テレフォン人生相談
２０１５年８月２０日　木曜日

パーソナリティ：　加藤諦三
回答者：　大原敬子（幼児教育研究家）

相談者：　女７４歳一人暮らし　８人兄弟の６番目　夫とは８年前に死別　子なし

今日の一言：　美しく歳をとることは外から内へエネルギーを向けることです。

加藤諦三：
それ（夫と死別）以後は、一人だったんですか？

相談者：
そうです。

加藤諦三：
それ以来、一人暮らしね？

相談者：
はい、ずうっと、はい。

加藤諦三：
はい、わかりました。
で、どんな相談ですか？

相談者：
兄弟があ、大勢いてえ、あのお、わたしは子どもがなかったんです。

加藤諦三：
はい

相談者：
そいで、あの兄弟は、８人なんですけど、

加藤諦三：
はい

相談者：
だから、あたし除くと７人ですけど、みんな子どもがいるんですけど、

加藤諦三：
はい

相談者：
あの、小さい頃は、みんな、あの、苦しいんですよねえ。

加藤諦三：
・・

相談者：
生活が。

加藤諦三：
はい、はい

相談者：
だからあ、わたしのところは子どもがないからあ、あのお、兄弟は頼ってくるわけですよね、なんでも。

加藤諦三：
はい、はい

相談者：
あの、頼みやすいし、

加藤諦三：
はい

相談者：
家、来やすいしい、

加藤諦三：
はい

相談者：
とかって感じでえ、

加藤諦三：
はい

相談者：
よく、わたし、兄弟だからやるべきだと思ってやってたんですけれどお、

加藤諦三：
はい、あの、あなた・・その８人兄弟の何番目ですか？、上から。

相談者：
えーと、６番目です。

加藤諦三：
６番目

相談者：
はい
あの、わたし、結局、あのお、この歳になると、どっかアパート借りるとかあ、なんかっていっても保証人とかいるんですよねえ・・

加藤諦三：
はい

相談者：
だからあ、そんなの頼みたくっても、みんな、もう、自分たちのお、あの、連れ合いが亡くなって法事とかっていっても、あたし、調子悪くなったらあ、車でもう、動けなかったんですね。
そしたら、タクシー代あげるからあ、って言うんですよ。
普通だったらあ、大丈夫？、身体大切にして、って言うのが普通なのにい、タクシー代あげるなんて失礼な・・って感じでえ、なんか、お話が全部、そんな感じです。
あのお、借りたのも、あの、借りてないとかあ・・

加藤諦三：
はい、そうすると、さっき、アパートを借りるのに保証人が・・例えば保証人を頼んだことはあるんですか？

相談者：
いえいえ、あの、も、あの、歳だからあ、７４歳になったのでえ、小さな、あの、アパートか、マンション、小さなとこ、買うか、借りるか、しようかなと思ってえ、

加藤諦三：
はい

相談者：
でも、そうすると、あの、聞いてみたらあ、不要（？）とか、言われたんです。

加藤諦三：
そいで、あなた、保証人を頼んだけど、断られた・・

相談者：
いえ、まだ、頼んでないです。

加藤諦三：
はい

相談者：
あの、結局そんな感じでえ、なんか、あのお、通じないんですよ。

加藤諦三：
・・

相談者：
気持ちが。

加藤諦三：
はい、はい

相談者：
わたし、恩に着せるわけじゃないけどお、

加藤諦三：
はい

相談者：
困ってたらあ、兄弟だから・・ね、

加藤諦三：
はい

相談者：
当たり前だと思って、わたしはつきあって・・みんなとつき合ってきたのに、他の兄弟たちは・・兄弟だから当たり前だっていう・・感じなんですよねえ。

加藤諦三：
うん・・
今日のあなたの、相談というのはあ、

相談者：
ええ、どういうふうにつきあっていいのか。

加藤諦三：
あの、要するに、つきあっていいというより、周りの人たちが、あなたの世話をしてくれないということに不満だということですね？

相談者：
あの、ええ、あの、気をね、ちょっとの気でも使って欲しいんですね。
そんな大して、

加藤諦三：
もっと色々気を使って私のことを、

相談者：
ええ

加藤諦三：
世話してもらいたいと。
わたしが今、もう、７４歳で

相談者：
ええ

加藤諦三：
一人暮らしになってるんだからということですね？

相談者：
ええ・・

加藤諦三：
要するに、今あ、兄弟に対してものすごく不満を持ってるわけですよね？

相談者：
そうなんです。

加藤諦三：
そうですね？

相談者：
ええ

加藤諦三：
て、これから、まだ、長い人生、どうして生きていったらいいか？ということですね？

相談者：
そうです。

加藤諦三：
はい、分かりました。
今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、

相談者：
ありがとうございます。

加藤諦三：
伺ってみたいと思います。

（回答者に交代）