けて来た自分のお、
加藤諦三:
うん
相談者:
仕打ちっていうんですか?
加藤諦三:
うん
相談者:
そういなものに対して、こう、いろいろとこう、思い出すんですよね。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
それであの、ちょっと辛くて、
加藤諦三:
うん
相談者:
主人に対してえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
苛立ち、ですかね?
言ってもしょうがないんですけども。
加藤諦三:
言ってもしょうがないっていうのは、自分1人で、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう許せないという気持ちになって、るのか?
相談者:
はい
加藤諦三:
それとも、そういう気持ちを・・聞いてくれる人が、ほかにいるわけ?
相談者:
娘、が聞いてくれます。
1週間から10日に一度来て、くれて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっとこう、「まだ苦しいよ」っていうことを話すと、時間も経つからっていうことで、「そろそろ忘れなさい」って言われるんですけども、なか・・
加藤諦三:
忘れられないよねえ
相談者:
なかなか忘れられなくてえ、
加藤諦三:
うーん
相談者:
結婚する、前から、ちょっとあったんですけれども・・
加藤諦三:
結婚は何歳ぐらいのときですか?
相談者:
21ですね。
加藤諦三:
そのぐらいのときからあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
お酒をよく飲んでえ、
相談者:
ええ
そのときは、あの、そんなにあの、わたしの前では、すごく、こう、泥酔するようなことはなかったんですよね。
加藤諦三:
うんふん
相談者:
それは結婚してから、「お付き合いだ」とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんだかんだっていっては、あの、すごいあのお酒を飲むようになってえ、
加藤諦三:
ああ
相談者:
もう、時間もすごく遅く帰るようになって来て、
加藤諦三:
うん
相談者:
だから、結婚してから、ころっと、変わっちゃったっていうか、そういう感じなんですよね。
加藤諦三:
要するにご主人にとっては、
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚というのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
愛の実現ではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
束縛だったんですよね。
相談者:
あーあ・・そう、かもしれません。
加藤諦三:
だから・・けっ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚はあ、不愉快な、話なんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚したっていう自分の立場が、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人は、まったく、理解を、しようとしていなかったんじゃないのかな?
相談者:
そういうところはある、かもしれませんね。
だから外であったことはすべてあのお、家(うち)へ帰って来て話は、するんですよね。
加藤諦三:
あー、なるほどね。
相談者:
はい、「好きな女の子ができた」とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そいで、あの、「上司に叱られた」とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうことをすべて、あのお、話します。
加藤諦三:
むしろ、あのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
ほかの女性を好きになって、こういうことをしたっていうことを、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに、言うことが、嬉しいんだよね、この、男性は。
相談者:
わたしにやきもちを焼かせるためにやってるんじゃない?なんていう方もいらっしゃるんですけどもお、
ずっと・・
加藤諦三:
いやあ、やきもちを焼かすためじゃなくて、
相談者:
ええ
加藤諦三:
むしろお、喜んでもらいたいわけですよ。
相談者:
あーあーあ
加藤諦三:
この女性との関係を。
相談者:
じゃ、主人にとってわたしはなんだったんでしょうかね?
加藤諦三:
2番目の、お母さんですよ。
相談者:
あー、なるほどね。はい
加藤諦三:
ところが・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
結婚してから・・あなたの言葉を、使うと、コロっと変わったっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚したことでえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
束縛になったんですよ。
相談者:
あー、そうですね。自分は好きなことをしても、わたし、には、そういうとこがありますね。
加藤諦三:
だって
相談者:
はい
加藤諦三:
好きなことなんか許せないですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
自分はまだ・・赤ん坊ですから。
相談者:
ああ
加藤諦三:
大人になった幼児ですよ。
相談者:
あーあーあ
加藤諦三:
だから・・あな、たがあ、言えば、苛立つよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
だって自分の自由を束縛するんだもん。
相談者:
そうです、あの、だから、何度も何度も離婚は、お願いしたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
絶対離婚はしないっていうことで、
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
じゃあ、お酒も女も止めてもらいたいって言っても、それも止めれないっていうことで・・
加藤諦三:
あー、そりゃそうです。
相談者:
はい
加藤諦三:
そりゃその通りです。
相談者:
はい
加藤諦三:
離れるのは嫌なんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに依存してるんだから。
相談者:
あ、そういうところはありますね。はい
加藤諦三:
あなたに依存してえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたにいろんな要求があって、
相談者:
はい
加藤諦三:
でその、要求っていうの、幼児の要求ですから、幼児が母親に、要求するような要求をあなたにしてるわけですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
その要求には応じられるはずがないわけですよ。あなた。
相談者:
そうです。はい
加藤諦三:
そうすっと憎しみが湧きますから頭に来ますよ。
