終活ですり寄る父。妻を辱められた恨み晴らすつもりが足元見られ腰砕け
テレフォン人生相談 2021年6月9日 水曜日
「おー、来たなあ♪」(20年余年前に喧嘩別れ)
(笑)
勝負あり
手切れ金って、払う方がこれで縁を切ってくれって渡すもの。
自分への言い訳にしてもかなりムリがあるのに、ラジオで話すかね。
その後の展開は当たり前。
だってこれから仲良くしようっていう50万円だもん。
もはや父親にとっては頭下げて頼むことじゃなくなった。
親切の先渡しってのかしら。
思考回路がヤクザちっく。
50万円で長男の義務。
家賃代わりに嫁とイッパツ。
相談者: 男54歳バツイチ 一人暮らし 父81歳 母78歳 両親は離婚している 姉57歳
玉置妙憂:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。
相談者:
よろしくお願いしますう。
玉置妙憂:
はい。今日はどのようなご相談でしょうか。
相談者:
はい・・あ、わたし、54歳。25年、音信不通だった・・
玉置妙憂:
はい
相談者:
ち、父親から、
玉置妙憂:
うん
相談者:
5年ぐらい前に、あの、住んでるとこを調べ、し、むこ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
向こうで調べて来て、
玉置妙憂:
はい
相談者:
いきなり訪ねて来たんですよ(含み笑い)。
玉置妙憂:
あー
相談者:
ポストん中に置き手紙が入ってて、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「もう一度、頼ってくれ」って書いてあったんですよ(含み笑い)。
玉置妙憂:
頼ってくれ?
相談者:
はい、◆#
玉置妙憂:
お父さまは、じゃ今、何歳でいらっしゃるのかしら。
相談者:
えーっと今年で80歳、
玉置妙憂:
8じゅ・・
相談者:
あ、81です。
玉置妙憂:
81?
相談者:
はい
玉置妙憂:
お母さまは?
相談者:
78ですか。
玉置妙憂:
78歳
相談者:
はい、はい
玉置妙憂:
お2人は一緒に住んでらっしゃるんですか?
相談者:
いや、離婚してます。
玉置妙憂:
離婚してるんですね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
あなた様のごきょうだいは?
相談者:
3つ上に姉がいます。
玉置妙憂:
あなた様もう、けっ、結婚されてらっしゃるんですか?
相談者:
ま、以前(苦笑)結婚してましたけど・・
玉置妙憂:
以前結婚して?、うん
相談者:
ん、はい
玉置妙憂:
今、暮らしてらっしゃるのは、お1人ということかしら?
相談者:
そうです。独り暮らしです、はい
玉置妙憂:
お母さんとは別、でね?
相談者:
別です。はい
玉置妙憂:
はい、分かりました。お母さんとの・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
かん、ご関係は良好なんですか?
相談者:
いや、(含み笑い)良好じゃないんですよね。
玉置妙憂:
良好じゃないの?
相談者:
父親と母親が、離婚するときも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
かなり父親のほうが、動揺して、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
の、もう、お酒飲むと暴力とか、
玉置妙憂:
あー、そういうね。うん
相談者:
凄い人だったんですよね。
玉置妙憂:
うーん、うん、うん
相談者:
で、結局う、当日も喧嘩が始まって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
んで、親父がまた、おお、お袋に手を出そうとしたから「もう逃げろ」って言ったんですよ。
玉置妙憂:
うん、うん、うん
相談者:
着の身着のまま逃げて行って、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、どうもお、やっぱり、男がいたみたいなんですよ。んで、僕と姉貴も昔からそういうのは知ってたんですよ。
感じの家庭だったんですよ。
玉置妙憂:
あー、どれぐらい前の話ですか?
相談者:
え、えーと、わたしが20う、1のときでしたから・・
玉置妙憂:
ん
相談者:
で、結構そのときにい、ま、精神状態がちょっとおかしくなったんですよね。父親の。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、その頃ちょうど姉の・・結婚して1人目の子を・・
玉置妙憂:
はあ、はあ
相談者:
産んでたんだけども、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
家まで乗り込んで警察沙汰になったり(含み笑い)。
玉置妙憂:
お姉さんの家・・
相談者:
そうなんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
だからもう・・手に負えないなと思ってたら、あの、たまたま同級、親父のなんか田舎の同級生の人と、
玉置妙憂:
うん
相談者:
まあ、くっついて、引っ越したんですよ、急遽。
玉置妙憂:
あーあ、は、は、は
相談者:
うん
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、わたしのほうも、もう、何もない状態で、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「お前はお前でやれ」、ていう感じで、もう・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
放り出されたような感じなんですよ。
玉置妙憂:
うーん、うん、うん
相談者:
ま、わたしのほうもなんとか・・まあ、友達のお・・ところに身を寄せたりして、まあ・・
玉置妙憂:
ふん、ふん
相談者:
修正して行って、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分の生活っていうのを。
で、24歳のときに結婚しようかな?っていう・・
玉置妙憂:
けっ・・
うん
相談者:
人と、出会いまして。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
父親のとこに、
玉置妙憂:
うん。うん
相談者:
まあ、連絡取ったんですよね。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
したら、「しばらく」、じゃあ、「お前ら」、あの、「ここに住め」とかどうのこうのって(含み笑い)簡単に言ってくれて。
玉置妙憂:
あ、誰が?
