8人を使う女社長82歳。従業員に貸した300万を回収するには?
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい、えーと300万円・・
相談者:
はい、すみません。
塩谷崇之:
はい、300万円ほど、お、その従業員の方に貸しがあるという事なんですが、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
これは、お、あの、1回、1回い、に貸したお金は小さくてそれが積もり積もって300万円になったという事・・なんでしょうか?
相談者:
そうです、そうです。
塩谷崇之:
あー、一遍にポンと貸したわけじゃないのね?
相談者:
あ、1回にパンと貸したんじゃなくて、
塩谷崇之:
あー
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
そうです。
塩谷崇之:
その、あのお、えーとお金を貸すに当たってね?、借用書とか、何かそういう貸し借り、に関する書面みたいな物っていうのは作ってるんですか?
相談者:
え、あの「貸しました」、本人「借りてます」っていうのはいただいてます。
塩谷崇之:
どういう、うー書面ですか?、あの、ちょこちょ、ちょこちょこっとメモをしたような感じの物ですかそれとも、ちゃんとした・・契約書とか借用書になってるんですか?
相談者:
・・あー、そうじゃないけど、本人に書かせて、
塩谷崇之:
うん
相談者:
・・「借りております」っていう・・のをもらってます。
塩谷崇之:
「借りております」・・それは、あの、貸す度に、もらってるんですか?
相談者:
・・いや、これは300万は・・一括です。
塩谷崇之:
あー、じゃ、積もり積もってえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
300万円ぐらいになって、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
で、本人と、あのお、相手との間で・・えー、今まで、え貸してるのがだ、全部で300万円ぐらいだよと。
相談者:
それ返して#$%◆・・
塩谷崇之:
相手は、じゃ、300万円借りてるって事を認めてるっていう事ですね?
相談者:
ん、んー、んもう、しっかり奥さんも、承諾済です。
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
その、書面を取り交わしたのはいつ頃ですか?
相談者:
だいぶ、前にしたんですが、
塩谷崇之:
うん
相談者:
・・最近また、もう1回書いていただいたんです。
塩谷崇之:
ここ1年以内とかいう、ことですか?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー
相談者:
1年以内に、
塩谷崇之:
はい
相談者:
もう1回書き直していただいたんです。
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
それで急に何か「辞める」って言い出しちゃったんで、
塩谷崇之:
あ「辞める」と言い出した?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん・・あ、それで、どうしようか?という風に・・悩んでるという事ですね?
相談者:
そうです、そうです、そうです。
塩谷崇之:
あー
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーと「借ります」という風にね?・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
そういう書面を交わした時に・・
どういう風に・・返しますと。
いつ、いつ返しますとか、そういう事については、何も約束はしてないんですか?
相談者:
それはあ、言ってないんですよね。
塩谷崇之:
それは言ってない?
相談者:
辞めてから、
塩谷崇之:
うん
相談者:
・・後で返しますっていう事なんで、
塩谷崇之:
うん
相談者:
あー、これは当てにならないなと思いまして。
塩谷崇之:
・・今まで、全く返済っていうのはなされてないんですか?
相談者:
・・この300万についてはないんです、まだ。
塩谷崇之:
その人「辞める」と言い出したと、いう事なんですけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もう、具体的に、いつ、まで仕事をするかっていう話は・・何か話し合いは・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
してるんですか?
相談者:
あ、してます。
塩谷崇之:
で、えー、そのお、辞めるに当たって・・おー
今までね、えー、貸したお金、を、返してくれっていう・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
話はしたんですか?
相談者:
・・そうです、そうです。だから、その・・300を、どういう風にして返してくれるのか?
塩谷崇之:
うん
相談者:
なんか、弟さんのどうとかって言ってるけど、人には当てになりませんからね。
塩谷崇之:
うーん。それはあなたの方から、あー
「どうやって返してくれるの?」っていう風に聞いたんですか?
相談者:
・・はい、そうです。
塩谷崇之:
あー、弟さんの方でお金を用意してくれるっていう事ですかね?
相談者:
奥さんの弟さんなんで、
塩谷崇之:
・・はい
相談者:
奥さんに昨日お、一昨日かしら、聞いたところによると、
塩谷崇之:
うん
相談者:
「いや、『当てにしないでくれ』って言われた」・・とは言ってました。
塩谷崇之:
あーーなるほど・・えーっと、そうすっと、その73歳の・・従業員の方は・・弟さん、の方を当てにして・・いたようなんだけれども、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
弟さんの方では、ホントにその気があるのかどうか分からないと。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
あー、なるほどねえ。
相談者:
だからもう、宙に浮いちゃったみたいですのでね。
塩谷崇之:
あーあー、なるほど。
えっとお、この人もう、随分長く、働いてるみたいなんですけれども、退職金とかっていうのは・・
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
ないんですか?
相談者:
・・退職金は・・パートで入って来て・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
そのまんまです。
塩谷崇之:
あー、パートで入って来てそのままなので、
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
特に退職金を支払う・・っていう事は考えてない・・
相談者:
ないです。
塩谷崇之:
ないんですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
会社の制度としてそういうのもないんですね?
相談者:
・・はい、ないです。
塩谷崇之:
あー、なるほど。
・・そのお、おー、方(かた)、は・・何かこう資産は、持っている・・様子は・・
相談者:
お家がありますねえ。
塩谷崇之:
お家がある?
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、どんなお家ですか?
相談者:
・・うーん、「立派なお家だ」とは言ってましたけどね。
塩谷崇之:
それと、そのお、人は、ずっとね?、あの、
「お金がない、お金がない」という風に言ってたという事なんですけれども。
お給料は、こう、ま・・ちゃんとそれなりのお給料は支払ってたんですよね?
