借金抱えて居酒屋を切り盛りする両親を襲った父の脳腫瘍。27の娘に出来ること

テレフォン人生相談 2016年10月24日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女27歳独身一人暮らし 父49歳 母50歳(二人で自営業) 妹24歳は同居している

実家の父が病気のため母と一緒に経営する店を閉めざるを得ない。
仕送りをして助けるべきなのか、自分が実家に帰り店を継ぐべきか。

今日の一言: 正しい状況把握それが第一です。その後でどう対処するかです。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
はい、27歳です。

加藤諦三:
27歳?

相談者:
はい

加藤諦三:
今あ、結婚してる?、独身?、どっちですか?

相談者:
独身・・(雑音)でした。

加藤諦三:
独身?

相談者:
はい

加藤諦三:
と、今、一緒にお父さんお母さんと住んでんの?

相談者:
いえ、べ・・つでえ、す。

加藤諦三:
じゃあ、あのあ、あなた、働きながら、どっか、1人で、アパ―トかなんかに、住ん・・借りて住んでんのね?

相談者:
はい、はいシェアハウスに住んでます。#$%◆です。

加藤諦三:
で兄弟は?

相談者:
妹が1人います。

加藤諦三:
妹が1人?

相談者:
はい

加藤諦三:
で妹は・・は、お父さんとお母さんとまだ一緒にいんの?

相談者:
あ、はいそうですう、実家で暮らしております。

加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな、相談ですか?

相談者:
はい、えーとお、父い、が、病気をしまして、

加藤諦三:
あ、病気で、はい

相談者:
はい、で、それで実家が自営業をやってるもん、なんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのお、お店え、を、やっぱり父が運営していたのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
病気をした事によって、閉めなければならない、という事になって、

加藤諦三:
はい

相談者:
んでえ・・結構その病気に、か、かる、治療費だったりとか、なんだかんだもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
結構な金額が必要だ、という事、が分かりましてえ、

加藤諦三:
で、お父さんは今何歳ですか?

相談者:
今、49ですね。

加藤諦三:
で、病気はかなり、お、重い・・

相談者:
はーい

加藤諦三:
病気・・

相談者:
脳腫瘍、だそうで、はい

加藤諦三:
脳腫瘍ですか・・

相談者:
はい、で、一昨年ぐらいに病気の・・あれが分かってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、当・・時は、なんかもう、「全部、取れた」って言ってたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
腫瘍お、が。
実は、それが、母の嘘だったらしく、

加藤諦三:

相談者:
実はもう、開けた当初から、結構な進行具合で、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ・・実はもう、結構、「あと3年で、普通の生活は多分もう、出来なくなるだろう」って言われてるらしくう、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ・・・そうですね・・

加藤諦三:
お母さんは今何歳?

相談者:
お母さんが今、50ですね。

加藤諦三:
50歳ね。はい

相談者:
はい

加藤諦三:
うーん

相談者:
でえ、お金が必要であるという事もあ、るしい、

加藤諦三:
うん

相談者:
でもお、実家の店も閉めなきゃいけないし、母も働いて、たあ、けど、従業員扱い・・

加藤諦三:
お母さんは、その自営業・・

相談者:
はい

加藤諦三:
を一緒に手伝ってんではないの?

相談者:
あっ、手伝ってたんですけど・・多分、登記上は、従業員っていう形にはしてなくて、

加藤諦三:
はい

相談者:
給与も発生してない、状態だったと思うん、です。

加藤諦三:
はい

相談者:
父と、母だけでやってたお店なので、

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすとあれですね?、お父さんがこうなると、当然、店さっきあなた言ったように閉めなければ、

相談者:
はい、っていうところ・・なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それでえ・・実家に帰ってえ、家族の面倒を見ながらあ、生活するう、方が良いのかあ、こっちに、居て、割りの良いお仕事、しつつう、仕送りをして行くのが良いのか・・どうやって家族・・

加藤諦三:
と今、こっちに居て、

相談者:
はい

加藤諦三:
っていう事はですね、今あ、

相談者:
はい

加藤諦三:
か、会社かなんかで働いてえ、

相談者:
あー

加藤諦三:
るわけですね?

相談者:
なんていうかあ、水商売、なのでえ、あれなんですけれども、

加藤諦三:
はい。そうすっと、かなりお金は、は、今、入ってるわけですか?

相談者:
あ、えっとお、そこまで、でも、ないん、ですが、はい

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、1人で食べてく分には、入ってはいます。

加藤諦三:
そ、1人で食べて行くう、んであって、とてもお・・お母さんを、

相談者:
はい

加藤諦三:
養うとか、

相談者:
はい

加藤諦三:
或いは、お父さんの治療費とか、そういうー・・事も、とても、考えられないという事ね?