あの、お父さんが?
相談者:
父親が、はい、はい
玉置妙憂:
あーそうですか。
相談者:
父親のとこに・・ちょっと身を寄せたんですよ。
玉置妙憂:
うん、なるほど。
相談者:
まあ、夕方家帰ったら、
玉置妙憂:
うん
相談者:
そのお、一緒、まあ・・元・・む、よ、嫁に&#△%なるんですけど、
玉置妙憂:
うん、うん・・うん
相談者:
な、泣いて、あの、外で待ってるんですよ。
玉置妙憂:
はあ
相談者:
父親に、あの、昼間、車でどっか連れて行かれて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、「レイプされそうになった」っていうんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、最後・・最後まではされなかったみたいなんですけど・・
玉置妙憂:
うんうーん
相談者:
・・で、僕のほうももう、そんときもう、血が上っちゃって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、「何すんだ!、この野郎!」っていう感じで、まあ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
すごい・・喧嘩になっ・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で・・
玉置妙憂:
ま、それはそうでしょう。
相談者:
そっからもう、一切もう・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
会わな、くなったんですよね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
結婚生活もお・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
うまく行かないで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
10年弱で、一応離婚することになったんですよね。
玉置妙憂:
はい
相談者:
それから、まあ、父親とも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・音信不通になって。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
5年ぐらい前ですか、
玉置妙憂:
はい
相談者:
今から、あの、いきなり訪ねて来たんですよ。
玉置妙憂:
うん、いきなり訪ねて来て、
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、ポストに・・た・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
「俺を、頼ってくれ」みたいな。
相談者:
で、わたしとすれば、まあた来られても困ると思って・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
電話したんですよね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
「久しぶりだからちょっと・・話があるから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「遊びに来い」ぐらいに、言ってて。
玉置妙憂:
うん
相談者:
わたしのほうは・・やっぱり、恨みが、あるんですよ。
元嫁、をいたずらしたっていう。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
だから絶対それを晴らしたいっていう・・思いがやっぱり恨みがあったんでしょうね。
玉置妙憂:
あー
相談者:
やっぱり会いに行ったんですよ。
「おー、来たなあ♪」っていう感じだったんだけど、もう・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
謝罪のあれもなんにもないんですよ、反省も。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、まずそれに呆れたんですよ、わたし。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
元々そういう、まあ・・性格の父親で、なんかちょっと・・小狡いっていうか、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
そういう部分は持ってた人なんで。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
うん
「お前」お、「金はどうなんだ」って言うから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
うん
「金なんか」ない、「ないよ」って言ったら、あのお・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
50万とか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ポンと出してくれたんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ん、すごい、それ貰うのも罪悪感があったんですけど、
玉置妙憂:
うん、うん、うん
相談者:
でも、あれだけのことされて、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
もう・・50万受け取ったんですよ、わたし。
玉置妙憂:
うん、もらったのね。うん
相談者:
手切金でいいだろうっていう感じで。
玉置妙憂:
うん、手切金のつもりね。
相談者:
ええ、その後(のち)もなんか、あの、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
寂しくなって来たんでしょうね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
女の人とも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
もう別れちゃったみたいなんです。
玉置妙憂:
あー、切れちゃったんだね。
相談者:
まあ、僕を頼って、来てるのかな?っていう感じで。
玉置妙憂:
うーん
じゃ、そのあとは、割と頻繁に連絡が来るんですか?
相談者:
来ます。
「俺の」最、あの、なに「最後は」どうた「どうたこうたら」で。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「通帳はここにあるから」とか。
そういうことまでを言って(含み笑い)来るんですよね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
だけどわたしとしたら、もう、見たくないんですよ、正直。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
謝罪も何もない。いまだにないわけですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「あのときは」悪、「本当に悪かった」、ん、て、もし一言言ってくれるんであれば、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
まだ少し、僕としてはちょっと心があれかなと思うん、
玉置妙憂:
うん
相談者:
思うんですけど、
玉置妙憂:
じゃ・・
相談者:
まったくないんですよ。
玉置妙憂:
まったくないの?
お父さんに、そういうお気持ちは、伝えたことあります?
「や、まず謝ってくれ」と、とか。
相談者:
えーとですねえ・・
玉置妙憂:
「あのときのこと」・・
相談者:
その、話は持ち出したことないんですよ。僕自身。
玉置妙憂:
ないの?
んん・・
相談者:
うん
玉置妙憂:
言えない?