相談者:
は・・はい
加藤諦三:
あなたのことは。
相談者:
は、はい
加藤諦三:
だか、外から見ると好き勝手なことをやってどうしようもない、お、男性なんだけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼の心理からすると、あなたは、頭に来る女なんですよ。
相談者:
あーあー・・そ、&#
加藤諦三:
それで21歳から69歳まで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
よく我慢したねえ。
相談者:
ま、わたしもお、強引に出れば、それで良かったんでしょうけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分自身に対してもやっぱし経済的な不安もあったりとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
子ども2人抱えているとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あ、そういうことがあってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
出れなかったんですよね。
でも、あの、聞かなければいいんですけども、とにかく外であったことをすべてわたし、に、喋るんですよね。
加藤諦三:
うん
相談者:
「好きな彼女ができて、上司に叱られたよ」とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
お金で、解決できる、女性もいますよね。
加藤諦三:
うん
相談者:
そんなのもお・・話しますしい、
加藤諦三:
だから、自分のご主人が外で浮気して来てえ・・浮気を、賛美してたら、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたのほうは(苦笑)
相談者:
はい
加藤諦三:
まさに・・9年間介護して、今も苦しいよって、これは相当長く苦しみます。
相談者:
あー、そうですか。
加藤諦三:
・・◆#
相談者:
皆さんは、も「時間が来たら、忘れるよ」なんてことをね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
言われるんですけども。
加藤諦三:
ない。あの、時間が来て忘れません。
相談者:
あ、そうですか。
加藤諦三:
だって、これだけのことをされていて、
相談者:
ええ
加藤諦三:
忘れるほど人間は神様じゃないですから。
相談者:
そうですよね。はい
加藤諦三:
だからあなたの言う言葉・・仕打ち苛立ち苦しいよ、ってそういうことです。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど幸いに、
相談者:
はい
加藤諦三:
この苦しいという気持ちを、あなたのお嬢さんは
相談者:
はい
加藤諦三:
聞いてくれてるってことなんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・お嬢さんに聞いてもらったあと、気持ちが楽になるでしょ?
相談者:
そうですね、気持ちが、あのお、晴れ晴れとしますね。
加藤諦三:
ですからあ、時間が来たらすぐには直りません。
相談者:
あーあ
加藤諦三:
記憶に焼きついた、憎しみですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
でも・・娘さんが来て、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたがそのたびに・・心の中を打ち明ける。
相談者:
はい
加藤諦三:
本当の気持ちですから、これは。
相談者:
はい
加藤諦三:
本当の気持ちを言える、ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間の健康にとって物凄いことなんですよ。
相談者:
あーあーあ
加藤諦三:
今コロナで、免疫力、免疫力って言ってますけれども、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
免疫力を高めることで・・!絶対忘れちゃいけないのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
心を打ち明ける人がいるか、いないか
相談者:
あーあー
加藤諦三:
心を打ち明ける人がいる人は免疫力の強い人です。
相談者:
あ、そうですか。
加藤諦三:
あなたは、自分でも呆れるほど、悪口言いなさいよ。
相談者:
アハ(苦笑)そうですか。はい・・はい
加藤諦三:
それで、娘がいないときは自分にも言いなさいよ。自分1人で。
相談者:
言ってますけどね。
加藤諦三:
「あんたなんか大っ嫌い」って書いて、
相談者:
はい
加藤諦三:
鏡に、貼っときなさいよ。
相談者:
あ、そうですか(苦笑)。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
毎朝起きて、
相談者:
はい
加藤諦三:
顔を洗うときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
あんたなんか大っ嫌いっていう&#
相談者:
あー
加藤諦三:
で、それ言うんだよ。
相談者:
口に出してね、声に出してね。
加藤諦三:
あ、そうそうそ
相談者:
はい
加藤諦三:
で、そういうことを、しばらく続けないとダメだね。
相談者:
あーあー、そうですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
そいで・・今日のあなたの、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫に対する仕打ち苛立ち、
相談者:
はい
加藤諦三:
苦しいよという、
相談者:
はい
加藤諦三:
8ヶ月も経ったけど忘れられないけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
どうしたらいいですかっていうこと?
相談者:
そういうことですね。もういいわっていうふうな感じになって、許せえ、るう、ようになればいいなとかと思ってるんです。
加藤諦三:
あ、なりますよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
大きな紙に書いて。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで「あなたなんか大っ嫌い」って言って。
相談者:
はい
加藤諦三:
足で踏んづけて。
相談者:
アハハハハハ(苦笑)そうですか。
加藤諦三:
で、燃やして。
相談者:
はい
加藤諦三:
わたしは、あなたを嫌いになる権利があるって。
相談者:
はい
加藤諦三:
なんの、やましさもなく、
相談者:
はい
加藤諦三:
これでもか、これでもかという・・ここまで言うかっていうほど、悪口を、
相談者:
はい
加藤諦三:
言い続けて、
相談者:
はい
加藤諦三:
いつか、忘れられるときが来ます。
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱり先生、も、あんまりやっぱし他人の方には主人の悪口を言わないほうがいいでしょうかね?
加藤諦三:
あ・・人には立派な顔すんですよ?
