形見分けで自分を差別する母親との関係に悩む37歳の女

テレフォン人生相談 2015年11月11日 水曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者:  大原敬子(幼児教育研究家)

相談者: 女37歳 母60歳 妹33歳

ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談ですう。

相談者:
もしもしい、よろしくお願いしますう。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。え、今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
母親との、付き合い方についてお聞きしたいと思ってますけれども。

ドリアン助川:
お母さまとの、付き合い?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えっと、あなたはおいくつですか?

相談者:
わたしは37歳です。

ドリアン助川:
37歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さまおいくつでしょう?

相談者:
えー、60歳です。

ドリアン助川:
60歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、今、具体的にはどんなことが問題になってるんでしょうか?

相談者:
父があ、先日他界しましてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
父の、その価値のある、資産を、生前贈与ってえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、母にい、すべてえ、相続う、させたんですけれどもお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
母からあ、その父が亡くなってから、形見分け、という形でえ、親戚の叔父さんとお、母とお、えー、妹お、だけで、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えー、分割しているような、形になってましてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、わたしい、は、ちょっと自分だけが、こう、外されてしまったことに、こう、怒りを感じてるんですけれどもお。

ドリアン助川:
はい、はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、ご兄弟は?

相談者:
えっと、わたしと、妹お、が一人です。

ドリアン助川:
妹さんおいくつですかあ?

相談者:
ええっと、33歳です。

ドリアン助川:
33歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
この生前贈与の、おー、価値あるものというのはあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、どういうものでしょう?

相談者:
母親と父親が住んでいる、自宅とお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あと、車と、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あと、現金ですね。

ドリアン助川:
現金。
預貯金ということですね?

相談者:
そうですね、はい

ドリアン助川:
はい
これを、

相談者:
はい

ドリアン助川:
自分たち子ども、を無視する形で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、お母さまが・・どなたにって今仰ってました?

相談者:
えーと、子どもを無視というよりもお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、父い、がですね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
負の遺産もあったものですからあ、

ドリアン助川:
負の遺産?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい、どういうものですか?

相談者:
えーと、具体的に言うと、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、過疎地のお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
売れない土地とか、山とかですねえ。

ドリアン助川:
は、は、は、は

相談者:
はい
そういうものがありましてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
それでえ、父が亡くなる前にい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
その、資産価値があるものだけ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、母の、口座とかあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
母の名義にすべて、移して、いたんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
それで、わたしい、はそのお、父のその負の遺産の方を、えー、整理するう、にあたってえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
色々、こう、手助けを、したんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、色々手伝ったりい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
調べものをしたりい、こう、親を、役所に連れてったりとかですね。

ドリアン助川:
はい、はい

相談者:
そういうことをしてたんですけれども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、こういう形で、こう、裏切られたというか、(笑)何の報いもないというような形になってしまってえ、

ドリアン助川:
ご自宅とか、

相談者:
はい

ドリアン助川:
車とか、その預貯金が、

相談者:
はい

ドリアン助川:
今、どなたに渡っているという・・

相談者:
はい、えっと、預貯金と自宅は、母親です。

ドリアン助川:
はい、お母さん、はい

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
そして、あの、父親があ、使っていた趣味の道具はあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、叔父さんに行きました。

ドリアン助川:
趣味の道具。

相談者:
はい

ドリアン助川:
これはどういうものですか?

相談者:
これは釣り道具になります。

ドリアン助川:
釣り道具は叔父さんに行った。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
そして、あのお、車は妹に行きました。

ドリアン助川:
車は妹に行ったあ

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ、残りいは、あの、父いの、そのお、資産っていうのは、もう、無いですのでえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、もう、分けるものが無くてえ、

ドリアン助川:
過疎地の土地、山っていうのは、もう売却してしまったわけですか?

相談者:
処分しました、はい

ドリアン助川:
処分された、

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、これはお金に化けたわけですね?

相談者:
親戚に、こう、引き取ってもらったんですね。

ドリアン助川:
は、は、は、は

相談者:
はい

ドリアン助川:
こういうことはすべて法律に則って、正式にやられたわけですか?

