母「出てっていい?」ほんとに出て行った。自分でも理由が分からない不登校

(回答者に交代)

三石由起子:
はい。こんにちは。

相談者:
あ、こんにちは

三石由起子:
あのねえ、わたしい、も、あの高校の時じゃなかったんだけど、中学の時の3年間が物凄く長かった。
毎日毎日い、も、どうやったら、これで大人になれるかなあ?なんて、毎日考えてたんだけど。

相談者:
うん

三石由起子:
ほんっとに辛かったんですけど。
あの、あなたの気持ちよく分かりますよ。
あのね可哀想なのは、中学生っていうのは・・自活できないからね。

相談者:
・・あーはい

三石由起子:
ね、うーん、だから、親あ、どんなにそのお・・あの理解のない、親と、でも、そこにい・・いなければ食べていかれないからね。

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
なんか何度もお、

三石由起子:
うん

相談者:
家出しようとして。

三石由起子:
うん、でもできないんだよね。

相談者:
ま勇気がない。なくて。

三石由起子:
うん、ん、勇気がないしい、まあ、だってえ、経済支えられないからさ。

相談者:
あーはい

三石由起子:
実際食べて行かれないから、だからそれはホントにあの・・気の毒だと思います。

相談者:
んー

三石由起子:
でもね、あの昼間あ、暇にしてるわけだからあ・・わたしね、本を読むことをお薦めする。あなたとってもね、理論立って話をすることもできるしい、あなた頭いいと思うよ。学校の成績は悪いらしいけど(含み笑い)

相談者:
はい。ちょっと勉強しなくて。

三石由起子:
あのお・・うんそう、「勉強しなくて悪い」悪いって言ってるけどもお、あなたの頭はいいと思います。
でね、どうしたらいいかっていうとね、やっぱり本読んだらいい。休んでる時に。
・・そうするとね、時間も早く経つの。
それでどんな本を読むかっていうとね、わたしあの、ホントに具体的に教えてあげるけど。

相談者:
あーはい

三石由起子:
ちゃ、ちゃんと聞きなさいよ。

相談者:
あ、はい、ありがとうございます。

三石由起子:
小学生のお・・

相談者:
あ、はい

三石由起子:
高学年向きの・・偉人伝っていうのがあんですよ。

相談者:
あーはい

三石由起子:
わ、分かるでしょ?

相談者:
あー分かります。

三石由起子:
100冊くらい読むんだよ、100冊くらい。

相談者:
あー

三石由起子:
あのね、一日1冊や2冊読めますから。
・・ま図書館も・・んま、口利かなくても借りて来れるしさ。

相談者:
あーはい

三石由起子:
ただで読めるのもいっぱいあると思う。なんとか、あると思う。

相談者:
あーはい

三石由起子:
そうするとねえ・・一個ずつ溜まって来るから。

相談者:
・・

三石由起子:
知識がね。

相談者:
あーはい

三石由起子:
溜まって来るとね、あの、一つや二つねえ、あの琴線に触れることがあるんですよ。自分の心に、ピーンと響くねえ。

相談者:
あー、はい

三石由起子:
あのこう、心の中にはさあ、こ、バイオリンの弦みたいな弦があってさ。・・こ、誰かがこう、かき鳴らしてくれるのをお・・あの待ってるだけじゃあ、駄目でさ。

相談者:
ああ

三石由起子:
やっぱり目からとか耳からとか・・それは直接ね、人に触れたからといって手に入るものじゃないのよ。

相談者:
あーはい

三石由起子:
それとね、あのお、わたしは素人なんだけどお、あの医者には一回行った方がいいよ。

今井通子:
うん

三石由起子:
ねえ、先生。

相談者:
あ、あの、医者・・っていうか、

三石由起子:
うん・・うん

相談者:
あの医者っていうのはあ・・

三石由起子:
うん

相談者:
あのカウンセリングとか・・

三石由起子:
カウンセリングじゃなくて・・まあ、心療内科。

相談者:
あーはい

三石由起子:
うん。心療内科で、悪いとこないかって診てもらった方がいいと思う。

相談者:
ああ

三石由起子:
で、今までのこと全部言ってね。これね、簡単に治ったりもするから。

今井通子:
うん

相談者:
あーはい

三石由起子:
うん。そしたら勿体無いじゃん。グズグズ悩んでたのが。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
うん、だからまず、その心療内科には早めに行った方がいいと思う。

