難病を発病した交際10年の花嫁。式の招待状の発送を前に迷う母と息子

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
はい、よろしくお願い致します。

坂井眞:
えー、3か月先に、えー、もう、ごけ、ご結婚の予定まで、立ってるっていうことは、

相談者:
はい

坂井眞:
結婚式場とか、もう予約してあるん、

相談者:
そうです。

坂井眞:
ですよね?

相談者:
もう、ゲストの方もリスクはもう・・

坂井眞:
招待状とかはまだ出してない?

相談者:
はい、そうです。
積んであります。

坂井眞:
あ、それでどうしようか?っていうことなんだね?
で、今お聞きしてると、難病って言われたこと、だけで、何ていうのかな、驚いてしまって、

相談者:
はい、アハハ(笑)

坂井眞:
えー、それで、なんか、考えが止まっちゃってる感じを受けるんですね。

相談者:
う~ん・・そうですねえ。

坂井眞:
片っ方では、その、10年ぐらい付き合ってきて、学生時代からですから、ほんとに長いお付き合いだと思うんです。

相談者:
うーん

坂井眞:
で、10年続いたこと自体も、

相談者:
はい

坂井眞:
ほんとにご縁があって、

相談者:
ええ

坂井眞:
しかも2人の関係が上手く出来てきたから。
そういう関係っていうのは、そんなに人生で何度もあるわけじゃないから、

相談者:
そうですねえ。

坂井眞:
それの大切さってのを分かっていて、

相談者:
うーん

坂井眞:
で、何かのタイミングで、じゃあ、結婚しましょうってことになりましたと。
で、それは凄く重みのある話、だと思うんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、もう片っぽで、思いも、寄らなかった難病っていう話が出てきた。

相談者:
うん

坂井眞:
そこで、「どうしよう?」っていうのはよく分かるんですけど、

相談者:
はい

坂井眞:
その時に「どうしよう?」って言うためには、その難病が、どういう、風に進むのか?とか?

相談者:
はい

坂井眞:
あー、その相手の女性の方、の健康がどういう風になっていくのか?

相談者:
うーん

坂井眞:
何年ぐらい経つとどんなことが想像できてっていうことを、ちゃんとお調べにならないと、

相談者:
はい

坂井眞:
ただ、「これは大変だ、難病だ」って言ってるだけでは、なかなか決断できないと思うんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
結論はどっちもあると思うんですけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
まずそういうのをちゃんとお調べになって、

相談者:
はい

坂井眞:
で、それでも、やっぱり結婚、この縁をね、大切にして、逆に言ったら、そういう時だからこそ、結婚して一緒にやってこう、という選択はあるわけだし、

相談者:
はい

坂井眞:
ただ単に、その、マイナス、だけ捉えるっていうのは、正しくないと思うし、その、判断するには、まず、中身を知らなきゃいけないっていうのは1つ思うことです。

相談者:
はい

坂井眞:
それと、勿論そういう、ある意味で、えー、その、マイナス面が1つ出てきたのかもしれないけれども、よく、考えてみていただきたいのは、まあ、あの、お母さんも、結婚何年ですか?

相談者:
エヘヘ(笑)
40年近く・・

坂井眞:
で、40年の間にいろいろありましたでしょ?

相談者:
うん・・うん・・

坂井眞:
言葉としては僕、凄くよく分かるんだけど、息子に普通の結婚生活をさせたい。
苦労しないで、えー、す、生活させたいってお気持ちはよく分かるんだけど、そんなことって、あり得ないと思いません?

相談者:
そうですねえ。

坂井眞:
結婚した後は・・

相談者:
先のことは分からないですう、ウフフ(笑)

坂井眞:
分からないでしょ?
で、人間、病気するかもしれないし、

相談者:
ええ、うん

坂井眞:
経済的な大変さがあるかもしれないし、ま、運が良ければどっちもないかもしれないけど、どうせいろんなことが起きるんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それがたまたま、結婚しようと思った時に、難病って言われちゃったから、悩まれるお気持ちはよく分かるんだけれども、そこだけでたじろぐ、んではなくてね?

相談者:
ん・・

坂井眞:
で、その、難病の中身をよく、お聞きになって、で、始まる前に、結婚生活始まる前に、ご本人がね?「とてもやっていけない」と思われるんだったら、無理して結婚するのは逆に、マイナスですよ、お互いに。

相談者:
はい

坂井眞:
だけれども、「いや、やっぱりこの10年、過ごしてきた、人と一緒に居たい」と思うんだったら、それは、結婚前に、何か、病気になろうが、結婚してから病気になろうが同じことなんでね?
この人と一緒になりたいんだったらすればいい。
単純にマイナスなんだから、じゃ、これ止めといて、次の結婚は完全無欠の相手が出てくるかったら、そんなことはないじゃないですか?

相談者:
そ・・(笑)
はい、そう思います。

坂井眞:
そこんとこをよく考えた方がいいと思うんですね?

