はっきり言いなさい『セックスがしたい』。妻が応じないと悩む62歳の男へ
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは。
大原敬子:
よろしくお願いします。
相談者:
こちらこそ、よろしくお願いします。
大原敬子:
あのお・・今日ですねえ、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの今日のご相談は、
相談者:
はい
大原敬子:
今の自分の欲望を、どうしたらいいか?ですよねえ?
相談者:
うん、っていうのは・・
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
あー、あー、はい、そうですね。
大原敬子:
何、あや、あやふやに言ってんの?
だって最初の、あのお、最初のご相談はそういうことでしょ?
相談者:
そうです。
大原敬子:
できるなら、妻との、性が、できればいいんだけれども・・それを、
相談者:
はい
大原敬子:
迷って、わ、電話きたんでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、あなたの中には、もうどうしても、この妻ではなくっても、性を満たせればいいってことが、僕の今いっちばん、当面の目的ですか?
相談者:
(笑)
大原敬子:
じれないで?
相談者:
そう言われると分かり◆#$%(笑)
大原敬子:
え?
相談者:
まあ、ほん、本音を言えば、たぶん、そこはあるでしょう。
大原敬子:
もう、妻じゃなくても誰でもいいってことね?
相談者:
誰でもって言われると困りますけど、はい。
大原敬子:
そう、それはそうですけども。
相談者:
はい
大原敬子:
はい、素直に言ってください。
何ですか?目的は。
相談者:
わ・・
大原敬子:
今日の、相談の目的!
可愛らしくね?
チャーミングに言うのよ?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
どうぞ!
相談者:
はい。
やっぱり、あの、性的関係をも、ほ、持ちたい・・
大原敬子:
性的関係なんてー、あなた、どおしてそういう、性的関係なんて!
じゃ、性的関係だったら誰だっていいじゃない、違うの?
相談者:
ま、そういうことになっちゃいますねえ。
大原敬子:
なにカッコつけるのよ!
相談者:
はい
大原敬子:
僕は、何なの?
相談者:
あー・・ま・・
大原敬子:
頑張って!
相談者:
セックスがしたいってことですね。
大原敬子:
また逃げる。
相談者:
え?
大原敬子:
「したいっていうことですね」って、あなたが言ったから僕はそう言いましたよって、
相談者:
ああ・・
大原敬子:
何で逃げるの、そうやって。
相談者:
ええ、いや、逃げ・・
大原敬子:
自分は、はい、言うの。
あたしをお母さんと思って言いなさい、ちゃんと。
相談者:
はい
大原敬子:
僕は、何?
相談者:
セックスしたい!
大原敬子:
でしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
それを、奥さまに、そういう可愛さでやってましたか?
相談者:
う~ん、言ってないかもしれないですね、そう言われると。
大原敬子:
言ってないですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
ここ、まで私がね?
相談者:
はい
大原敬子:
もう・・え!?大原さんって、男の人、女の人!?っていうぐらいに、私が、崖から飛び降りて、
相談者:
はい
大原敬子:
性の話をしてるのに、「まあ、性的関係は」なんて言ってるんですよ?あなた。
相談者:
うーん
大原敬子:
だったら妻との関係、できるわけないじゃない!
相談者:
うん
大原敬子:
ますます嫌な男になりますよね?
相談者:
ああ・・
大原敬子:
もう、見え見えに、目も、仕草もそれを求めてるのに、
相談者:
(笑)
大原敬子:
そうじゃないをしながら、「いや、僕はああいう娯楽番組は好きではありませんけども、妻とはそこにギャップを感じますので」、馬鹿言うんじゃないのよ、あなた。
逆に、
相談者:
はい
大原敬子:
僕はね、妻がね、あなたね?口を開けてね?
「こんなテレビ見てるの?駄目だね」っての、
「それでもさあ、ママ、僕一生懸命、会社では上司なんだよ?」って。
「ママしかこの姿見せられないんだから」って言ったときに、女性は愛おしくなるんです。
相談者:
うーん
大原敬子:
分かります?
相談者:
うーん
大原敬子:
妻は、
相談者:
はい
大原敬子:
更年期ではないです。
相談者:
うん
大原敬子:
この、教育、なんて、インテリジェンスぶってねえ、
相談者:
うん
大原敬子:
そう言いながら心の中はねえ、目が、欲しそうな顔をした時にはねえ、
相談者:
うん
大原敬子:
女性は、虫唾が走るんですよ。
相談者:
うーん
大原敬子:
立派な言葉いらないんです。
男と女の関係では、
相談者:
はい
大原敬子:
恋愛時期はいいですよ?
相談者:
うん
大原敬子:
こういう関係なった時、立派な言葉いらないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが、あるがままを素直に言うことなんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
分かります?
相談者:
分かりました。
大原敬子:
何が分かったの?
相談者:
やはりい、心の・・
大原敬子:
性的関係なんて言うあなたが。
え?
相談者:
うん。
こ、心の内を、正直に言いなさいと、こういうことですよね?
大原敬子:
例えば?
心の内はどういうこと?
