娘たちへの不満と孫への現実離れした願い。多過ぎる74歳の女の要求

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
はい

大迫恵美子:
こんにちは。

相談者:
どうもすいません。

大迫恵美子:
いえいえいえ、えっとお孫さんの、うちね?
一番大きいお子さんはおいくつなんですか?

相談者:
高1です。

大迫恵美子:
ああ、そう

相談者:
はい

大迫恵美子:
その次はみんな小学生です。

相談者:
ああ、そうなんですか。

大迫恵美子:
はい

相談者:
この、一番大きいお子さんは、長女の方のお子さんなんですか?

大迫恵美子:
そうです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
長女の、ところの、お子さんは、何人なんですか?

相談者:
2人です。

大迫恵美子:
ああ、そうですか。

相談者:
みんな2人です。

大迫恵美子:
ああ、みんな2人ずつなんですね?

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
はい。
えーとですね、遺言書でね?
どなたかに遺すって、それはまあ、できますよ?勿論ね?

相談者:
はい。
え・・

大迫恵美子:
ただ、それは、どなたでもいいんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
いろいろね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、問題がありまして、

相談者:
はい

大迫恵美子:
1つはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
その遺言書で、他に財産が、沢山おありかどうか分かりませんけど、

相談者:
いや、ないです、ないです。

大迫恵美子:
ああ。
その、家と、土地が、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、ほとんどの財産ってことですかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうするとね、それを、あの、お孫さんがどなたか1人にね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、「あげます」って書いてしまいますよね?

相談者:
いや、1人じゃなくて6人で、みんなが来て、仲良く、使うって・・

大迫恵美子:
うん

相談者:
だからその、やっぱし持ち主が、必要ですか?

大迫恵美子:
ええ、勿論そうですねえ。
6人全員にっていうことも、ありますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
6人全員にっていう、風にしたいですか?

相談者:
いや、長女のとこは、あんまりあたしの面倒看なかったから、2人は、長女には、とても言ったら、凄い喧嘩になると思うんですよね。

大迫恵美子:
あのね?
別の方向から考えてみましょう。

相談者:
はい

大迫恵美子:
6人のお孫さんがね?
あなたが亡くなった後で、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そのあなたのお家に集まってね?
仲良く、遊んだりね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、仲良く何かをすると、いうことはね、ほとんど、難しいと思いますよ。

相談者:
ああ、難しい?

大迫恵美子:
だって大人になっちゃうわけですからね?
お子さん達もね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると、今の、ねえ?お子さん達って将来どういう風な生活になるのか、ちょっとよく分からないですよね?

相談者:
そうですね。

大迫恵美子:
私、はね?
ずいぶん昔に相続が起きた人達の、土地や、何かを、処分しなきゃいけないっていう仕事することがあるんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると、まあ、3代ぐらいに渡るとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
やっぱりお孫さんが、まあ、10人ぐらいいたりするんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
大体1人ぐらいは外国にいたりしますよ?

相談者:
ああ~

大迫恵美子:
今の世の中は、みんなもう、どこに行って住むかなんて、全然分からないですからね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると、その、

相談者:
うん

大迫恵美子:
お孫さん達もみんな違う生活してるのに、年に1回、6人で集まってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、「お祖母ちゃんの家(うち)行こう」なんて、絶対言わないと思います。

相談者:
ああー、駄目、ふか、あの、不可能ですか?

大迫恵美子:
ま、よくしたもんで、昔はね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうことのために、法事っていうものが、頻繁にあってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
その法事だと、みんな一族が集まって、年に1回とか、そういう機会があってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ああ、自分達は、親戚だなっていう、確認し合う機会が、ありましたけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
今その、お家で法事ってあんまりしないでしょ?

相談者:
しないです。

大迫恵美子:
で、まして、その、今あなたがお1人のお家をね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、空けてしまって、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あなた、や、その、あなたのご主人のね?法事を、するのは、お子さん達でしょうけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
古いお家に集まってするのかどうかも分からないですよねえ?

相談者:
いや、もう、お寺さんです。

大迫恵美子:
ですよねえ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうするとわざわざね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そのお孫さんが、「じゃあお祖母ちゃんの家(うち)行ってみようか?」っていうね?

相談者:
ああ、ああ

大迫恵美子:
気持ちになるきっかけがないんじゃないでしょうかねえ?

相談者:
ああ、なるほどお。

大迫恵美子:
うん

相談者:
やっぱりそうですかあ。

大迫恵美子:
ま、お祖母ちゃんとしてはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
可愛いお孫さん6人が、いつまでも仲良くね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そして自分のことを忘れないで、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
いつも自分のことを片隅に置いて、自分が住んでた家(うち)を大事にしてね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
仲良く、いつまでも、いてもらいたいっていう気持ちは分かりますけど、

相談者:
そうなんです、はい。

大迫恵美子:
うーん、でもね、それはね、今、考えてるようなことではできないと思いますよ。

相談者:
ああー

大迫恵美子:
あの、お住まいのところはね?
お嬢さん達のお住まいのところから遠いんですか?

相談者:
近いです。

大迫恵美子:
あ、近いんですか。

相談者:
はい

大迫恵美子:
うーん。
あのね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
さっきの、お尋ねは、まあ孫に、あげて、孫が仲良く使って、くれたらっておっしゃったのはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ちょっとその、娘さん達へのご不満とか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それからまあ、あのお、もっと先の世代に対してね?(微笑)
現実的ではない、ちょっと遠いところの話として、願望をおっしゃってるんであってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
本当は、今、目の前の、3人の、お嬢さんに大事にしてもらいたいってことですよね?

相談者:
そうなんです、はい・・

大迫恵美子:
うーん、どうして大事にしてもらえないんでしょうね?

相談者:
いやー、あたしはそんな、我が儘言ってないんですけどお、

大迫恵美子:
うーん

相談者:
娘達の生活が一杯なんですよね。
だからもう、嫌になってきてるみたいなんですよね。

大迫恵美子:
それはお子さん3人ともそんな、様子なんですか?

相談者:
いや、2人です。

大迫恵美子:
ああー、下のお2人がね?

相談者:
はあい。
多少、まあ娘だと思って、我慢してるんですけど。

大迫恵美子:
まあ、お母さんまだ74歳、若いですからね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
まだ、あの、お嬢さん達も甘えてるんだと思いますよ。

相談者:
あ、そういう部分はあると思います。

大迫恵美子:
ええ、だから、お母さん我慢するんじゃなくて、えー、受けとめてあげるっていう、感じが大事なんじゃないでしょうか?

相談者:
ああー、あたしはそんなね、才能はないんですけどね。

大迫恵美子:
あの、お母さんの方もね、その、そこから目を反らして、じゃあ次は孫だっていう風にね(笑)、

相談者:
はい

大迫恵美子:
遠いところへ逃げちゃうような発想では、なかなかその、娘さんとの間は解決しないですよね。

相談者:
そうですか。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあでも、幸せですよ?
近くにお嬢さんがいてね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
面倒看てくれる、人、は、そんなに多くないですよ?

相談者:
そうですか。

大迫恵美子:
はい

(再びパーソナリティ)


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