相談者:
あーはい

三石由起子:
それから・・あの将来を、真っ暗だと思って、勝手に、既定しない方がいいと思う。それからね・・

相談者:
ん、あの・・

三石由起子:
うん

相談者:
あ、まだ一応、

三石由起子:
うん

相談者:
まあちょっと、大学、進学って、

三石由起子:
そうでしょ。

相談者:
はい

三石由起子:
それとね。もう一個だけわたし言いたいことがあって。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
あのさあ・・母親がね・・
「出て行ってもいいの?」ってあなたに聞いた。ね?、であなたは「何にも、言えなくて、黙・・ってた」って言うでしょ?、そ・・

相談者:
あーけど、ま、出て行かれても、

三石由起子:
うん

相談者:
悲しくはなかったです。

三石由起子:
うん。そこなんだけど。ね?、そこなんだけどさ。これってね、国語の問題を解くのとお・・全く同じでね。国語の問題っていうのはあ・・国語の問題を作ってる先生がいるのね。その先生が何を答えて欲しいかっていうことを考えて、答えを、書くんですよ。

相談者:
あー

三石由起子:
これが国語のお、と、正しい解き方なのね。

相談者:
あー

三石由起子:
これ何言ってるかっていうと。国語の試験ってね、優しさの試験なんだよ。

相談者:
・・はい、優しさ。

三石由起子:
うーん。
優しさの試験なの。だからね・・
「出て行ってもいいの?」って、母親に言われた時にさあ、

相談者:
あーはい

三石由起子:
いいか悪いか考えてる時点で間違いね。

相談者:
あーはい

三石由起子:
出て行かれてもきっと悲しくないんじゃないかなあ?ってあなたが考えてる時点で、あなたが、間違いね。

相談者:
あーはい

三石由起子:
「出て行ってもい、いい?」と母親に聞かれたらさ。

相談者:
あーはい

三石由起子:
この母親はあ、何と答えて欲しいのかなって考えないと。

相談者:
・・あーなるほど。

三石由起子:
15の男はそのくらいできないと駄目よ。

相談者:
・・あー

三石由起子:
うーん。せっかくあなたねえ、あの電話を掛けて来てくれたんだから、

相談者:
あーはい

三石由起子:
この電話、無駄にしないようにさ(苦笑)

相談者:
・・あーはい

三石由起子:
アドバイスちゃんと聞いて欲しいと思うわたし。

相談者:
えっとお、

三石由起子:
うん

相談者:
ま、とりあえず、

三石由起子:
うん

相談者:
うーん、心療内科と、

三石由起子:
うーん

相談者:
ま、心療内科に行くう。

三石由起子:
うんまずね。

相談者:
#$%◆

三石由起子:
う、うん

相談者:
うーんと

三石由起子:
うん

相談者:
ま、偉人伝100冊を、ま一日に1、2冊・・

三石由起子:
そうです、そうです、そうです・・うん。そこで変われると思う。

相談者:
で#$%◆、はい

三石由起子:
うん

相談者:
あーはい

(再びパーソナリティ)


「母「出てっていい?」ほんとに出て行った。自分でも理由が分からない不登校」への3件のフィードバック

  1. 15歳で、テレ人に相談って‥びっくりしたけど、三石さんで良かったね。
    辛さがわかってもらえた。
    今、もう二十歳?大学生になったかな?
    お母さんは・・帰ってきたかな?
    その後が気になります。良い方向に変わっていたらいいな。

  2. 「出ていっていい?」という母から子への試し行動を助長するようなアドバイスはちょっと…と感じました。そもそも母親の不安定さが不登校の要因の1つなんでは。

  3. いつも、アップありがとうございます。
    回答が今井先生、三石先生で、良かったです。

    母親が帰ってこないのは、お母さんの感情のおしつけで、相談者さんのせいではない。
    ~したから、~する。
    ~しないから、~する。。(学校行かないから、成績さがったから、、お母さんがでていく)
    は、親の脅しだし、暴力だなあと感じます。
    疲れがとれて、お父さんに相談したり、
    この男の子が、今、元気にすごせていますように。

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