相談者:
はい
加藤諦三:
そして・・今度、娘と・・
相談者:
はい
加藤諦三:
2人になった、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分1人になったときには、
相談者:
はい
加藤諦三:
コロッと変わった人間になる。
相談者:
はい
加藤諦三:
この2つの使い方。
相談者:
はい
加藤諦三:
これをきちんとできるようになったときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間は、大人になったっていうことなんです。
相談者:
あ、そうですか。はい
加藤諦三:
それで今日はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
離婚のことについては大変詳しくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
いろんな経験を、お持ちのですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の大迫恵美子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
前回に引き続き、写真がナイスです、笑。
どストライクな写真ですねー。
今とは違って離婚のハードルも高く、お辛い日々を送っていらっしゃったのですね。
時折りメラメラと思い出す怒りも分かる気がします。でも、あまり娘さんに聞いて貰うのは。。というかたまには宜しいかと思いますが、毎回ですと聞いててウンザリされてしまうのも心配です。
私も長女です。有難い事に両親健在ですが、相手が居ない隙をついてお互いの悪口を聞かされます。
たまに、病みそうになり実家に行くのが辛くなります。打ち明ける人がいるのはいいと思いますが、楽しみを見つけて笑っているお母さんになれるといいですね。
ご主人の遺品のパジャマやシャツ位はあるでしょうから
それをギッタギタにするのはどうでしょう、
くれぐれも怪我なさらぬよう注意です。
私は長女ですが母の父に対する愚痴を聞く役割は
今後一切断る。もう疲れました。
夫の悪口を言うために長女がいる、はあかんやろ〜。
ライティング・キュアを実践している方いますか?心の内を言葉に書く事で本当に癒しの効果はあるのでしょうか?
孫でもいれば世話などで忙しくてダメ夫思い出すヒマもないかもしれないが孫の話が一度もなかった。
私は一人娘ですが、母の愚痴を聞くのに疲れたので、音信不通にしています。
母の愚痴を聞かされると、ライティングキュアしていますよ。
大迫先生も確か長女じゃなかったですか…?
ご自分も母親からされて、そして長女に同じことをした経験談なのかもですね。
今年77になる母が今まで言った事のない父や親戚の愚痴を言うようになりました。年取ったなあと実感してます。歳をとるとどんどん我慢が効かなくなってくるんですよね。看護師なのでそれはよくよくわかっておりましたが、とうとう来たか。20年遅いよ。と言うのが私の感想です。本当に我慢強いというか。だからガンになったと私は思ってます。(もう27年前です。もうただの既往歴です)
人にはいいところも悪いところもあるんだから。悪いと思ったところを母娘で口に出して、共有して癒しにしてもらい、どうにかとんでもないジジイ(父)より長生きしてほしいと願っています。
とにかく悪口を言っちゃいけないと言うのが母で、全く話して楽しい人ではありませんでした。
私は結婚して、夫と人の悪いところを悪いと言える環境になってとても清々しく感じました。
多分母はとんでもない田舎で親戚しかいないようなところで育っているので世間が狭く、話しが筒抜けだったのではないかと。
昨日母の日のプレゼント持って、会いに行きました。その時私が長男は勉強できないけど次男はできる。って言うと母親がそんなこと言うもんじゃあないと昨日も言ってました。前回の模試の結果なので事実ですが。本人達も現実みて知ってるよ。って言ったら、そうかとちょっと何か気が付いた顔をしてました。
77歳の母が去年からやっと父や親戚の愚痴を言うようになりました。なんでこの人はこれ程までに我慢をするのか?と30年前から思ってました。さすがに年で我慢が効かなくなってきたなぁと。
これからはどんどん言ったらいいと思ってます。
例えば父のバカだなと思う行動を私がバカと言うことさえ、そう言う事は言わない。とたしなめる母が全く理解できなかったです。バカの事ににバカと言って何が悪いの?
母のような我慢の多い人はガンになりやすく、やっぱり母もなってます。早期発見で予後良好だったのでラッキーでしたが。
とんでもないジジィの父より長生きしてもらわないと。話ことが癒しになるならどんどん合いの手入れて話させていこうと思います。
ひとの家の愚痴は読みたくないので相談読んでないので全然違う事書いてたらすみません。
あぁ素晴らしきかな人生模様。
夫婦関係、親子関係って
ほんとに
イヤなもんですねぇ
これからご結婚なさる若いかたgも
私だけはこうはならない
と思いながら大きな人生の渦に巻き込まれながら
生きて行ってくださいネ。
この相談を読んで良かった。
色々と人への怒りを抱えている自分に当てはまる。
本人にぶつけなくても、人に聞いて貰えば癒されるのか。もちろん思い当たるけど、基本的に陰で人の悪口を言うのは良くないと思ってたから、後ろめたさがあったけど…そうか、裏の顔を使い分けてこそ大人なのねえ笑。
加藤先生もこんなこと言うのねえ。
生きるヒントいただきました。
悪口を言うのが好きな人と仲良くなって
言いたいこと影で言って健康になろう!