イジメで引きこもった19歳へ「まず朝起きて」何すれば?「自分で決めて」

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちは

大原敬子:
あのお、まず・・よくみなさんね、「精神的に疲れた」って言葉使うんですよ。

相談者:
あ・・

大原敬子:
疲れたの中には何があるかっていうと。
「助けてくれ」ってこと。

相談者:
あーあ

大原敬子:
二つ目は、「みんなが悪いんだよ」って。
「なーんで僕だけが・・こんなに我慢しなくちゃいけないんだ」って。

相談者:
あ・・

大原敬子:
「みんな好きな事やってるよ」って。

相談者:
あー

大原敬子:
そういう怒りが、「疲れた」って言葉になるんです。

相談者:
はあ

大原敬子:
だから、今のあなたが一番求めてるのは、
「助けてくれ」なんですね。

相談者:
・・・はい

大原敬子:
でもう一つ、いじめってね・・相手のやってる意識が分かれば、

相談者:
はい

大原敬子:
いじめとは取らないね、ものもあるんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
問題はあなた、「どんな事言われましたか?」って言われたら、
「容姿の事とか」

相談者:
はい

大原敬子:
「体臭」っておっしゃいましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
何にも基準がないんですよ。

相談者:
・・あー

大原敬子:
「君は臭いよ」って言われたら・・どんなやっても臭いなんですよ。
その、相手をあなたが知らなかったって事です。
その相手は・・家での居場所のない人です。

相談者:
・・あー

大原敬子:
で、家では、凄く、怯えていて、

相談者:
はい

大原敬子:
そして、自分を出せない人が、こういうタイプなんです。

相談者:
・・あー、はい

大原敬子:
だから、形がない事を、責めてる時は、
僕よりも・・人生が地獄だって思った方がいいって事です。

相談者:
・・あーあ

大原敬子:
そしたらいじめっていう怖さはなくなるんです。

相談者:
・・あーあ

大原敬子:
それで相手が分からないと、自分が自分が責めちゃうんですね。

相談者:
・・あーあ

大原敬子:
そうすとね、人間関係が上手く行かないっていう事は・・相手が分からないって事なんですよ。

相談者:
・・あー、はい

大原敬子:
じゃ、なぜ人間関係が上手く行かないかって。

相談者:
はい

大原敬子:
そこで冒頭の疲れに戻るんですけれども、

相談者:
・・はい

大原敬子:
あなた自身の、幼い頃は、無関心で、育てられたんです。

相談者:
・・あー

大原敬子:
例えばですね、関心を持ってくれると、お母さんがあなたの顔見て、
「どうしたの今日顔色?」って言うんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
したら「頭痛くってね」とか「学校でこういう事があった」って喋るんですね。

相談者:
・・はい

大原敬子:
ところが、無関心だから・・あなたが
「うんー、お腹痛ーい」ってもね、感じてないわけですから。

相談者:
ああ

大原敬子:
そうするとホント痛みやなんかは相手が気付いてくれないんですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
どうするかっていうと、みんな分かってくれないって思った時に、怒り出ますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
怒りが出てるんですけども・・関心を持ってくれないところで、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の中に劣等感意識があるんですね。

相談者:
・・あー

大原敬子:
愛されてないという。

相談者:
はい

大原敬子:
すと、我慢しますね?

相談者:
はい

大原敬子:
ほんで良い子になりますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
・・そのうち段々段々、これだけ頑張っていい子でいて、

相談者:
はい

大原敬子:
でも関心を持ってくれない時に、

相談者:
はい

大原敬子:
「疲れた」って。
疲れたって事は、ホントに肉体的に疲れたではなくって・・

相談者:
はい

大原敬子:
怒りの塊だと思った方がいいと思いますよ。

相談者:
はい

大原敬子:
僕は無関心の中で育てられたって事です。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
・・あ、そうですか。

相談者:
そうです。

大原敬子:
それを全部否定的になってるんです。僕は駄目だって。
それが根底にあったんです。

相談者:
・・はい、そうです。

大原敬子:
して、人が怖いんじゃないんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
だけれども、わたしはあなたに言いたいのはね・・

相談者:
はい

大原敬子:
今日、こうして電話したんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
必死で、この階段を上がりたいっていう感覚があるならばって事なんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
今階段を上がりたいんですか?

相談者:
そうです。

大原敬子:
じゃあね、ちょっといいですか?伺って。

相談者:
はい

大原敬子:
まず・・

相談者:
はい

大原敬子:
朝、起きれないのか?、お父さんの顔を見たくないのか?どっちですか?

相談者:
・・

大原敬子:
よーく、ふか、深く深く言ってみて。

相談者:
・・

大原敬子:
お父さんって存在が嫌いなの?

相談者:
・・んー・・分かんないすね。

大原敬子:
そこです・・「分からない」って事は、

相談者:
はい

大原敬子:
そうかもしれないけれども。嫌いって思ったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
一緒に生活できないから?