相談者:
うん

坂井眞:
それが2つ目かな。
あともう1つは、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、さっきも、質問、されてたと思うんですけども、

相談者:
はい

坂井眞:
息子さんご本人は、

相談者:
はい

坂井眞:
その、相手え、の女性と、どうしたいっていうのは?
どう、思ってるのかお聞きしたいんですよね。
病気のことは、

相談者:
はい

坂井眞:
結婚についてマイナスだなあ、と思ってるかもしれないけど、

相談者:
はい

坂井眞:
その女性と10年付き合ってきて、

相談者:
うん

坂井眞:
どうしたいと思ってるのか?って凄く、大切じゃないですか?

相談者:
はい

坂井眞:
そこんとこはどうなんだろう?

相談者:
私も「どうなの?」って聞いたんですけれども、「今は元気だけれども、この先、10年ないし、その先なった時に、やっていけるか自信もない」みたいなことも言うんですけれどもね?

坂井眞:
「やっぱり俺は無理だよ」、

相談者:
え?

坂井眞:
「僕は無理だよ」って思うんだったら、

相談者:
うん

坂井眞:
それはしちゃ駄目ですよ。

相談者:
そうですねえ。

坂井眞:
始める前からそう思ってんだったらできっこないから。
だけど、「や、大変だろうけど、この人とやっぱり一緒に居たい」って言うんだったら、

相談者:
うーん

坂井眞:
それじゃ、頑張れよっていう話になるんで。

相談者:
うん

坂井眞:
そこをなんか、そんなことを言うのは、あのお、ズルいとかね?そんなことで判断するんじゃなくて、

相談者:
うん

坂井眞:
ほんとにどうしたいのか?っていうことを、よく考えることですね。

相談者:
はい

坂井眞:
それと、あの、まだ分かって時間がないから無理もないと思うんですけれども、

相談者:
うーん

坂井眞:
これは、なん、何ていうのかな、形式的な話とかね、

相談者:
ええ

坂井眞:
なんか、きれいごとで話(はな)しちゃ駄目なことで、

相談者:
そうですね。

坂井眞:
うん、生活していく中で、問題になってくる、

相談者:
はい

坂井眞:
重いことだから、

相談者:
はあい

坂井眞:
あの、お互いのね?特に、ご、ご当人達2人のね、

相談者:
ええ

坂井眞:
お互いの本音をきっちり確認しないといけないと思うんですよ。

相談者:
はあい

坂井眞:
心が決まらないんだったら、

相談者:
はい

坂井眞:
そのお、結婚式の予定が決まってるから、それまでに結論出さなきゃいけないってのは、本末転倒ってやつでね?

相談者:
うん

坂井眞:
で、状況抱えながら共にやっていって、充実した夫婦の生活ができるかもしれないってのは、あるからね。
そこは両方あると思いますよ?

相談者:
うーん・・

坂井眞:
お互い健康で、お金不自由しないから、みんな幸せな夫婦生活ができるか?ったら、そんなことないから。

相談者:
そうですね。

坂井眞:
うん。
で、難病ったって、人によっていろいろ、な、その病状があるし程度もあると思うから、その辺ちゃんと確認をして、結論出していくってことじゃないかと思うんですけどねえ。

相談者:
うん・・
精神的な面だけじゃなく、体も・・ね?
介護っていうかあ、もしそうなった場合とかね?やっていけるか?とかってのもありますよね。

坂井眞:
でも病気や、障害抱えてね?

相談者:
はい

坂井眞:
自立した生活送ってらっしゃる方、世の中に一杯いらっしゃるから、

相談者:
はい

坂井眞:
難病になったんだから、とにかくマイナスだっていう、型にはまった考え方をするのは止めた方がいいと思う。
それと、10年間続けてきた、

相談者:
はい

坂井眞:
付き合いっていうのをね、おも、重さをね?ご本人達の気持ち、よく考えた方がいいと思う。
考えていただいた方が。

相談者:
そうですね・・

坂井眞:
うん。
後悔するかもしれないですよ?

相談者:
はい

坂井眞:
「私の人生の相手はやっぱりあの人だった」って、息子さん、思うかもしれないでしょ?

相談者:
それ言ってます。
「もう結婚はでき、これ、あれしたら出来ないかもしれない」って言ってますし、

坂井眞:
うん

相談者:
うーん

坂井眞:
あの、結婚始める前にたまたまタイミング悪く分かっちゃったけど、じゃあこれ結婚式挙げた1月後に分かってたら・・

相談者:
そうです。

坂井眞:
こういう話じゃないじゃないですか?

相談者:
そうなんです。

坂井眞:
そしたらそれで頑張ってこうと思うわけですよ、普通は。
難病っていうだけで、たじろがないで、本音でちゃんとみなさん考えて、いくのが、

相談者:
うーん

坂井眞:
必要だと思いますね。
情報ちゃんと集めて。

相談者:
そうですね、分かりました、はい。

(再びパーソナリティ)

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