妻に当たるしかない夫の正体。叶うか?ただ穏やかな老後のための2つの選択肢

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
今あ・・大迫先生にホントにいいアドバイスいくつも伺いましたね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、ご主人、大体、人間嫌いで利己主義でしょ?

相談者:
そうです。まったくその通りです。

加藤諦三:
ですからあの、人間嫌いで利己主義でえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
とにかく人の上に立つことが必要なわけです。ご主人は。

相談者:
あー・・はい

加藤諦三:
ですからあなたあ、の場合には・・選ぶ道っていうの2つしかないわけです。

相談者:
はい

加藤諦三:
1つは、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう決心して・・わたしは、この人の、母親の代わりになると。

相談者:
あー、はあ、はあ、はあ

加藤諦三:
73歳の男ではなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
3歳の子供だと。

相談者:
あー・・はい

加藤諦三:
だから・・「あの人は愚かでアホで」って言ったら・・「ほんとねえ」・・

相談者:
はい(苦笑)

加藤諦三:
「そうねえ」って言って・・

相談者:
フフ(苦笑)

加藤諦三:
「俺はこんなに、外行きゃみんな頭下げるんだ」って言ったら・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
「そうね。だからあなたと結婚したのよお」つって、

相談者:
あ(苦笑)

加藤諦三:
ヨイショお、ヨイショおって・・

相談者:
あー、そ(苦笑)

加藤諦三:
赤子を育てるようにして・・その母の代わりをする・・のは1つの決心。

相談者:
はい、はい、はい

加藤諦三:
もう1つは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
別れる決心をする。

相談者:
あー

加藤諦三:
決心っていうのは本気ですよ?

相談者:
はい

加藤諦三:
本気に・・別れるというふうに思うということ。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると・・ご主人の態度がガラっと変わります。

相談者:

加藤諦三:
あなたに依存してるんだから。

相談者:
あー

加藤諦三:
だから買い物にも一緒に、行くっていうのは・・依存心がすごい強いんですよ。

相談者:
はあー、そうですか。

加藤諦三:
Dependent hostile relationshipっていって、

相談者:
はい

加藤諦三:
依存的敵対関係っていうんです。

相談者:
はあー

加藤諦三:
敵対関係なら、別れじゃん・・

相談者:
あー

加藤諦三:
これなら、ス、スッキリすんですけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
依存してるから離れらんないんです。

相談者:
そうですね・・

加藤諦三:
敵意のある人にしがみついているっていう関係なんです。

相談者:
あー

加藤諦三:
だけど・・これはあなたが本気で決心したときには、

相談者:
はい

加藤諦三:
ガラっと態度が、変わります。

相談者:
はい

加藤諦三:
暴力を振るうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
心理的にいうと振るうほうも、悲鳴をあげてるんです。

相談者:
あー

加藤諦三:
あの、暴力っていうのは、もう、本当に・・双方の人生が行き詰まって・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
共食いみたいなもんなんです。

相談者:
あーあ・・

加藤諦三:
だからあなたが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
決心すれば、ガラッと・・

相談者:
あー

加藤諦三:
ご主人の態度が変わります。

相談者:
はあ、分かりました。

加藤諦三:
そして、あなたの本当の人生がそっからスタートするんです。

相談者:
あー

加藤諦三:
だからどっちか選ばないと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ずうっとさっき言った、Dependent hostile relationshipてのは続きます。

相談者:
・・はあ

加藤諦三:
ご主人は・・あなたに敵意を持ちながら、あなたにしがみついている。

相談者:
あー・・はい

加藤諦三:
この関係は続きます。

相談者:
はい・・分かりました。

加藤諦三:
よろしいでしょうか。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
でその決心をどっちにするかは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身が決めてください。

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
あー、どうもありがとうございました。

加藤諦三:
人を批判するのは、人を批判してるのではありません。「俺はこんなにすごいんだぞお」と叫んでいるだけです。

 