相談者:
・・うん、考えられえ、ない、というわけではないんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
父も、母も、

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしに心配かけまいと、実はその、金額で、具体的にどれくらい掛かるだとか、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういった話を、全く、実は、頑なにしてくれないん・・ですね。

加藤諦三:
うーん、で妹さんも・・一緒に住んでいて、もう、働いてんですか?

相談者:
ようやく、昨日一昨日ぐらいから、働き出したようです。

加藤諦三:
うーん、妹さん何歳?

相談者:
妹24歳ですね。

加藤諦三:
24歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、あなたは今その、悩んでいるというのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
実家に戻る・・戻って・・お母さんの、手伝いをして、っていう事なんですかね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
で、このお、自営業の、お店をお、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんと、あなたと、妹で、頑張って、続けるという事はできないわけですね?

相談者:
(息を吸って)まだ話し合ってないので、分からないん、ですがあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
続けるという話は、出るのかな?どうなんでしょう・・

加藤諦三:
うん

相談者:
か、はい

加藤諦三:
うん、あなたの中には、

相談者:
はい

加藤諦三:
こうしたいっていう希望は・・あるんですか?なんか。

相談者:
わたしの中では、今の生活う、を、しながら、

加藤諦三:
うん

相談者:
自分が働く時間を増やしてえ、でえ、ある程度、こう、まとまったお金を、送る・・ようにするのが・・いいな、っていうのは、考えてるんですけど、

加藤諦三:
うーん

相談者:
そうですよね、

加藤諦三:
今そうすと、お母さんの方から、

相談者:
はい

加藤諦三:
こうしてほしいっていう風には、言われてないんですか?

相談者:
そうですね、今まで生きて来て、お母さんから、こういう風に・・して欲しいっていう風には、言われた事が、無くてですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
・・

加藤諦三:
そうすと、大体、わたしはこうしたいというー・・事で、ずっと生きて来たわけですね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
・・あなたの・・悩みっていうのは、何なんですか?、これ、自分が今、どーいう風に対処すべきかっていう事?

相談者:
そうですね、自分がどうやって家族に対して、フォローしてけば良いのかなっていう・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
のが、一番・・

加藤諦三:
ちょっと、

相談者:
はい

加藤諦三:
実態を正しく把握するっていう事が何よりも大切ですよね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
状況の正しい把握がなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
一人でこうしたい、あーしたい、こうすべきだ、あーすべきだって言ったって、も、見当違いな事っていうのはあるわけですよね?

相談者:
はーい、そうですね。

加藤諦三:
で、お母さんの気持ちが今、分かんないわけですもんね?

相談者:
はーい

加藤諦三:
で、妹とあなたの間の話し合いもないわけですね?

相談者:
あ、いえ、そこはあ、逆にい、あの、妹から、「お父さん実は、こう、ホントは・・治ってなかったんだよ」っていう話を・・・聞いて、

加藤諦三:
あーそうですか、

相談者:
いただいて、

加藤諦三:
そうすっと、

相談者:
はい

加藤諦三:
むしろ、妹経由であなたに入ってるわけね?

相談者:
そうなんです。

加藤諦三:
うーん・・で、妹は、どう言ってるんですか?

相談者:
「もしかしたら、家手離すかもしれないけど、うん、姉さんどうする?」みたいな感じで言って来て、ますね。

加藤諦三:
うーん、要するに治療費をお、

相談者:
はい

加藤諦三:
出すためには、自宅を、売却しなきゃあ、

相談者:
はいはい

加藤諦三:
ならないかもしれないっていう事ね?

相談者:
そうですそうです。

加藤諦三:
・・うん。だけど、ど、どうもその事についてもお・・お母さんからの、相談はないわけですよね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
うーん、分かりました。非常に・・正しい状況把握が、

相談者:
はい

加藤諦三:
できない段階ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
おー、今日はスタジオに、

相談者:
はい

加藤諦三:
弁護士の中川潤先生がいらしてるので、

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
恐れ入ります、はい

(回答者に交代)


借金抱えて居酒屋を切り盛りする両親を襲った父の脳腫瘍。27の娘に出来ること」への4件のフィードバック

  1. はじめまして。ラジオ聞き逃した時に見に来ております。
    本当の家族想いはぎこちない、同意いたします。

    お父様のご冥福をお祈りいたします。

  2. 毎日欠かさず拝見しております。
    管理人様の感想がない時は、がっかりしていましたが、最近なかったのはお父様の件があったのですね。

    ご冥福をお祈りします。

    今後も拝見させていただきます。

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