相談者:
そうですね、司法書士さんを通じて、

ドリアン助川:
通じて?

相談者:
手続きをしていただきました。

ドリアン助川:
なるほど

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、あなた様には何も来てないと。

相談者:
そうですね、わたしも、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、車あ、が欲しいなあ、って言ったんですけれどお、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それは先に妹があ、あのお、欲しいって言ってるからごめんね、って言われてえ、それで、ごめんね、って言って、それでえ、何のお、形見分けも、無くう、

ドリアン助川:
うん

相談者:
それで同じように、そのお、財産整理を手伝ってくれた叔父さんの方にはあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、母親が金一封とお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、つり道具を、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお、形見分けしましてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
でえ、わたしとしてはまあ、それえ、わだかまりはあるんですがあ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、、ま、それはしょうがない・・とは思うんですがあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
母親がですね、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、父親が亡くなってからあ、わたしの方にこう、色々、手伝って欲しいとか、こう、頼りにするような連絡を、いっぱい、入れてくるんですね。

ドリアン助川:
ええ、ええ

相談者:
で、わたしとしては、一生懸命こう、親の手伝いをしてもお、何のこう、見返りもないと思うとお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
なんか、こう、利用されているような、気持ちになってしまったりい・・
色々感情が、こう気持ちの置き所おが、見つからなくてえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ええ、あの、親とどのように向き合ったらいいか、ということで、

ドリアン助川:
はい

相談者:
お電話さしていただきました。

ドリアン助川:
はい
あの、お父様がお亡くなりになったのは、えー、いつ頃でしょうか?

相談者:
はい、え、2ヶ月ほど前になります。

ドリアン助川:
2ヶ月前

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さまとあなたの関係なんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
この問題が勃発するまではあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
お母さんとあなたの関係は、割と良好だったんでしょうか?

相談者:
良好ではないと思います。

ドリアン助川:
良好ではない。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、子どもの頃から?

相談者:
そうですね・・はい

ドリアン助川:
うん

相談者:
母親が、こう、わたしを嫌っているというよりもお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしの方がすごく母に関してえ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
こう、距離感とかあ、わだかまりを感じていることが多かったです。

ドリアン助川:
例えばどういうことで?

相談者:
はい、妹が生まれるときにい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、母親のお、状態が良くなくてえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それで、わたしい、が、半年ぐらい、あのお、色んな所を転々とお、預けられたような形になったりい、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、親の都合で、こう、幼稚園や保育園や、学校、こう、転向させられるようなことがあってえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、居場所お、がなかなか見つけることが出来なかったんですね。
家に居てもお、妹と、母親と、あの、父親の3人家族にい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしがオマケで付いてるう、みたいな感じでえ、なんとなく、そういう感覚があ、ありましてえ、

ドリアン助川:
それは、子どもの頃から、そんな感じがあった?

相談者:
そうですね

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、母親に、あのお、わたしが、そういう小さいときにい、あの、親の都合で色々お、こう振り回されたような形になってえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
すごく辛かったんだあっていう、話をしたんですけれどお、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、大人になってから言われても困るって言われてえ、

ドリアン助川:
えー、で、それは一対一で話をした?

相談者:
しました。

ドリアン助川:
うん、そしたら、そんなこと言われても困ると。

相談者:
そうですね、

ドリアン助川:
うん

相談者:
それにい、なんか

ドリアン助川:
ええ

相談者:
こう、わたしが、不満を言うとお、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
こう、逆襲してくるのでえ、

ドリアン助川:
ほ、ほう

相談者:
わたしもなんか、こう、母親に本音でしゃべれなくなってしまってえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
あの、連絡を、ほとんど自分から、取らないような、状況なんですけれども、

ドリアン助川:
お母さん許せない、っていう感じなんですね?、今

相談者:
そうですね、はい

ドリアン助川:
はい、分かりました。
今日の先生に相談してみたいと思います。

相談者:
はい

ドリアン助川:
幼児教育研究の大原敬子先生です、よろしくお願いします。

(回答者に交代)

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