相談者:
・・あーそうだと思います。

大原敬子:
あのね・・

相談者:
はい

大原敬子:
嫌いだけども好きだと思う関係は絶対おかしくなるんですよ。
僕は・・お父さんが嫌い・・

相談者:
はい

大原敬子:
だけど今僕は生きて行く上に、必要な人であるとなったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
心は変わるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そう思いませんか?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
あなたのは、好き嫌いがないんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
好き、嫌い・・両方とも自分の意思で言ってしまったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
相手から抹殺されると思ってるから。

相談者:
・・そうですね。

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、今日からですね、相手の顔なんて見なくていいです。それは無理する事ないじゃない、僕は、人間が嫌いであると。
お父さんから褒められる行為は絶対しちゃダメよ。

相談者:
#$%◆

大原敬子:
これをやったら褒められるだろうとかってやってしまうと・・

相談者:
はい

大原敬子:
それでまた怒りが出るんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
相手の評価は考えないで、

相談者:
はい

大原敬子:
僕は・・僕の人生、僕のその命ですね、

相談者:
・・はい

大原敬子:
大事にしたいと思ったなら、

相談者:
はい

大原敬子:
今日から、起きる時間を変える事ですよね。

相談者:
・・あー

大原敬子:
絶対に、それは。

相談者:
・・はい

大原敬子:
何をしようって、これをしようとか、植木鉢の花に水を、いらない。
僕は絶対この時間に起きるって。
起きるならば夜は何時に寝るか分かるよね?

相談者:
はい

大原敬子:
その基本的な、人間の・・ルールを、君は今捨ててるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、これだけしっかりしてますから、わたしはあなたが・・

相談者:
はい

大原敬子:
よくここまで来たなと思ってるんです。

相談者:
・・ありがとうございます。

大原敬子:
で、すごく素直なの。

相談者:
・・ありがとうございます。

大原敬子:
だから今日、できたらね・・今日からです。

相談者:
はい

大原敬子:
何時に起きようっていうふうに、自分が決めて下さい。

相談者:
・・はい、はい

大原敬子:
何をするかっていうと・・

相談者:
・・はい

大原敬子:
顔を洗う、歯を磨くはその後だと。

相談者:
・・はい

大原敬子:
起きると、目覚め良かった時に、人間は動くんです。必ず・・手持ち無沙汰になると人間は何かし出すんです。

相談者:
はい

大原敬子:
それをエネルギーっていうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ね?
何をしようっていうのは、自分が動いてる事を、書くんです。
あれ今日起きたらそのまんま、冷蔵庫を開けて何か食べたなとか。

相談者:
・・はい

大原敬子:
一日中テレビ見てもいいです。意識してくれれば。

相談者:
はい

大原敬子:
意識しないと・・この、引きこもりには脱皮できないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
是非とも・・

相談者:
はい

大原敬子:
2ヵ月間・・

相談者:
はい

大原敬子:
起床時間を守ってほしいなって思ってます。

相談者:
・・はい

大原敬子:
ホント祈ってます、頑張ってほしいの。

相談者:
・・あー、ありがとうございます。

大原敬子:
19歳でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
ね・・もうわたしの孫みたいなもんじゃないですか。

相談者:
・・あー

大原敬子:
もう、いたたまれないですよ、ホントに。

相談者:
あー

大原敬子:
一切お世辞はないです。

相談者:
はい

大原敬子:
ただこれ19歳を無駄にしないで。

相談者:
・・はい

大原敬子:
それぐらい、そのぐらいできるでしょう?あなた。朝起きる時間は。

相談者:
・・あ、それと・・ん、何をするかを、えー・・

大原敬子:
自分で考える。

相談者:
ああ・・

大原敬子:
で、お父さんを、僕は嫌っていたけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
僕は今生きて行けないって思った方がいいですね。

相談者:
はい

大原敬子:
嫌いって言葉を・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは、憎しみと間違えてるんです。

相談者:
・・あー

大原敬子:
憎しみの人は、嫌うって言葉、怖いんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
その関係の意識が・・オープンにされた時に、自分の心が解放されるんです。

相談者:
・・あー

大原敬子:
ね?
だから僕は・・お父さんが僕に関心を持ってくれなくて寂しかったよ・・こういうお父さん僕嫌いだなって。
でも、お父さんの人間性は・・僕は認めるって、そういう見方にして欲しいなって思ってますけど。

相談者:
あー・・はい

大原敬子:
じゃ、先生に代わりますね。先生お願いします。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「イジメで引きこもった19歳へ「まず朝起きて」何すれば?「自分で決めて」」への3件のフィードバック

  1. すごくしっかりした人だから大丈夫だと思いたいけど、どうかな。自分と戦うのってすごくきついからな。
    誰かうまく一緒に戦ってくれる人がそばにいればどんなにか良いだろうにな。

  2. お母さんとの関係がなぜ悪いのか、気になりました。
    お父さんの所に、とりあえずでも居場所があって良かったな
    と思いました。大原先生の一言一言がすうっと彼の中に入って
    、希望に変わってる感じがした‥その後が気になります。
    ドリ助さんが紹介されたジャニス・ジョプリン私も早速聴いてみます。

  3. せめて食事くらいは自分で作れよ。
    大の男が三食すら働いてる父親の世話になってどうする。
    六年前の相談だけど今頃どうしているのだろう。
    引きこもり当人から相談するだけ改善の見込みはあるのだろうけど。

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