相談者:
言えなくはないんだけど、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
これはもう、最後の・・切り札かなと思って・・
玉置妙憂:
ふうーん
相談者:
うーん
玉置妙憂:
最後の切り札っていうのは、それを言うと何が最後になるんだろ?
相談者:
・・親父自身もたぶん諦めがつくんじゃないですか&#△%たぶん
玉置妙憂:
あ、つまり縁を、完璧に切る、ための最後の手段?
相談者:
そう、そう、そうなんです。そうなんですよ。
玉置妙憂:
ふうーん、なるほど、そこを解決して続けて行くっていう・・あの、方向性はもうなくて?
それを突きつけて・・きっぱり、やめる・・
相談者:
そうです。あのお・・
玉置妙憂:
ということしかない?
相談者:
もう・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・できればもう・・な、亡くなったっていう連絡も欲しくもないし、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
お、親父の田舎のほうの、なんかお墓に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
入るような・・ことを、やっぱり、あの、その田舎の、お、お兄さんかなんかと約束してるみたいなんですよ。
玉置妙憂:
は、は、は、はい、はい
相談者:
で、そういうなんか、もう、めんどくさいことを、もう昔からお・・押し付ける親だったんですよね、両方とも。(咳払い)
玉置妙憂:
はい・・うーん
相談者:
で、「最後のそういうのを」、お前に、「お前が長男だから全部やってくれ」っていう感じの・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「お前がやるんだぞ」っていう・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「やってくれ」じゃないですね。
「お前がやるんだぞ」っていう感じで。
玉置妙憂:
こと言われて、
相談者:
平気で言っ・・言うん
玉置妙憂:
結局、じゃあ、
相談者:
(咳払い)
玉置妙憂:
あの、今お父さんが、
相談者:
はい
玉置妙憂:
まあ、じ、ご自分の・・こ・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
これからのことね?、それから、もし亡くなったときのあとのことも、お墓のことを「こうすんだぞ」とか言っている、
相談者:
はい
玉置妙憂:
言われている、のが、
相談者:
はい
玉置妙憂:
もうやりたくない・・
相談者:
そうです、そうです、そうです。
玉置妙憂:
うん
で、やりたくないんだけど、どうしましょう?っていうことですか?
相談者:
たぶん亡くなったっていう連絡は、絶対に来ると思うんですけど。
玉置妙憂:
うん、それはきちゃうと思うけど・・
相談者:
そういうの、無視す、してもいいものか?
玉置妙憂:
あー、なるほど、なるほど。うん、うん、うん
相談者:
無視した場合、結局、法に触れちゃうのか?
玉置妙憂:
うーん、うん、うん
分かりました。
今日ピッタリの先生がね、えー、いらしてくださってますから。
相談者:
はい(苦笑)、ありがとうございます。
玉置妙憂:
はい
えー、弁護士の坂井眞先生です。
相談者:
はい
玉置妙憂:
この辺りのことを、お尋ねしてみましょう。
(回答者に交代)
男性が箇条書きじゃなく自己紹介するのがそこはかとなくキモい感じがしました。
しかも言ってることとやってること全然違う。50万‼️ヤス!
結局お父さんそっくりなんじゃないのかと。
父親に怒りながらも相談者は人がいいんだろうねえ。離れるのは無理そうだわこりゃ。
親の離婚の時も結婚する時も、なんで自分で部屋を借りないんだろう???って思った。頼りないな、って。
姉のいる長男末っ子は頼りない
50万で長男の義務。家賃がわりに嫁とイッパツ。
この様な事スラッと書いてあるのがこのサイトの醍醐味と思います。
いい!すごくいい!大好きです。
同感です!
『親切の先渡し、思考回路がヤクザチック』の部分もシビれました。
頼りないから相談者さんも離婚されちゃったと思われます。
坂井先生も、はっきり欠点を仰って、流石です!!
最近、「毒親を介護することになった男性の苦悩」というネット記事を読んだ。疎遠にしておけば大丈夫じゃないのか?と思ったが、答えは、否。世間体と義務を盾に自治体から詰められて始まる介護地獄が述べられていた。自治体や親族のゴリ押しに負けた毒親持ちの嘆きを取材した「毒親介護(石川結貴著)」は無茶苦茶刺さる本だった。毒親介護に於ける敵。子供を最後まで道具として見做す親、見て見ぬふりする自治体、口は出すが金は出さない親族、そして世間体に流される自分。
本件の相談。興信所代と50万掛けても息子を追いかける相談者父。坂井先生も「言い訳しながら楽な方に流される」と呆れるほど、絶望的に愚鈍の相談者。加えて、動いた50万を自治体も嗅ぎつけるだろう。毒親から逃げるのに必要なのは知恵と度胸。要らないのは甘えと見栄。それを痛感する相談。
相談者は相続放棄なんてしないでしょう。
縁を切りたいと言いつつ、貰えるものはもらいたいし、面倒なことはしたくないだけ。
相談者のキャラが面白くて3回も聴きました。