相談者:
ええ、セックスがしたいんだと。
大原敬子:
そこまで分かりましたねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、次の段階です。
相談者:
はい
大原敬子:
それ今言ったら駄目よ?
相談者:
はい、アハハハ(笑)、はい
大原敬子:
なに、この人?
最後にはここまで、おかしくなっちゃうってなりますから。
相談者:
うーん
大原敬子:
それも、あなたは奥様のこと、まあ、あ、まあ、ママとかなん、いろ、やりますよねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
何か呼んでると思います。
相談者:
はい
大原敬子:
お茶碗洗ってます?
相談者:
あ、まい、あのお、洗ってますよ?
大原敬子:
その時に何て洗ってんの?
「洗ってあげようか?」ですか?
相談者:
え?
大原敬子:
「僕今日、洗ってあげる」?
何て言ってんの?
相談者:
いやあ、あの、まあ、お互い仕事を持ってますから、わた、私が早い時は私が作って、洗ってます。
大原敬子:
あのね?
私は、何故幼児教育っていうのをね?
ずっと続けるかっていうと、
相談者:
うん
大原敬子:
子供は、愛し方、愛され方は知ってる子供は幸せですよねえ?
相談者:
うーん
大原敬子:
そういうお子さんっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
大人になっても、愛され方、愛し方、知ってるんです。
相談者:
なるほど。
大原敬子:
あのね、もう、言わなくてもいいのにって、売り込みするんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「僕ね、」
相談者:
ふんふん、ふん
大原敬子:
「今日も洗ってあげたよ?」
相談者:
はい
大原敬子:
「ママが疲れてるから、洗ってあげたからね?」
相談者:
うーん
大原敬子:
「また今日も洗ってあげたよ」って言うの。
っと、ママはね、
相談者:
はい
大原敬子:
「分かったわよ!」って、「寂しいよー!」って言うんですよ、子供って。
相談者:
んんー
大原敬子:
そうするとお、
相談者:
はい
大原敬子:
「愛おしい!」と思うんです。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
女性は、男の子は、子供も、大人も同じなんです。
相談者:
うん
大原敬子:
女性は「可愛い」と思った時は、
相談者:
はい
大原敬子:
80でも可愛いんですよ。
相談者:
うーん
大原敬子:
分かります?
相談者:
はい
大原敬子:
男の人のチャーミングってのは、どっかに、子供っぽさがあるって言うでしょ?
相談者:
うん、そうですね。
大原敬子:
性的関係の時には、あなたしっかり、頭入れておいてね?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
知識、学問、
相談者:
はい
大原敬子:
権力、地位はいらないんです。
相談者:
うん
大原敬子:
「私がいなければ、この人は駄目だわ」って、言うものですよ。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
分かりますかしらね?
相談者:
ええ、それはよく分かりました。
あの、いえ、ほんとよく分かります、それは。
大原敬子:
あのね?
あたし結構、
相談者:
はい
大原敬子:
あの、崖下降りてしゃべってますよね?
相談者:
ええ
大原敬子:
それはあなたが、
相談者:
はい
大原敬子:
知的なものを持っているから、この方は受け入れられると思うから私は、酷いこと言ったんですよ?
相談者:
はい。
あー、ありがとうございます。
大原敬子:
うん。
あなたがいい加減な人間だったら、私は襟を正します。
危ないから。
相談者:
ああ、アッハッハッハッハ(笑)、はい。
大原敬子:
分かりますか?
相談者:
はい、はい。
分かります(笑)
大原敬子:
ね?
人ってのはねえ、相対的なものなんですよ。
相談者:
うん
大原敬子:
だから、「チャーミングで甘えてね」って、「可愛くしてね」ってのは、何っにも考えてらっしゃらない人にそれ言ったら大変ですからね?
相談者:
う~ん
大原敬子:
ね?
分かりますねえ?
相談者:
はい、はい
大原敬子:
だ、知的なあなただからこそ、それを言ったんですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
その言葉の、捉え方も、深く深く捉えて、
相談者:
はい
大原敬子:
何故この人は、こういうことを言ったんだろうか?ってことを考えてほしいんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
非常に知的な部分ありますね?
先生、ねえ?
(再びパーソナリティ)
相談者と同じく聞いてて少し恥ずかしくなりましたが、会社と家庭ではがらっと変えることも必要なんですね。大原先生のアドバイスとても参考になりました。何歳になってもSEXできる様な関係を気付けるといいですね。
10年近くも前の相談に投稿があって、ちょっと驚きましたが、正直に言ったり、長所を見つけることでかえって裏目に出るご時世ではあります。
私はそれで失敗し続けて現在に至っていますが、田舎というか、地方に住んでいると、このようなことが一切通らないこともあるということです。
「現代の社会生活の中でこれ以上生きられないということです、シーベリー・デービッド」という状態かもしれませんが、これも現実で真実です。
ご相談者さん、還暦を超えて、今は70歳代でしょう。介護のことも考える世代になりますが、このご夫婦、末永く幸せに生き続けて欲しいです。