「妻に当たるしかない夫の正体。叶うか?ただ穏やかな老後のための2つの選択肢」への9件のフィードバック

  1. よくいる劣等感の強い年配者タイプです
    心理的に動機は「認めて欲しい、評価されたい」
    他者を批判することで劣等感を解消したく
    無意識化の中で
    意識化では怒り感情←暴力、暴言がでる
    これなら相談者も堪らないよね
    依存心も有るから…大変だゎ相談者も依存心
    あったら別れられないんだけど…
    加藤さんの得意分野だからね~心理的観点
    からのアドバイスだけど
    相談者の旦那は褒められ育って無いから
    当然、愛情欲求も無く育って成人したから
    相談者を母親的に無意識化で写って
    いるんだね
    相談者は残り少ない人生だからこそ
    決断して欲しいです

  2. スーパーの買い物は世帯代表者お一人で、という時期にもかかわらず夫婦で来ているのをよく見ます。

    相談にあるようなDV夫が混じっているのかと思うと気持ち悪いです。

    1. 同感です。自粛要請されている最中でも夫婦二人連れは良く見かけました。旦那とおぼしき男性は買い物慣れしていない人が目立つ。積極的に物色するわけでもなく、出入口や通路をウロウロして通せんぼ状態。

  3. 相談者も大変だが、こういう類の人がもし勤務先の上司でだったら、周りはたまらない。それとも勤務先では、案外外面が良く、ものわかりがよいふりを演じているかも知れない。その反動で、家では人間嫌いの利己主義でどうしようもない、依存的敵対関係にある配偶者に変貌するのだろう。

  4. 諦三さんが言ってるように「世の中みんなアホばっかりだねぇ」って夫に同調できるかどうか?
    夫が本気で人のことアホって言うと思ってるんだ、相談者は。
    別に本人に面と向かって言ってる訳じゃなし。。
    このふたりの間に誰も入れないよ、お似合いだ

  5. この相談者さんみたいな人結構いるよね。
    人の悪口とか言わなくて、とってもいい人って。
    でも、こういう人って結構人傷つけているのに気づいていないんだよね。
    加藤先生から「あなた、人を良く解釈するほうですよね?」って聞かれ、すぐに「はい、みんなと仲良くしていきたいので」
    いるんだよね、空気読まずにいい人ぶるの。
    「そんなこと言っちゃダメ、仲良くしないと」
    仲良くするしないは当人が決めることだよ、いい大人がなにごっこやってるのかって思う人の一人だねこの相談者。
    あまり好きじゃない。

    1. 相談者も生きる方法として、みんなと仲良くしてきたのでしょうか。
      でも、実際に家庭内暴力が例え数回でもあったと言うのに、その事に怒りの感情を込めずに話す様子に疑問を感じました。
      しっかり、自分の考えを持ち、それでも他者を受け入れるのと、彼女のように無かったことにしてやり過ごすのでは、同じように見えても違うと思います。
      ??さんの気持ち、分かります。

  6. 大迫先生の大根のくだり、以前もおっしゃってたことがあって、印象的なアドバイスだったので懐かしかったです。
    そのときの相談も夫が横暴で妻が離婚したいという内容で、大迫先生のいつもの一見冷たく感じる冷静な口調の中に、具体的でほんとに親身になって語っているなと感じるアドバイス、途中で今回のような大根の話をした時に大迫先生の暖かさを感じて涙が出そうになった記憶が。

    今回の相談、ご主人に殴られたとき相談者はどういう態度を取ったんだろう。
    子供たちはDVがあることを知っているんだろうか。
    ご主人は殴ったことを謝ったりしたのだろうか。
    でも何回か手をあげているようだから反省してないよね。
    穏やかに過ごしたいと言っているけど、何をのんきに、と思ってしまう。
    一生添い遂げようと思うなら、穏やかに過ごすことは無理なことで、相当な覚悟が必要だよ、そんな苦労しなくてもいいじゃないか。

  7. 少し前に、町内の高齢の夫婦で
    夫が日常的に暴言と暴力で
    奥さんを結果的に殺してしまい、
    逮捕されたと言う事件がありました。

    この事件の場合は、
    夫の『妻に男がいる』という妄想からの
    (環境的にもあり得ない状況なのに)
    DV だったそう。

    相談者さんもそうならないように
    見極めてほしいです。

    批判的な人は
    劣等感の裏返し
    すごく納得しました!

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