（回答者に交代）

マドモアゼル愛：
はい、こんにちはあ。

相談者：
こんにちは、よろしくお願いしますう。

マドモアゼル愛：
えっと、今（笑）最後にドリアン先生が、えー、どっちを取れって言われたら、どうしましょうか？、って、選べないっていうようなね、お答えで・・

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
そうかな、も、とっくに選んでんじゃないかな（笑）って、僕は思って聞いてたんですけども。

相談者：
そうですか。

マドモアゼル愛：
明らかじゃないですか、だって。
あなたは、

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
男を取ったんですよ。

相談者：
えー

マドモアゼル愛：
そこは誤魔化しちゃだめよ。

相談者：
ふー

マドモアゼル愛：
うん、そこをごまかすから、

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
ややこしくなんですよ、話が。

相談者：
ええ

マドモアゼル愛：
もう、十分取ってるじゃない。
例えばよ、いい人だと、分かってもらいたくて会ってくれない、とか。
娘がそんなことで、あ、そう、いい人かもしれない、じゃあ会ってみようって・・・馬鹿じゃないかな、と思っちゃうの。

相談者：
え（笑）

マドモアゼル愛：
こう言っちゃ悪いけれども。

相談者：
そうですか・・

マドモアゼル愛：
それほど、娘の気持ち無視されてるってことが分からない？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
わたし言いますよ、別に女として生きることを否定してんじゃ、なんでもありませんよ。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
でも、娘か？、自分の新しい恋人か？、っていう、ことを？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
もう、あなたは、明らかに、恋人をとってるっていうことは認めてもらいたいのよ。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
その欺瞞を一番知ってんのは、お嬢さんなんですよ。

相談者：
はー、そうですか・・

マドモアゼル愛：
その欺瞞によって傷ついてるんですよ。

相談者：
でも、先生、あたし、娘のことはどうでもいいんなら、ほんとにもう、

マドモアゼル愛：
いや、どうでもいいなんて言ってますよ。
そこの欺瞞を、傷ついてんのが、お嬢さんだっていうことを分かって欲しいんですよ。

相談者：
は・・

マドモアゼル愛：
お嬢さんの立場になったらあ、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
いい人だから、分かって、お願いだから会えば分かるから、なんて言えるわけがないじゃない。

相談者：
え・・

マドモアゼル愛：
どんなに世界一素敵な人だって、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
会いたくないに決まってるじゃない。
そのお嬢さんの気持ちはどこへ、誰が、認めてあげてんの？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
誰が、そうだよね、って言ってあげてんの？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
すべてはそっからじゃない、出発は。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
その同調がなくて、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
いやあ、わたしの選んだ人はいい人だから、だとか・・
なんなの？、ていう話になっちゃう、僕には。

相談者：
あー、そうですか・・

マドモアゼル愛：
それは分かる？

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
自分よがりだよね、やっぱりお母さん考え方が。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
これはお嬢さんの立場で言ってんのよ、僕。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
うん・・

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
そいで、なんとしても分かってもらおう・・
分かってもらいたいのは、お母さんじゃなくって、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
娘の気持ちなんです。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
そっちが最初なんです。

相談者：
はい・・

マドモアゼル愛：
こういう複雑で、デリケートな問題を、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
に、立ち向かおうというときは、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
そいで、だって、だいたい、娘を３時間、遠くの学校に行ったのは、誰なの？、これ。
お嬢さんが言ったの？、本当に。

相談者：
え、本人が、

マドモアゼル愛：
うん

相談者：
希望して、

マドモアゼル愛：
はい、そのときお母さん、喜んだんじゃないの？内心。

相談者：
はー

マドモアゼル愛：
嬉しかったでしょ？

相談者：
・・
そうかもしれません・・

マドモアゼル愛：
ね、そうでしょ？

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
そいで？
自分の家に住まわせたら？、娘の家がなくなる。
だって、自分が決めたんだもん、そうしたんじゃない、だから、一緒にいたいから。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
もう、完全に娘じゃないじゃない。
娘より、旦那さん、今のね、彼の。
それが悪いって言ってんじゃないよ、何度も言うように。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
を、取ってるじゃない。

相談者：
はー

マドモアゼル愛：
そいで？
今度、娘が帰ってきたら？
彼は行く所はなくなる、当たり前じゃん、娘の家なんだもん。
も、完全に、彼の立場じゃない、考え方が。

相談者：
・・

マドモアゼル愛：
お前にはほんとに悪い。
だから、母さんはこうするよ、こうするよ、こうするよ、出来ることはやるよ、それが大人の話じゃないの？

相談者：
はー
そうですね・・
自分としては、その、娘のために籍も入れられない、

マドモアゼル愛：
だから自分が被害者になるの？、今度。

相談者：
いやだっていう、自分が今まで思いで・・

マドモアゼル愛：
いい？
きっとお父さんは、お母さんより苦労したと思ってんだよ、娘は。

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
その後のこういう話なんだよ。

相談者：
はー

マドモアゼル愛：
お母さんは、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
自分のことばっかり考えてきてると思う。

相談者：
はー、そお・・

マドモアゼル愛：
だから、問題は複雑になる。
それはお母さん、し方ないことだと思う。

相談者：
はー

マドモアゼル愛：
はい
ま、大変厳しいね、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
言い方になってしまったけれども、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ほんとに娘と和解したければ、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
それを逆転させたところから、娘の立場から、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
自分の至らなさを解いていかない限り、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
女として生きていくことも、終わってしまうと思いますよ。

相談者：
あー、そうですか・・

マドモアゼル愛：
うん
ちょっとま、厳しいね、言い方だけれども、そこら辺からちょっと娘さんの、気持ちを代弁させていただいて、

相談者：
はい

マドモアゼル愛：
ちょっと、怒っちゃってごめんなさいね。

相談者：
いいえ、とんでもない、はい

マドモアゼル愛：
ドリアン先生に聞いてみたいと思います。

相談者：
あ、はい、ありがとうございます。

（再びパーソナリティ）