相談者:
・・はい・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
そうです。
塩谷崇之:
えー、にも関わらず、お金がないというのは何か・・借りる方のね?、その、その人の側に何か・・理由というか原因があったんでしょうかね?
相談者:
・・んー、お家からね、
塩谷崇之:
うん
相談者:
「いくら送って欲しい」、「いくら送って欲しい」っていう、催促があるんです、奥さんから。
塩谷崇之:
奥さんから?
相談者:
うん
塩谷崇之:
その人の奥さんの方から?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
それはこう、家計え、が、足りないとかいう事、なんでしょうかね?
相談者:
うん。ほいで、そのたんびに、
塩谷崇之:
うん
相談者:
何万だ、何万だって送ってましたの。
「何日まで入れないと、何とかだ」なんて言うから
塩谷崇之:
うーん
相談者:
ついつい・・それに・・乗っちゃったんです。
塩谷崇之:
分かりました。
ま、あのお・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
一応ね?・・「300万はちゃんと借りてます」と、
「確かに借りてます」っていう風に確認をするような文書が、書面が作られていて、
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
で、相手も300万、返さなくちゃいけないっていう事も認識・・
相談者:
返さなくちゃいけない、はい
塩谷崇之:
そういう、うー・・
相談者:
それは・・
塩谷崇之:
気持ちはあるわけですよね?
相談者:
分か・・はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
あるんです。
塩谷崇之:
うーん。そうするとまず第一段階としては・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
じゃ、あの「いつまでに返してくれますか?」と。
相談者:
うん。はい、はい
塩谷崇之:
「待ってください」と言われても、それがね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
「1ヵ月待って下さい」なのか。
「1年待って下さい」なのか、「10年待って下さい」なのかで・・
相談者:
はーい
塩谷崇之:
全然違うじゃないですか?
相談者:
・・はい、そうですね。
塩谷崇之:
うん。だから・・「いつまで・・待てば、あー返、お金は返しますか?」という事について、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず相手の意向を確認をして、
相談者:
・・はい、はい、はい、はい、はい
塩谷崇之:
うん、相手がそれで・・例えば、あの、
「数ヵ月後3ヵ月後には返します」と言うんであれば、
その事についてね・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
きちんと書面を取り交わしておくっていう事がまず第一段階として、大事じゃないかなと思います。
相談者:
・・あ、そうですね。
塩谷崇之:
うん。つまりね・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、「いつ返す」という事をまず約束をしてもらって、
相談者:
あ・・はい、はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
分かりました。
塩谷崇之:
で、そういう形できちんとね?、合意をした内容を・・文書として・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
残して・・おけばね?
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
その約束を破った時には・・
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
「ちょっと裁判所の手続きを取りますよ」とか。
相談者:
・・はい、はい、はい、はい
塩谷崇之:
或いはあの・・持ち家があるんであればね・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、「それを」、ま、「競売に掛けますよ」とか・・
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
そういう次の段階に行けるんですけれども、
相談者:
・・あー、そうですか。
塩谷崇之:
うん。
今の状態というのは、「300万円、借りてます」と、確かに借りてますというところまでは・・あー、きちんと確認はできてるけれども、
相談者:
恐い、はい
塩谷崇之:
「いつどういう風に」・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
「返します」っていう事について・・全く、あのお、白紙の状態だとね?
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
次にどうやって、どう動けばいいのか?っていう事が、決まらないんですよね。
相談者:
・・あ、なるほどねえ・・
塩谷崇之:
はい
相談者:
分かりまし・・はいはい
塩谷崇之:
だからそこをきちんと話をして下さい。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
分かりました。
塩谷崇之:
で、もし相手がね?そこに対して「うーん」と、あ、ハッキリした返事をしないんであればね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
弁護士んところに、いー、相談に行った方が・・いいかもしれないです。そうすれば・・
相談者:
あ、どちらさんへ?
塩谷崇之:
弁護士のところにね、法律事務所に・・
相談者:
あーあーそうですか。
塩谷崇之:
相談に行った方がいいかもしれないです。
相談者:
はい、はい。あ・・
塩谷崇之:
そうすればその弁護士さんの方で・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
あの、きちんとしたね、あの法的な・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー、意味のある請求の書面をね・・えー・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
作ってくれて。場合によっては・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
あー「これは、裁判所の手続きに持ってった方がいいですよ」っていう事でそういう準備をしてくれると思いますんで。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
うん、でも・・
相談者:
そーうですか。
塩谷崇之:
その、うん、その前の段階で・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
「いつ返しますよ」という約束を、えー・・その意思確認をするっていうところまではあなた自身がやらないと。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
中々その次のステップに進めないですから。
相談者:
あ、なるほどね。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい、分かりました。
塩谷崇之:
そこを、確認して下さい。
相談者:
はい。
ありがとうございます。
塩谷崇之:
はい
相談者:
分かりました。はい、お忙しい時間すいません。
ありがとうございました。
(再びパーソナリティ)
がっかり
いつものように記事を読ませて頂いた後
来週の予告見てがっかり
田中ウルヴェ京先生
まだ回答者で居たんだね。
田中さんの代わりならいくらでも居るだろうに。
コメント欄や掲示板でも不評なのに・・・。
月曜日は流し聞きだなー。
今日の相談者。
よく30年も社長で居られたね。
今日の電話で解決する事はないだろうな。
…て、言ってましただの、最近だの、具体的な数字も出せない人が、よく経営できたもんです。お金をあげたんではなく貸したなら、なんで毎月少額でも返済させなかったのか。早めに会社は代替わりさせるか、たたんだほうがみんなの為でしょうに。